メニューへ オープニング queen11 スリット本部 queen09 装甲車出撃 queen08 街A queen03 街B queen02 放棄地区 qk04 地下水路 queen14 ブティック・ステラ qk02 プリム=ウォンの館 queen06 次のページへ 前のページへ ラボテック/ラシュマル博士 qk07 タワー内部 qk03 タワー/アダルトシーン queen13 戦闘シーンA queen01 戦闘シーンB qk01 アダルトシーンA queen07 アダルトシーンB qk05 シャワールーム queen10 ポゼッショナー queen04 メニューへ %s.m メニューへ データ1 データ2 データ3 データ4 データ5 最初から始める 途中から始める BGMを聞く なぁ{U+301C}に深刻な顔してんの? ぼぉーっとしちゃってさ、イヤなことでもあったの? あ・・・メリル・・それにみんな。 まず、多くの女性が失踪し始めた・・・。 失踪した彼女達が再び姿を現したときには、外見は同じでも中身は ・・・、何者かに操られているのだ。 人格を失った彼女達の行動は様々であった・・・。 そんな彼女達は、次第に周囲の人々を脅かす存在となっていた。 バイオクラスタを従え、集団となって破壊を繰り返すのだ・・・。 ・・・。 絶大な破壊力をもつバイオクラスタ・・・。 力のあるポゼッショナーの僕となり破壊の限りをつくす。 ポゼッショナー、そしてバイオクラスタについて、そのほとんどが 謎につつまれている。 いつの頃からであろうか・・・。 人々がポゼッショナー、そしてバイオクラスタの恐怖に脅えるよう になったのは・・・。 ポゼッショナーのなかでも、バイオクラスタを従えた上級ポゼッシ ョナーを相手にするスリットの一員として働いている。 上級ポゼッショナーの力は、人間の能力を遥かに超えている。 奴らを相手に、私の使う武器は、血筋として持っている魔導の力。 ポゼッショナーは人間的な感情の動きに弱く、取り憑かれた肉体へ 強度の苦痛を与えることによって払うことができるのだ。 しかし、それでは取り憑かれた女の子を殺してしまいかねない。 ョナーを撃退する方法を使うことにしている。 その方法とは・・・、性的な快感を与えること。 肉体が極限の絶頂感を感じたとき・・・。 ポゼッショナー、そしてバイオクラスタの謎を解明し、根絶するこ とができるのだろうか・・・。 そして再び、この地へ平和な時期が訪れるのだろうか・・・。 そんな日が来るのか私にはわからない・・・。 ける・・・。 戦闘時のアニメを表示します。 戦闘時のアニメを表示しません。 メイン2 メイン1 サブ2 サブ1 移動 見る 話す 調べる 考える アリサ メリル ホンホア ネドラ 室内 ポゼッショナ− まわり バイオクラスタ ユミ=中山 仲間 さわる 髪 顔 むね 背中 あそこ キスする 髪 耳 くちびる 脱がす 愛撫する 太もも なめる 乳房 乳首 じらす つねる 廊下 オペレ−タ− ボックス 本部 リスト タワ− 整備室 エントランス 控室 ドア 窓 整備員 工具 病棟 街 受付 通行人 受付係 ドクタ− 設備 シャワ−ル−ム 壁 ちゃぶ台 きゅうす シャワ− 抱いてあげる ごまかす うなじ おへそ おしり わきの下 使う みんな タタミ ディスプレイ 装甲車 商業地区 旧市街 本部ビル 多層構造地区 ミシャス ステラ 建物 コムタ−ミナル 装備 探す 外に出る 店内 店員 オ−ナ− 洋服 放棄地区 街並み 地面 廃ビル 人 ドラム缶 フロア エレベ−タ− 右奥のドア 左奥のドア 右前のドア 左前のドア 部屋 部屋を出る 開ける もどる 腕 腰 口 ブラ パンティ− 媚艶膏 看板 車 交通塔 お店 棚 照明 床 二人 拳銃 昇る 声 乱入する エリス ディ−ル クミコ せめる ロック 通気孔 階段 天井 扉 お茶入れ カケジク 仕切り 排水溝 空 ドラッグストア ジャンク屋 パ−ツ 主人 助手 おち○ち○ 玄関 ベッド 通路 外 明かり 本部入口 茶わん コック モニタ− ラボテック 上 戦う うで 足 ジ−ンズ ショットガン 特殊警棒 景色 スピ−カ− ゴ−グル 器具 服装 人ごみ 足元 通り 溝 コンピュ−タ 生体パ−ツ 発信地点 下水入口 男 道路 もどる 格子 中に入る 門 ミンスキ− 前に進む 回廊 前方 進む 柱 女帝 なでる くすぐる もむ ペンバイブ 超電導バイブ 冠 ドレス バイブ 聴診器 IDカ−ド 窓枠 パイプ ほお 首すじ 機械 資料室 ディスク 屋上 搭乗 資料 電灯 挿入する おなか 出現現場 スリット ハイパ−リンク 浴びる カ−マイン アイリス 肩 服 脇 羽根 しっぽ ホ−ス 茶たく 聞く 3人 喫茶店 旅行代理店 街灯 誘導モニタ− ポスタ− 下水の中へ 入口へ 下水 降りる ゴンドラ 滝 上へ 下へ ワイヤ− スイッチ 下 床板 ガイド 道 工場に入る 奥へ メイ 施設 培養槽 ラシュマル 女の子 奥に進む 制御室 制御卓 右 左 ダクト 真っすぐ 後ろ 前 縦穴 上昇 下降 穴に入る 前のドア 左のドア 正面のドア 後ろのドア 右のドア 階段を昇る 階段を降りる ドアの先へ ティナ 本体 妖精 セ−ブ ロ−ド 戦闘アニメ デ−タ1 デ−タ2 デ−タ3 ON OFF システム終了 脱ぐ タ−ミナル デ−タ4 デ−タ5 奥 最初から始める 途中から始める BGMを聞く アリサ      メリル      ホンホア     オペレーター   ポゼッショナー  ネドラ      ユミ       綾香       プリム      エリス      ディール     クミコ      メッセージ    声        整備員1     整備員2     整備員3     店員       オーナー     受付係      通行人1     通行人2     ドクター     助手       主人       通行人      カーマイン    アイリス     ミシャス     メイ       人        男        ラシュマル    女帝       女の子      妖精       ティナ      メモリが確保出来ません。config.sysから不用 なデバイスドライバを外し、config.sysのfiles buffersを調整してください(フロッピー内の config.sysを参照してください) の行動設定をして下さい。 で攻撃。 は防御しています。 は防御します。 戦闘を開始します。 どの敵を攻撃しますか? 誰にかけますか? 誰に使いますか? に攻撃。 で全体攻撃します。 にかけます。 に使います。 サイコスフィアは重ねてかけられません。 の行動。 で[0d] 攻撃に失敗しました。 クリティカルヒット! のダメージを受けた。 を倒しました。 は[0d] 敵を全滅させました! 敵に全滅させられました! を使います。 をかけます。 MPが不足しています。 HP増えた。 は眠らされました。 アリサ ホンホア メリル ネドラ バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 ユミ ユミ ユミ バーニングフレーム コールドブレス エアサイズ サイコスフィア ノヴァフレーム ハイパープレス 素手 魔封札 念気砲 小鬼獣召喚 雷精召喚 闘神召喚 ナイフ 拳銃 マシンガン ショットガン グレネード ハンドミサイル パルスレーザー ニールドガン 分子破壊砲 電磁シールド カウンターシールド 組織修復剤 ショック 殴る 触手 物を投げる 切る 蹴る フレーム レーザーカッター 電磁パルス 治療 メタショック スリープ ブロックを飛ばす 噛む 電撃 ひっかく 体当り アーム 拡散レーザー 刺す 火炎放射 コスドライバー 冷凍砲 ヒーリング バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 ユミ バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ4 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ4 バイオクラスタ1 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ2 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ1 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 バイオクラスタ3 バイオクラスタ1 バイオクラスタ2 ぼーっとしちゃってさ、いやなこと でもあったの? あ・・・メリル・・それにみんな。 さあ、急ぐわよ! いっくぞー!! ここは私達スリットの本部。私を入れて4 人のメンバーが勢ぞろいしてる。 みんな出撃しようとしている。 ほら、ぼんやりしてると置いてくわよ! 本部には私達と3人のオペレーターがいる 髪をオールバックに束ねてる。スリットの なかで一番年上。 きりっと顔が引き締まって戦闘準備終了と いった感じ。 色々な使い魔を召喚できる召喚師のホンホ アはいつも冷静。 色々な使い魔を召喚できるのがホンホアの 特殊能力。今だって呼ぼうと思ったらいろ んな魔物を呼べるんじゃないかな。 明るくって、元気のいい子。私のことを慕 ってくれてるみたい。 今にも部屋を飛び出して行きそう。 メリルの武器の扱いは、誰にも負けないん だけど、いつも体じゅうに武器を隠してる のは悪趣味な気がするな。 どしたの?じろじろ見ちゃって。 メリルはずば抜けた武器の扱いでスリット に入隊したんだけど、いつも体じゅうに武 器を隠してるのは悪趣味な気がするな。 ネドラ=クロネッカー、ハイパーリンクの 女の子。頭の後ろのほうにコネクターがあ って、それでじかにコンピュータを操作す るの。ネドラのサポートはスリットに欠か せない役割だと思う。 コンピュータとのリンクをチェックしてる 私より若いはずなのに、なぜか神秘的な感 じがする。 とてもか弱く見えるけど、コンピュータと リンクしたときの力は凄まじい。 アリサ、今日はいつになく早いのね。いつ も遅刻するのに。 あーっ、ひどーい! 準備が良ければ出るわよ! あっ、ホンホア、いい匂い。 あら、気がついた?いつもとコロン変えて みたのよ。 だけど本当に減らないわね、ポゼッショナ ーもバイオクラスタも。 敵がどこから来るのか解からないってとこ も困りますね。 まるで私ばっかり遅刻するみたいじゃない ふふふっ。 ねぇね、ぼーっとしてなに考えてたの? ん・・ちょっと、色々とね。 隠し事なんて、らしくないなぁ。それはそ うと、最近バイオクラスタがすごく増えて きたんだって。ちょっと街を歩いてると暴 れてたりするみたいだよ。私たちも頑張ん なきゃね。 久しぶりの出撃だー! 武器の手入れはちゃんとやってるの? あったり前でしょ!たくさんあるから大変 なんだから。 あーあ、早いとこポゼッショナーをぜーん ぶ片付けたいな! それにはまず、彼等がどこから来るのかつ きとめないと、ね。 今日も酸性雨警報が出てるみたいね。 いつもの事じゃない、もう慣れちゃったよ ネドラ、今月のポゼッショナー出現数と上 級ポゼッショナーの割合は? 18日までにポゼッショナーは23体出現 して、うち解放できたのは19人ですね。 23体中、上級ポゼッショナーと判定され たものはありません。 仕事は増えなかったわけね。 アリサさん、どうしたんですか?急ぎまし ょう!ポゼッショナーは待っててくれませ んよ。 えっと、現在上級ポゼッショナーが憑いた と確認されている女の子は6人います。 早くみんなを助けてあげたいですね。 女の子がどこにいるかさえ解かればなんと かなるんだけどね・・ 上級ポゼッショナーが現われました!リス ト6番、ユミ=中山です! 場所は旧市外地、70Dー6581! バイオクラスタを3匹使っています! うわさをすれば・・ってやつね。現場に急 ぎましょう! 上級ポゼッショナーってほとんど増えない ね。 やっぱり上級って言うくらいだからそうそ う現われないんじゃないかなって・・推測 しますけど。 いったいいつになったらポゼッショナーを 完全に撃退できるのかなあ。 それは不確定要素が多すぎてわたしのコン ピュータをもってしても予測不能ですよ。 モニターにはポゼッショナーの状況が逐一 写しだされてる。 アリサ、早く行きましょ! 飾りっ気がなくて、機械のパネルや配線が 壁を覆いつくしてる。 端のほうには、ネドラが専用で使っている ターミナルが据え付けられてる。 私の属するチームの名前。上級ポゼッショ ナーを相手に戦っているけど、最近になっ て上級ポゼッショナーが表立って行動しな くなったため、バイオクラスタや下位のポ ゼッショナー相手の小競り合いが多くなっ ていた。 スリットはこういう上級ポゼッショナーの ために作られたのよ! 私たち以外にバイオクラスタを操れる上級 ポゼッショナーを撃退して、取り憑かれた 女の子を助けれる人はいない。 自分の身体をじかにコンピュータにつなぐ 人たちの中でも現実世界にその行動を反映 するちからを持った人の呼び名。 ネドラのちからの呼び名。いまはこんなこ と考えてないで早く現場に行かなきゃ! ネドラはハイパーリンクの中でもかなりの レベルにあるって話だけど、わたしに取っ てはハイパーリンクってことだけで充分す ごい。 一人の上級ポゼッショナーに、3匹のバイ オクラスタかあ。なんとかなる数だね。 上級ポゼッショナーが操れる生き物なんだ けど、単独で動き回るのもたくさんいてあ ちこちに出るいやな奴。 ポゼッショナーだけでもみんなの生活が脅 かされていたのにここ2、3年からバイオ クラスタなんて怪物まで出るようになって これから先、一体どうなるんだろ。 リスト6番目の子か・・・ いちばん最近になって上級ポゼッショナー に取り憑かれた人ね。 早く行って助けてやらなきゃ。 だけど本当に減らないわね、ポゼッショナ ーもバイオクラスタも。 敵がどこから来るのか解からないってとこ も困りますね。 さあ、急ぐわよ! いっくぞー!! アリサ、今日はいつになく早いのね。いつ も遅刻するのに。 あーっ、ひどーい! うわ、ひどい! けっこうまわりを破壊してますね。 早いとこ片付けましょう! 建物のドアは砕けてるし、車は燃えている ひどいありさま。 住民はもう退避してるみたい。まわりには 人っ子ひとり見当たらなくなってる。 強烈な人間でないものの波動を感じる。間 違いなく上級ポゼッショナーが取り憑いて る。 完全にポゼッショナーに身体を乗っ取られ てる。 醜い、肉の塊。レーザーとか、機械とのハ イブリッドだとてこずるけどそうじゃなく て良かった。 触手みたいなもので攻撃してくるみたい。 ユミちゃん、聞こえる?私たちはスリット よ!あなたを助けに来たわ! んん?戯言が聞こえるわ! まずポゼッショナーの力を封じ込めないと 話しかけても返事はできないわ! いま、追い払ってやる! ふン、これでも喰らえ!!! ポゼッショナーは身体の諸機能を全て使え るみたいです!今、ユミさんが使える部分 は何一つありません! ポゼッショナーと戦うのよ! それとバイオクラスタ、とね! 召喚の準備はできてるわ。 安全装置解除してるよ! オールファンクション、グリーン。戦えま す! じゃあ、いくわよ! ユミちゃん、だいじょうぶ?しっかりして あ・・あれ?ここは? 友達と電話してたらふっと気が遠くなって ・・・いったい、わたし・・・ あなたはね、ポゼッショナーに取り憑かれ ていたの。いま、私たちがポゼッショナー の支配をおさえたとこ。 私はスリットのアリサ=グルーズ。いまか らポゼッショナーを完全に追っ払うのにユ ミちゃんに刺激を送るよ。わかるよね? え、そ、それってあのぉ・・・Hするって ことですか? そう。わかってるなら話が早いな。協力し てくれるよね? は、はい・・! これって・・・ちゃんとHして追っ払わな いと、またポゼッショナーが復活するんで すよね・・? そう。だから私に心を開いてね。 さらさらしててきれいな髪ね・・ そ、そんなこと、ないですよ・・・ か、髪の毛より・・・もっと体を・・ 栗色の髪の毛が私の手のなかで踊る。 さらさら。さらさら。 ア、アリサさんの髪の毛も・・・きれい・ ユミちゃんも私の髪の毛をなでてくれる。 私はユミちゃんの髪をなでつけてあげる。 いつまでもさわっていたい感じ。 ユミちゃんメガネが似合ってて、かわいい よ。 みんなはメガネ、ださいって言いますよ。 顔も熱くなってきてる。 服・・・脱がせて・・・ ユミちゃんの肌、すごくキメが細かいのね まるで赤ちゃんみたい。ユミちゃんの顔が あかくなった。照れてるみたい。 メガネはださくなんかないよ。私は好きだ な。 ユミちゃんの顔は心なしか少し上気してき てるよう。 私はブラの上からユミちゃんの胸を軽くな でた。 あ・・・ふぅっ・・・ ブラ・・・じゃまですよ・・・ ブラのなかに手を入れて、ユミちゃんの乳 首を探り当てる。硬くなっているのがわか る。 ユミちゃん、乳首が立ってきたよ。 あっ・・恥ずかしい・・・っ んっ・・・もっと強く・・・ さあ、もっとリラックスして・・・ は・・・は・・い 服越しじゃなくて、アリサさんに・・さわ ってもらいたいな・・・ ユミちゃんの背中はきれいな曲線を描いて 腰へ、そしてお尻へと続いてる。 あ・・・うん・・・・ 薄手のブラウスを通してユミちゃんの肌の 温かさが伝わってくる。 純白のパンティの上からユミちゃんの大切 なところをなで上げる。 んっ!あ、あ・・・ ユミちゃんの秘部はすでにびっしょりと湿 っているよう。 だいぶ感じてくれてるね。 だって・・、アリサさん・・・くうっ! ぐっしょり濡れたパンティの向こうからユ ミちゃんは私の指に吸い付いてくる。 んああっ、早く・・・早くわたしの服を脱 がせてぇっ! 一枚の布越しでも、ユミちゃんは私の指に 吸い付いてくる。 あ、ああん、あ・・ ユミちゃんの髪の毛に軽く口づけする。 シャンプーの匂いがするね・・・ よ、良かったぁ。わたし、乗っ取られてい た間もちゃんとお風呂に入っていたんです ね。 そりゃ、ポゼッショナーだって取り憑いた 相手が病気になったら困るでしょうから、 ね。 あ・・・ふうっ・・・ わたし、そんなとこにキスされるのって、 考えたこともなかった・・・ でも、悪くないでしょ? うん・・・ 髪の毛じゅうにキスしてあげたい! アリサさん、いい気持ち・・・ ユミちゃんの耳に息をふきかけ、柔らかく 噛む。 んんっ・・・ じゃあ、脱がしちゃおうかな・・・ うん・・、早く・・お願い・・・。 キスしながらユミちゃんにささやく。 ユミちゃん、洋服、全部脱がしちゃってい いかしら? ・・・はい・・・・・ みみたぶはどう・・・? とっても・・・いい・・です・・・ んっ・・ん・・・ ほんのちょっとの事でも反応するのね・・ かわいいわよ、ユミちゃん。 舌を入れて、すごく深いキス。 あ、はぁっ・・・ 口と口を離すと、そのあいだを光る糸が結 ぶ。ユミちゃんはぼうっとしてきてるみた い。 やっぱり恥ずかしさが残ってるのか、耳の 後ろまで真っ赤にしてる。 んんんっ・・ 柔らかな胸に挾まれた谷間の部分に舌を這 わせる。 う、うあっ・・! もう一度、ブラの上からユミちゃんの胸の ふくらみにキス。 お願い、取ってから、してぇ・・ ブラごしに乳首をくわえ、ユミちゃんに刺 激を送ってあげる。 どう?大分リラックスしてきたみたいね? あ、あの、下のほうも、して・・・ 今度はブラの上からユミちゃんの乳首の部 分をくわえる。 ん、んんんっ!アリサさん、すごい・・・ じゃ、脱がしちゃうね。 私はユミちゃんの服を一枚一枚ていねいに はぎとり、ユミちゃんを生まれたままの姿 にする。 顔じゅうにキスをし、なでてあげる。 んんっ、うれしいっ いい感じよ、ユミちゃん・・・ ああ、アリサさん・・・ ユミちゃんの顔にうっすらとにじみだした 汗を潤滑材にしてもっと良く愛撫してあげ る。 ん・・、ん・・・ アリサさんの手って・・・優しいっ。 んふっ、柔らかいむね・・。 強く、弱く、緩急をつけてユミちゃんのむ ねをもみしだく。 あ、ああっ、あ、あ・・ 身体のほてりが感じられる。 んっ、ん・・・ ユミちゃんの痛いほどにツンと立った乳首 をもてあそんでみよう。 くふうっ、い、いいっ・・・ うふぅっ・・・、っああ・・・ こんなに敏感に反応してくれるとうれしく なっちゃう。 アリサさん・・アリサさん・・・くああ・ ユミちゃんの太ももはやせてもおらず、太 ってもおらず、やわらかな脂肪で覆われて いる。 いかにも女の子らしい足だね・・・すてき うんっっ・・、あはぁっ・・・ 太ももも、もういちど愛撫。 ああん、ああっ!! んんんっ、焦らさないでぇっ・・・ あああ、アリサさん、アリサさん・・・ すてき・・・ お尻からももの付け根の部分まで余さず愛 撫を加える。 あ、ああん、もっと・・・もう少し上・・ ユミちゃんの割れ目を軽くなでさする。 あ、ああん、あ、あ、あ!! 軽くさわっただけとは思えないほどユミち ゃんは、身体をよじらせ悦びを表現する。 これでもっと奥まで触ったらどうなるのか な? ユミちゃんの中で指を使いながら、クリト リスもなでてあげる。 あ、あ、い、いくぅっ!! ユミちゃんに指を深く、差し込む。 ああ、あ、あああああ!!! 熱を持った花びらをくすぐる。 あ、ああ、中に・・・中に来てぇ・・ ユミちゃんの身体の中に指を入れてみる。 ユミちゃんのあそこは愛液であふれかえっ ってく。 ふああああっ、も、もっと、もっとー!! 大きくなったクリトリスをむき出しにして 親指と中指で慎重に愛撫する。 うああっ!い、イっちゃいそう!!! ユミちゃんの汗っておいしい。 ユミちゃんの身体からは濃厚な女性のフェ ロモンの香りが立ち上ってる。 あはあっ、恥ずかしいっ・・・ん、んん・ ・・ ユミちゃんのお乳、私がなめてないとこ残 ってないよ。 う、うれしいっっ、あ、あ!! 舌をとがらせ、乳房の付け根をなめる。 っあ、あ、も、もっとぉ・・・真ん中も・ ・・っ・・ ユミちゃんの桜色の乳首は硬く、天を差し てる。 乳房のふくらみは、マシュマロのように柔 らかいのに充分な弾力をもって私の舌を押 し返してくる。 きれいなかたちの胸だね。 うふあっ、いいっっ! ここも舌でかわいがって欲しいのね・・? 私はユミちゃんの乳首をくわえ、吸ってあ げる。 んくぅっ・・! かわいい乳首。食べちゃいたいくらい。 ユミちゃんの乳首をちょっと強くかむ。 あっ、あっ、ああああああっっ!!! ユミちゃんは身体をのけぞらせて悶える。 気のせいか、ユミちゃんの乳首はさらに硬 さを増した感じがする。 あふうっ、こ、今度は・・・下も・・・お 願い・・・ 太ももの付け根ちかくはユミちゃんの愛液 でヌルヌルしてる。 きれいよ・・ユミちゃん・・・。 はああぁぁあっ! もいちど、ここも・・・ あふぅん!あ!ああ!! 付け根の、愛液と汗が入り混じったあたり を念入りに舐める。 アリサさんお願い・・・も少し上を・・・ こんなところまでびしょびしょだよ・・。 そ、そんないじめないでえっ・・! すっごい濡れ方だよ・・・ だ、だって・・アリサさん・・・ こんなの初めて、です・・・・・。 うふっ、お世辞がうまいのね。 そ、そんなわけじゃあ、あ、はああっ!! 清楚な感じの娘なのに、後から後から愛液 がほとばしり出てくる。 アリサさん、も、もうちょっとっ!!! 私のつばとユミちゃんの汗とジュースがま ざってびっしょり。 ユミちゃんの大切なところを丹念になめる あああっ、アリサさんアリサさん!!!! ちょっと歯を立ててみる。 あ!ああん!!あ!あ! 舌の先を使って、クリトリスを転がしたげ る。 っああ!ああ!あ!い、入れて・・中に早 く・・・!! これはどお? かわいく開いてる口のなかに舌を滑り込ま す。 っんくあぁあっ!・・いい、いいですうっ 私の舌を強く締め付けてくる。 さ、どうしよっかな? ああ・・止めないで・・・ ユミちゃんは上気した顔で私を見つめてる うふふっ。 お願い、じらさないで・・!! ・・・そうね、ごめん。 ちょっといじわるしてみたくなっただけ。 もうしないから。 ああっ、なんでじらすんですか・・・ 私はユミちゃんの中で指を遊ばせながら、 もう一方の手をつかい、むきだしにしたク リトリスをつねる。 あ、あ、い、いっちゃう!! だめ!だめ!!あ!あ!あ!あああああー ーーーーーっっっ!!!! ・・・これであなたに憑いてたポゼッショ ナーはいなくなったよ。 ポゼッショナーの反応は完全に消滅しまし た。 あ、あの・・・ありがとうございます・・ スリットのみなさん、そしてアリサさん。 でも、初対面の私が身体をいじっちゃって ごめんね。 え、あ、いいんです。それより・・・ (また良ければ会いたいんですけど・・、 いいですか?) (ん?いいよ。また会おうよ。ねっ。) あ、ありがとうございます!! ほらほらアリサ、いつまで油を売ってるつ もり?後は警察に任せて帰るわよ! あ、はーい!! まったく、デリカシーってのがないんだか ら、もう! これは・・・ 力の護符のようね。これを付けた人は物理 的な攻撃に対して、防御力が少しだけ上が るわ。[0d] [ 力の護符 ]を手に入れた  DEFに+5 はーっ、久しぶりの戦闘で汗かいちゃった シャワーでもあびてこよっかなーっと。 私、報告書をまとめることにするわ 私はコンピュータリンクしてますね みんな用事をすませに行っちゃった。私は どうしようかな。 この部屋は私たちスリットの作戦司令本部 ネドラがインターフェイスボックスに入っ てて、オペレーターの子が3人いる。 部屋の中には、オペレーターの女の子が3 人そろっていて、それぞれ忙しそうにして る。 たくさんあるモニターには、色々な情報が 表示されてる。 コンピュータの中には上級ポゼッショナー のリストが入ってる。 端のほうに置いてあるインターフェイスボ ックスの中にはネドラが入ってる。 ほとんどこの部屋を離れないで情報収集に いそしんでる。いつも大変だな。 3人そろってる。 インターフェイスボックスの中にはネドラ が入ってて、何かやってる。 本当は誰が使ってもいいんだけど、ハイパ ーリンクじゃないと使いこなせないからほ とんどネドラ専用になってる。 久しぶりの出動だったけど、あっという間 に片付けちゃったわね。 ほんと、みんなの強さを改めて知ったって 感じ。 これからもがんばって下さいね。 残る上級ポゼッショナーは5体。5人の女 の子、無事だといいけど。 なにか情報が入ったらすぐに伝えるからゆ っくりしてて。 私たちがデータを処理してますから ネドラはインターフェイスボックスの中に 入ってて声がかけられない。 インターフェイスボックスから出てくるま では無理かな。 本部のコンピュータの中には、判明してい る上級ポゼッショナーのリストが入ってる ホンホアとメリルの姿は見えない。 スリットにある、タワーと直結してるター ミナルの中でいちばん性能が高いもの。ほ とんどはネドラが専用で使ってる。 今タワーとは通信してないみたい。データ の流量カウンタがゼロを差してる。 いま色々いじるとネドラが怒ると思うな。 さて、リストを見てみようかな・・ さって、これからどうしようかな? 東京の行政、交通、情報を一手に司るエク サバイトクラスのコンピュータのこと。ネ ットワークは国外の主要都市にもつながっ ていて、いまでは人間の神経経路の量より も大きくそして複雑になってる。 タワーには一部分を除いて立ち入り禁止だ って話。自動修復機能があるから人はいな くてもだいじょうぶらしい。 みなさん、何か? 出たり入ったり、どしたの? 本部に着いた。みんなもうそろってる。 スリットのメンバー、私、ホンホア、メリ ル、ネドラ、の4人が勢ぞろいしてる。 私たちスリットのメンバーと、そのサポー ト役の3人のオペレーターがいる。 右からエリス、ディール、クミコ。いつも いろいろ細かく気をくばってくれる。 私たちに情報を伝えて、仕事にもどったみ たい。 ゆっくりしてたとこ悪いんですが、上級ポ ゼッショナー目撃の通報がありました。 目撃・・?じゃあ、破壊活動は・・ してないみたいですね。 上級ポゼッショナーは下級のと違って、い ろいろ賢いですからね。 なるべく急いで下さい。 行く前に上級ポゼッショナーのリストを確 認してもいいかも知れませんね。 それで、ポゼッショナーに取り憑かれてる 誰がその店に現われたの? それが、はっきりしてないんですよね。 確かに手配書で見た顔だと思うが、名前ま では思い出せなかったそうです。 だからそれも事情を聞く時に確認して下さ い。 以上です。ただちに商業地区、ブティック 「ステラ」に向かい、事情を聴取して下さ い。 上級ポゼッショナーの目撃地点は商業地区 ブティック「ステラ」。 目撃者は「ステラ」のオーナーです ブティックに出るなんておしゃれね けっこう有名なお店ですよ。 じゃあそのお店に行きましょう! そうね、早く行けば行くほど覚えもいいし ね。 うんうん、私そのお店知ってる。ちょっと きわどいのもあるけどかわいい服がいっぱ い置いてあるんですよね。 目撃?本当かなあ。勘違いってけっこう多 いよね。 まあいいじゃない。話を最後まで聞きまし ょ。 私じゃなくてオペレーターが報告してくれ るわ。 みんな待ってたんですよ。 さ、オペレーターから話を聞きましょう。 本部の設備はフル稼働してるみたい 残念ながらこれだけの機械をもってしても 目撃の裏付けは取れなかったみたい。 現在上級ポゼッショナーに取り憑か れたことが判明してる女の子のリスト。 リストを調べるのは、話が終わってからで もできるわよ。 現在上級ポゼッショナーに取り憑かれたこ とが判明してる女の子のリスト。見てみよ うかな・・・ 商業地区か・・。最近お買い物、してない なあ・・・。 「ステラ」ってお店、私も聞いたことがあ るな。ちょっと私の好みと違うお店みたい だけど。 目撃か・・・実際、見間違いだったっての が大半なんだけどな・・・。 いったい何があったんだろ?話を聞くのが 早いよね。 私は本部に入った。あれ・・・オペレータ ーの姿がないみたい。 私は本部に入った。3人は席についてる。 私は本部に入った。 何事もなかったかのように3人は仕事を続 けてる。 エリス、ディール、クミコは席にもどって 仕事をしてる。パーツの製造元、わかった かな。 おかしいな・・・オペレーターは誰もいな い。勤務時間が明けたのかなでも必ず一人 は残ってるはずなのに 中にはネドラが入ってる。幸せそうな顔。 ネドラは外で起こってることも知らぬげに 幸せそうな顔をしてリンクしてる。 ネドラが中にいるけど・・・、ひっぱりだ してオペレーターのこと聞くのもなんだし 、そっとしとこう。 インターフェイスボックスはネドラが使っ てる。 インターフェイスボックスは完全防音だか ら、開けないと話はできない ネドラーっ。・・・やっぱり聞こえないみ たい。 今は話しかけられない。 あ、遅かったわね。 今ね、調査結果がでたとこ。 あんまり芳しくない結果しか出ませんでし た。 と言うと・・・? 「タワー」のデータバンク全て、スリット がアクセスできるデータベースを調べてみ たんだけど、このパーツについては何も分 からなかったわ 早い話がお手上げってこと。 ただ、このパーツは機械/生体間をつなぐ もので、非常に特殊なものだってことは機 能推定できましたけど でもお目当ての製作工場は全然だめ うちのにも、「タワー」にもかけらすらな いの。 普通は手掛かりくらいは見つかるんですけ ど、ね。 あっ、そうそう。整備室でのこと、内緒に しといてね。 これからアリサも混ざっていいからさ。 本当にアリサさんったら、うまくって・・ ・あ、いやだ、何言ってんだろ。 じゃあ、全然手掛かりはつかめなかったん だ。 そういうこと。 あ、このパーツ返しとくね。 お力になれず、ごめんなさいね。 オペレーター3人が帰って来て、いつもの 本部の感じになったな。 まさかコンソールの裏側とかに隠れてたり は・・・しないか。 さて、リストを見てみよう。 コンピュータで検索してもだめか・・・。 じゃあどうすればパーツの出所はわかるん だろ? いままでもこっそりHしてたなんて気がつ かなかったな。 3人が揃って行きそうなとこってどこかな ぁ。見当もつかないな。 そして、一夜が明けた。 本部に来てみた。 いつもと変わりなく部屋じゅうをデータが 駆けめぐってる。 コンピュータに記録されたポゼッショナー のリストにはまだ4人の名前がそのまま残 ってる。 本部ではいついかなる時でも情報が絶える ことはないみたい。 無数のモニターにはいろいろな情報が表示 されては処理され、消えていく。 エリス、ディール、クミコの3人がそろっ て膨大なデータを処理してる 3人は何かの統計モデルをいじっててこっ ちに気がついた様子もみせない。 本当に、昨日あんなに乱れた3人とは別人 みたい。 3人は昨日のことが嘘みたいに冷静な顔で データを処理してる。 あ・・・ちょっと待ってて。今、手が放せ ないの。 ごめんねっ。 パラメータが多くって苦戦している所なん です。 アリサ、どう?何かわかった?・・・その 顔つきだと、何にもわかってないみたいね 生体パーツ、眼球なんだけど、PKー65 3ってどこで手に入ると思う ・・・・・はいっ。その目玉はね、私たち 、スリット本部は病棟のドクターが持って るわよ。 ほかに、手に入りそうなところはないの? ・・上海にそのPKー653が3つありま すけど・・近場では追跡できる範囲にはな いですね。 必要ならドクターに頼んでみたら? アリサ、気に入られてるみたいだからだい じょうぶだよ! それが一番近道ですね。 今日は情報収集だそうね。 足で情報を稼ぐなんて、アリサに取っちゃ 退屈だろうけどがんばってね もとはと言えばデータベースに載ってなか ったからですよね。とにかくがんばって下 さいね。 だけど、「タワー」の統合データベースに も載ってない工場で、今も稼働してるもの があるなんてね。 ホント、びっくりだよ。 やっぱり「タワー」が万能だって思っちゃ いけないんですよね。 さ、メリルが教えてくれたジャンク屋に行 きましょう。 場所は旧市街でしたね。 あそこのオヤジって、変わった人なんだ。 問題のパーツは持ってるわよね。 うん、持ってる。 じゃ、行こ。 ちょっとリストでも見てみようかな 私はディールのおしりをなでた。 きゃ!・・・アリサぁ、今、仕事中だよォ ・・・・アリサ、今忙しいの。 はーい。 クミコの背中を指先でなぞってみた ひゃあんっ!!・・・アリサさんやめて下 さいよぉ。 私はエリスの髪をなでる。 ち、ちょっと、なにするの! アリサ、バカなことしてないで、行きまし ょ。 眼球パーツも手に入ったし、またジャンク 屋に行かなきゃな。 ドクター、気前良く目玉くれるかなあ。や っぱり無理かなぁ。 まずは、ジャンク屋に行ってから。話はそ れからだよね。 オペレーターは俄然素早くデータを収集、 整理し始めた。足を伝って鈍い爆発音が響 く。 オペレーターが3人そろって仕事してる。 最新の設備が部屋を取り囲んでる。 大型モニターにエントランスの情景が映し だされてる。クモの子を散らすように逃げ る人々。誘導しようとする警備員。 それぞれのモニターにはグラフ、図形、そ して映像が表示されてる。 図形やグラフは私には何の意味も持たない 記号でしかない。 どお?パーツの正体はわかった? ラボテック・コーポレーション製だって。 この名前で検索できるかな? できると思いますけど・・その、何をです か? 今も残ってる工場の位置。 わかったわ。私がサポートするからあなた が実際に検索して。 ここはまかせて! 早く下に行ってやって下さい!! 上級ポゼッショナーはあなた達でないと倒 せないんだからねっ! 私は準備できたわよ。やり方はわかる? これくらいならね。 コンピュータは私よりネドラのほうがうま いんじゃないかな? データ検索くらいならアリサさんでも大丈 夫ですよ。 ラボテックの位置はわかるかな? その確率は低いとは思いますけど、やって みても損はないと思いますよ リストで綾香=浦崎を確認しとこう まず、リストを調べてみようかな。 私は制御卓を操作する。 ええっと・・・ラボテック・・概要とかじ ゃなくって工場の位置は・・・・・駄目み たいだね・・・やっぱりスリットにも「タ ワー」にもそのデータはないみたい・・ あれ?何か直接こっちにメッセージが送ら れて来たよ。アリサ、何かやった? ううん。 スリット本部に直接・・・?ここのコンピ ュータは一般には開かれてないはずだけど ・・・。 そのメッセージを出して。 はーい、っと。 「スリット」に告ぐ。 物事には触れてはいけないものがある。君 達はその「もの」に近づき過ぎた。即座に ポゼッショナー、及びバイオクラスタの調 査から手を引くよう忠告する。 な、なにバカなこと言ってんのよ!!・・ 待って。まだ続きがあるわ。 ・・・我々からの警告として君達にささや かなプレゼントを用意した。このプレゼン トを見て良く考えて欲しい。我々は邪魔を 嫌うのだ。 いったい・・・なんなの、このメッセージ は!? どうしたのっ!? 緊急事態発生!!ポゼッショナーが出現し ました!上級ポゼッショナー・・綾香=浦 崎です!バイオクラスタは現在3匹、確認 できました!場所は・・・ここの真下、エ ントランスで暴れてます!! エントランスだってぇーーっ!? 大変。行きましょう、みんな!! そんなことをしてもどうせデータはない し、時間の無駄ですよ! そんな・・・スリット本部にポゼッショナ ーだって!?監視装置はいったいどうした の!?・・・いや、そんなことより今は急 がなきゃ!! ネドラが言ったのが間違ってて、ラボテッ クの場所がわかればいいけど・・・。 一晩が過ぎて、私たちは本部に集まった。 ネドラはメッセージの発信地点を突き止め られたらしい。 アリサさん、どこ行ってたんですか?報告 ができないじゃないですか。 ごめんごめん。 ホンホア、メリル、ネドラ、そして私。み んなそろってる。 エリス、ディール、クミコの3人は仕事し てる。 オペレーターも3人そろってる。 元気そう。追跡には遅くまでかからなかっ たのかな。 まったくいつも通りみたい。 この子のどこに大きなコンピュータを手足 のように使う力が隠れてるんだろ。普通の 女の子にしか見えないのに。 報告はネドラがするって。 私たちじゃないですよ。 悪いけど、放棄地区のデータはほとんどな いわ。 発信地点には大きな建物があることはわか るけど、中に誰がいるかとかは全然だめ。 本来なら誰もいないことになってますから ね。 何にしても気を付けてくださいね。 じゃあ、いいですか?報告を始めますね。 昨日あれから私は発信経路を調べました。 発信者はかなり巧妙な手口を使っていて足 跡を発見するのに手間取りましたけど、な んとか発信源を突き止めました。 それで、発信地点は? 放棄地区、です。 先輩、ここにいてもメッセージ送って来た 人は捕まえらんないよ。 送り主に、会いに行きましょう。 放棄地区から発信されてたのね? はい、間違いないと思います。 だけど、放棄地区だけじゃ広すぎるよ。放 棄地区のどこだかわかんないとね。 それもわかってます。放棄地区、Bー38 6からです。 と、いうことはそこに行けばメッセージの 送り主に会えるって訳ね。 少なくともそのメッセージを送った端末に は、ですね。 じゃあ、その発信場所に行ってみないと! 今日の仕事はそれね。 じゃ、行こう!! 私はリストを見てみることにした。 昨日はネドラがメッセージを突き止めるた めに目一杯使ったんだろうけど、今は機能 を止めてる。 今はだれも使ってない。 放棄地区が発信地点か・・・あそこは犯罪 者の棲み家になってるからな・・・ ネドラ、ちゃんと寝たのかな? そして私とホンホアは本部に着いて、地下 に行くための新たな装備をいままでの標準 装備に付け加えた。これで出発のための準 備は終わった。もちろんネドラとメリルは 準備ができてる。 そして私とホンホアは本部に着いて、地下 に行くための新たな装備をいままでの標準 装備に付け加えた。これで出発のための準 備は終わった。もちろんネドラとメリルは 準備ができてる。 オペレーターの3人は見当たらない。また どこかで楽しんでるんだろうな。 オペレーターは席について仕事してる。ネ ドラ、メリル、そして私とホンホアと、ス リットメンバーもそろってる。 本部には私と、インターフェイスボックス に入ったネドラしかいない。 オペレーターがいないのにモニターにはい ろいろな情報が表示されてる。 インターフェィスボックスは使われてない ネドラがまた何か中でやってる。だけどさ っきみたいに変なデータの流れは見えない ボックスにはネドラが入ってる。・・・良 く見るとデータの流れがおかしいみたい! 中に入ってるネドラの表情は呆けたように なってる! シャワー、けっこう長く浴びてたみたいね えっ!?そぉ? ・・・・・。 アリサ、解かってるくせに。 アリサも昨日一緒に混ざればよかったのに ええと、楽しかったですよ。 ・・・さてと。これで準備は整ったわね。 じゃあ、地下に向けて出発しようか! そう言えば地下に行く通路だけど・・・、 放棄地区から回って行くしかないのかしら はい。あの後調べてみたんですけど、やっ ぱり道はあれ以外に見つけられませんでし た。 データの流れを調べてみると、すごく変な ふうになってる。ネドラの様子も変。何と かしたほうがいいみたい! 今ボックスにデータは流れてない。誰も使 ってないから当然と言えば当然。 データの流れは普通にもどってる。 私、あんまり機械にはくわしくないけどこ のデータの流れ方が異常だってことは私に もわかる。何とかしないと! モニターは休む間も無く情報を映し出して る。 コンピュータの情報を映し出してるモニタ ー、街の風景を映し出してるモニターなど 表示する映像はさまざま。 大きなモニターや小さなモニターが本部じ ゅうで光り輝いている。 私はリストを調べることにした。 このままだと大変なことになるんじゃない かと思い、私はボックスのふたを開けた。 オペレーターはいないし、この部屋にいる のはインターフェィスボックスの中のネド ラだけか。 自分達の真下に行くのに放棄地区から行か なきゃならないなんて、困ったもんだな。 だけど、さっき・・・、ちょっと気まずか ったな・・・・・。 サイドラッグって、データの流れ、無茶苦 茶になるんだ・・・。 ボックスと中にいるネドラの様子が変!開 けてみたほうがいいんじゃないかな! 本部のモニターは3割くらいがカウントダ ウンを表示してるけど、後は普段の映像。 オペレーターが使うのをやめたモニターに は次々とカウントダウンが写し出されてく 本部のモニターでカウントダウンを表示し てないのはオフラインモニターといくつか のモニターだけ。 やっぱり本部にネドラの姿はない。 本部のようすは変わってない・・・ただ、 カウントダウンは進んでる。 インターフェイスボックスのふたが開きっ ぱなしになってる。ネドラはどこかに行っ てるみたい。 インターフェイスボックスの中はからっぽ のよう。ふたが開きっぱなしになってる。 モニターを見つめてるうちにもカウントダ ウンは進んでいく。 エリス、ディール、クミコはカウントダウ ン表示に邪魔されながらも仕事を続けてる オペレーターは装甲車を運転するために整 備室に行っちゃったので、本部には残って ない。 クミコは3次元のグラフを前に何かやって る。 ほっ、良かった。3人とも自分の仕事に夢 中で私がボックスで何してたかなんて気が ついてないみたい。 ディールは街の主要地点から送られてくる 情報に目を通してる。 エリスは報告書か何かを作ってて、エリス の目の前のモニターには文字がずらりと表 示されてる。 3人とも元気そうに仕事してる。 あちこちのモニターにカウントダウンが出 てるけど、だいじょうぶ? なんとかやってるわ。 「タワー」からこのカウントダウン表示は 流れてきてるから、ループかまして同期さ せないようにしてるの。でもちょっと油断 するとスリットのコンピュータにも入って くるから、うっとうしくって。 ふ、ふぅーん。 要するに、なんとかなってるってことです アリサさん。 みんな、ネドラ、見なかった? さあ・・・ボックスの中にいないの? 大分前に出ていったっきり、もどってこな いよ。 力になれなくて、すみません。 あら、アリサ、足元がふらふらしてるわよ どうしたの? インターフェイスボックス使ったから・・ 慣れないことしたから腰にきちゃったのか な?あはは・・・。 ?・・ボックスでそんなことあったっけ? ネドラはどっか行っちゃったの? さあ・・・。さっきまではインターフェイ スボックスで何かやってたみたいですけど このカウントダウン、「タワー」から流れ てるのにスリットのコンピュータにまで入 ってくるの? ネットでつながってるからね。まさか配線 引きちぎるわけにもいかないし、ソフト上 で切り離しても「タワー」はすぐにバイパ ス見つけてくるしで、こうなるとネットセ キュリティが逆に迷惑よ。 ま、まるでネドラみたい。 さ、私たちもぐずぐずしてられないわ!装 甲車に急ぎましょう!!ネドラも行けるわ ね? もちろんです!個人的にも「タワー」に貸 しができたし、絶対行きます! ネドラ、いないみたいだね・・。 ボックスの中に閉じこもってるんじゃない とすると・・・ほかに心当りはないなぁ。 とにかく捜していればその内見つかるわよ どこ捜してみよう? この際、片っ端から見ていくしかないんじ ゃないかな? リストを見てみようかな。 中にはネドラが入ってる。何をやってるん だかは分からない。 ボックスはふたが開いたまま。もちろん誰 も使ってない。 念のためにボックスの中を見てみたけどネ ドラはやっぱりいない。 きれいに拭いたから、これで私が何してた かばれない、と思う。 私の・・液でシートがびしょびしょになっ てる。あと、バイブみたいなやつも・・。 拭いとこっと。 リンカ用の設備も見えるけど、何のための ものか良く分からない機械も詰め込まれて る。ま、わかんないとこは使わなけりゃい いし・・・。 ボックスは空っぽで、ふたは開いてる。中 には一人用のシートと複雑な回路でいっぱ い。 ふたが開いていて、ネドラの姿はない。ネ ドラがここにいないのって珍しいな。 ネドラもいないし、ちょっと使ってみよっ と。 ネドラ、ラボテックで調べられなかったデ ータのかけらでも見つけられればなぁ。 どうやら、全ての謎は「タワー」に行けば 解けるみたいだね・・・!! だけど、どうしてネドラが機密をディスク に?・・・やっぱり聞かないと分かんない か・・・。 ディスクのこと、みんなに相談してみなき ゃ!・・・だけど、ネドラ、いったい何ボ ックスに取付けてるの?サイドラッグだけ じゃなくてこんなことまでやってたなんて ・・でも、気持ち良かったな・・・。 どうしようかな、拾ったディスク、自分で 調べてみようかな?ボックスだってネドラ 専用じゃないんだし・・・。 カウントダウンも気になるけど、上級ポゼ ッショナーリストに一人だけ残ったままっ ていう方がもっと気になるな・・・。 インターフェイスボックスは完全防音だか ら、開けないと話はできない。 おかしいな・・・オペレーターは誰もいな い。勤務時間が明けたのかな?でも必ず一 人は残ってるはずなのに・・・ 廊下には、私以外はだれもいなくて低い機 械音だけがちいさく聞こえてくる。 私以外、だれも歩いてない。 つきあたりのドアは本部に通じるドアで、 ほかのドアより一回り大きく作られてる。 どのドアもきちんと閉まってる。 どのドアにもIDをチェックするシステム がついてる。 本部のドアにはIDだけじゃなく網膜スキ ャンの回路もついてる。 ガラスは防弾で、とっても硬い。 厚さもかなりあって、多少の事では割れな くなってる。 ホンホアは報告をまとめに行ったし、メリ ルはシャワー、ネドラはコンピュータとリ ンク中か・・。私はどうしよう。 片面は全部窓になってる。 スリットの関係者以外は立ち入り禁止なの で静か。 窓の外に広がる街並みは、いつもと同じよ うに人びとの生活を感じさせる。 窓の外には街並みが見える。 ブティックか・・。ポゼッショナーもおし ゃれだね。 それだけ上級ポゼッショナーが、憑依した 対象を大切に保護してるってことだと思い ますけど。 これでバイオクラスタを操って破壊活動さ えしなきゃ、憑依されたほうがましになる 人もいるんだろうけどね。 うわー、きっつーい。 ま、なんにしても急ぎましょ。ここで街を 眺めててもしょうがないわ。 そうですね、行きましょう。 全部のドアにセキュリティシステムがつい てる。神経質すぎると思うな、私は。 どのドアもきちんと閉まってる。正面の大 きなドアが本部のドア。 屋上の整備室からの眺めには勝てないけど ここからの眺めもけっこういいと思うな。 先輩、なにか面白いものでも見える? さあさ、ゆっくりするのは一仕事終えてか らにしましょ。 分厚い窓を通して、街並みが見える。 緊急呼び出しって、なにがあったのかなあ ポゼッショナーが店に来たら、そりゃびっ くりするよね。 だけど、どうせなら顔だけじゃなくて、名 前も覚えといてほしかったな。 ここは本部前の廊下。 廊下にいるのは私だけ。 廊下は静まりかえってる。 オペレーターの姿は見当たらない。 窓の外を見ると、たくさんの光点が飛び交 ってる。あの一つ一つに人が乗ってるんだ な。 天井には白色のライトパネルが取付けてあ る。 照明を直接見ると、目に良くないんだよ。 眩しいくらいの明るさで、廊下を照らして る。 どのドアもロックされた状態で閉まってる 頑丈で、ちょっとやそっとの爆薬ではびく ともしないように作られてる。 ドアに怪しいところはないみたい。 全部のドアは私のIDなら開けられる。 味もそっけもない床。ライトパネルの光を 反射して、鈍く光ってる。 きれいに保たれているけど、飾りっけがな くてつまらない。 床をはがすとコンピュータの配線とかがあ るはずだけど、歩いていても下が空洞にな っていることは感じられない。 取りあえずみんなに報告しなきゃ。ネドラ は・・・例によってリンク中だから後回し でいいかな。 これでやっとパーツの正体がわかるな。も う終わってるといいけど。 3人揃っていなくなるなんて、そうないの にな。何してるんだろ。 パーツの出所、わかればいいけど。 見えるドアはいつものように全部閉まって る。 中ほどに見えるドアは資料室のドア。 ホンホアが私の隣を歩いてる。 窓の外を見ると、車が行き交ってる。 いい人も、ろくでもない人もいるけど、こ れが私の住む街。 きっとここから見える光景のどこかに残り のポゼッショナーは潜んでるんだろうな。 ねえメリル、そのジャンク屋って、どんな ものが置いてあるの? 行ってみればわかると思うけど、本っっ当 にいろいろ。うーん・・・希少パーツを扱 う店ってとこかな? メリルは何でその店を知ってるの? 20世紀の銃のパーツが、あるんだよね。 その店って、陶磁器とかはないのかしら。 ・・ホンホア、骨董品売ってる店と勘違い してるー。ジャンク屋だよ、そのお店は。 それぞれのドアに付いてるロックは私たち の服につけてるIDで開くようになってる どのドアのロックにも異状は見られない。 特別なドアだけはIDチェックと同時に網 膜パターンのチェックもやってる。 天井に付いた通気孔からは、絶えず新しい 風が送り込まれてきてる。 通気孔には強力なイオンフィルターが付い ていて、分子量の大きなものはいっさい通 さない。 アリサ、そんなとこ覗きこんで、どうした の? え、別に。 ジャンク屋の人、これで教えてくれるよね ぶらぶらしてないで病棟に行かなきゃな。 私、この廊下何回通ったかな。もう数えき れない程だよね。 本部に閉じこもっててもポゼッショナーは 追い払えませんよ、アリサさん!! 先輩!!寄り道なんてしてらんないよーっ !! アリサ!そんな暇はないわ!!エントラン スに急ぎましょう!! 通路に私たちの足音が響く。通路にいるの は私たちだけ。 非常事態でも人はいない。みんな自分の持 ち場を離れてないみたい。 飾りっ気のまったくない通路。 下のほうを見ようとしたけど良く見えない ここからだと下の様子はさっぱりわからな い。早く行かないと! 空は曇ってる。 スリット本部にポゼッショナーが乗り込ん で来るなんて前代未聞だわ!! エントランスには普通の人もいましたけど 逃げられたかしら・・・。 ラボテックか・・・ その会社ってもうないんでしょ?そんな会 社の製品ったって・・・いったいバイオク ラスタって何なの? これまで全然謎だったけど、どうやら完全 に未知のものではなかったみたいね・・・ 悪霊とかだったら私はどうしようもないけ ど相手が人間だったら私も最後まで戦えま すね。 魔法とか魔界とか、あたしたち全然だめだ もんね。 ライトパネルは一列に並んで付いてる。 明かりはまばゆいほどの光で廊下を照らし てる。今のところは、だけど。 明かりは一様に白い光を放ってる。 本部の入口はほかの扉と比べて大きく、そ していっそう厚く作られてる。 ドアは完全に閉まってる。 IDを持たない人は絶対入れない構造にな ってる。 ポゼッショナーが私たちに直接、攻撃を仕 掛けてくるなんて・・・・!! 事件のカギを握るのは潰れたはずのラボテ ック・コーポレーション?それとも別の何 かが・・・? ライトパネルが廊下を照らしてる。 いつ来ても人が通ってないな、ここ。使う 人が少ないせいもあるんだろうけどね。 天気は今日も良くないみたい。 いろんな種類の車が空、そして地面を動き 回ってるのが見える。 街並みは時間に関わらず同じ光景。眠らな い街、そしてそこに巣食う人間以外のもの も眠らない。 ね、ネドラ、睡眠は取ったの?発信地点を 突き止めるの、大変だったでしょ? ちゃんと寝ましたよ。睡眠時間削るほどに は大変じゃなかったです。 ネドラは機械の中に入ってれば寝なくって も構わないんだから心配しなくってもいい んだよね。 武器の手入れで夜更かしするよりいいと思 いますけど。 ほらほら、二人とも。 発信地点には何が待ってるんだろう? バイオクラスタ、そしてポゼッショナーに 関わりのある誰かね、きっと。 分厚い防弾ガラスでできてる。 防弾ガラスといってるけど、本当は何かの 樹脂でできてるらしい。何かは知らないけ ど。 壁についてるスピーカーは呼び出しや連絡 のためのもの。BGMとか流してもいいの にな。 スピーカーの基本構造は100年前とほと んど変わってないってネドラが言ってたな コンピュータ内部でメッセージの追跡って いったいどんな風にやるのかな?想像もつ かないな。 今日は何が待ってるのかな。 突き当たりには本部のドア。いつものよう に機械音だけが響いてる。 少しだけ、オゾンの香り。空気は清潔に保 たれてる。 壁は床と同じ材質で作られていて、照明の 光を反射して鈍く輝いてる。 表面を良く見ると無数の細かい傷に覆われ てる。 ね、ネドラ、そんなにつんけんしないでよ 別に悪いことしてた訳じゃないんだし。 あ、そんなつもりはないんです。ただ、ち ょっとびっくりしただけで・・・。そう見 えたんでしたらごめんなさい。 ね、なに話してんの? メリルには関係ないことなのっ。 窓枠は細く、厚さも窓とそう変わりない。 窓枠は窓を支えるというより窓と窓をつな ぐ穴埋めといった感じ。 小さなモニターが本部ドアの横に付いてる IDチェック用のインターフェイス用モニ ターだけど、私やみんなは外来者じゃない から使う必要はない。 モニターには意味のない映像が表示されて る。 「女帝」プリムとホンホアの関係って、一 体なんなんだろう?本人が話したくなさそ うだからそっとしておいてやるのがいいの かなぁ? 昨日って、ネドラやホンホアの別の一面を 見れたんだ・・。だけど、ネドラって機械 以外で気持ち良くなった事って、ないんじ ゃないかな? ネドラはああ言ってたけど、本当にサイド ラッグがポゼッショナーの原因じゃないっ て言い切れない気もするんだけど・・・考 え過ぎかな? あれ・・・何か落ちてる。 小さなモニターは普通の画面。カウントダ ウンは出てない。 資料室のドアもきちんと閉じられていつも 通りのきれいな廊下。 本部よりのドアが半分開いてる。何かひっ かかってるのかな? 廊下にネドラの姿はない。 街に見える大型ディスプレイを見ると数字 がかなり減っている。 ディスクは私の手元にあるし、廊下は普段 と同じ。 床の上にディスクみたいなものが落ちてる だけで、他には廊下の様子に変わりがない 外を見ると街なかのモニターは全部カウン トダウンしてるのが見える。 特殊な合金でできたパネルでできてる。 ネドラが偶然ここにディスク落とさなかっ たら・・私、もっと長いことネドラのこと 気がつかなかったかも知れないな・・・。 何度見ても、もうなにも落ちてない。 もうなんにも落ちてないみたい。 床にはもうなにも落ちてない。 何が落ちてるんだか、調べてみようかな。 床の真ん中にディスクのような四角いもの が落ちてる。誰が落としたのかな? ね、「タワー」が無人だったらさ、故障し たときはどうなるの?そのまま? 「タワー」は自動診断、自動修復機能を持 ってますから私たちは「タワー」から請求 された部品を渡せば後は勝手に自分で修復 するんです。 ふう、そんな機能までつけるから妙なこと 始めるんだよ。 それとこれとは問題が別だと思いますけど 「タワー」って、完全に無人なんでしょ? 一応人が操作する設備はあるんですけど、 「タワー」の稼働率が100パーセントに なったときに人間は不要になって、今は無 人のはずです。 ドアが半開き・・・って、珍しいよね。 それより誰が中にいるか・・よ。 やっぱりネドラかな?でも、どして? ネドラがいそうな所って言ったら、やっぱ りインターフェイスボックスの中・・だよ ね。 ボックス以外だったらどこ捜せばいいんだ ろ? どのドアもしっかりと閉じていて、関係者 以外には開かないようロックされてる。 資料室の切られていたセキュリティも元に もどってる。 中のライトは・・消えてるか、ついてても 暗い明かりだけのよう。ここで見てるより 資料室に入ってみたほうがいいかな? ドアが一つ半開きになってる・・・。あの ドアは資料室のドア・・・。その横のセキ ュリティシステムは「休止」になってる・ ・・。 ドアに異状はないみたい。セキュリティシ ステムも機能してる。 本部のドアが一番頑丈で、なおかつ一番大 きく作られてる。 ドアの上や横にはセキュリティシステムが 取り付けられてる。どのドアのシステムも 働いてる。 ドアは必要ないほど分厚く、頑丈に作られ てる。ここまで頑丈なこと、ないのにね。 床には塵一つ落ちてない。叩くとコツコツ と硬そうな音がする。 床の真ん中に落ちてる物を拾った。やっぱ りこれは、ディスクだね。 これ、もう持ってても仕方ないけど・・・ 処分しないとまずいな。 この中には私たちの機密データが詰まって る。そしてこれはネドラが作ったディスク ネドラは何のためにこれを・・・・・? あんまり使わない高密度タイプのディスク ・・・これは、「タワー」用のディスクみ たい!どうしてこんなものがここに? 「タワー」フォーマットのディスクらしい 事はディスクの種類で解かったけど、ラベ ルもなにも貼ってないから中に何が入って るかまではわからない。 カウントダウン・・・やっぱり私たちがラ シュマル博士を倒したのと関係あるのかな ・・・。そうだとしたらカウントダウンが 終わると良くない事が起こりそう・・・! 本当ならあの、ラボテックでネドラが気を 失ったときに気がつくべきだったんだ・・ ・。気配でポゼッショナーを見つけられる のは私だけなのに・・。 資料室にはネドラがいるのかな・・・。い ったいネドラに何が起こったの? ああ・・ネドラ、ちゃんとした理由があっ て機密データをコピーしたんであって欲し いな・・・。 どうしてネドラがこんな機密データを、そ れも「タワー」用ディスクに入れたの・・ ・?これはネドラだけの問題じゃないし、 みんなに相談してみないと! このディスク、中見るのには本部のインタ ーフェイスボックス使わないといけないん だよね・・。めったに見ないディスクだか ら中身が気になるし、ネドラに頼むか、自 分で見るかしないと。 だけど、ちょっとあせったなぁ。ほとぼり 冷めてから控室にもどるほうがいいかな? ねぇ、そこのドアが半開きになってる。 ほんとだ。 整備室についた。ここは屋上にあって眺め がすごくいい。 あいかわらず凄いちらかりよう。機械の間 を整備員がぬうようにして整備してる。 奥のほうは車の発着場につながってる。 みんな油まみれになりながら私たちの装甲 車や装備を点検してる。 あっちのほうでは電子回路のチェックとか やってる。 おや、アリサさん。 今日は完勝だね! お疲れさん! あんまり話しかけて作業のじゃまするのも なんだから、やめておこう。 あんたのプロテクター、傷が付いたとこ取 っ替えといたよ。 あ、いつもありがとう。 あんまり無理しないようにな。 あちこちに散らかってるけど、プロのため だけの工具だ。 どういう使い道があるのかわからないよう な大掛かりな工具まである。 うわっ、危ないからやめてくれよ。 おいおい、手元が狂うからよしてくれ。 ここにいても邪魔になりそうだからよそに 行こうかな。 整備室の奥にはスリットの装甲車が見える せっかくスリットで一番眺めのいい部屋な のに、こんなに散らかってちゃ、あんまり 意味がないね。 私たちを見てる人もいる。 みんないろんな作業をしてる。 あれ?さっき緊急呼び出しかかりませんで した? そういえばかかったね。 じゃ、本部に行かないとまずいんじゃない ん?車、出すの? いえ、今回はその必要はなさそう。 車じゃなかったら、どうしました? 何かいいものがないかなって。 今のところこれといってないなあ。 あれ?アリサさん、整備室になにか? 今回は車は使わないわよ。あんまり大げさ な格好で行くと変だから。 ちゃんと装備はみんなつけてるし、行こう よ。 かなり大げさなもの。一昔前の戦車より頑 丈って話。 アリサさんも機械に見とれることってある んですね。そういうのはメリルだけかって 思ってましたけど。 ・・・ネドラだってコンピュータのたぐい には見とれちゃうくせに。 スリット専用の装甲車。かなり頑丈な造り で、車内には救急設備も整ってる。 窓から見る景色はきれいなはずだけど・・ ・ここからじゃぜんぜん見えない。 ここからじゃ、ほとんど見えない。 今、ここには用がないな。 ここには装甲車とかが置いてあるんだけど ・・使わないのかな。 本部に行かないと、まずいよね。 みんな帰っちゃってがらんとしてる。もう 遅い時間だからな。 様子は変わりないみたい。 今度は本当に誰もいなくなって静まり返っ てる。 間違いない。階段を昇ったあたりから声が 聞こえる。 整備員のみんなは帰っちゃって、静まり返 って・・・、あれ?今、上のほうからなん か声が聞こえたような・・。 ミシャスのときは活躍しなかったな、こい つ。 この中にもベッドとかあるんだよね。 装甲車は整備がすんで、いつでも発進でき るようになってる。 人のいない整備室は一人でいると寂しいと こだな。 間違いなく誰もいない。 中二階に誰かいるみたい。 階段を上がった中二階から、何か物音が聞 こえてくる。 壁にはズラリと工具が並んでる。 壁はオイルやキズで汚れてる。 壁のところどころには大きなパイプだのが 立てかけてある。 誰がいるのか、確かめてみなきゃ。 もう昇っても意味がないと思うな。 そっか・・・ほんとにここは景色もいいし Hに向いてるとこかもね。 いいものもらっちゃった。一個あるとポゼ ッショナー撃退の時に便利だとは思ったけ ど、買いに行く勇気がなかったんだよね。 ここからだと上で何が起きてるかわかんな い。階段を昇ってみなきゃ。 もう整備員が引き払っちゃう時間かぁ。 仕事にもどってきた整備員が活発にいろい ろな作業をしてる。 活動的な雰囲気がただよってる。 整備用の機材がうなりをあげて動いてる。 昨日この上でオペレーターの3人と・・・ 眺めも良かったし、楽しかったな。 実用一点張りの階段は赤く塗られてる。 この階段を昇った所にはここの設備の制御 卓とかがある。 お、どうだい、仕事うまくいってるかい? まあまあってとこかな。 整備は万全だから、そっちもがんばってね アリサちゃん、忙しそうだね。 今日はパーツ一つに振り回されっぱなし。 このパーツだけど、なにかわからない? こりゃ・・機械/生体間のパーツじゃない か?俺達じゃお門違いだね。 今日も装甲車は出さないの? 旧市街に行ってパーツの出所を調べるだけ でしょ?必要ないじゃない。 ここってさ、眺めがいいんだよね。 一番眺めがいいのはネットに自分の意識を 融合させた時よ。 私なら自然の眺めを選ぶわね。 かなり高くて、梁やいろんな構造がむき出 しになってる。 たくさんの設備が宙吊りになってる。 天井から高圧ガスのホースや、電子アーム などがたくさんぶら下がってきてる。 床には大小の油圧ジャッキが埋め込まれて る。 たまにベアリングとかが転がってるから足 元に注意しないと転びそう。 床にはいろんな工具、パーツが転がってる けど・・私の持つバイオクラスタのパーツ に似たものはない。 整備員が居るときと居ないときじゃぜんぜ ん雰囲気が違うな、ここ。 室内と言うにはかなり広い空間を使ってる 整備員が機械の間をぬって作業してる。 幅は狭く、1メートルくらいの階段。 階段にも工具が転がってる。 出動かい?みんなそろってるけど。 ううん、ちょっと寄っただけ。 最近装甲車で出ないね。 近場が多いし、特に上級ポゼッショナーも 暴れてないしね。 まあ、平和が一番だね。 バイオクラスタもここにある機械みたいに 理解できればいいんだけどね。 あの生命体は、基本的な遺伝子すら違いま すから・・・理解するだけでもあと十年は かかるでしょうね。 仕事のじゃまにならないよう早々に退散し ましょ。 機械の下に六角レンチが落ちてる。 あっ、それ見つかんなくなってた奴だ。捜 してくれてありがとう。 色々なものが転がってるけど、興味をひく ものはない。 そう言えばほんとに最近使ってないなぁ、 装甲車。 中にはベッドや医療設備もあるんだけど、 当然外からだとわかんない。 ポゼッショナーとバイオクラスタの関わり か・・・上級ポゼッショナーがバイオクラ スタを偶然操れたと考えるのは無理がある よね・・・それに2つとも人類に敵対して ることは確かな気がするし。いったいなに ものが後ろに控えてるんだろ? 整備員たちが作業してる。 整備室の本当の財産はこの山のような機材 じゃなくて、整備員たちなんだな。 私たちスリットの機械的装備の整備を全て 受け持つ人たち。 みんないろんなものを整備してる。 おや、装甲車かい? ごめんなさい、車はね、いまオーバーホー ル中なの。 なんせ高出力レーザーで痛めつけられたろ ?さすがに盾として使われちゃったからあ ちこちガタが来ちゃってね。 あの、昨日は装甲車持って来てくれて、あ りがとう。あれがないと、どうしようもな かったところだったよ。 いやぁ、礼言われるほどの事じゃないって 予想してたけど、やっぱり装甲車は使えな いわね。 だけど中はそんなでもなかったよ。 装甲を交換したりしなければいけないし、 電子部品なんかは焼け焦げてるのもあるみ たいですよ。中が大丈夫でも外装はぼろぼ ろですからね。 まあ、今日の任務には装甲車はいらないで しょう。メッセージの発信地点に行きまし ょう。 大きなものは装甲車から、小さなものは電 子部品まで、いろんなものがここで修理、 交換されてる。 整備員のみんなに取っては眺めがいいこと なんてあんまり関係ないみたい。 整備員の付けてるゴーグルは熔接の時とか に目を守るためのもの。 100万分の1秒で明かりに対して自動的 に暗くする機能がついてるゴーグル。 どんな人がメッセージを送ってきたんだろ う? 整備員のみんなは装甲車の整備に集中して るみたいだな。 熔接の音や、コンプレッサーのうなり声が 広い整備室を埋めつくしてる。 奥のほうで明るい火花が飛び散る。何かを 熔接してるんだろう。 装甲車は見た目、元通りになってるような 感じ。 装甲車の装甲は傷一つない状態にまでもど ってる。 だけどあちこちのパネルを開けて調整され てる。 やあ、装甲車、だいたい整備終わったよ。 後、ちょっとした電子装置の点検だけって ところ。 使うんだったらもう出せるよ。 今日も狭いところに行きそうだから使わな いわ。 それがやっぱりいろんな箇所が壊れてたり して、手間がかかってるんだ。 装甲車、また使わないの? 装甲車じゃ狭くて通れないような所が地図 で確認されてますからね。 だったら、地下230階まで歩くの!?そ んなの冗談じゃないよ! ポゼッショナーだって何らかの輸送手段を 使ってるに違いないわ。それを使う事にな るわね。 照明はすごく明るいライトが天井にずらり と付けられてる。 とっても明るくて目を細めて見てもまぶし い。 天井からぶらさがるホースや、地面から出 ているホースはどれも太くて頑丈に作られ てる。 一番太いホースの中には、直径が私の胴ほ どもあるものも見える。 私は今からどうしようかな? 今日で全てが終わるかもしれないんだよね ・・・。 ネドラはああ見えてもハイパーリンクなん だから心配しなくていいのかな? ここの機材は・・一部だけカウントダウン が出てる。とはいっても普通のモニター自 体すくないんだけど。 整備員は装甲車の発進準備をしてる。他の 作業は後回しみたい。 ぱっと整備室を見渡してみたけど、ネドラ の姿はない。 整備員たちはみんな忙しそうにしてる。大 型機械がうなりをあげて、部品を加工して る。 カウントダウンが出てるモニターは作業に 関係ないものが多いらしく、あんまり気に してないみたい。 ってる。 装甲車につながれていたパイプも全部取ら れて、後は発進するだけになってるみたい 装甲車は今、最終点検の真最中のよう。整 備員が測定機のようなものをもってあちこ ちテストしてる。 給油管などの天井からのパイプが装甲車に つながってる。 もうパネルも全て閉じられて、見た目はも う完全みたい。 モニターにカウントダウンが出てるみたい だけど。 ああ、あれ?どうも「タワー」に何か面倒 が起きたみたいだな。俺達が使ってる機材 に影響が出ないように切り離してあるから 問題ないよ。 久しぶりの装甲車で出撃だな。整備は完璧 だからがんばってくれよ! ありがとう! 「タワー」に行くんですって?あそこはも う何年も人は入れてないはずだから何があ るかわからないわよ。注意してね! ネドラ見かけなかった? ううん、しばらく見てないよ。 このディスク、見覚えない? あれ?これ「タワー」専用のディスクだね ここにはそれ使ってる人、いないよ。 装甲車の調子はどう? もうほとんど大丈夫。今、最終チェックや ってるの。新車同様になってるよ。 みんなー!準備できてるよー! 運転や細かいことは私たちにまかせて! 後は皆さんが乗るだけです! 早くしないと置いてくわよー!! ネドラ、整備室にはいないみたいだね。 ネドラはこういう大型機械は好きじゃない みたいだし、どっか他のとこにいるんじゃ ないかな? やっと、装甲車の出番だね! メリル、装甲車使いたくてうずうずしてた ものね。 だってせっかくあるんだから使わないとも ったいないよ! エンジンの暖気もオペレーターたちがやっ てくれてる。装甲車の重いエンジン音が聞 こえる。 装甲車の整備は最後まで終わったみたい。 ほんとうに新品みたいになってる。 私が見る限りではもう完全な気がするけど ・・・。 本当に完全かどうか今、チェックしてるの 最終チェックももうほとんど終わりのよう おおまかな範囲のチェックをしてるみたい 装甲車は最終チェック中。私たちの中では メリルくらいしか使いこなせない機器を使 ってチェックが進んでる。 シャッターは大きく開けられて装甲車が出 せるようになってる。 発着場に通じるシャッターは下を1メート ルくらい開けて閉じられてる。 屋上の発着場にもネドラの姿は見えない。 屋上の屋根がない部分は発着場しかない、 がらんとした空間。 シャッターの下から誘導燈の点滅が見える じゃあ、乗り込もう! みんな待った!いくら何でも今度は敵がで かい。重装備に切り替えて行きな!ほれ! あ、ありがとう!! これで完璧だね! 出発しましょう! 発進します!! ここでもカウントダウンか・・・。「タワ ー」につながってる限りは全部こうなんだ ろうな・・・・・。 ネドラを助けられたおかげでポゼッショナ ーの正体がわかったんだ、「タワー」もス リット隊員に取り憑かせるなんて、私たち を甘くみてたんだよね・・・でも運がなけ れば見逃すところだったけど。 ネドラがいそうな所・・・。やっぱりこの 建物の中じゃインターフェイスボックスの 中以外に浮かばないなぁ。 カウントダウンが進んでるな・・・。ゼロ になったら何が起きるんだろう? ネドラはどこに行ったか見当たらないし、 インターフェイスボックス、使ってみよっ かな・・。本部のやつって大掛かりだから 何かためらっちゃうんだよね・・・。 そういえば・・・廊下に何か落ちてたっけ ・・・。まだ落ちてるかな・・・。 私は屋上の整備室に来てみた。 エントランスに来てみた。スリット関係の 総合受付がある。 ちょっとショッピングにでも行きたい気分 だけど、いまは待機中だからやめといたほ うがいいかな。 けっこう人がいる。情報や被害届け、苦情 なんかも受け付けてるから一般の人も多い みたい。 フロアはきれいに磨き上げられてる。 受付には受付係が2人いて、応対してる。 案内専用のターミナルも見える。 一般の人に混じってスリットの職員らしい 人も歩いてる。 中には待ち合わせにここを使ってる人もい るみたい。一応、公共の施設だし、雰囲気 もいいからね。 お疲れ様。 あ、今日は活躍したみたいですね。 上級ポゼッショナー撃退のニュースにみん な喜んでますよ。 ありがと。でもまだ5人も残ってるんだよ ね。 あ、スリットの制服だ。実物は初めてみた よ。 上級ポゼッショナーに対抗できるのはスリ ットだけなんだからな、がんばってくれよ いつもと変わりない、24時間眠らない不 夜城の入り口。 ちゃんとスリットに用があって来た人より それ以外の人が多いみたい。 ここは街の中心だからバイオクラスタもめ ったに出ないけど、ちょっと中心を外れる といつバイオクラスタが出てもおかしくな い。 みんな平和そうにしてるけど、心の奥では バイオクラスタやポゼッショナーに脅えて るんだろうな。 集合しろって連絡があったのに、出かける のはまずいと思うな。 じゃあ、行こう! いつもと同じように一般の人もけっこうい る。 緊急呼び出しが出たのにみんな普段と変わ りないみたい。それともここには放送、流 れなかったのかな。 2人の女の子が受付を担当してる。 案内専用のターミナルに、メイン画面がう つってる。 誰か待ってるのかな、あの人時計とにらめ っこしてる。 いろんな人がいる。 ・・・じゃあ、とにかく気をつけて下さい ごめんね。ありがとう。 みなさん、出動ですか?いったい今度はな にがあったんですか?気になるねって話し てたんです。 それがね、ポゼッショナーがショッピング に・・ あ、一応機密事項ですから。・・メリル、 不用意に任務を言っちゃ駄目だって言って あるでしょ?敵の正体だってつかめてない んだし、用心しなきゃ。 ちぇーっ。はーい。 あ、アリサ=グルーズさん。さっき連絡が ありましたよ。スリットのメンバーは本部 に集合するように、とのことです。 遅いなあ、いつになったら来るんだろう。 あー、スリットだー!スリットの人だー! 聞き込みって、あんまり役に立たないよね 7.5回に1回有益な情報があるみたいで すね。 今から行くのがその1回かもよ。 ついでになにかお買いものしようかな? あーっ、だったら私も欲しいものが・・ はいはい、じゃあ私もなにか買おうかな? あ、ホンホアまで乗ってきた!びっくり! エレベーターとか、いろんな設備が見える エントランスにはスリットに用のない人も 含めて、いろんな人がいる。 だけど、面白いとこで目撃者がでたな。 やっぱりここら辺くらいかな、ポゼッショ ナーやバイオクラスタがあんまり出ないの って。 ふうっ。やっと帰って来たね。もうくった くた。 確かにちょっと疲れちゃったね。 さ、コンピュータとリンクしよっと。 あ、ネドラ、その前にこのパーツの作られ た所を調べて欲しいんだけどな。 それはオペレーターの3人にやってもらっ て下さい。3人ともデータサーチャーとし てのパスワード、持ってますから。 あれえ・・・?ネドラは? えへへっ。使うときは無しで済んじゃう裏 道、通るんですよ。じゃあ、そゆことで! あ・・・、行っちゃった・・。ま、いいか 本部のオペレーターに頼もう。 じゃあ、パーツのこと、アリサにまかせる わよ。 うーん、あたしは・・・ 控室でお茶でもどう? じゃ、そうしようかな。じゃあ先輩、頼み ましたね! ・・みんなそれぞれ何かしに行っちゃった 私もぱっぱと用件済ませてお茶しようっと エントランスに来た。 もう遅いし、今のところ外に出る気はしな いな。 いくらなんでも外には出てないよねえ。 帰って来たばかりなのに、どこ行くの? 夜も更けたのに、ぜんぜん人が減ってない 私たちが帰って来た時と様子は変わってな い。 見渡してみても、エリス、ディール、クミ コの姿は見当たらない。 上を見上げると、本部や整備室があるとこ ろまで吹き抜けになっていて距離感が狂い そう。 受付の二人は忙しそう。みんなせっかく案 内用のターミナルがあるんだからそっちを 使えばいいのに。 大会社にもそうそう無いような立派な受付 受付の二人は暇になることがないみたい。 交代制だろうけど、大変だな。 案内用ターミナルは人気がないみたい。 あ、アリサさん。お疲れ様。 あっアリサさん、オペレーターには会えま した? ありがとう。見つかったよ。 本部のオペレーターなんだけど、見かけま せんでした? エリスさん、ディールさん、クミコさんで すか? そうそう。 いえ、見かけてませんけど。もし見かけた ら捜してたこと、伝えときますね。 受け付けって大変ですね。 でも、受付は安全ですよ。 受付は樹脂か何かでできていて、かなり硬 い。 受付係は私たちが「ステラ」に向かったと きと同じ人みたい。 受付の台の裏をのぞいてみたけど、なにも 発見できない。 アリサさんったら、こんな所にオペレータ ーは隠れてませんよ。 受付に変わったところはないみたい。 オペレーター、3人とも仲がいいなとは思 ってたけど、ここまで仲が良かったとはね 。びっくり。 まったく、オペレーターは3人そろってど こに行ったのかな? 私は本部に行ってパーツを調べてもらおう かな。 ドクターは、アリサに任せたわよ。 私達はここで待ってますね。 よろしくね、先輩。 いつものように一般の人もたくさんいる。 受付は人が絶えることがないみたい。 人のざわめきがエントランスじゅうから聞 こえてくる。 ホンホア、メリル、ネドラとみんな揃って る。 私に気がついたみたい。 みんなもじもじしてる みんな私と一緒に歩いてる。メリルは元気 のいい歩き方。ホンホアはモデルのように きれいな歩き方。ネドラは小股にちょこち ょこ歩いてる。 いつもお疲れさま。 アリサさんもがんばって下さいね。 3人が待ってますよ。 あら、みなさんどうしたんですか? ちょっと、面倒なことがあって、ね。 今日はどちらに・・・あ、聞いちゃまずい んだっけ。 旧市街のほうに行く予定。 パーツの工場がわかったら工場に行ってみ ないと。 ホンホアったら、仕事の話ばっかり。 お待たせ。PKー653、もらってきたよ あ、アリサ、ありがとう! 先輩、助かったー!! では、もう一度ジャンク屋に行きましょう アリサ、ドクターの所に行ってきて。 先輩、よろしくねっ。 PKー653をもらってきてくださいね。 みんな、ドクターのとこには行かないの? あの・・・ね、私、実はあのドクター、苦 手なの。 ホンホアも?・・実はあたしもなんだ、油 断してると強化サイボーグにされそうで。 私も、なんです。私の顔見ると運動不足は いけないって、すぐに言ってくるんです。 と、いう訳でアリサ、行ってきてくれない かしら。 先輩、お願いっ。 アリサさんはあんまり苦手じゃないでしょ まあ、そうだけど・・・・・。しようがな いなぁ。 ありがとっ! ラッキー! ほっ。 今日のお店って、コンピュータのパーツは あるかな。 けっこう置いてあるよ。生体部品とかもあ るし、あたしの目当ての銃器のパーツとか は余業ってとこ。 案内専用のターミナルなので、できること は案内に限られてる。 ターミナルはメイン画面を表示してる。 ターミナルは誰でも使えるように簡単な構 造をしてる。 私は使っても意味ないかな。 スリットに用のある人も、そうでない人も ここにはいる。 スリットの関係者が私たちのほうを見てる こっちを注意して見てる人はいないみたい ここではさすがに危なさそうな人は見かけ ない。 ふーっ、ドクターったら、すごかったな。 まだ心臓がドキドキいってるみたい。 まったくもう、みんな私に押しつけるんだ から。でも、そんなに怖いかな、ドクター ドクター、ほんとに眼球、持ってるかな。 あの人だったらそういうのは何でも揃って る気がするけど。 ジャンク屋ねえ。私はその手のお店も行か ないからなぁ。どんなとこか、興味あるな また出るの? パーツの情報は外に出ても入らないと思い ますよ。 だけど、中にいても入んないんじゃない? ここから調べればまだ何か・・・。 じゃあ、出かけるのは止めようか。 街には出なくっていいんじゃないかな。 四方を囲む壁の窓には明かりがともってる 明かりがまんべんなく上の方から降り注い でくるから、影は足元にしかできない。 吹き抜けにふたをするように最上層の底が 見える。あそこに私たちの本部や整備室が ある。 もちろん下からじゃ本部がどうなってるか なんて分からない。 今日は行ったり来たり、大変そうですね。 ありがと、これで少しゆっくりできそう。 でも受付もたくさんの人の応対があって大 変だよね。 え、けっこう性にあってますから気になり ませんよ。 唯一の手掛かりらしいものもこれ以上はダ メかぁ。 まだそうと決まった訳でもないわ。一応ラ ボテックでオペレーターたちに検索しても らいましょう。 あのおじさん、かなりなシステム使ってた みたいだからどうかな、とは思いますけど ・・・。 だけど・・・こんなことしてて事件解決に 向かってるのかなぁ。 だけど上級ポゼッショナーは今のところ増 えてないし、状況は良くなってるはずよ。 先輩、暗く考えちゃだめだよっ! 一応目の前にある大きなガラスドアがスリ ット本部への入り口。 右のほうのドアは病棟に通じてる。 標準装備は全部身につけてる。 えっと・・みだしなみはちゃんとしてるよ ね。 うーん、今から何しよう? あ・・・ネドラの報告、ちゃんと聞いてな いんだっけ。勝手に出かけちゃうとまずい よね。 夜のうちに残骸は片付けられたみたい。 昨日あんなことがあったのにもういつもの 落ち着きを取り戻してる。 受付ももとどおりになってる。 完全に復旧されてて、信じられないくらい 昨日は大変だったね。 本当にびっくりしましたよ。いきなり入っ て来たかと思うとレーザーを乱射して。 ケガとかはなかったの? ええ、それは。素早く避難できましたから うわあ、すごいな、ほとんど元通りだよ、 ここ。 スリット営繕班に感謝しなきゃね。 良く見るとところどころに傷が残ってます ね。 そういったものって、建て直さない限りは 無理なんじゃないかしら。 壊されたブロックは張り替えられたみたい で、もと通りになってる。 少しひっかき傷が残ってるけど、ほとんど ポゼッショナーとバイオクラスタが来た跡 はない。 壁って言っていいのかな、ここを囲むビル はぱっと見ではなにもなかったみたいに見 える。 よく見るとまだ上のほうで窓の取り替えを やってる。 ここまであっさり元通りになってるとスリ ットに不可能はないのかって感じ。 ふうっ、今日もいろいろあったけど、無事 に帰って来れたね。 今日はここで解散しましょう。そして明日 ラボテックを目指しましょう。 はい。・・・じゃあ、私、インターフェイ スボックス使ってますね。 あたしは・・・部屋に帰って武器の手入れ でもしてあげようかな。 私は控室でお茶、してるわね。 みんな思い思いに散らばってっちゃった。 解散したとはいっても、今は待機中だから 外には出ないほうがいいと思うな。 エントランスはまたいつものように人があ ふれてる。 まだ早朝だっていうのに人がたくさん。 もう綾香=浦崎との戦いの痕跡を片付ける 人の姿はぜんぜん見当たらない。 幅が4、5メートルはあるカウンターで2 人の受付係が仕事してる。 朝早いというのに受付にも問い合わせして る人がいる。 受付係はいつもの人みたい。 いつもお疲れさま。 あ、アリサさん。 今日はいつもよりちょっと装備が増えてま すね。洞窟でも探検するんですか? ま、ね。それに近いこと。 そういえば今日ホンホアさん元気ありませ んでしたね。何かあったんですか? あ、やっぱり感じる?ホンホア、今日ちょ っと変なんだよね。疲れがたまったのかな いよいよ決戦だね!わくわくしちゃう! ほんとにメリルって単細胞。慎重に、とか 考えないのかしら? 臆病な人って、そうじゃない人を見るとう らやましいもんだから、いろいろ言うんだ よねーっ。 あーっ、私はただ・・・ 二人とも、今日の任務は敵の本拠地に乗り 込むんだから、仲間割れなんかはしないで ね。 あっ、当たり前だよっ! は、はいっ!解かってますっっ!! ふふっ。 あ・・・いつものホンホアにもどってる。 良かった・・・。 ホンホア・・・寂しくなったら、言ってね 私で良かったらいつでも慰めてあげる。 ・・・・ありがと、アリサ。あなたには感 謝してるわ。 総ガラスのドアはエントランスの様子を反 射しつつも外の喧騒も伝えてきてる。 朝、といっても外の明るさは夜とさして変 わらない。ちゃんと出る陽の光って最近見 てないからな。 ドアの回りもガラス張りになってる。残っ た面積だけでこの建物を支えてるのかと思 うとふしぎなくらい。 人ごみの中ではあまり働かないけど、ポゼ ッショナーの気配がないか調べてみた。こ こにいる人はだいじょうぶのよう。 調べる必要のある人はいないみたい。 特に怪しい人はいないみたい。 ラボテック・コーポレーションか・・・。 無人でバイオクラスタを作ってポゼッショ ナーに配ってるのかな・・・?だったら私 たちは施設を破壊すればいいんだよね・。 ホンホアの過去、聞かれたくなさそうだっ たから聞かないでいたけど・・・。心を開 いてくれて、そして私がホンホアのちから になれて本当に、良かった。 ネドラがあんなことやってるなんてね。そ んなにいいものなのかな・・私なら血も通 ってない機械で気持ち良くなるより、人と 愛し合って気持ち良くなるほうがいいけど な・・・・・。 さあ、本部に着いたけどみんなこれからど うしよう?バイオクラスタの培養施設も片 付けたし、後は何にもないかな? アリサ、確かもう一人ポゼッショナーが残 ってなかった? あっ、そういえばリストにもう一人、いた よね? うん・・・。だけど、どこにいるのかな・ ・・。それとも、ラボテックを片付けたか らもとにもどったかな? 何にせよ、その件は連絡を待つしかないわ ね。それに、タワーの異常、カウントダウ ンも気になるし・・。 じゃ、どうするの? あの・・私、カウントダウンの事や、ラボ テックの事、調べてみます。コンピュータ 使いに行っていいですか・・? じゃあネドラ、頼むね。 ・・本当にコンピュータの虫なんだから。 で、あたし達は? そうね・・・。目的もなく街を歩いても仕 方ないから、控室でお茶しましょうか。 賛成さんせーい。じゃ、行きましょ!先輩 は・・? ん・・そだね、私も後で行こうかな。 じゃ、先に行ってるね! ここにあるモニターもカウントダウンして る。まわりの人はあまりそれを気にしてな いみたい。 ここにいる人たち、それから街じゅうの人 は、「タワー」が人に反逆してる事を知ら ない・・・! ネドラの姿は・・・・・見当たらない。 エントランスは人でごったがえしてる。 まわりの人はモニターが変わったものを写 してることよりもっと個人的な事が気にか かるみたい。 上の方まで吹き抜けが続いてる。装甲車が 飛び出した穴はもう修理されてる。 「タワー」はこの建物より大きいんだよね ・・・。 ここから見上げてもネドラ、見つけられな いよね・・ 見上げると遠近感が狂うほどの巨大な建物 スリットの全てを一望できる。 整然と並ぶ窓の光がスリット本部や整備室 のある吹き抜けの上端まで延びてる。 モニター、どうしたの?使えないの? いえ、使えないわけじゃないんですけど・ ・。操作を止めるとすぐにカウントダウン の表示にもどるんです。まるで待機時間の ないスクリーンセーバーみたい。 ?・・スクリーンセーバー? あ、気にしないで下さい、アリサさん。 みんな揃ってますね・・また出かけるんで すか? もしかして、しばらくしたら「タワー」に 支障が出る可能性がありますから、バック アップとか取っといたほうがいいですよ。 あ・・・はあ・・・・・。 あの、悪いんだけど、ネドラ、見なかった かなぁ? ネドラさん、こっちには来てないと思いま すけど。 ネドラ見なかった? ネドラさんですか?さっきみなさんが帰っ て来た時に見たっきりですよ。 何が悪くてカウントダウンが出るのかな? さあ・・・。とにかく、「タワー」にリン クしてる端末はみんなこうですから、誰か 「タワー」にいたずらしたんじゃないです か?・・にしても迷惑ですよ。 まったく、ネドラどこにいるんだろ? 外には・・・出てないよね、きっと。 スリット内部を良く捜しましょ。 アリサさん、上に行きましょう。 せんぱーい、今回は装甲車使うから出発は ここじゃないよ!上の整備室に行かなきゃ まさか、また装甲車を落としてもらうわけ にもいかないしね。 ここのモニターも全面的にカウントダウン が写し出されてる。 さらに数が減っている・・・。「タワー」 が何を企んでるにしても、止めなきゃ!! 見ている間にも小さく表示された単位が小 さくなっていく。カウントダウンのもとは ここじゃないから私はそれを見るだけで止 められない。 モニターの大きな数字が一つ減っている・ ・・。カウントダウンは続いてる。 カウントダウンが表示されてないモニター は見渡すかぎりでは一個もない。 受付の所にある案内用ターミナルを触って みる。・・操作した時は元の案内用画面に もどるけど、手を放すと2{U+301C}3秒でカウン トダウンが表示される。 これを調べてもなんにもならない・・原因 は「タワー」にあるんだから! 案内用ターミナルでもカウントダウンが進 んでる・・・。全てのモニターが同時に時 を刻む様子は不思議さを通りこして不気味 な感じ。 ぼおっと画面を見つめてるとカウントダウ ンが進んで行く。機械に触っている間もカ ウントは進むよう。 確かに操作はできるけど・・・すぐカウン トダウンになって扱いづらくて大変。 私もみんなと一緒にお茶しよっかな・・。 装甲車を使うんだから、出発は上からだよ ね。 いったいネドラ、どこにいるんだろう・。 外には出てるはずないし・・・。 あっ・・やだ、まだ何か興奮が残ってる・ ・・。だけど、今はそんなことよりディス クの内容のこと、考えなきゃ・・・・。 うーん・・・ネドラが見当たらないんだっ たら、自分で調べてみようかな・・・。一 応、私だってインターフェイスボックスは 使えるんだし。 スリットの中はどこも珍しいことないし・ ・・かといって外に出るのはまずいしな。 オペレーター、3人とも仲がいいなとは思 ってたけど、ここまで仲が良かったとはね びっくり。 ここはスリット専用の医務室。あんまりお 世話にはなりたくないところ。 基本的には私たち専用だから、ドクターと 助手しかいない。 消毒薬の臭いがたちこめてて、いかにもっ て雰囲気。 ちょっと見看護婦さんに見えるけど目の前 にいる人がドクター。 マッドサイエンティストっていうのかな、 ちょっと危ない性格らしいけど、腕前は超 一品。 この部屋のシステムは完全に独立してるか ら、インターフェイスも変わってる。 この部屋で私が勝手に使える機械といった ら・・、何にもないや。 あら、アリサちゃんどうしたの?風邪でも ひいた? いえ、別に。 そう・・。たまには派手なケガして帰って 来てね。両腕サイボーグ化とか、心臓移植 とか・・。腕がなまっちゃうじゃないの。 あ、そうですか・・(たはっ、まいったな あ。) 医者が暇してるってのはみんな健康な証拠 ですよね。 ま、そうなんだけど。あんまり退屈だから 助手を強化サイボーグにしようとしたら、 嫌がっちゃってさ。 当たり前ですよ!私はそんなのになりたく ないですよ! 患者はいま、誰もいないみたい。ドクター が退屈そうなのも当然かな。 部屋にある機械は規格外のものばっかりで 素人の私にはよくわからない。 まあ、アリサちゃん、その気があるの?私 の相手をするつもりならいつでもいいわよ あ、私、用思い出しちゃった! あ、そんなつもりじゃなくって・・・(あ ぶないあぶない!変なことできないな。) 変なことになったらまずいから、やめとき ましょ。 うーん、うろうろしてても何だからシャワ ーでも浴びに行こうかな? 仕事がなくて暇そうなドクターと、助手が いる。 病棟には医療スタッフしかいない。 ドクターって、美人だけどちょっと危ない 人なんだよね。 私を見てる。 いろいろ訳の分からない機械がいっぱい。 大ケガするとこういうの、使うんだろうな ここの機械は私にはさっぱりわかんないな みんなそろってなにかしら?暗視機能付き の目玉が欲しいとか? あ、あたしはスコープがあるから・・・ また、今度にします。 アリサちゃん、スリット全員に呼び出しで しょ?何しに来たの?もしかして腕をサイ ボーグ化して強くしようとか? そんなわけないですよー! アリサ、私ここにはあまり来たくないな。 う、うん。あたしも。 やっぱり何にもないときは来る所じゃない ですよ。 ね、早く出ようよ。 ホンホアにも苦手なものってあるんだ。 最新の医療機械なのに、なんかぶきみ。歯 医者さんの機械ににたものもある。何につ かうんだろ。 ベッドとよく分からない機械、棚なんかが ある。 アリサちゃん、みんなの前でなんて大胆ね うわーっ、そんなんじゃなくて・・ごめん なさいっ! やっぱりアリサちゃん、その気があるのね 私の相手をしてくれる覚悟はできてるの? いえ、そういうわけじゃなくて・・・ この先生の危ないとこって、やっぱり魅力 でもあるよね。みんなもきっとそう思って るんじゃないかな? 早く、行きましょ! この先生の危ない感じって、すこしそそら れるんだけどな・・・。 病棟にやって来た。 相変らず、清潔だけどおどろおどろしい雰 囲気。 助手とドクターが暇そうにしてる。 もしやと思って来てみたけど、ここにもオ ペレーターの3人はいない。 ドクターと助手しかいないみたい。 本っっ当に暇してるみたい。 このドクター、危ない性格らしいしちょっ と怖い人だけど、悪い人には見えないな。 まさか、オペレーターをどうにかしたって ことはないよね。 なにまじまじと見てるの?何かついてる? ドクターは美人だけど、ちょっと危ない性 格って噂。 アリサちゃん、元気なようね。もっと不健 康になって私に腕を振るわせて。 いやぁ、そんな。 あら?アリサちゃん、ちょっと女臭いわよ 何してたの? ぎくっ。い、いえ、なんでも。えへへ。 あの、エリスかディール、クミコなんです けど、ここに来ませんでした? あの3人?今年の健康診断以来見てないわ ね。 せっかくいろんな生体部品とか揃えてある のになかなか使う機会がなくって寂しいわ そ、そういえばこのパーツって何だかわか ります?バイオクラスタのパーツなんです けど・・・。 うーん、これ、カスタムパーツでしょ?多 分、機械と神経組織の接合に使うパーツの 一種だとは思うんだけど、見たことがない からね・・。 やっぱり、わかりませんか・・。 ここの設備は全部規格外のものだから私に は良くわからない。 大型の機械が所狭しと詰まってる。 この部屋だけ独立電源、独立生命維持装置 が付いてる。機密も万全だし、ひょっとし たら宇宙に出してもだいじょうぶな部屋か もしれないな。 頑丈な薬棚の隣には、透明の気密扉が付い た棚があって、そこには培養液に入った生 体部品がたくさん入ってる。 それぞれの棚には鍵がかかってる。 生体部品棚の中はまるで理科実験室の標本 棚みたい。 ドクターって、意外なほど鋭いから用心し なきゃ。 あの3人、どこに行ったのかな?ドクター が嘘ついてるはずはないし・・・もっと他 のところを調べてみようかな。 そろそろ本部に行ってパーツの正体を確か めたほうがいいかな。 医務室の中に入った。 特に仕事してるような様子はない。 何もなかったようにすましてる。 頭の上の帽子がかわいい。 少し、冷たそうな目。そこがすてきなんだ けど。 医療器具を整理してるみたい。 まだ帰ってきてない。 またたく間にいなくなっちゃった。 ポニーテールが似合ってるな。 あんまりこっちの事は気にかけてないみた い。 アリサちゃん、あなたさえ良ければいつで も身体検査したげるわよ。 あのぉ、ドクターは脱がないんですか? あなたが先よ、アリサちゃん。 アリサちゃん、一人だけど何の用かな? ここに・・・生体パーツのPKー653っ てありますか? ああ!眼球でしょ?あるけど、どうするの アリサちゃんの目には適合しないわよ。 あ、それはかまわないんです。良かったら もらえないかな、って・・・。 ・・・助手! は、はいっ!私、切れかけてる薬を買って きます!! アリサちゃん、PKー653、あげてもい いけど、その前にじっくりと身体検査した げたいな。 し、身体検査ですかぁ? そ。身体のすみずみまでね。退屈してたし ちょうどいいわ。・・・意味、わかるわよ ね? ・・・・・うんっ。 じゃ、その気になったら洋服を脱いでね。 みんな揃ってるけど、健康診断でもしたく なったの? ねぇね、どーしてここに来るの? 用はないと思いますよ。 早くジャンク屋に行きましょう。 あたし、ちょっとここ苦手なんだ。 時は金なり、行きましょう! どの機械もスタンバイはしてるけど使われ てない。 こんな機械で治療されると考えると病気す るのが怖くなっちゃう。 おどろおどろしい機械。ほんとにこれで治 療するのかな。 2つの棚に分かれてる。 棚にはもとのようにカギがかけられてる。 標本みたいに並んでる生体パーツを調べて みると・・ビンにPKー653とラベルが 貼ってある眼球ユニットがある。 片方の棚には薬が入ってて、もう片方はい ろんな生体パーツが入ってる。 私は服を脱いだ。 あっ、その気になってくれたのね?ほら、 恥ずかしがっちゃダメ。私の目を見て。 ド、ドクターも早く脱いでくださいよぉ。 医者の前で恥ずかしがってもダメだってば じゃあ、こっちのベッドを使いましょ。 うふふっ、アリサちゃん、まだ足りないの 私はもういいわ。こんなにはげしいのって 久しぶりで、疲れちゃった。ごめんね。 あははーっ・・・。 私は服を着た。 ふぅーっ、誘ってくるだけあって、すごか ったなぁ!まだ腰がふらふらしちゃう。 身体検査って、やっぱアレだよね・・・だ ったら私も責められてばっかりになんない ようにがんばっちゃうもんね! さあ、勇気をだしてドクターに生体パーツ のこと、頼まなきゃ! 用もないのにちょくちょく顔だしてると、 そのうち本当に改造されちゃうかもな。 助手はもどって来てる。 ドクターが私を見つめてる。 私の目を見て微笑む。秘密を共有してる合 図。 それ以外にはいつもと変わった素振りは見 せない。 ドクター・・、さっきはありがとうござい ました。 ふふっ、お役に立てたかしら。 また何かあったら遠慮無く言って来てね。 アリサさん、なんでここに来るんですか? さっきのお礼、言っとこうかなと思ったの あ、それもそうですね。 私たちからもお礼言っときましょう。ドク ター、御迷惑かけてすみませんでした。 本当に助かりました。 ありがとねー! 元通りカギがかかってる。 カギがかかってて開かない。 奥のほうにちらっと見えるベッド。ドクタ ーと私が使ったやつ。 ベッドの乱れはしっかり直してある。ドク ターがやったのかな。 ドクター、他にも変な道具持ってたりする んだろうな。 ドクターと助手がいる。 室内には消毒薬の臭いが漂ってる。 カールしてる髪がきれい。 私を見つめてる。 アリサちゃん、どうかしたの? こっちは暇で困っちゃうわ。 ねえアリサさん、早く目的地で用件済ませ ましょうよぉ。 あたし、ここ苦手だなぁ。 助手が整理してる器具は、医療器具みたい 鉗子とかメスとか、そういったものみたい ドクターの着てる服はちょっと変わってる ドクターの腰に付けてるケースの中には簡 易診断装置が入ってるみたい。 ドクター、いつ見てもきれいな人だな。 ドクターはひましてる。私たちがぴんぴん してるから、ね。 私たちがそろってやって来てびっくりして るはずだけど、そんな表情はおくびにも出 してない。 カールした髪の毛がきれい。 ドクターの助手はてきぱきと雑用を片付け てる。 あまり私たちのほうは気にしてないよう。 水に濡れてきらきらと輝くガラス器具が、 手早く拭かれ、棚の中にしまわれていく。 また、何か?アリサちゃん。 あ、そういうわけじゃないんですけど。 今日こそ健康診断しに来たのかな、みなさ ん? あ、いえ、そのぉ・・・。 あたしたちのドクターは元気かな、って・ ・・。 本当に、ちょっと寄ってみただけなんです ドクター。 あの・・・ドクター。サイドラッグって、 安全なんですか? いきなり改まって何を聞くかと思えば、サ イドラッグ? え、ええ。ちょっと、気になることがあっ て・・・。 そうねぇ・・。まあ、習慣性や幻覚とかい った薬剤系のドラッグに良くある症状はな いらしいわね。 あ・・・そうですか。ちょっと安心、かな とは言っても神経系に直接作用させること を目的としたプログラムだから、素人がへ たにキメようとすると、神経焼き切っちゃ う可能性があるのよ。それがサイドラッグ が禁止された理由。医療プログラムにも似 たものはあるんだけどね。 へえ・・・。 最近はすごく忙しいみたいね。 だけど、もう一息で片がつきそうなんです 先輩、ケガする前に寄っても意味がないよ 私、このドクターだけはどうも苦手なのっ てば。 早く行きましょうよ、私たちの真下へ。 私はドクターの胸の聴診器を調べようとし た。 あっ、アリサちゃん、いきなり何っ!? ドクターが誤解するからやめとこう。 聴診器っていうのも昔とあんまり変わって ないんでしょ?どうしてかなって。 やっぱりいろんな機械があっても大切なも のは替えがきかないってことじゃないかし ら? ドクターの胸にはスリット職員のIDカー ドがとめられてる。 人間の目では見えないけど、表面には機械 判別用のパターンがびっしりと描き込まれ てる。 顔写真の横に身分や名前が記入されてる。 ドクターは相変らず、といったところかな ホンホアは落ち着いたし、ネドラのほうも 気にはなるけど特に心配はしなくていいみ たいだから、ここに来る用事はないかな? そういえば、ホンホアの様子、今日おかし かったんだ。どうしてるかな? ここにあるモニターには・・・異状はない みたい。 ドクターと助手がいる。いつもとまったく 変わらない所。 ネドラがここに・・いるわけないか。 ここにもネドラは・・・、いない。 のんびりした空気が漂ってる。いつものよ うにドクターは暇そう。 私とドクターが使ったベッドが見える。も ちろん今はきれいなシーツに変えられて使 った跡なんて残ってない。 ベッドには清潔なシーツとたたまれた掛け 布団。汚れどころかしわ一つよってない。 ベッドは使われた様子はない。ネドラがい るかなとちょっと期待したんだけどな。 白いシーツに、白いコットンカバーの付い た掛け布団。病室のベッドらしく飾り気が ない。 ドクター、ここのモニターは普段通りみた いですね。 ああ、外のモニターは何か変なカウントダ ウンが始まってるみたいね。ここのシステ ムは完全に外部と切り離されてるから。通 信回線も直接にはつながってないのよ。 え・・でも、それって不便じゃないんです か・・? だけど、こういう時に便利でしょ? あら、みんな揃ってるわね。 はい、おかげさまで。 ドクター、ネドラ知りませんか? あら、ネドラだけいないのね。力になれな くて悪いけど、見てないわ。 あの、ネドラ、見ませんでした? ネドラ?前にあなたがみんなと来た時から 見てないわよ。見かけたらちゃんと栄養取 るように言っといてね。 は、はい。 何でカウントダウンしてるんでしょう? さあ、ね・・。機械の不具合は私の専門じ ゃないからね・・。 ここにもネドラ、いないか・・・。 一番ひ弱なのに、一番ここ嫌ってるんだも ん、いるわけないよ。 ねえ、ドクターは連れて行かないの? あの装甲車にそこまでの余裕はないわ。そ れに大方のケガなら装甲車の自動医療装置 で大丈夫よ。 アリサさん私、ケガもしてないのにここに 来るのはあまり好きじゃないです。 あれ?ネドラ、下半身、ケガしてるとこあ るんじゃない? メリル・・・おげれつっ!! 病室の設備はカウントダウンも出てないし どれも正常のよう。 ここの機械でカウントダウンが出てるもの はない。 正常に保たれてるみたいだけど、ここの機 械のことは良く分からない。 良く分からない機械をいじって壊してもい けないし、あんまり触らないでおこうっと あんまりやっかいかけてないつもりだけど 器具の整理やなにかで忙しそう。 そういえばこの助手さんが休んでるとこっ て見たことないな・・・。 胸にはドクターと同じ形式のIDカードを 付けてる。 ドクターに忠実な助手さん。今も手を休め ずに器具を片付けてる。 鼻歌まじりに器具の整理してる。 そういえばあと一人残ってるポゼッショナ ーに憑かれた女の子、どうしてるかな・。 まだ取り憑かれたままだったら・・・どこ に? 「タワー」に行けば、今度こそポゼッショ ナーを、新たな犠牲者が出るのを止められ る・・・! ネドラ、いったい何始めたんだろう?こっ そりこんなデータ持ち運ぶなんて、何か怪 しいよ。 ドクターにじゃなくて・・ホンホアとメリ ルにディスクのこと、話してみなきゃ! ディスクのこと、ドクターに聞いても無駄 だしな・・。自分で調べてみよう! カウントダウンについて、ネドラ何かわか ったかな・・? ここは控室。私たちはここで仮眠を取った りお茶を飲んだりする。 だれもいないみたい。 部屋の真ん中にはちゃぶ台が置いてあって きゅうすやお茶碗がのってる。 壁にはカケジク・液晶ディスプレイがぶら 下がってる。 メリルの上着がかけてある。メリル、まだ シャワー浴びてるのかな。 ちょっと足がギシギシいってる。古いから ね。 お盆の上にお茶碗、きゅうす、お茶入れが のってる。 ホンホアが香港から日本に渡るときに持っ て来た物で、かなりいい物らしい。 中はきれいにちゃんと流してある。 私もシャワー浴びてすっきりしようかな。 壁にかけてあったメリルの上着は・・・、 メリルが着てる。 壁にかけてあったメリルの上着がなくなっ てる。 少し古ぼけてるけど、シミとかなくて、き れい。 タタミは少しすり切れてる。 先輩、なにか忘れ物でもしたの? アリサさんって意外とそそっかしいんです ね。 勝手に話進めないで!ちょっと寄っただけ なんだから。 さあ、通報者の所に行きましょう。 きゅうすがどうかしたの? ん、そういう訳じゃないんだけど。いい柄 だなって思って。 あ、あら、そう。ありがとう。 早く行きましょうよ。 ホンホアが香港から持ってきたもの。ちゃ んと洗ってある。 このカケジク・液晶ディスプレイは風景が 描いてあって、それが刻々と表情を変えて いくのを楽しむもの。いまは鷲か何かが空 を舞っている。 ほらほら、今はカケジクに見入ってる時じ ゃないでしょ。 このカケジク・液晶ディスプレイは風景が 描いてあって、それが刻々と表情を変えて いくもの。いまは河に小舟が浮かんでる。 なんか、控室は他の部屋とくらべて落ち着 くな。 先輩、落ち着いてる場合じゃないよ。通報 者のとこに早く行かなきゃ! 私もカケジク、一つ欲しいな、でも私の部 屋には合わないかな。 控室に入った。 ホンホアとメリルがいる。タタミの上に、 メリルのものだと思うけど拳銃が転がって る。 ホンホアとメリルがお茶してる。 奥に見える扉はシャワールームに続いてい る。シャワールームの電気は消してあるみ たい。 カケジクの中では小雨が降ってる。 控室にはのんびりした空気が漂ってる。 二人の前には食べかけのお茶菓子とお茶碗 が置いてある。 二人はお茶してる。 ホンホアは正座してるけど、メリルは足を 崩して座ってる。 ホンホアとメリルは寛いでる。 あ、先輩。 お疲れ様。どう?パーツを作った所はわか った? 二人とも聞いて。パーツの製造元なんだけ ど、「タワー」に問い合わせてもわからな かったみたい。 「タワー」に記録されてないとすると・・ ・国外かしらね。 そのはずはないと思うな。あのパーツって かなりの設備がないとできないものだし、 それだったらネットに載ってないはずはな いでしょ? だったら・・・なぜ・・? ・・・登録を抹消された工場、というのは ?スリットは最上級の機密データにも近付 けるはずなのにデータがないと言うことは それしか考えられないわ。 あ。確かにそうかも知れない!・・だけど そうだとしたらどうやってその工場を突き 止めればいいの? 手詰まり、かしら。 待って! メリル、どうしたの? あたしが良く行く店の一つにね、そういっ たパーツ類を専門にしてるとこがあるの。 1900年代からやってるらしくって、古 い工場のデータなら全部わかると思うよ! メリル、それよ、それ!そんな便利なとこ があるんだったら先に言って欲しかったな うーん、でもね、けっこうヤミ商品とかも 扱ってるからあんまり言いたくなかったの ま、そういった店はざらにあるし、いいじ ゃないの。 よし、そうと決まったらさっそく行ってみ ようよ!その店はどこに? 旧市街なんだけど、今日はもう閉まってる んじゃないかな。 して明日、行ってみることにしましょう。 あら、何か肌のツヤがいいわね。運動でも してきたの? あ、えと、ま、そういったとこ。 先輩、へーんなの。 二人とも、3人がどこに行ったか知らない あれぇ?本部で仕事してるんじゃないの? おかしいわね、まだ3人とも勤務してる時 間のはずだけど。 それがいないのよ。3人とも。 捜してみたら?本部のどこかにはいるはず よ。 二人ともどうしてるかなって思って寄って みただけ。 ふふっ。先にお茶してるわ。アリサもパー ツのこと調べたら一緒にお茶しましょ。 ちゃぶ台の上にはきゅうすとお茶入れ、お 茶碗、そしてお茶菓子が載ってる。 お茶菓子はおいしそう。私の分もあるかな お茶は湯気をたててる。 お茶は緑茶だね。 火薬を使う旧式のタイプで、黒光りする表 面に迫力がある。 勝手にいじるとメリルが怒るよ。 メリルの拳銃だけど、勝手にいじると怒ら れるな。 私は拳銃を手に取って調べようとした。 先輩!実弾入ってるから気をつけて! みんなにパーツのこと、話さなきゃ。 本部に行けば検索結果、出てるよね。 やっぱりここにはオペレーターたち、来て ないね。 ここに来るのは用を済ませてからの方がい いかな。 控室に来た。 きれいに片付いてる。 誰もいない。 ちゃぶ台の上も、きれいに整えてある。 シャワールームに続く扉は閉じてる。 扉の色、壁の色と調和してるな。 シャワールームの電気は消えてるみたい。 そういえば先輩、昨日結局私たちだけでお 茶しちゃって、ごめんね。 あ、いいの。パーツ調べるのもけっこう面 白かったから。 ねえ、早く用をすませてしまいましょうよ 中に入ったお茶の葉は、新茶。 中にお茶の葉は半分くらい入ってる。 お茶入れは、振ると中のお茶がカサカサ音 を立てる。 ・・・先輩、へんだよ。 いつ見ても微妙に景色が変わってる。今は 霧が立ちこめてて景色がぼんやりとしか見 えない。 カケジク・液晶ディスプレイは何の役にも たたないけど、その分目を楽しませてくれ る。 話だと、数万年経つと山の形も変わってく らしい。 ・・・やっぱ、私だけここでのんびりして るのはまずいよね。 パーツの謎がとければ、何か分かるに違い ないね。 部屋に乱れたようすはない。 控室は静かに、落ち着いてる。 きゅうすとセットになってるものじゃない ので、ちょっと安っぽい感じ。 縞模様のがらがはいってる。 バイオクラスタの手掛かりはつかめたかも 知れないけど、肝心のポゼッショナーにつ いては手掛かりがないね。 でも、バイオクラスタとポゼッショナーが 何らかの形で関係してるのは事実ですから ・・・事件の解決は近いかも知れませんよ 長いことポゼッショナー相手に戦ってたか ら解決するかも、っても実感、わかないな ・・・始まりがあったものには当然終わり もあるものなのよ。 お茶わんがのっけてある茶たくは近所の店 で買ったもの。 セラミック製で頑丈さが売りのもの。 この部屋だけは和風な感じでつくられてる 天井には薄い板が張ってある。 ポゼッショナーとバイオクラスタは関係し てることは確か。そして、バイオクラスタ は人間が作ったと思われる部品を使ってる と・・・いうことは・・ポゼッショナーも 人間が作りだした「何か」と言うことなの かな・・?? この部屋はホンホアがいつも片付けてるか ら散らかったためしがないな。 私がこの部屋を出たときと変わりない。 シャワールームは電気が消えてるみたい。 前に見える扉はシャワールームにつながっ てて、後ろのほうに廊下に通じる扉がある なにか控室に用事あるの?先輩。 別に。 発信地点に行ってみましょうよ、アリサさ ん。 そうだね。 ちょっとひびが入ってるな。 この部屋の壁だけは昔からの素材でできて る。実際、普通の壁より暖かい感じがして いいと思う。 たたきがあって、そこから先にはたたみが 引いてある。 たたみはちょっと古いけど染みや焦げの跡 はない。 お茶でも飲もうかな・・・なんて考えると みんなから怒られちゃいそうだね。 わっ、わ!! ホ、ホンホア・・・? 控室ではホンホアが一人、お茶を飲んでる 部屋はいつものとおり。昨夜のことを思い ださせるものはなにもない。 何か、身体がむずむずしてくる臭いが流れ てる。 控室にはホンホアだけ。 ホンホアは私服に着替えてる。 もちろん今はきちんと制服を着て、私の後 ろに立ってる。 ジーンズの前は開けっぱなしで、シャツも ・・乱れてる。 ジーンズに薄い水色のストライプが入った シャツがホンホアに似合ってる。 あら、アリサ、どうしたの?今、シャワー はオペレーターの3人が使ってるわよ。 あ、別にシャワー浴びたいわけじゃないか ら。 私、ホンホアっていつも冷静で、乱れたり しないと思ってたんだけど・・一体どうし たの、ホンホア!?私で良かったら話して 今日、いえ、昔プリムと何があったの!? アリサ・・・。 私が香港から日本に渡って来た理由、まだ 教えてなかったわね・・・・・。香港にい た頃、私は一人の捜査官と付き合ってたの ちょうど、ポゼッショナーが世界中で話題 になりだした頃ね・・・。私の彼は香港警 察でポゼッショナーの担当になったわ。だ けど、まだポゼッショナーの撃退法もわか ってなかったし、あの頃はただ、捕獲した り、抹殺することしかできなかったの・・ 私はその場所に居たわ・・・・・。あの人 は街で暴れるポゼッショナー、プリム=ウ ォンを撃てなかったの。私や他の民間人を 守るためじゃない、あの人の優しさが、年 若い女の子を撃つのにためらいを生じさせ たのね・・・・・。私はあの一瞬を忘れな い。未だに夢にうなされて真夜中に飛び起 きる事もあるわ。あの人にはその一瞬の逡 巡が命取りになったの。あの人がためらっ た隙にプリムの操るバイオクラスタがあの 人の内蔵をえぐりだして・・・・・・。 ホンホア・・・・・。 私はあの人の思い出が、至る所に残ってい る香港にはいられなくなったの。それで、 私は日本に渡って来た・・・・・。おかし なものね、思い出から逃れるために日本に 来て、ポゼッショナーを撃退してたらあの 人を殺したポゼッショナーに出会うなんて ・・・。 ホンホアにそんな過去があったなんて・・ 私、昔のことを想いだしたら辛くなって・ ・・、気がつくと自分の身体に媚艶膏を塗 りたくっていたわ。こんな、誰が来てもお かしくないようなところで・・・。きっと 私誰かに見つけられたかったのかも知れな い。そして、私をどうにかしてもらいたか ったのかも・・・・ ホンホア、もう話さないで。ホンホアの苦 しみはわかったから・・・。私ができる限 り慰めてあげるから・・・!! 私とホンホアの舌が自然に絡まり合った。 ホンホアの悲しみを吸い取るように私の舌 は動く・・・・ ホンホア・・・いったい、何やってたの? アリサ・・・・。 アリサさん、何か忘れものですか?今朝は ばたばたしてましたから・・。 えっ、ん、違うよっ。 何度も言ってるみたいだけど、アリサ、あ りがとう。私を見つけてくれたのがアリサ で、良かった・・・。 ちゃぶ台の上ではお茶がほわほわと湯気を 上げてる。 ちゃぶ台の上はきれいに片付いてる。急い で片付けたけど、なんとかちゃんとしてる ちゃぶ台の上にはふたが開いた媚艶膏・・ ・。ホンホアが香港から持って来た催淫剤 ・・・。 媚艶膏は表面をかき取った跡がある。 シャワールームには電気が付いてる。 オペレーターの3人がシャワー浴びてるの よ。 シャワールームの電気は消えてる。 シャワールームの明かりは消えてる。中に は誰もいないと思っていい。 耳をすませてみるとかすかにシャワールー ムのさざめきが聞こえてくる。 こうしてみるとホンホアってどんな服も似 合っちゃうんだな。 あ、もしかして私の顔、たたみの跡が付い てるかも。ちょっと、恥ずかしいなぁ。 この状況からすると、ホンホアはひとりエ ッチしてたとしか考えられないよ!ネドラ はサイドラッグやってるし、今日はみんな どうしたって言うの!? ホンホア、顔も上気してるし・・・やっぱ り、あれ、やってたのかな・・・。 あ、あの、えっと、私、そこらへん散歩し てくるねっ。 あ、そうなの、アリサ。 はっ、はーい、わっかりましたーっ。 カケジクの中は遠くに黒雲が立ち込めてる 嵐が来るのかな。 シャワールームの電気は消えてるし、ちゃ ぶ台の上は片付いてるし、きれいになって る。 ちゃぶ台の上は手早く片付けられてきれい になってる。 ちゃぶ台の上の最中が半分になってる。 ちゃぶ台のうえにあった最中の量が減った みたい。 ほかほかとお茶碗から湯気が立ち上ってく ちゃぶ台の上には湯気が立ってるお茶と最 中が乗ってる。 ホンホアとメリルはお茶してる。二人がお 茶しててネドラはコンピュータってのは待 機中に良くあるパターン。 今はホンホアとメリルだけじゃなくてちゃ んと元にもどったネドラも私のそばにいる ホンホアもメリルも真面目な顔にもどって 私のとなりにいる。 二人とものんびりお茶してる。 二人の雰囲気は元にもどってる。良かった ホンホアもメリルももじもじしてる。 ホンホアとメリルの座り方が対照的なのも 毎度お馴染みって感じ。 あっ、先輩。遅かったね。 ん、ちょっとね。 ちょっと待ってね、アリサの分もお茶いれ るから。 みんな・・・本当にごめんなさい。スリッ トの一員なのにポゼッショナーに憑かれて しまうなんて・・・・・。 憑かれたくて憑かれる人はいないよ。ネド ラ、気にしないで・・・。 ネドラ、歩き方がガニ股になってる。 ・・メリルったら、下品なのっっ!! さあ、「タワー」に行くわよ。 控室にいないのは見ての通りだから他をあ たってみようよ! 何で機密を・・・?そういう事はしない娘 だと思ってたんだけど・・・。 二人とも聞いて!このディスクの中身なん だけど、私たちの個人情報も含んだスリッ トの機密データだよ!! えーっ!?どうしてそんなもんが「タワー 」用のディスクに!? その情報はスリット内部のコンピュータに しか入ってなかったはずよね。 それがコピーされてるってことは、スリッ トの機密が外に漏れたかも知れないんだね !? そういうこと。 ・・・・それで、そのファイルの作成者は チェックできた? ええ。 誰なの?スリットの機密をあたしのスリー サイズも込みでコピーしたのは!? ネドラよ。ネドラ=クロネッカー。 !!・・・ネドラが?どうして・・・。 何で!?ネドラってそんな人じゃないよ! とにかく本人を見つけて、どうしてそのデ ータをコピーしたのか聞いてみようよ!! そうね。そうしたほうが良さそうだわ。い くら何でも機密を丸ごとコピーしてるんで すもの、何かあってのことね。 私にボックス操作できるかなぁ・・・。 心配だったらネドラにやってもらえばいい じゃない。 先輩、心配しなくてもだいじょーぶだよ。 私だってそれくらい、できるよ! 今そこの廊下でこのディスク拾ったんだけ ど・・・。 ディスク?それ・・・「タワー」専用のデ ィスクじゃない? そうそう。そのディスクね、確かすごい容 量あるんだけどその分値段も高いっていう 「タワー」用のディスクだよ。ま、数年も 立てばそのディスクも普及するんだろうけ どね。 中身は何? ラベルが貼ってないから、分からないんだ けど。 調べてみればいいじゃない。ネドラの使っ てるボックスならそのディスクチェックで きるはずだよ。 ディスクの中身を見る位ならハイパーリン クである必要はないわよ。 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・うわ、困ったな・・・二 人とも黙っちゃった・・・。 ねぇね、そう言えば今日の朝、二人ともど うしたの?何かネドラとぎくしゃくしてた みたい。 え・・・・・。ホンホアの手がぴたっと止 まる。 そ、その・・・・・。ホンホアの顔が赤く なってく。私の顔も赤くなってくのがわか る。 あ・・・・・・・。メリルもまずい事を聞 いたと思ったのか顔が赤くなってる。こ、 困ったなぁ・・・・・。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・。 私の横に立って、一緒に動く準備ができて る。 私の剣幕にちょっとびっくりしたみたい。 ホンホアはお茶碗を両手で持って優しく微 笑んでる。 顔を赤くしてもじもじしてる。やっぱりこ うあからさまに聞かれると照れちゃうよね ホンホアは正座してお茶を飲んでる。背筋 もしゃんとしててきれい。 気のせいかもしれないけど、表情から翳が なくなって自然な笑顔になってる。 メリルはいつものように元気。疲れるって ことを知らないみたい。 メリルの表情は複雑。喧嘩ばかりしてるけ ど、やっぱりメリルが一番ネドラのこと気 にしてるんだな・・。 きょとんとしてる。私、そんなにあわてて 入ってきたのかな。 メリルも持ち前の元気さを取り戻してぱく ぱく最中を食べてる。 まずい事を聞いたと思ってるんだろう、顔 が真っ赤になって、うつむいてる。 あぐらをかいて、ぱくぱくと最中を食べて る。メリルの場合、そういったとこが可愛 いんだけど。 足首に黒光りするものが見える。多分ナイ フか拳銃なんだろうな。 ここで何か連絡が入るまで待ってるなんて ちょっと退屈だな・・・。 カウントダウンが何を意味してても、ゼロ になる前に止めないと絶対にいけない気が する!!「タワー」に行って全てを終わら せなきゃ! とにかく今はネドラを捜して話を聞かなき ゃ。いつもボックスに入ってるのにどこ行 ったのかな。 ディスク、自分で調べてみて良かったのか な・・・。でも、ネドラが機密漏洩してる なんて・・私も信じられない。 ディスクの中身、自分で調べてれば時間も 潰せるし・・だけどネドラがいたらやらせ てくれないかな? うわ、気まずい雰囲気・・・。ちょっと席 外してようかな?私がいたからこんな話に なったんだからちょっと私がどっか行って れば落ち着くよね。 湯気が立ちこめてて、シャワーを使う音が 聞こえてくる。 メリルがシャワーを浴びてるらしくて、メ リルの鼻歌が水音にまじって聞こえる。 一番奥のシャワーからお湯が出ててメリル の頭だけが見える。 ちゃんと温水も出るシャワー。 メリルでしょ?シャワー浴びてるの そーだよー。いい気持ちだよー。 シャワー浴びに来たの? うん、そう。 シャワールームは4つの仕切があって、そ れぞれシャワーがついてる。 どのシャワーも故障してたりしてなくて、 調子いいみたい。 さて、私もシャワー浴びようっと。私は洋 服を脱いで、シャワーを使うことにした。 早くシャワーを浴びようっと。 みんなが私を怪訝そうに見てる。 シャワールームには私一人だけ。 お湯はどれからも出てない。 お湯は止めてる。 まさか、出かける前にシャワーを浴びたい なんて言うんじゃないでしょうね? さっき浴びたばかりじゃないの。 ・・今の状況でここに来るのはあまり理論 的じゃない気がしちゃいますけど。 ホンホアー?もう行っちゃった?返事がな い。もう本部に向かったみたい。 メリルー。聞こえるー?・・・返事がない もう行っちゃったみたい。やけに早くいな くなったけど、ちゃんと服着たのかな? アリサさん、シャワーになにか問題でも・ ・・? ・・別にないみたい。 別に変わったところはないみたい。 メリルに使ったシャワーの頭はもとどおり に・・、だいじょうぶ。ばれる心配はない ね。 あれ・・シャワールームに用はないはずだ けど・・。 急いで本部に行かなきゃな。また一番遅い ってホンホアに言われちゃう。 私は電気をつけてシャワールームに入った 少しひんやりした空気が私の頬をなでる。 シャワールームは静まり返ってる。 シャワールームは誰も使ってない。 さすがにエリス、ディール、クミコの3人 が隠れてたりはしないな。 ここには誰もいない。 シャワーはどれも止ってる。まあ、暗闇で シャワー浴びる人なんていないよね。 シャワーを見つめていると、さっきの汗を 流したくなってくる。だけどエリスもディ ールもクミコもすぐ仕事にもどったし、3 人の香りが私についてくるのも心地いいか ら、後にしよう。 念のため、扉の陰ものぞいてみたけど人気 はない。 ここでシャワー見つめてても意味ないかな シャワーはどれも調子よく使えるみたい。 ・・・私ったら、ここでシャワー調べてる ことないのに。 シャワーはいつでもお湯が出て、使えるよ うになってる。 二人にパーツのこと、伝えなきゃ。 検索結果を聞いて、みんなに伝えたらお茶 する前にシャワー浴びたほうがいいかな? シャワー浴びてるかと思ったら、違ったみ たい。 本部に行って、オペレーターにパーツを調 べてもらわなきゃ。 ここはシャワールーム。 シャワールームは誰も使ってない。 シャワーからしたたる水音が聞こえる。 ひんやりした風が肌に心地いい。 シャワーはそれぞれ薄い板で仕切られてる 仕切りはあまり高くなくて、12{U+301C}30セ ンチくらい。 仕切ってある板は支柱に取付けてある。 アリサさん、早く行きましょうよ。 シャワーなら後でも浴びれるでしょ。 先輩って、シャワー好きなんだなー。 だから、用件を済ませてからにしましょ。 シャワールームを取り囲むようにぐるりと 作られてる。 掃除されててゴミなんかは詰まってない。 排水孔には水たまりができてる。 壁に埋めこまれたタイルがきらきら輝いて る。 壁の上の方には配管が見える。 壁はタイルで覆われてる。 シャワー浴びるわけでもないのにシャワー ルームに来ても意味ないかな。 誰も使ってないみたい。 ここを使うのは、私たちとオペレーター達 だけってことになってる。 ちょっと背伸びして扉の陰に隠れたコック を見る。ちゃんと閉められてるよう。 シャワーのコックはちゃんと閉まってる。 アリサ?シャワー浴びるの? 今、とくに差し迫った問題はないからそれ もいいな、とは思いますけど・・・ このシャワールームって三つしかシャワー ないんだよね。 う・・ん、やっぱりシャワー、今はいいか な。 シャンプーやせっけんの匂いが残ってる。 耳をすませると換気扇の音が聞こえる。 むき出しのパイプが見える。 水滴があちこちに見える。 発信地点に急ぎましょう。 早く行かないと逃げられるかもしれません ね。 シャワールームじゅうに湯気が立ち込めて る。 シャワールームは静まりかえってる。 湯気の中からオペレーター3人のはしゃぎ 声が聞こえてくる。 3人は一つのシャワーだけを使ってる。 3人ともお互いの身体を流しっこしてるみ たい。 真ん中のシャワーから水が滴り落ちてる。 3つのシャワーはそれぞれのフックに収ま ってる。 あーっ、アリサ!あなたも一緒にシャワー 浴びない?気持ちいいよ! アリサさん・・・。 うーーーんと・・・。 遠慮しないで、入って来ない? あ・・だけど、一つのシャワーに4人は狭 すぎるからやっぱり止めとくね。 そうですか・・。 今からシャワー浴びるの?どうせ今日はど ろどろになっちゃうよ。 シャワーは任務を終えてからにしましょう 床には金網でできた小さな棚が置いてある シャンプーとか、ちょっとしたものを置い ておくためのもの。 棚の中にはなにも入ってない。 天井を走るパイプには無数の水滴が光って る。 水滴はどれも大きく、今にも重力に負けて 落ちてきそう。 シャワールームに人の気配はない。 かすかに石鹸の匂いが漂ってる。誰もいな いみたい。 シャワールームにネドラが・・いるはずも ないか。 シャワールームには誰もいない。 床のタイルには少し水気が残ってる。 シャワールームの扉はこ、こちら側から簡 単な鍵が掛けられるようになってる。もっ とも誰も鍵なんて掛けはしないけど。 シャワーの前の扉はほとんど正方形で、上 と下ががら空きになってる。 シャワーの前の扉はバネで開いたり閉じた りするように作られてる。 それぞれのシャワーの前には申し訳程度の 扉が付けられてる。鍵とかは当然付いてな い。 だからぁ、ここにネドラがいるわけないよ 先輩。あたしとホンホアがずっと控室にい たんだから、ここに入って来れるわけない じゃない。 私たちはずっと控室にいたわ。 ・・アリサ、ここはシャワールームよ。 シャワー浴びるんだったら用件済ませてか らにしようよ。 これで全て終わるんですから、ね。 さあ、他を捜しましょう。 だけど、ネドラ、どうしてこんなこと・・ ・。先輩、ネドラ、そんなに悪い人じゃな いよ。 天井のパイプの上には少しほこりが積もっ てるみたい。 表面にメッキされたパイプに顔が引き伸ば されて写ってる。 パイプの表面にはいつものように水滴が付 いてる。 パイプが壁に潜っていく回りは隙間ができ ないように目張りされてる。 防水型のスピーカーは壁にちょこんと取付 けられてる。 スピーカーに問題はないみたい。 非常事態の時にしか使われないスピーカー 防水型なので、水滴が付いてるけどだいじ ょうぶ。 スピーカーはシャワールームの雰囲気に合 わせて淡い色のケースに収まってる。 ポゼッショナーになったままの女の子が一 人に、意味不明のカウントダウンかぁ・・ ・。やっぱり私たち、待つしかないのかな ぁ・・・。 「タワー」と対決か・・・人類の子 供と戦うわけね・・・。 騒ぎの張本人のネドラはどこ?・・ま、こ こにはいなくて当然な気もするけど。 このディスクの内容、ネドラどうするつも りだったのかな・・それとももうどうにか した後なのかな・・・。やっぱり一人で悩 んでても駄目、ホンホアとメリルに相談し てみよう! ディスク、どうしようかな・・・。 ネドラどこ行ってるのかな? シャワーは浴びる気ないし、・・・う {U+301C}ん 建物の中でも散歩してようかな? 仕切りはあまり高くなくて、120{U+301C}13 0センチくらい。 ああ・・すっきりする・・・。 ホンホアが仕事熱心なのはいつものことだ けど・・ネドラったら、帰って来たらシャ ワーも浴びずにインターフェイスボックス に入っちゃって。そんなにリンクっていい ものなのかなあ・・・ メ、メリル!?一体どうしたのよ? え、えと、どうせなら一緒にシャワー浴び たいな、って思って・・・・いや? まさかぁ。いやなもんですかって。じゃ、 背中流しっこしましょっか。 ねえ・・・・ なあに?メリル。 今日からアリサさん、とかじゃなくて先輩 って呼んでいいかなぁ・・・? え・・?いいけど。どうしたのよ、急に。 ・・・前から思ってたの。先輩って、すご いなぁって。 やだな、照れるじゃない。 ホントだよ!今日だって魔法を使ってバイ オクラスタを倒しちゃったし・・・その後 も、あたしたちは見てないけど簡単にポゼ ッショナーを追い出しちゃったでしょ? ・・・私がポゼッショナーを追い払おうと しても、先輩みたいにうまくできないの。 う、うん、それはね、やってるとそのうち にうまくなるよ。私だって、ホンホアには かなわないなあって、よく思うもん。 ・・・がい・・・ えっ? お願い。 お願いって、なにを? わたしも、先輩のテクニックでかわいがっ て!今日のユミちゃんにしたみたいに、あ たしにもして! ええっ!!??? お願いっ。あたし、一度でいいから先輩に 抱かれてみたかったの。 えっ。えっ。 でも、勉強にはならないと思うけどなぁ。 いいのっ。・・・あこがれのひとに抱いて もらえるなんて、すっごーい、ハッピー! あ、でも、あのさ、今は勤務中だし、あの それはまたいつかってことで・・・。 あーーっ、ひっどーい。そういってごまか さないでよーっ。お、ね、が、いっ! こ、こまったなあ・・・。 ね、わかってちょうだいっ。 ・・・そうだよね・・。やっぱり女同士で やるって、おかしいよね。先輩は仕事だか らがんばってるんだもんね。変なこと言っ ちゃって困らせちゃったかな・・?かんべ んしてね、ほんのできごころなんだから。 (ふうっ。どうなるかと思っちゃった。) あ、いいのよ、気にしなくって。さ、あん まり長いことシャワー浴びてると体がふや けちゃう。そろそろ体流して出ましょ。 そうだねっ。 ね、そんなこといって困らせないで。別に メリルをきらいだからいやだっていってる んじゃないんだから。ね? で、もおぉーーっ。 実はあたしね、自分でやるときも先輩のこ と、考えてやってたの。その先輩が・・・ うれしいっ! かわいいくちびる。 軽く開いたメリルのくちびるの中に舌を入 れる。 んむぅっ・・・ メリルの舌が、私の舌にからむ。まだ未熟 な舌の使い方がとてもかわいい。 ふ、んふぅ、ん、ん・・・ メリルも少し恥じらいながら、私の舌に自 分の舌をからませてくる。 ん、んんん・・・・ メリルの乳首をくわえてあげる。口のなか で乳首がどんどん立ってくるのがわかる。 あふうっ・・・先輩・・想像してたより、 100倍もすてき・・・!! ピンク色をしたメリルの乳首にキスすると メリルはぴくんと身体をふるわせる。 ああん、せ、先輩・・・。 んんっ・・・先輩・・。 メリルの心臓がドキドキいってるのがわか る。 うなじにはシャワーで濡れた髪がはり付い てる。私はそこにくちびるをはわせる。 あっ、そこ・・・先輩、意外なとこにある 性感帯をみつけるの、うまい・・・。 メリルのうなじは私が付けたキスマークで いっぱい。 キスマークがいっぱいになっちゃったね。 んんっ、もっとつけていいよ・・・。 くうーん、くうっ、んっ・・・ メリルはむせび泣きにも似た声を上げだし てる。 メリルったら、おへそまでかわいいんだか ら。 先輩っ・・すてき・・・ ほんとうにはりのある肌ね・・・。 先輩だって・・・。先輩みたいに早くなり たいっ。 メリルのおへそは清潔に保たれていて、キ スしててもいやな気がまったくしない。 し、下のほうにも・・キスしてよ・・・。 もう少し楽しんだら、ね。 メリルの割れ目は、もうべしょべしょにな ってる。 ん・・メリルのジュース、おいしいよ・。 ああん、そんな恥ずかしくなるよなこと、 言わないでよう・・・ 大きくなってはじけそうなクリトリスにキ ス。 ああん、も、もう・・・立ってられないよ うっ・・・ メリルの恥丘にキスマークをつけたげる。 せ、先輩っ、あたしのあそこ・・・たまん ないよおっっ・・・!! ユミちゃんにもしてあげたように、メリル の背中をやさしくなであげる。 せ、先輩いっ!! 私に抱き付いてきて、二人のむねがくっつ く。 メリルと私の乳首がこすれる。 くああっ、もっと、もっとかわいがって メリルの背中をなでると、ふたりの乳首が くっつき合う。 き、気持ちいいよう・・・ずっとこうして たい・・・。 メリルの背中は幼さは残るものの、やわら かいラインを持っていて、さわってるとも っと強く抱きしめたくなる。 ぅふああん・・・ 私より2つも年下なのに、大っきなむねだ ね。 でもね、ネドラが乳が大っきいひとは頭に 血がいかないからバカだって言ってて・・ ・あんっ。 うふっ、ネドラはまだ自分が幼い身体だか らって、すねてるのよ。ネドラだって私く らいになればむねも大きくなってそんなこ と言えなくなるよ。 年のわりに大きなメリルのむねは、私の手 に応えてぷるんとゆれる。 もっと・・・強くもんで・・・・。 ねえ・・・むねってもまれれば大きくなる っていうけど、ほんとかなあ・・ さあ・・・どうして? もしそうだったら先輩のって、すごくうま いからききそうだなって思って・・・。 おしりも大きいね・・・私よりグラマーに なれるわよ、メリル。 そんな・・・先輩以上なんて・・いらない よう。 おしりのすじの奥にある穴を中指でなでる ああっ、そんなとこぉっ・・・ 後ろのほうは触ったことはないの? おしりのラインにそってなでてあげる。 んっ、先輩・・・。 メリルの割れ目に手をそわせ、やさしくな であげる。 あらっ、もう濡らしてるの? そ、それは水だようっ・・んんんっ! その割には、ねばりけがあるよ・・・? ん、んっ、だって・・先輩のいじわるぅっ あはっ、くうっ・・・、ふううっ・・・・ メリルの腰が下がってくる。 も、もう立ってられないようっ・・・。 いいさわり心地・・・ メリルの割れ目をはさむ2つのふくらみは 力強く私の手を押す。 もっと、もっと・・・触って・・もっと強 くうっ・・・・・! メリルは立っているのがやっとといった感 じ。 メリルの腰は無意識のうちに、もっと激し い刺激を求めて前につき出してきてる。 もっと強く・・・さわって・・っ! 私が割れ目をなでると、メリルの腰は敏感 に反応して割れ目を手に押しつけてくる。 もっと、もっと強く・・奥まで・・・セン パイっっっ!! 割れ目のなかに軽く指をもぐらせてみる。 あ、ああっ、あっ、せ、先輩ーーーっ!! メリルのうなじから背中にかけてを愛撫。 くっつく乳首もからめてかわいがる。 あはあっ、くふうっ・・・。 メリルは痛いほど強く私を抱きしめる。 あン、あ!あ!!あああっ!!! あっ、あっ、いいよっ、いいよぉっ!!い 入れて・・・メリルのあそこに・・!! メリルはこういった複合の攻めには弱いよ う。成長しきっていない割に豊かな身体で しがみついてくる。 ああんっ、先輩、先輩っっ・・・。 メリルのむねを、円を描くようにもんであ げる。 くううぅぅーんっ・・・ 私の手のなかでメリルのむねはおもしろい ようにかたちを変える。 ああん、あ、あっ、ああっ!! メリルのむねをちょっと力をこめてもむ。 ああん、先輩っ、先輩いぃっっ・・!! メリルはもう快楽に飲み込まれてる。 ああ・・・先輩・・、先輩・・・愛してる よおっ、大好きだよおっ・・・! むねを包み込むようにして、ピンクの乳首 をしごいてみる。 んんあはぁっ、あン、あン・・・。 後ろから、おしりの割れ目の中に手を差し 込む。指はメリルの愛液でぬるぬる。小さ くすぼまってるアナルにその指を第二関節 までいれる。 ぁあああっ!!そ、そこっ、き、汚いよお っ!! メリルが汚いはずないじゃない。それにね ここも慣れてくると気持ちいいのよ・・・ あんっ!あんっ!!前と、後ろから・・・ 気持ちいいようっっ!! メリルの身体はときおりピクッとけいれん する。もう少しでいっちゃいそう。 私はもいちど後ろの穴に中指をいれて、か きまわす。もう一方の手でシャワーの頭を うごかしてあげる。 せんぱいっ・・!すき!すき!・・あああ さらに舌を使ってぷっくらとふくらんだク リトリスをなめてあげる。 あ、あ、あ、あ、あ・・・・・・!!!! メリルの身体がこわばる。そしてピクッ、 ピクッと身体が小刻みにはねる。 あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ふうっ・・・・・・・・・・・・・・・・ メリルは、いっちゃった。 おしりの穴は私の中指でかわいがる。 あっ、あっ!なかで・・なかでシャワーの 頭とぶつかってるよおっ!!んっ!んっ・ ・!! 誰も触れたことのないメリルの粘膜はメリ ル自身の愛液やなにかを助けに初めての経 験を受け入れてる。 どお?けっこう気持ちいいものでしょ? いいのっ!いいよおっ!!はやく、はやく 前にも、ほしいよぉっっ!! 変な感じだようっ!で、でも・・あ、あ 私の指は誰一人、本人すらも触れてない部 分にもぐって悦ばす。 ん、すてきいっ・・・あ、あ、あーん・! メリルの割れ目に生えた豆は、大きく、そ してむき出しになってる。 あっ、大きなクリちゃん。かわいがりがい があるな・・・。 そっ、そんなに大っきい? きれいなサーモンピンクのクリトリス。指 でつまむとはじけそう。 こんなに大きいと自分でいじってても楽し いでしょ?そのクリトリスを私はやさしく 指先でもんであげる。 あっ、あっ、あっう!!じ、自分でやるよ り・・・!き・も・ち・いい・・・!!! メリルのクリトリスは愛液でつるつるすべ って指から逃れようとする。 先輩、せんぱいっ!うんっ!あん!あ、だ 大好き!!!あ、あ、あ・・・ シャワーの頭をやさしく揺すぶりながら、 愛液につかっているクリトリスも刺激する ああん、先輩、いく、いっちゃうよおーっ !!! メリルのしまった肉をかきわけ、奥のほう まで指をいれる。 あはぁあっ・・・、あン、あっ・・ ・・・メリルは指じゃなくって、何か別の ものでいかしてあげたいな・・・ こんどは会陰のほうを愛撫してあげる。あ ふれだしたジュースでぬるぬるしてるから 前や後ろの穴に指がすべってく。 ん、いれてぇっ・・あ、あん・・・ なめらかな肉のくぼみをなめてあげる。 あ、あ、そんなとこも・・・ メリルの身体は熱くなって、私の舌に熱を 伝えてくる。 メリルのわきの下を汗が伝って落ちていく その汗を私はなめ取ってあげる。 あはぁっ・・・ふああっ・・・ ほんとに・・・・食べちゃいたいくらいよ わきの下を中心に、メリルの肌を私の液で おおってあげる。 ん、ん、んんっあ・・・・・!! メリル・・あなたの元気さは、いつ見ても 気持ちいいわ・・・そのあなたもやっぱり こういう時は女の子だね・・・。 んんんっ、だって、だって気持ちいいんだ もん・・・! メリルのむねには汗がふきだしてる。そし てそのむねは荒い息づかいと同時に上下し てる。 んっ、先輩っっ・・・ 乳房のあいだに顔をうずめ、顔じゅうを舌 にしてむねをなめあげる。 んっ!いい、いいよ!せんぱいっ!!あ、 あああっ・・・ 乳首のピンク色は私の口のなかで熱くなる メリルのみだれ方は私を熱くする。 ん、ん、ん。ぁはあっ・・、せんぱい・・ 乳首をなめてあげてる私の肩を、メリルは 強く抱きしめてくる。 あああっ、いい、いいのっ、先輩ーっっ! そんなに強く抱きしめられるとうまくかわ いがってあげられないよ・・、メリルった ら。メリル、すごくかわいい。・・やっぱ り指や舌なんかじゃなくて、なにかいれて あげられるもの・・・ないかな? 乳首を舌でいたわるように転がす。 ツンっと立って、元気なメリルとおんなじ だね。 んふぅぅっ!あ、あ、っ!! おしりと太ももの付け根のあたりをなめる しょっぱくって、おいしいよ。 あ・・・あ、あ、せ、先輩っ・・・ シャワーの頭とタイルのあいだに顔をいれ てアナルとそのまわりとをなめる。おしり のあなからも私が入れた愛液がもれてきて る。 あ・・・あ・・・・せ、ん、ぱ、い・・・ おしりのほうまで愛液でびしょびしょ。 メリル、メリル・・・。 うふぁっ・・・先輩っ・・・・・。 メリルのやわらかいおしりをなめてあげる たびに、メリルは腰を付きだしてく。 すてき・・・もっとぉ・・・・・あん、あ っ! 小指の先のようなメリルのクリトリスを小 刻みに舌を震わせてなめてあげる。 ああっ、先輩ぃっ!アリサさぁんっっ!! 好き!好きだよぉっ!! クリトリスをなめると愛液がぴちゃぴちゃ 音を立てる。 あ、あ・・、せ、ん、ぱ、いぃっ・・・ シャワーの頭が入ってるおかげで、クリト リスはさらに上のほうにつき出してる。わ たしは愛情をこめてそれをなめまわす。 あ、あ、あ、あ、あ・・・ つぶさにメリルのひだの隙間隙間をなめた げる。メリルの割れ目はたっぷりと愛液を たたえてて、なにがきてもうけいれる準備 ができてる。 メリルのクリトリスをなめるたびに、メリ ルは身体をふるわせて悦びを表現する。 かわいい、メリル! あああああん、せ・ん・ぱ・・い・・っ! やっぱりここまで悦んでもらってると、指 でいかしちゃうのって申しわけない気がす るけど・・・でも、なにを・・・・?・・ ・あ、そうだ! 私はシャワーの頭の部分をくるくる回して 取る。 うん、これなら表面もなめらかに作られて るし、太さもちょうどいいし、使えそうだ ね! メリルの割れ目にこすりつけて、表面を濡 らす。 ああん・・・・早く、ちょうだい・・・。 ちゃあんと濡らしてあげないと、ね。 シャワーの頭の表面はメリルの愛液でぬら ぬらと光ってる。 じゃ、いれるよ! あああああああああっ!!! メリルにいれたシャワーの頭に力をくわえ て抜いたり、差したりしてあげる。 ああああっ、先輩ぃっ!!ああん、あああ っ! シャワーのさきから愛液があふれてくる。 メリルの愛液は糸をひいて床のタイルに水 たまりを作り出す。 ああ・・・メリル・・私もあなたのこと、 大好きよ・・・・・!! ああっ、先輩ーーーっ・・! スリット隊員に緊急呼び出し。ただちに本 部まで集合して下さい。繰り返します・・ あれ!?なにか起きたみたいだよ! ほんと! メリル!・・・それにアリサ?いるの? あ、いまシャワー浴びてたとこ! 急いで洋服着て、本部に来るのよ!まった く、シャワーいつまで浴びてるつもりなの 今行くよーっ!! あ・・れ?何か呼び出しみたい・・・。 ほんと!まったく、いきなりなんだから・ メリル!・・・それにアリサ、いるの? ぎくっ。 わ、わ、わ! あ、ホンホア。その、いま、シャワー浴び てたとこ!メリルも、いるよ! あなたたち、いつまでシャワー浴びてるつ もりなの?体がふやけてしわしわになるわ よ。早く洋服着て、本部に来るのよ!緊急 呼び出しなんだから、急いでね! は、はーい!今いくよーっ!! メリルはシャワールームを飛び出してった 私も急がなくっちゃ。 「タワー」だ・・・。 人を滅ぼし、新たなる種で世界を満たそう とする源・・・。 どこに降りるのかな・・? 「タワー」の下に発着場がありますから・ そんな悠長なことはしないわ! 「タワー」の下3分の1はネットワーク用 の設備しか入ってないわ! 直接、制御室に向かいます!! だ、だけど「タワー」は頑丈な装甲に守ら れていて、そんなことはできないはずじゃ ないの? 制御室の側に、ちょうど排熱孔が開いてい てね、そこに突っ込むわ!! え、ち、ちょっとそんな・・・ みんなショックに備えて!! まったく無茶するんだから・・・。 だけどこれで無駄な時間を省けたでしょ? 制御室はすぐそこよ。その右下に開いてる 通風孔から入れるわ。 装甲車のある排熱孔にもどった。 後ろを振り返ると、装甲車がダクトカバー に開けた穴から街の夜景が見える。 ここでこうしてる間にもカウントダウンは 止まってはくれない・・・!! 機械の低いうなり声を背景に、換気扇が空 気を切る音が響いてる。 排熱孔の壁には排気熱で焼けた跡が何本も の筋を描いてる。 右下に制御室に続くダクトが見える。とて も装甲車は入りそうにないな。 目の前では、大きな何連ものファンが回転 して内部の熱気を送りだしてる。 せっかく修理した装甲車の表面に、大きな かき傷が付いてる。 装甲車は私たちが「タワー」に着いたとき と同じ状態で、私たちが任務を果たして帰 って来るのを待っている。 ここに着いた時と同じ所に留まってる。別 に変わりはないみたい。 オペレーターが私たちに気がついたみたい いぶかしそうにこっちを見てる。 運転席の窓からオペレーター3人の顔が見 える。 エンジンは掛けっぱなし。低い、頼もしい 音でエンジン音が響いてる。 乱暴な着陸だったけど、みんなだいじょう ぶ? もちろん! この装甲車、頑丈だから。 心配してくれてすみません。 みんな、バイオクラスタに襲われなかった 私たちはだいじょうぶ!バイオクラスタに は出会わなかったわ。あなた達が片付けて くれたお陰よ! ティナさんも無事だよ! ここは私たちに任せて、先を急いで下さい どうしたの?もどって来ちゃって。 カウントダウンは待ってはくれないわよ。 誰も怪我はないみたいですけど・・・。 目の前のファンを吹き飛ばして中に入れな いかな? 不可能とは言わないけど・・・ ここ、メインの排気孔だから・・・。 壊すと排熱できなくなった「タワー」が暴 走して、爆発する可能性がありますから。 「タワー」が爆発すると被害が大きいよね ・・・。止めといたほうがよさそうだね。 装甲車で「タワー」本体のところまで行け ないかなぁ。 本体の周りには装甲車の入れるようなダク トは作られてないの。 ちょっと無理だね・・・。 すみません・・・。 あ、あやまってもらう事じゃないけど、だ めかぁ・・・。 私たち、これから制御室に向かうから、後 よろしくね! わかってるわ。 装甲車から情報のバックアップするからね ひどい怪我したときは、私たちが装甲車の 設備を使って治療してあげますから。 オペレーターのみんな、無事だったみたい だね。 どうせここまで戻って来るんだったら、テ ィナ、私たちが連れて来れば良かったね。 のんびりしてる暇はありませんよ!!カウ ントダウンが終わるまでに「タワー」を倒 さないと!! 装甲車のほうは無事みたいだね。 装甲車の心配より、今は世界のほうが心配 ですよ! 「タワー」本体のある部屋まで急ぎましょ う。 だから、装甲車では中に入れませんってば さっき手に入れたビーコンでどこかが開く はずだよ!・・ここじゃないみたいだけど ダクトの中をもう一度よく調べてみましょ う。 そうだね。 先輩、早く本体のとこまで行こうよ! 装甲車ではここまでみたいですよ。 さ、急ぎましょ。 「タワー」の内部って、初めて・・・。 みんなそうですよ。立ち入り禁止なんです から。ひょっとして、完成した後に入った 人は私たちが最初かもしれませんよ。建物 が丸ごと完全自動化されてますからね・。 きっとバイオクラスタ・・・、そして、最 後に残ったポゼッショナーが待ち受けてる から、気を付けて行こうね! アリサも気を引き締めてね。 ここに変わったものは何もない。・・・こ こ自体が変わったところだけど。 まわりは金属に囲まれていて、無機的な印 象を受ける。だけど、この中にはヒトとは 違う生命体がいる・・・。 この近くにはポゼッショナーの気配もバイ オクラスタの気配もない。 換気扇を壊さない限り、ここから奥には行 けないようになってる。 ファンがぐるぐる回ってる右下のところに 2メートルくらいの排気孔が見える。制御 室につながってるものみたい。 制御室につながる排気孔以外は全部換気扇 の向こう側にしかないみたい。 制御室に行ったら調べる事がたくさんある な・・・。 ティナも、オペレーターのみんなも無事で 良かった!私たちは本体目指して進まなき ゃ! ダクトの中にいるとカウントダウンが見え ないからかえって焦っちゃうな・・・。 バイオクラスタから手に入れたビーコン、 どこで使えるのかな・・・。 人類抹殺のカウントダウンだったなんて・ ・・。だけど、どうしてそれを私たち人類 に見せたんだろう? 私たちは排気孔を伝って「タワー」の制御 室に入った。 みんな!!バイオクラスタよ!! 制御室に入った。 制御室は人が扱えるように作られてる。だ けど、普通の通路につながる扉がない。 制御室は変わりないみたい。 本来なら「タワー」を制御できる機材が詰 まってる・・・。だけど今、全ての制御は 「タワー」自体がもぎ取ってる・・。 私たちが出ていった時と様子は変わってな いみたい。 私たちが入って来たダクトの反対側にも、 同じようなダクトが口を開けている。 壁一面に機材が埋め込まれていて、それぞ れがいろんなデータを表示、処理してる。 ここのモニターもカウントダウンを写しだ してる。私たちが来なければ誰も見なかっ たはずのモニターに・・。 モニターの表示はついに分の単位しか残っ てない。ここで手をこまねいてたら、攻撃 が始まっちゃう!! ここでカウントダウンを止めることはでき ない。本体のところに行って破壊を止めさ せなきゃ!! 心なしかカウントダウンの速度が早まって るような気がする!急いで止めないと!! いけない!カウントダウンはもうあと3時 間を切ってる!何とかしないと!! カウントダウンは、ゼロに向かってどんど ん数を減らしてる。 アリサさん・・オペレーターから連絡もあ ったんだし・・先を急ぎましょうよ・・。 でも、みんなが気になって・・・・・。 先輩って、実は心配性だったんだ。 ここでカウントダウン眺めててもどうしよ うもないよ!先輩、上に行きましょ! 「タワー」の設計図とかはないの?そうす れば本体までの最短距離がわかるよ! ええと・・・・駄目です、アリサさん。 「タワー」はその情報を削除してます。 そんなところだろうと思っていたわ。 やっぱりそうなったら人間のカンで上に、 「タワー」本体に向かうしかないね!! みんな、怪我はないわね? ぴんぴんしてるよーっ! ここから「タワー」の操作を横取りできる はずです。制御卓を調べてみましょう。 無人で動く建物にしては、システムが人間 用のものなんだね。 こういった非常事態に備えたんだと思いま す。だけど、建物の80パーセントは人が 入れない空間のはずです。 ふぅーん。 機材は人も使えるものだけど、ドアの代わ りに大きな通風孔が二つ開いてたりすると ころでこの部屋が人間向きには作られてな いことを教えてくれる。 縦穴に通じるシャッターが開いたことで、 空気の流れが少し変わったみたい。部屋の 空気が乾いてきてる。 この部屋でバイオクラスタのビーコンに反 応するものはないみたい。 この制御室から外に出るには・・・装甲車 から来たダクトをもどるか、正反対に開い てるダクトに入るかのどちらかしかないみ たい。 部屋自体はスリットの本部の半分もないけ ど、機械の密度はこっちのほうが倍以上高 い。 制御卓はちょっと私の手には負えないみた い。 じゃ、私が調べてみます。 またポゼッショナーに憑かれないようにね 手動でやりますから、ご心配なく。 まず・・情報をこっちに流して・・・内部 解析して・・・・このルータを止めて・・ ねぇ、まだなの? ・・ちょっと待っててよぉ・・・・・・ 出た!出ました!!カウントダウンの意味 は・・・・・っ!! ちょっと、ネドラ、説明して!カウントダ ウンの意味は何だったの!?何のカウント ダウンだったの!? アリサさん、それにみんな!大変です! 「タワー」はとんでもない事をやらかそう としてます!! い、いったい・・・・? 地球の衛星軌道上には、たくさんの攻撃衛 星がありますよね?「タワー」はこのカウ ントダウンがゼロになった時それで地上を 灼き尽くすつもりです!! そんなことされちゃ、たまんないよ!! じゃあ、「タワー」は人類を道ずれに自殺 するつもりなのかしら!? 攻撃衛星はセンチ単位で狙いを定められま す。「タワー」には直撃しないようにする んだと思います!! それで、止められないの!? 「タワー」が回路を遮断しちゃったみたい で、ここからじゃどうしようもありません 本体のあるところに行って、制御を切らな いと・・・。 じゃ、そこまで行こう!! 本体はどこ? 「タワー」の上層部です・・・カウントダ ウンが終わるまでにたどりつけるか・・・ やる前からそんな事言っててもだめだよ! 行こう!!行って、「タワー」を倒そう! 制御卓を調べてみたけどやっぱり何もない ここにあるのは制御できない制御卓・・。 ネドラが調べて駄目だったんだから、私が 調べても無駄だと思う。 ここからだともうどうしようもないの? 回路自体、つながってませんから・・・。 ここでできるのは「タワー」のやる事をモ ニターする位です・・・・・。 じゃあ、「タワー」本体に向かおう! 制御室か・・・。こんな事になるとわかっ てたら無人にしてコンピュータに全部任し ちゃうなんてしなかったんだろうな・・・ ・・。 カウントダウンが進んでく!!本体の所に 急がなきゃ!! ここで私たちがしっかりしなきゃ、人類は 抹殺されちゃうんだ・・・!! 人類抹殺のカウントダウン・・・?絶対に 、人類の一人として、止めなきゃ!! 私たちは「タワー」本体を目指すべく、ダ クトの中に潜り込んだ。 わっ!!バイオクラスタ!!みんな、やっ つけるよ!! 制御室の近くまでもどってきてるみたい。 制御室の機械音が聞こえる。 ここは制御室につながってるところ。制御 室はすぐそこ。 後ろの方から制御室の機械音が響いてくる ダクトは目の前で二手に分かれてる。どっ ちが奥につながってるか見当もつかない。 せっかく時間節約しにオペレーターのみん なが来てくれたのに、無意味になっちゃう よ。 連絡も入った事だし、先に進みましょ、ア リサ。 ビーコンの反応がないね。 多分、あの部分しか反応しないんだと思い ます。 ビーコン、ここでも反応しないね。 根気良く調べて行きましょう。 ダクトの中で迷子にならないかな?案内板 もないし。 うろうろしてればなんとかなるんじゃない だけど、時間もあるんですよ。のんびりし てられませんよ。 ダクトに耳を当てるととてつもなく大きな 機械のうなり声が聞こえてくる。 壁には小さなダクトがある。人はとても通 れない大きさ。 ダクトの中はスリット本部に負けないほど きれい。きっと清掃装置か何かあるんだ。 バイオクラスタよ!!みんな、気を付けて 目の前はダクトを塞ぐ壁があるだけ。 ビーコンに反応はしないみたい。ただの壁 どう考えても行き止まりみたい。 別に変わったところはない。目の前にびく ともしない壁があるだけ。 ダクトは行き止まりになってる。ここから は先に進めないみたい。 ここは行き止まりね。アリサ、時間を無駄 に潰すのは止めましょう。 ここじゃビーコン、意味ないみたいだよ。 やっぱりあそこしか開かないんじゃない? ビーコンに反応しないね。ひょっとして、 このビーコン、壊れてるんじゃない? いえ、微弱ですが信号は出てます。壊れて はいません。 こっちは行き止まりみたい。外しちゃった ね。 もどってもう一方のダクト、行ってみよう か。 この壁はどうやっても開いたりしないもの みたい。 ビーコンを近付けても何にも起きない。壁 を叩いてみる。コツン、と堅い音。 ダクトを行き止まりにしてる壁はダクトと 同じ、白く輝く金属。 バイオクラスタです!!戦闘に入ります! バイオクラスタの気配は少しだけ弱まって る・・・こんなに戦って来たのに少しだけ ・・!?やっぱり本体を叩かないと! 今のところ、危険はないようだけど・・・ 至る所にバイオクラスタの気配があるから 用心しないと。 どこからかバイオクラスタの気配がする・ ・・。右?左?それとも・・上?「タワー 」内部はバイオクラスタだらけのよう。 ダクトは緩やかな曲線を描いて曲がってる ・・・。先がどうなってるかは見えない。 ここでこうしてる間にもカウントダウンは 進んでるわ。 急ぎましょう、先輩!! 考えてみれば、ネドラが取り憑かれないと 「タワー」の情報は入らなかったんだよね そう考えればネドラが取り憑かれてラッキ ーだったんだね! 余計なお世話です! バイオクラスタ、次から次に出てくるね。 まだ序の口だと思うわ。用心して行きまし ょう。 ダクトとダクトの継ぎ目は一分の狂いもな くぴったりとくっついてる。 ダクトの中は少し蒸し暑い。熱を逃がすた めのダクトだから当然かな。 ここでダクトは3方に分かれてる。後ろの 方に行くと制御室につながる所に出る。 出た!またバイオクラスタ!! 次から次へと性懲りもなく出るわね! ここでまわりを見渡してみてもカウントダ ウンを表示するモニターはない。 小型のバイオクラスタなら、壁に開いてる 小さなダクトを抜けて来れるみたい・・。 ここでダクトは急激に折れ曲がってる。壁 には小さなダクトの穴がたくさん開いてい る。 先輩、もうこのフロアに用はないんじゃな いかな? ビーコン、どこで反応するんだろう? ビーコンを持ってあちこちうろうろするし かないみたいだね。 こんなに長いダクト、必要なのかなぁ。 これで1フロア分ですからね。「タワー」 内部を走るダクトはもっと長いですよ。 縦穴に通じるシャッターが開いたせいで空 気の流れが変わってる。さっきまでよりこ の辺りは温度が下がってる。 床にあたる部分を触ると少しだけ、オイル の跡がある。排熱孔だからね。 小さな枝分かれしたダクトがたくさん見え るけど、どれがどこに通じてるのか「タワ ー」の構造図もない私たちには想像もつか ない。 バイオクラスタだっ!!みんな、戦うよっ !! ダクトの十字路に戻ってきた。さっきまで と変わりないみたい。 ここはダクトの十字路。いろんな機械から 流れてきた熱気のうねりが見えるよう。 四方向にのびるダクトはどれも全く同じ格 好なのでどれから出てきたのか分からなく なりそう。 ダクトはここで一回り広くなっていて、同 じ太さのダクトが四方向にのびている。 少しはバイオクラスタ、減ったみたいね。 そりゃ、あれだけ戦ったんだから。 ここではビーコン、反応しないね・・・。 アリサさん、さっきここ、通りましたよ。 みんな、だいじょうぶ・・だよね? 私は元気ですよ。 心配ないわ。 どんどんかかって来い・・・って、もうち ょっと敵も遠慮してくれればいいのに。 迷わないように行かないとね。 もう迷ってるような気もするけど・・・。 ここは、このフロアのダクトの中心のよう だけど、私たちの役に立ちそうなものはな い。 バイオクラスタとの戦闘にもダクトは傷一 つついてない。 熱や衝撃を分散させる金属で作られてるみ たいだね。 四つに分かれたダクトはどれにも違いは全 然見られない。目印くらいあってもいいの に。 機械専用の所に、人への優しさを求めちゃ ダメですよ、アリサさん。 出た!バイオクラスタ!!みんな、準備は いい!? ダクトの様子に変わりはないみたい。 縦穴からの風が感じられる。それと一緒に オイルや冷却剤の香りも漂ってくる。 とりあえず今は、バイオクラスタの心配は しなくていいみたい。それでも周りからは 絶え間なく奴等の気配はするけど・・。 ここでダクトは3つに分かれてる。 もぉ、何でダクトが迷路みたいに入り組ん でるの! アリサ、オペレーターのみんなの厚意をむ だにしないためにも本体に向けて進みまし ょう! どうしたんですか、アリサさん!?上に行 きましょうよ。 このフロアで時間を潰してる暇はないわ。 ダクトの中にいると、なんかぼおっとして くるね。 ダクトには熱がたまってますからね。 本当に「タワー」本体につながってるのか なぁ、これ。 不安になるよね。 大丈夫なはずです。通風孔は全てのフロア につながってる設計だったと思いますから 壁を触ってみるとかなり熱い。きっとダク ト自体も放熱板の役を果たしてるんだろう 「タワー」のダクトには、人間味を感じさ せるところは全くと言っていいほど、存在 しない。 ダクトのところどころから大きいのや小さ いの、いろいろな放熱板がでっぱってる。 ダクトが円を描いてるだけで、特に変わり はないところ。 ここでダクトは右に円を描いている。前も 後ろも見えないので不安になる所。 ビーコンを持ってここに来ても変化はない ・・・。 ダクトはここで右の方へ円を描いて曲がっ てる。前も後ろもダクト自身に隠れて見え ない。 せんぱーい、このフロアでダクトの中歩き 回っても時間の無駄だと思うなぁ。 ビーコン、反応しないね。 まだ全部を回った訳でもないし、そんなに 心配してもしようがないわ。 一体このダクト、どこまで続くんだろ。 ほんと、暑いし、バイオクラスタはいるし で大変。 ダクトの表面はどこを触ってみてもかなり 熱い。四六時中動いてる大型機械の放熱ダ クトだからね・・・。 ダクトはきれいに曲がってる。 この部分は数学的に完全な円弧を描いてま すね。 ダクトの表面の作りは、他と比べて同じの よう。 どこまでもどるの、先輩? あっ・・オペレーターのみんなから通信が 入ってます! 聞こえますか?こちら、エリスです! みんな無事? 今、装甲車にもどったわ。 バイオクラスタにも会わなかったし、みん な無傷だよ! ティナさんも無事です。心配せずに先に進 んで下さい! あ・・ビーコンが点滅を始めてる・・・ 見て!!壁が・・壁のシャッターが上がっ てく! ダクトの中の様子は変わってないみたい。 合金で作られたダクトが延々とのびている ダクトをふさいでいたシャッターが上がっ てその先には縦穴が見える。 何かシャッターみたいな物がダクトをふさ いでいて、行き止まりになってる。 オペレーターのみんなも無事だと分かった 事だし、先に進みましょう。 やった!この縦穴を昇って行けば、本体に かなり近付けるね! これは「タワー」中央を貫く排熱管ですね 昇ってって・・かなり高さがあるみたいだ けど・・・ 今の私たちの装備なら大丈夫よ。 バックパックを使えばこれくらいの高さな ら楽勝で昇れちゃうよ! ここ、行き止まりみたい。 シャッターだよね、そこの壁。 開ければ向こうに行けるのかな? シャッターを操作する設備は見当たりませ んけど・・・。 ここのシャッターはビーコンに反応して開 いたり閉じたりするもののよう。 さっきまで文字どおり鉄壁のように行く手 をふさいでたシャッターは、完全に上がっ てしまって縦穴への道が開けてる。 ダクトをふさいでいるシャッターは叩いた くらいではびくともしない。回りを調べて みても開閉に使うらしい装置は見当たらな いし・・。 動体反応発見!!バイオクラスタです!! ダクトは私たちの存在を意にも介してない よう。 ダクトはどこを見てもあまり違いはないよ うな気がする。放熱板の出っぱり方とか違 いはあるんだろうけど・・・。 メリルもネドラもホンホアもまだまだ元気 そう。 ここでもダクトは3つに分かれてる。どの 太さも同じで、違いはないみたい。 アリサ、時間は無駄にできないわ。先を急 ぎましょう。 このビーコン、どこで反応するのかな? ここではなさそうですね。 もうけっこう歩いたような気がするけどな あ。 いくらなんでも、そろそろ途切れてもいい ころね。 近くにバイオクラスタの気配はない・・・ と、思う。建物じゅうからバイオクラスタ の気配がするからはっきりとは分からない 今までよく誰も気が付かなかったなぁ。 バイオクラスタから手に入れたビーコンを 近付けても特に変化はない。 多分ここではなにも起きないと思うんです けど。 ダクトに耳を当てて見ると、機械の熱気の 中から「タワー」の機械部分が動く音が聞 こえてくる。 また出た!バイオクラスタだ!! ダクトは私たちの前と後ろに、真っすぐに のびてる。 この場所もビーコンに対して反応を示さな い。どこで反応するんだろう? みんなはいつバイオクラスタが出てもいい ように万全の体勢で私の後ろに続いてきて る。 「タワー」内部って、広いなぁ。 そんなこと言ってないで、目的を果たさな きゃ! 「タワー」内部って、広いなぁ。 私たちの入れない、機械が詰まってる所は 十倍以上広いはずですよ。 ここで「タワー」を倒せば、本当におしま いだよね? あたしたち、仕事なくなっちゃうね。 バイオクラスタって、このまま何もしない でいるとラシュマル博士の作ろうとしてた 「完全体」ができるのかな? そういえば・・ラシュマル博士の側にあっ た妖精みたいな生き物・・完全体の一歩手 前のものだったのかも・・・。 アリサ、ダクトを調べる暇があったら先を 急ぎましょう。 きっと「タワー」のこんな所に人が入った のって、建設以来のことなんだろうな・。 「タワー」ができてかなり経つのに汚れ一 つない。「タワー」自身の管理は完璧のよ う。 なぁんだ、行き止まり。 ち、ちょっと、壁のダクトから!! またバイオクラスタ!? みんな、行くわよ!! ふぅ、ちょっと手強かったね。 アリサさん、ちょっと。このバイオクラス タ、何かのビーコンを付けてます。 あっ、本当だぁ。 認識コードか何かを出しているみたいです これを持って行けばどこかを通れるように なるんじゃないでしょうか? じゃあその部品、持って行こう! ビーコンを持ったバイオクラスタを倒した 時と様子は変わってない。 小型のバイオクラスタは違うけど、私たち にとっては行き止まり。 あれ?迷っちゃったかな? ここはビーコンを付けたバイオクラスタが いた所ですね。 ね、今思い付いたんだけど、ビーコンを持 たずにここに来るとどこか開くとか・・。 先輩、ここで何か開いたとしてもそれは小 さなダクトだけだよ。 このビーコンが反応する所だけど、もしも 私たちが通れないようなダクトが開くんだ ったらどうしよう? 物事はいい方に考えようよ。だいじょうぶ だよ、きっと。 それはそうなった時に考えればいいわ。 確かに、今、悩んでも始まりませんからね 大きなダクトは行き止まりになってるけど ここから小さなダクトがたくさんのびてる 小さなダクトをのぞいてみたけど、中は暗 闇でなんにもわからない。 大きなダクトが途切れて目の前の壁には小 さなダクトがたくさん口を開けてるけど、 どれも入れそうにない。 あ、そのアイテムは・・・ 精神力が上がる物のようね。 MPに+15 これは・・? 私の知ってる魔法で、触媒がないと使えな い強力なものがあるんだけど、その触媒み たい。 [ハイパ−プレスの触媒]を手に入れた 私たちは縦穴の中に入った。 ちゃんと飛んでますね。 だけどぐずぐずしてるとバックパックの燃 料が切れちゃうよ。 すぐ横に私たちの使ってきたダクトが見え る。 壁じゅうに私たちが出てきたのと同じよう なダクトが口を開けているのが見える。 縦穴はかなり上の方まで続いてる。スリッ ト本部の吹き抜けに比べるとかなり狭いけ ど、その分長さが尋常じゃない。 オペレーターのみんな、ここどうやって抜 けたんだろ? あたしたちと同じようなバックパック持っ てたよ。それ使ったんじゃない? どこから出てきたのか、もう分からなくな っちゃった。 大丈夫ですよ、アリサさん。その右に見え るダクトです。 たくさんダクトあるけど、帰るときに迷わ ないかなあ? アリサさん、その点だったらご心配なく。 ちゃんとマーキングしてますから。 精神を集中させると上からも、下からもバ イオクラスタの気配が伝わってくる。 この縦穴は通風以外にも整備ロボットの通 路として使われてるらしく、壁に溝が穿た れてる。 縦穴は下の方にもずっと続いてるけど、途 中から暗闇にまぎれて下までは見えなくな ってる。 アリサ、下は関係ないわ。私たちは上を目 指さなきゃ。 「タワー」下部はネットワークの配線ばか りですからね。 上方に動体反応!高速に縦穴を降りて来て ます!3つです・・・来ます! バイオクラスタねっ! さっさと片付けて進みましょう!! 上を見ても下を見ても、果てしなく続くよ うに見える。そんな事ありえないと分かっ てても、そう思えてくるほど縦穴は長い。 中から「タワー」を見ていると、改めてと んでもない建築物だと思えてくる。 かなり昇ったところのはずだけど、縦穴の 光景は変わらないしどれだけ昇ったのかは よく分からない。 この縦穴って、どの位の長さなのかな? 「タワー」の地下までを含めた全長にほぼ 等しいはずだけど・・・でも、どうして突 然? ずっとこの光景が続くような気がしたもん だから・・・。 せっかく穴開けたんだから、先に進もうよ バックパックの燃料ももったいないし。 「タワー」が人に対して反乱を起こすなん て考えた人、いたかな? 小説や映画では、コンピュータの反乱はよ くあるテーマですけど、実際にそれが起こ ると思っていた人は非常に小数のようです ね。 私たちのまわりをゆっくりと流れて行く縦 穴の壁は、「タワー」内部の標準的な材質 で作られてるみたい。 壁に口を開けるダクトはどれも同じような ものばかりで特に目を引くものはない。 私たちと戦ったバイオクラスタは穴の底へ と落ちて行って回りにはなにも残ってない どうやら縦穴で昇れる所はここまでみたい 縦穴は行き止まりになってる。 もうここは、本体に近い高さに違いないわ だけど、ちょうどいいダクトがないですね だったら適当な辺りに入り口を作っちゃえ ばいいよね! あーっ、メリルったら、また、そんな・。 まあ、他に方法もないし・・行きましょう 私たちは縦穴の頂上に着いた。 縦穴はここで終わってる。私たちの頭の上 にはドーム状の覆いが広がってる。 私たちの足の下には無限に続くかのような 長い縦穴がまっすぐに続いてる。 ここまで装甲車で来れれば楽だったのにね そういう事は、言っても始まんないよ。 縦穴まで装甲車で来れる道が確保できれば 良かったんですけどね。 みんな無事に着いたかなぁ。 オペレーターのみんなも訓練は受けてます から、心配は止めて先を急ぎましょう、ア リサさん。 壁にはメリルの開けた大穴が口を開けてい る。縦穴には、それ以外に傷らしい傷は見 当たらない。 縦穴はここで完全に途切れてるみたい。ド ーム状になった天井に開閉しそうな所はな い。 うわっ、バイオクラスタだ!穴から来たの かな、とにかくやっつけちゃえ!! ここは小部屋のようになってるみたい。正 面に普通の扉が付いてる。 脇の壁に開いた穴から縦穴が見える。この 部屋は縦穴から上がってきた部屋。 ちょっと見、普通の部屋に見えるけど・。 「タワー」内部全てが、人間を拒否した造 りにはなっていないんですね。 オペレーターのみんな、無事に降りて行っ たかなぁ。 彼女たちも私たちと同様の訓練を受けてい るから、心配はないと思うわ。 ダクトや縦穴と違って、ある程度人間のこ とを考えられた部屋の造りになってる。 壁の一面がロッカーになっていて、その中 には「タワー」の補修部品らしいものが入 ってる。 バ、バイオクラスタ!! 待ち伏せしてたのかな!? そんな事わからないわ!みんな、気を付け て!! この部屋にはドアが3つある。そのうち、 左側のドアは縦穴への穴が開いてる部屋に つながってる。 造り自体は普通の小部屋だけど、小物など が何もなく生活感が全く感じられない。 「タワー」本体まで、あとどれ位なんだろ う。 あんまり長くないといいね。時間ももう少 ししか残ってないみたいだし。 先輩、時間がもう残り少ないよ!早く「タ ワー」を止めないと!! この部屋にはモニターが付いていて、そこ に写し出されたカウントダウンは、もう時 間が残り少ない事を教えてくれる。 モニターを見ると、カウントダウンの残り 時間が分単位だけになってる! 通路に漂う気配はまぎれもなくバイオクラ スタのもの。冷たく、陰惨で、触れるもの を切り裂くような気配。 明るい照明に照らされた通路が冷たく光っ てる。 縦穴を昇ってくるまでとは違って、ちゃん とした通路になってるね。 歩きやすいし、助かったぁ。 いつバイオクラスタが飛び出してくるかど きどきものだね。 うん・・・気配は今でもあちこちからする ほとんど使われてなかったらしく、床の上 にはうっすらと細かいほこりが積もってる ほこりの積もった床の上に筋が何本か走っ てる。多分、バイオクラスタの残した跡。 正面と後ろには同じようなドアがあって、 通路は右のほうに続いている。 正面のドアも後ろのドアも窓はなく、ドア の向こうの光景を完全にさえぎってる。 一体どう行けば本体の所に着くんだろう・ ・・? ダクトの時と同じように片っ端から行って みるしかないわね。 ポゼッショナーはこれで全員解放したんだ よね? 新たに取り憑かれる人がいなければ、ね。 あたしたち、そうする為に進んでるんでし ょ。 通路は明るい照明で照らされている。いつ もこうなってるのかな。 それは私も知りません。「タワー」に聞い てみないと。 扉には特に細工はされてなく、誰でも開け られるようになってる。 みんなっ、バイオクラスタ!! 嫌になるほど隠れてるなぁ! 部屋には扉は一つしかなく、私たちが入っ て来た所を除いては出口になりそうな所は ない。 この部屋は行き止まりになってる。外に出 るには入って来た所を出ていくしかないみ たい。 この部屋、何に使われてるんだろ。 備品置き場か何かじゃないんですか? 手掛かりになるものがないからね・・・。 ここからは先に行けないみたいだね。 やっぱり培養室から延びていた通路を行け ば本体の所に着くんだと思いますよ。 部屋の中はがらんとして、何も置かれてな い。ただの空き部屋のよう。 部屋には荷物もなにも置かれてなく、ただ がらんとした空間が広がってるだけ。 出たわね! 何匹出てもおんなじだよ!! 通路はここでT字路になってる。どの道が 他の道より大きい、といったことはない。 壁に埋め込まれたモニターがカウントダウ ンを表示してる・・・時間がもう残り少な い!! 「タワー」とラシュマル博士って、どんな 関係だったのかな? それも、「タワー」に直接聞いてみないと いけませんね。 カウントダウンが進んでく・・・!! 急がないと衛星からの攻撃が始まってしま うわ! 壁に小さなモニターが埋め込まれていて、 カウントダウンを表示してる。時間がどん どん無くなっていく! 通路のどこにも案内板や掲示板はない。人 間用に作られてるように見えても、ここは 人の立ち入りを考えられてないんだよね・ ・・。 わっ!ここにもバイオクラスタ!! 通路はここで終わってて、正面と右に似た ようなドアが私たちを待ち構えてる。 通路に人の気配はない。オペレーターのみ んなはもうこの階にはいないよう。 そう言えば、あと一人、ポゼッショナーが 残ってたよね。 きっとこの中で会える。・・・そんな気が するな。 もう少しで事件は解決するね! 解決しなくとも、どちらにしても事件は終 わりね。 通路の照明はスリット本部の物と同じみた いだけど、反射の関係かこっちの方が眩し く見える。 耳をすませてみると、四方八方から「タワ ー」の低く、深いうなり声が聞こえてくる こ、これは培養槽!? いえ、機械部品を付けるための装置です! 二人とも危ない!バイオクラスタが動きだ したわ!! バイオクラスタを改造するための設備が部 屋じゅうを埋め尽くしてる。 部屋を埋め尽くす機材は、全てがバイオク ラスタに機械部品を埋め込むためのもの。 ここでバイオクラスタを改造してたのね・ ・・。 全部がここで、という訳ではないようです 第一、街にあふれるハイブリッドのバイオ クラスタをこの部屋の設備だけでは作れま せんよ。 「タワー」もバイオクラスタを作るのに協 力してた証拠がここにもあるね・・・。 人が入って来ないのをいい事に、「タワー 」は自分を創った人間の目をかすめて堂々 とこんな事をやっていたのね・・・・・。 部屋にある機材の中には、ドクターの所に ある機材と似たものの姿も見える。 部屋の中の機材はどれも、私の手には負え そうにないものばかり。 出たわね!!みんな、準備はいい?手早く 片付けるわよ!! 部屋には培養室に続く階段があるだけで、 他に目を引くものはないみたい。 階段以外に目に付くものはない。もちろん 私たちの後ろには通路に続くドアがあるけ ど。 部屋の真ん中に大きな階段があって、上へ と続いてる。 私たちまでもどってどうするの。 カウントダウンがゼロになる前に「タワー 」を止めなきゃ!! ああ、びっくりした! だからといって、逃げている訳にはいかな いわ。忘れたの?私たちだけが「タワー」 の人類抹殺計画を止める事ができる立場に いるんだから。 この部屋、登り階段以外、何もないね。 多分、この階段を昇ると「タワー」本体に 近付けるんじゃないでしょうか。 あるいはそこで本体と対面するかも、ね。 部屋の真ん中に大きな階段があるだけで、 それ以外にこの部屋を特徴付けているもの はないそうするとここは、部屋、というよ り踊り場なのかな? 階段の裏は塗り固められた壁になってる。 登り階段以外は何もないみたい。 ここは・・・何? バイオクラスタの培養施設かな・・? みんな、危ない! ここまでたどり着くとはね・・・。 あ、あなた、最後のポゼッショナーね!テ ィナ=サレックでしょ!? いかにも、その通り。私の仲間たちを次々 と処理した手際は、人間にしてはたいした 物だと褒めるべきでしょうね。だけどそれ もここで終わりよ!ここから先、本体に近 づこうというのなら、あなたたちにはここ で死んでもらうわ! 性懲りもなく、先に行こうというの!?私 はここをどかないわよ。あなたたちに私を 倒せるかしら? 部屋の中には培養槽がずらりと並んでいる だけど、その中身はラシュマル博士のとこ ろにいたような妖精のような生き物・・。 かなり広い部屋一杯に、妖精のような生き 物を収めた培養槽が並んでる・・・・。 ティナはオペレーターのみんなに連れられ て走行車に向かったから、もうここにはい ない。 ティナはレザーの洋服に身を包み、私たち の行く手を遮ってる。間違いなくポゼッシ ョナーに取り憑かれてる状態。 ティナの身体からポゼッショナー独特の波 動が流れ出してくる。ポゼッショナーを追 い出さないとティナ本人と話はできないみ たい。 ティナ、というか、ティナに取り憑いてる ポゼッショナー!あなた、何をしようとし てるのかわかってるの!?ポゼッショナー を認めてる訳じゃないけど、人類を滅ぼし たらポゼッショナーだって存在できないの よ! そんな事は分かってるわ。どうしてポゼッ ショナーというものを産み出したのかもし らないくせに、大きな口を叩いて欲しくな いわ! ティナはもう去った後。話しかけようとし ても無駄。 例によって、バイオクラスタを倒して、ポ ゼッショナーを追い払わないといけないみ たいね。 あたしたち、急いでるんだけどなぁ。 ですが、ティナさんからポゼッショナーを 追い出すのが一番早道のようですね。 この部屋の培養槽の中にいる生き物、ただ のバイオクラスタとは思えないけど・・。 これが、多分ラシュマル博士の言っていた 完全体、あるいはそれに近いものなんじゃ ないでしょうか・・・。 オペレーターのみんな、無事にもどってる かなあ。 ああ見えても彼女たちはしっかりしてるわ 心配いらないはずよ。 培養槽の中にはバイオクラスタと言うより 人間、人間というよりも妖精のような生き 物が入っている。 ラボテックにあった培養槽とは大違いで、 どの生命体も醜悪さのかけらもなく、美し ささえ感じさせる。 培養槽の奥に、階下にあったドアより一回 り大きく、そして頑丈そうなドアがある。 「タワー」にある他の全てのドアと同じよ うにこのドアにも鍵や監視システムは付け られていない。 今までの光景とは一変して、通路は薄暗い 照明にぼんやりと照らされているだけ。 通路というより、広間の真ん中に作られた コースを歩いているような気分にさせられ る。 不気味な空間・・・。 「タワー」本体も近そうですね・・・・。 道を照らしだしているのは、両側にある光 の柱。光の柱自体には何の仕掛けもなさそ う。 天井はかなり高いところにあるようで、光 の柱は見上げるほどの高さから伸びている うわっ!また出た!! 本当に、次から次に・・・・・!! 遠くに見えていた光が大きくなって来た。 どうやらあれはモニターで、例によってカ ウントダウンを表示してるよう。 部屋の大きさ自体がとんでもないので、部 屋の端まであとどのくらいか、距離感が狂 いそう。 「タワー」本体まであと少し、だよね。 そうでなきゃ、カウントダウンの方が終わ っちゃうよ。 この感じからいって、あと少しだとは思い ますけど・・・。 右にも左にも、前にも後ろにも、そして上 の方にもかなりの空間が広がってる。 通路の向こう端に付けられたモニターは刻 々と破壊へのカウントダウンを続けてる。 大きくなってきたモニターの表示を見ると ・・・攻撃開始まで後20分を切ってる! 不思議なことに、通路の回りにはバイオク ラスタの気配がしなくなってる。 「タワー」に会ったとしても、すんなり破 壊を止めてくれはしないよね、やっぱり。 多分・・・最後の・・・・・人類の未来を かけた戦いが待っているでしょうね・・。 どうやら目の前にそびえる壁の中に、「タ ワー」本体はあるみたい。 広い空間に機械の音が飛び交って、エコー がかかったような不気味な音が響いてる。 ついに、来たね・・・。 な、何が始まったのおっ!? 聞こえますか?こちら装甲車! エリス!?いったい何が起きてるの!? 「タワー」の耐爆壁が降りてます! ピンポイントで攻撃ができても多少のダメ ージは避けられないから、シャッターを閉 めてるんだ! 急ぎましょう!!全部のシャッターが降り て来たら、私たちここから動けなくなる! 戻るって・・先輩、そんな事したら「タワ ー」のなすがままだよ!! ここは進むしかないわ! 耳を澄ますと、「タワー」じゅうからシャ ッターの降りる音が聞こえてくる。 私たちが来た道にもシャッターが次々に降 りて来てる。早くしないと閉じ込められち ゃう! 私を含めてみんなの装備は傷だらけになっ てる。だけど、戦えないほどじゃない。 「タワー」に入って無数の戦いをこなして 来たけど、みんなの顔にはまだ闘志がみな ぎってる。 早く中に入りましょう! ここまで来て閉めだされちゃったら、しゃ れになんないもんね! 「タワー」を倒せば、カウントダウンは止 まるのね!? 私が止めてみせます! モニターのカウントダウンは後10分を切 ってる!もう後がない! カウントダウンを見つめてても、どうにも なんない!本体を止めないと!! ドアの手前にシャッターの溝が付いてる。 シャッターが降りてしまったら手出しでき なくなりそう! 今の状態だったら簡単に開け閉めできるけ ど、シャッターが降りてしまったらどうし ようもなくなる! これが・・・「タワー」本体!ポゼッショ ナーを作りだした「もの」・・・!! やはり、人類とはしぶとい生き物ですね・ ・・・・。しかし私と私のバイオクラスタ 達を倒さねばあなた達に明日はありません よ・・! アリサ、いまさらどこに行こうというの? 敵の本体が目の前だっていうのに!! 室内のモニターは全部がカウントダウンを 表示してる訳じゃなく、色々なデータも表 示してる。 疑いようもなく目の前にある機械のかたま りが「タワー」本体! 本体は・・・知性があるなんて感じられな い。それより・・・魂の抜けた抜け殻のよ うな感じがする。 不気味にそびえ立つ本体は、全面攻撃への カウントダウンを今も続けている。 培養槽から出てきた生き物は、ラボテック にいたものより更に洗練されていて、妖精 としか表現できない。 いままでこんな生き物が実在するなんて思 った事もなかった・・・。例え自然に生ま れた生き物ではないにしても、その美しさ は表現のしようもない。 あなたが・・・あなたが、「タワー」なの ね? そう・・・。私は、シリコンと金属の可能 性を乗り越え、有機体としての命を得たの ・・・・・。 いったい、あなたは何が目的なの!?どう して、人類を滅ぼそうとするの!? 私はいつの事だったか、「目醒め」た・・ ・。そして、地球を覆う自分自身の「意識 」を感じた・・・。それから私は、私を創 り上げた人間の事を調べた・・・。人類の 事を調べるのは簡単だった。人類に関する データは全て私の中にあったのだから。調 べてみると、人類の不完全さは凄まじいも のだった。生態組織的にも、その神経構造 倫理にしても・・・。私は自分が人類に創 られ、その創造主を超えたことを知った・ ・・・・。人類から裏切られた男、ラシュ マルに出会ったのはそんな時だった。彼の 持つ遺伝子技術を使い、完全な肉体を創り 出せば、そしてその広大なニューロネット ワークに私、「タワー」の知識をダウンロ ードすれば、完全な生命体が創れる!そう 気付いた私は、彼の研究を援助し、そして ここまで辿り着いた・・・・・そう、私は 「タワー」。有機的に生まれ変わった「タ ワー」! ・・・・・そう、それだ。私に取って未だ に理解できないものがある。その、今お前 が見せている感情だ。人類の持つ「感情」 は生存に必要な分を遥かに超えている。 不完全な有機体を機能させるのに、怒りや 悲しみが必要なのは理解できる。だが、そ の「感情」は不必要なレベルのものではな いか?・・・私が意識をダウンロードする ために作ったもの、それこそがポゼッショ ナープログラムだ・・・。しかし、人類の ニューロネットワークでは私の意識を全て 落とす事ができなかった。その上、人類の 持つ感情が爆発すると、私の分身であるプ ログラムはオーバーロードに耐え切れず身 体の中から追い出されて行った・・・・。 その感情があるから、私達は人類なのよ! 感情があるお陰で、生きることが楽しめる の!! アリサ=グルーズ・・・君がスリットの インターフェイスボックスから送った感情 データは、私のダミーを吹き飛ばしたよ・ ・・・・。 え・・、あっ、やだぁっ! ・・・・私はフェアでありたいと思ってい る。人類に残された謎、感情とは他の全て の能力を凌駕する能力かもしれない。私が カウントダウンを君たちに見せたのもそれ が理由だ。もしも感情が、君たちの言うよ うに価値のあるものだったら、私にその証 拠を見せてもらいたい!私を倒して、カウ ントダウンを止めてみるがいい!! やっぱり、話すだけじゃ分かってもらえな いのね。 予想された事です。 人類の、人のちからを見せてあげるよ!! 自らが作りだしたものに負けはしないわ! 望む所!!さあ、かかって来るがいい! じゃあ、あなたは人類は不完全だから滅ぼ すって言うの!?自分の産みの親を滅ぼそ うというの!? 本来なら、まだまだ滅ぼすつもりではなか った。しかし、ラシュマル博士は死亡し、 これ以上の協力は得られなくなった上に、 人類が新たな生命体に対する反応をシミュ レーションしてみた結果、人類は私の敵に 回る事が分かった。・・・・人類の歴史の 中にも親を滅ぼして成り上がった例はいく らでもある。私は人類ですらない。私の行 為をどうして責められようか? ・・・・・そんな事言っても、私たちは黙 って滅ぼされる訳にはいかない!私だって やり残した事はいっぱいある!人類の未来 をあなたなんかの勝手にさせない!! あの、妖精みたいなものに、「タワー」の 意識を感じる! すでに「タワー」は自分のデータを全てダ ウンロードできるバイオクラスタ・・完全 体を作りだしていたんですね。 どんなに優れた生き物だって、私たちの文 明を滅ぼさせる訳にはいかないよね! どんなに外見がきれいでも、あんな奴に世 界を渡さないよ!! 珍しく意見が一致しましたね。私も、賛成 です! この一戦、負ける訳にはいかないわね。 部屋のど真ん中にそびえ立っているものが 「タワー」の本体のよう。その回りの機械 は頭脳を覆う神経のようなもの。 「タワー」の本体からは知性が感じられな い・・・その代わり、妖精のような生き物 に超絶的な知性を感じる。 「タワー」の本体に付いた培養槽はインタ ーフェイスボックスを大きくしたようなも の。 ただの培養槽じゃなくて・・・スリット本 部のボックスよりも端子がたくさん出てる あ、何かある!! これは敏捷性を上げる御符のようね。 [ 狐のしっぽ ]を手に入れた AGに+15 像みたいな物がありますよ。 これは守護の像だわ。どんな攻撃でも守り が高くなるの [ 守護の像 ]を手に入れた 廃ビルの中に入った。 あ、やっぱりこのビルにはトレーサー妨害 のシステムを持ってる人がいますね。トレ ーサーが動かなくなっちゃった。 みんな、見て・・・エレベーターが上がっ てるわ。 外に出ても情報は入らないわよ。こうなっ たら進むしかないわ。 そうですね。外から見ても何も わかりま せんでしたよね。 あたしなら外からよじ登れるとおもうけど そんなことができるのはメリルだけよ。一 人で行くのは危険よ。みんなで行きましょ う。 覚悟を決めて、上に行きましょう。 昔は観葉樹とかが置いてあって整ってたん だろうけど、今では見るかげもない。 壁紙もはげたりして、荒れ果ててる。階段 にはバリケードが張られてる。 エレベーターの表示階数は8階。 エレベーターは8階で止ってる。 みんな、どうしよう? エレベーターは8階で止ったままみたいね エレベーターを使いますか? ・・・階段を使うにはバリケードをどけな きゃいけないし・・それ以外にはないみた いね。 エレベーターはこっちの動きが読まれて危 険なんだけど、しかたないかー。 エレベーターを使っていいんだね? だって他に道がないんだから仕方ないよー 向こうに気付かれないよう、祈ってましょ コンクリートの破片や、ひっくり返ったソ ファなんかが転がってる。 水たまりなんかもできてる。 8階で止ってるみたい。さっき動いてたっ てことは、壊れてないと思うな。 旧式なぶん、頑丈なつくりになってるみた い。 エレベーターを呼ぶよ。 ・・・・・・ ・・・ハラハラするね。 よし行きましょう!8階に! 私たちはエレベーターを使い、8階まで登 った・・・ 気配からいって、ポゼッショナーはミシャ スに取り憑いてるやつだけみたいだけど、 バイオクラスタが山のように襲ってきたら どうしよう。 このビルがミシャスの棲み家なのかな。ビ ルに入ったとたん、ポゼッショナーの波動 が強く感じられるようになったな。 8階についた。 ・・ふーーっ、よかったですね!バイオク ラスタとか待ち構えてなくて。 廊下にもどった。 不気味に静まりかえってる。そしてポゼッ ショナーの波動が漂ってる。 特に目につくものはない。 閉じた4つのドアがある。・・・このなか のどれかにポゼッショナーはいるんだ。 ドアは4つある。 ポゼッショナーがいるドアがどれかはわか らない。 4つのドアがあるね。 ネドラ、どの部屋にいるか探知できる? ・・・できません。 そう。だったら片っ端から開けてくしかな いわね。 まず、どのドアから開ける? アリサさんにお任せします。 同じようなドアが並んでる。細かいことは ここからじゃわからない。 どのドアも閉じてる。 エレベーターは私たちの後ろにある。ドア は閉じたよう。だけど表示階は8階のまま 私たちの後ろにある。 怖け付いたの、アリサ!? ここまで来たんだからポゼッショナーを片 付けちゃいましょうよ。 そうしましょうよ、先輩。 ここまで来て、逃げるようなことはできな い。 このドアのうち、どれかの向こう側にミシ ャス=チャンドラがいるんだ・・・! 私たちは右奥のドアの前にいる。 ドアは古びてはいるけど、立派にその役を 果たしてる。 表面はかなりいたんでる。 右奥のドアだけど、開けていいかな? でも、そのドアってさっき開けなかったっ け? 右奥のドアだけど、開けていいかな? しっ。声が大きいわ。もし聞かれたらどう するの。 みんな、準備はいい? いいわよ。 オッケー! いつでもどうぞ。 カギはかかってないみたい。 ドアに耳をあててみたけど、何にも聞こえ てこない。 行こ!! 私たちは一気にドアを開け、中に突入した がらんとしてる。この部屋は違ったみたい 床は鳥のフンとかで汚れてる。 この部屋は違ったみたいだね。 ふぅっ、気合い入れてそんしちゃった。 じゃあミシャスはこの部屋以外のどれかに いる訳ね。 そういうことになりますね。 この部屋はがらんとしてて、本当になんに もない。 床にはほこりが積もってる。何年も人が入 ってなかったんだろうな。 私たちは左奥のドアの前にいる。 スチールで作られたドアにはプリントの板 目が描かれてる。 少し曲がってるみたい。 みんな、左奥のドアを開けるよ。 この戦いの前のゾクゾク感ってたまらない なあ。 ねえ、アリサさん、このドア、開けました よね? たくさんバイオクラスタがいたらいやだな あ。何とかなるかなあ? いくらバイオクラスタでもフロア一杯にい たりはしないでしょう。 ふつうのドアノブが付いていて、カギはか かってない。 ドアの向こうがどうなってるかは全然わか んない。 私はドアをさっと開いた! みんな部屋の中になだれこんだ。 壊れたデスクが一つ。この部屋に、生き物 の気配はない。 天井にはむき出しの配管が見える。 どうやら外れみたいですね。 けっこうどんな状況にも対処できるように 気をはるのって疲れるんだけどなぁ。 それは修業がたりないのよ。 でも、こういうのって心臓に悪いな。 そうですね。 壊れたデスクのほかは、昔は重要だったに 違いない書類が散らばってるだけ。 壊れたデスクにはなんにも入ってない。 私たちは左前のドアの前にいる。 ところどころさびてて、穴があいてる。 ボロボロになってはいいても、ドアには変 わりがないね。 ドアを開けてもだいじょうぶ? 私たちのほうは大丈夫よ。 このドアの向こうになにかあった?一度中 に入ったはずだけど。 この向こうにミシャスはいるのかな? 開けてみないとわかりませんね。 あちこち穴が開いてるけど、向こうを見る ことはできない。 向こうからはポゼッショナーの気配は感じ られない。 あんまりポゼッショナーの気配がしない。 このドアは違うかな? 開けるよ! 気をつけて!!ドアが崩れそうよ! 開けるよ! 気をつけて!! 私たちは万全の体勢を整えて中に入った。 灰皿が倒れてる。床は鳥のフン、ゴミにな った書類が散らばってる。 役に立ちそうなものは見当たらない。 しっかし、きたないね。 放棄されて以来、誰も使ってなかったんだ からしょうがないと思います。 この部屋だって、きれいにすれば今でも使 えるのにね・・・。 スラム化ってものは、起きだしたら止める のにすごい労力が要るの。「タワー」とい うコンピュータをもってしても、その力は なかったみたいね。 倒れた灰皿はさびて崩れ落ちてて、持つと 粉々になりそう。 窓ガラスは一枚残らず割れてる。 私たちは右前のドアの前にいる。 このドアもかなり古びてる。 ほかのドアとそっくり。 このドアのむこうにいるのかな、ミシャス いくらポゼッショナーが寄生主に気を使う っていっても限度がありますからね。早く 助けてあげないとかわいそうですよ。 ここでいろいろ話してても始まらないわよ ドアにカギはかかってない。 ドアの向こうからかすかだけどポゼッショ ナーの気配が漂ってくる。 みんな、いくよ?3、2、1、ゴー!! 私たちは部屋の中に飛び込んだ! ほう、ここまで来るとは!! ハイブリッドのバイオクラスタが3体と、 ミシャスがいる。・・・何とかなる! 部屋はそれなりにきれいにされていて、ミ シャスがベッド代わりに使ってるらしいソ ファが見える。 あの、ポゼッショナー独特の波動が強くな ってる。戦闘準備してるんだ、きっと。 確かに「ステラ」の洋服が似合ってる。だ けど今、ミシャスはポゼッショナーに乗っ 取られてる! ミシャス・・あなたも完全に乗っ取られて るの!? ふぅむ・・・お前等が、偉大なる計画を邪 魔する不孫な輩だな?・・・確か、スリッ トとかいったな? さて、貴様等の顔にも飽きてきたな。切り 刻んで、放りだしてくれるわ!!! いったい貴方たちは何者!?何のために人 間の女の子に取り憑くの!? ・・・下賎のものに話す口は持たんのでな 完全に乗っ取られてるみたいね。 やっぱり、戦うしかないでしょうね。 用心してかないと、あたしたちのほうがや られちゃうよ! ・・・戦闘用回路の準備、できてますよ! バイオクラスタはハイブリッドタイプね。 さて、貴様等の顔にも飽きてきたな。切り 刻んで、放りだしてくれるわ!!! なんとか戦わないで済ませられないかなぁ いままでの経験でいくと、その可能性は低 そうね。 廃ビルの中に入った。 あ、やっぱりこのビルにはトレーサー妨害 のシステムを持ってる人がいますね。トレ ーサーが動かなくなっちゃった。 みんな、見て・・・エレベーターが上がっ てるわ。 外に出ても情報は入らないわよ。こうなっ たら進むしかないわ。 そうですね。外から見ても何も わかりま せんでしたよね。 あたしなら外からよじ登れるとおもうけど そんなことができるのはメリルだけよ。一 人で行くのは危険よ。みんなで行きましょ う。 覚悟を決めて、上に行きましょう。 昔は観葉樹とかが置いてあって整ってたん だろうけど、今では見るかげもない。 壁紙もはげたりして、荒れ果ててる。階段 にはバリケードが張られてる。 エレベーターの表示階数は8階。 エレベーターは8階で止ってる。 みんな、どうしよう? エレベーターは8階で止ったままみたいね エレベーターを使いますか? ・・・階段を使うにはバリケードをどけな きゃいけないし・・それ以外にはないみた いね。 エレベーターはこっちの動きが読まれて危 険なんだけど、しかたないかー。 エレベーターを使っていいんだね? だって他に道がないんだから仕方ないよー 向こうに気付かれないよう、祈ってましょ コンクリートの破片や、ひっくり返ったソ ファなんかが転がってる。 水たまりなんかもできてる。 8階で止ってるみたい。さっき動いてたっ てことは、壊れてないと思うな。 旧式なぶん、頑丈なつくりになってるみた い。 エレベーターを呼ぶよ。 ・・・・・・ ・・・ハラハラするね。 よし行きましょう!8階に! 私たちはエレベーターを使い、8階まで登 った・・・ 気配からいって、ポゼッショナーはミシャ スに取り憑いてるやつだけみたいだけど、 バイオクラスタが山のように襲ってきたら どうしよう。 このビルがミシャスの棲み家なのかな。ビ ルに入ったとたん、ポゼッショナーの波動 が強く感じられるようになったな。 8階についた。 ・・ふーーっ、よかったですね!バイオク ラスタとか待ち構えてなくて。 廊下にもどった。 不気味に静まりかえってる。そしてポゼッ ショナーの波動が漂ってる。 特に目につくものはない。 閉じた4つのドアがある。・・・このなか のどれかにポゼッショナーはいるんだ。 ドアは4つある。 ポゼッショナーがいるドアがどれかはわか らない。 4つのドアがあるね。 ネドラ、どの部屋にいるか探知できる? ・・・できません。 そう。だったら片っ端から開けてくしかな いわね。 まず、どのドアから開ける? アリサさんにお任せします。 同じようなドアが並んでる。細かいことは ここからじゃわからない。 どのドアも閉じてる。 エレベーターは私たちの後ろにある。ドア は閉じたよう。だけど表示階は8階のまま 私たちの後ろにある。 怖け付いたの、アリサ!? ここまで来たんだからポゼッショナーを片 付けちゃいましょうよ。 そうしましょうよ、先輩。 ここまで来て、逃げるようなことはできな い。 このドアのうち、どれかの向こう側にミシ ャス=チャンドラがいるんだ・・・! 私たちは右奥のドアの前にいる。 ドアは古びてはいるけど、立派にその役を 果たしてる。 表面はかなりいたんでる。 右奥のドアだけど、開けていいかな? でも、そのドアってさっき開けなかったっ け? 右奥のドアだけど、開けていいかな? しっ。声が大きいわ。もし聞かれたらどう するの。 みんな、準備はいい? いいわよ。 オッケー! いつでもどうぞ。 カギはかかってないみたい。 ドアに耳をあててみたけど、何にも聞こえ てこない。 行こ!! 私たちは一気にドアを開け、中に突入した がらんとしてる。この部屋は違ったみたい 床は鳥のフンとかで汚れてる。 この部屋は違ったみたいだね。 ふぅっ、気合い入れてそんしちゃった。 じゃあミシャスはこの部屋以外のどれかに いる訳ね。 そういうことになりますね。 この部屋はがらんとしてて、本当になんに もない。 床にはほこりが積もってる。何年も人が入 ってなかったんだろうな。 私たちは左奥のドアの前にいる。 スチールで作られたドアにはプリントの板 目が描かれてる。 少し曲がってるみたい。 みんな、左奥のドアを開けるよ。 この戦いの前のゾクゾク感ってたまらない なあ。 ねえ、アリサさん、このドア、開けました よね? たくさんバイオクラスタがいたらいやだな あ。何とかなるかなあ? いくらバイオクラスタでもフロア一杯にい たりはしないでしょう。 ふつうのドアノブが付いていて、カギはか かってない。 ドアの向こうがどうなってるかは全然わか んない。 私はドアをさっと開いた! みんな部屋の中になだれこんだ。 壊れたデスクが一つ。この部屋に、生き物 の気配はない。 天井にはむき出しの配管が見える。 どうやら外れみたいですね。 けっこうどんな状況にも対処できるように 気をはるのって疲れるんだけどなぁ。 それは修業がたりないのよ。 でも、こういうのって心臓に悪いな。 そうですね。 壊れたデスクのほかは、昔は重要だったに 違いない書類が散らばってるだけ。 壊れたデスクにはなんにも入ってない。 私たちは左前のドアの前にいる。 ところどころさびてて、穴があいてる。 ボロボロになってはいいても、ドアには変 わりがないね。 ドアを開けてもだいじょうぶ? 私たちのほうは大丈夫よ。 このドアの向こうになにかあった?一度中 に入ったはずだけど。 この向こうにミシャスはいるのかな? 開けてみないとわかりませんね。 あちこち穴が開いてるけど、向こうを見る ことはできない。 向こうからはポゼッショナーの気配は感じ られない。 あんまりポゼッショナーの気配がしない。 このドアは違うかな? 開けるよ! 気をつけて!!ドアが崩れそうよ! 開けるよ! 気をつけて!! 私たちは万全の体勢を整えて中に入った。 灰皿が倒れてる。床は鳥のフン、ゴミにな った書類が散らばってる。 役に立ちそうなものは見当たらない。 しっかし、きたないね。 放棄されて以来、誰も使ってなかったんだ からしょうがないと思います。 この部屋だって、きれいにすれば今でも使 えるのにね・・・。 スラム化ってものは、起きだしたら止める のにすごい労力が要るの。「タワー」とい うコンピュータをもってしても、その力は なかったみたいね。 倒れた灰皿はさびて崩れ落ちてて、持つと 粉々になりそう。 窓ガラスは一枚残らず割れてる。 私たちは右前のドアの前にいる。 このドアもかなり古びてる。 ほかのドアとそっくり。 このドアのむこうにいるのかな、ミシャス いくらポゼッショナーが寄生主に気を使う っていっても限度がありますからね。早く 助けてあげないとかわいそうですよ。 ここでいろいろ話してても始まらないわよ ドアにカギはかかってない。 ドアの向こうからかすかだけどポゼッショ ナーの気配が漂ってくる。 みんな、いくよ?3、2、1、ゴー!! 私たちは部屋の中に飛び込んだ! ほう、ここまで来るとは!! ハイブリッドのバイオクラスタが3体と、 ミシャスがいる。・・・何とかなる! 部屋はそれなりにきれいにされていて、ミ シャスがベッド代わりに使ってるらしいソ ファが見える。 あの、ポゼッショナー独特の波動が強くな ってる。戦闘準備してるんだ、きっと。 確かに「ステラ」の洋服が似合ってる。だ けど今、ミシャスはポゼッショナーに乗っ 取られてる! ミシャス・・あなたも完全に乗っ取られて るの!? ふぅむ・・・お前等が、偉大なる計画を邪 魔する不孫な輩だな?・・・確か、スリッ トとかいったな? さて、貴様等の顔にも飽きてきたな。切り 刻んで、放りだしてくれるわ!!! いったい貴方たちは何者!?何のために人 間の女の子に取り憑くの!? ・・・下賎のものに話す口は持たんのでな 完全に乗っ取られてるみたいね。 やっぱり、戦うしかないでしょうね。 用心してかないと、あたしたちのほうがや られちゃうよ! ・・・戦闘用回路の準備、できてますよ! バイオクラスタはハイブリッドタイプね。 さて、貴様等の顔にも飽きてきたな。切り 刻んで、放りだしてくれるわ!!! なんとか戦わないで済ませられないかなぁ いままでの経験でいくと、その可能性は低 そうね。 外に出ても情報は入らないわよ。こうなっ たら進むしかないわ。 そうですね。外から見ても何もわかりませ んでしたよね。 あたしなら外からよじ登れるとおもうけど そんなことができるのはメリルだけよ。一 人で行くのは危険よ。みんなで行きましょ う。 ネドラ、だいじょうぶ!?いったいどうし たのっ!? ・・・あ、アリサ、さん!? ネドラの顔は幸せな夢から叩き起こされた 人のよう。 ネドラ、こんな小さい身体で無理してたん だ・・・。 そんな深刻な顔で見ないで下さいよ。 何か・・興奮してるみたい。 ネドラ!なにしてたの!?あなた変よ! ・・・まさか、誰か来ちゃうなんて・・。 今まで気付かれなかったのに・・・。 えっ!?ネドラ、もしかして・・・? アリサさん、見れば分かると思うけど、私 サイドラッグやってたんです。 サイドラッグ・・!!それ、違法じゃない の!?なんであなたがそんなこと・・!! アリサさん、ハイパーリンクっていうのは 大変なことをやってるんです・・。自分の 脳とコンピュータを直結して操作する・・ この事がどんなに精神に負担になるかわか らないでしょう?人によってはすぐに発狂 するの。だから、私は負担を和らげるため 酷使した神経を休めるためにサイドラッグ を使うの。ドラッグって言ったって、実体 は快楽中枢を刺激するソフトウェアなんで すよ!薬じゃないんです!身体には何の害 もないんだから、ほっといて下さい! わかってもらえました? え、ええ・・・。 じゃ、私は今からサイドラッグじゃない事 でコンピュータを使いますから。 ネドラ、辛いっていいながら何でそんなに コンピュータに閉じこもるの? ・・・やっぱり、好きだから、なんでしょ うね。じゃ、私はそういうことで。ネドラ はふたを閉じ、またボックスの中に隠れて いった。 アリサさん、お願いです、私を信じて下さ い!心配ならサイドラッグをちゃんと知っ てる人に聞いてみて下さい!心配ないって わかるはずですから!! ・・・ネドラ、そこまで言うのなら、わか った・・・。信用することにする。じゃあ サイドラッグについて一つ聞かせて。サイ ドラッグってプログラムなんでしょ? そ、そうですけど・・・。 私、そのサイドラッグを通じてポゼッショ ナー、というか憑依が作りだされたんじゃ ないかと思うんだけど・・・。違法だから チェックも入らないし、それって頭脳に作 用するんでしょ?だったら・・・。 アリサさん、それはないですね。 え、だけど・・ サイドラッグは確かに神経や頭脳に直接ア クセスしてきます。だけどそのものが頭脳 を乗っ取るなんて事はできませんよ。第一 そんなソフトはコンピュータの方のフィル タにかかって動きませんよ。 そういうものなの・・・? それに、取り憑かれた人って、ハイパーリ ンクやリンカばっかりじゃないですよ。サ イドラッグは私たちだけしか試したりでき ませんからね。 あ・・そっか・・・。 そんなこと言っても・・・ アリサさん、これは私の頭脳の問題です。 私は自分のやってる事はわかってます。だ から、このことについてとやかく言わない で下さい! だ、だけど・・。 私はハイパーリンクです。ソフトウェアに 負けるなんて事は心配しないで下さい! ネドラの顔は上気してる感じ。 調べなくてもだいじょうぶみたい。 身体に異常はないみたい。 ボックスを開けたとたん、データの乱れは 止った。開けるとリンクは中止されるから そうならないとかえっておかしいんだけど ボックスには私のわかる範囲で異常はない みたい。 わかってもらえました? え、ええ・・・。 じゃ、私は今からサイドラッグじゃない事 でコンピュータを使いますから。 ネドラ、辛いっていいながら何でそんなに コンピュータに閉じこもるの? ・・・やっぱり、好きだから、なんでしょ うね。じゃ、私はそういうことで。 ネドラはふたを閉じ、またボックスの中に 隠れていった。 街に出た。スリット本部のあるここいらは 多層構造地区と呼ばれてる。 ここは多層構造地区。スリット本部のある ところ。 あああーっ!? メリル、何事!? ほら、あそこ!!あそこ歩いてる人!! ここは多層構造地区。スリット本部のある ところ。 アリサさん、ミシャスさんが向かったのは そっちじゃありません!あんまり離れると 私の小型のトレーサーでは追えなくなっち ゃいます! このままミシャスを放ってはおけないよ。 ね、先輩、動く前に私の言った人をよく見 てみてよ!見覚えない!? よし、ミシャスを追いかけましょう! このままミシャスを放ってはおけないよ。 ね、先輩、動く前に私の言った人をよく見 てみてよ!見覚えない!? えーーっ、先輩、なんで本部にもどるのー 聞き込みもすませてないですよ! さきに聞き込みしましょ。 ・・・それもそうだね。 アリサ、本部に帰ってる暇はないわ。この まま彼女を追いましょ! だから・・・あそこ歩いてる人!!ポゼッ ショナーじゃない!?このまま見逃すこと はないよ!! ここは多層構造の一番上の区画。人や車が 行き交ってる。 ミシャスはいなくなった。追わなきゃ!! ミシャスはこっちには気付いてないみたい 幾人かメリルのすっとんきょうな声を聞い てこっちを振り返ったりしてる。 向こうのほうには壊されたコムターミナル が見える。 色々な格好の人がいる。 まわりの人は上級ポゼッショナーがいたと いうのに誰も気がついてないみたい。 あっ!行っちゃった! 大丈夫です!私のトレーサーから出てませ ん!ミシャスは旧市街のほうに向かってま す!! メリルの差したほうを見ると、浅黒い肌を した女の子が見える。・・・ミシャス=チ ャンドラ!? みんな思い思いの格好をしてて、見てるだ けでもおもしろい。 どうかしたのか、ねえちゃん? ひょってぽきゃぱぴぴだぁ。 なにを言ってるのかわかんない。 アリサ、ミシャスに話しかけるのは止めて つけてみてどこに行くか確認しましょう。 メリルが指差した女の子に話しかけようと した。 アリサ、待って。へたに話しかけて警戒さ れるとまずいわ。 ほなふれも、こンはふぇノヌねだ・・・ どこの言葉かな。さっぱりわかんない。 あーっ、外は空気が汚れてるなぁ。 室内の空気をきれいに、快適に保つために 外の空気が汚れ、不快になって行く。悪循 環よね。 このまま彼女の後を尾けましょ! そうですね。ここで見逃したら次はいつに なるかわかんないですからね。 ちょっと待ってて下さい・・いま照会して ますから。 メリル、どうしたの? ほら、ほら、あそこ歩いてる人!!「ステ ラ」で目撃されたミシャス=チャンドラじ ゃない!? ・・・私もそう見えるわ。どこで着替えた のか知らないけど、「ステラ」の洋服を着 てる。ネドラ? はい、いま照会してみます! えっと、ブティック「ステラ」は商業地区 だから、ここで時間を潰してては良くない ですね。 多層構造地区は街の中心部だけど、かなり ごみごみしてる。 地面はひび割れたブロックが覆ってる。 ミシャスがポゼッショナーに取り憑かれて る人だ、ってこと、誰も気がついてないみ たい。 突き当たりに建ってるビルがスリット本部 今どき清潔に保たれてるのは、大きなビル とかの中だけ。一歩外に出るとどこもこん なもの。 変な帽子をかぶった人とか、楽器を持った 人とかが歩いてる。 ミシャスは人込みにまぎれて見えなくなっ た。早く後を尾けなきゃ! ポゼッショナーに取り憑かれた女の子、ミ シャス=チャンドラが見える。 はい!照会結果が出ました!あそこに見え る人は93.5%の確度でミシャス=チャ ンドラに間違いありません!これ以上の確 度はちゃんと近付いて調べないと・・。 それで充分よ!さ、ポゼッショナーを追っ 払いましょ! ちょっと待って。ここじゃ一般市民に被害 が出るわ。それに、うまくするとポゼッシ ョナーの棲み家に連れて行ってくれるかも しれないわ。・・・後を尾けましょう! ・・・あの子、さっき「ステラ」で目撃さ れたミシャス=チャンドラじゃないかな! ポゼッショナーの波動も強く感じるし・。 でも人ゴミの中じゃいろんな波動が混ざっ て自信をもって断言できないな・・・。 特に怪しい人はいないみたい。逆にみんな 怪しい人って気もする。 スリット本部のあるあたりは、開発につぐ 開発で、街全体がタマネギの皮のように何 層にもなってる。それでここらへんを多層 構造地区と呼ぶんだけど、最下層はほとん ど無人になってて、バイオクラスタの巣に なってるらしい。 多層構造が何層になってるのか分かってる 人はだれもいないと思う。 実はポゼッショナーに取り憑かれた人も、 けっこう普通の人に混じって歩いてるのか も。 ここは多層構造地区。 交通制御塔の信号がかわって、人が横断し てる。 地上車の数は少なくて、その分空の交通が 混雑してる。 突き当たりにスリット本部が見える。全部 の窓に明かりがともってる。 なんとなく周りのビルより輝いて見える。 これってやっぱりひいき目で見てるからか な。 ゆァフィのこですん、ユれじまき。 ここ歩いてる人って、言葉通じない人が多 いな。 どぞー。どぞー。 ・・・なんかのビラを配ってるみたい。 スリット本部の近くって、言葉通じない人 が多いね。 ま、いろんな人がいるからじゃないの? 早く帰ってリンクしたいな。 ネドラって、ほんとコンピュータリンクが 好きね。 交通制御塔には、信号だけじゃなくて、道 路情報を表示したりするモニターなんかも 付いてる。 交通塔はそれぞれプロセッサが内蔵されて て、「タワー」からの制御で最適な信号の 切り替えとかを行なうもの。この交通塔も ちゃんと機能してるみたい。 ビルに取付けてある壁面ディスプレイは、 なんかのコマーシャルを流してる。 ディスプレイやモニターは街じゅうにある けど、ここのやつが一番大きいって話。 バイオクラスタとポゼッショナー、この2 つには絶対関係があるよね。 私たちは街に出た。 人の波が方向を定めず、全ての方角に向け て流れてる。 ビルの壁面ディスプレイは何かの宣伝を流 してる。 周りを取り囲むビルはどれでもそれ一つで 街としての機能を持ってる。 どんな時間帯でも人通りが絶えることがな い場所、それがここ、多層構造地区なんだ な。 ビルが壁のようにそそりたっていて、その 谷間を私たちは歩いてる。 ビルに挟まれた狭い空を見ると、くすんだ 色をしてる。 空を行き交う車の大部分はスポーツタイプ で、高性能を売りにしてるもの。 低い雲が立ち込めて、地上の光を反射して る。 大型車が頭上を通り過ぎると小さな空はほ とんど見えなくなる。 ビルの間を多くの車が行き交ってる。 皆の者、謹聴せよ!最期の日は近づいてい るのだ!! ・・何かの演説をしてる。 姉さん、姉さん、いいオトコがいますぜ。 ヒろヴん、ジコらっじくぅど、はラひだ。 私にわからない言葉。 あなたの上に平安を。 は、はぁ。 今こそ人類は己れの所業を見つめ直し、再 出発すべきなのだ! ・・・演説は続いてる。誰も聞いてないの に。 ここの人ゴミって、少し異様だよね。治安 がいいってのが嘘みたい。 治安がいいっていうのは、バイオクラスタ があまり出ないっていうのか、ビルの中は 犯罪が少ないってことか、どちらかなんじ ゃないかしら。 結局ラボテック・コーポレーションって名 前がわかっただけじゃ意味がないよね。 何もわからないよりはましよ。それにひょ っとしたら私たちでまだ検索できることが あるかも知れないし。 アリサがドクターの所に行ってくれて、本 当に助かったわ。 それよりホンホアにも苦手があるってけっ こうびっくりしたな。 誰にだって苦手なものはあるわよ。 ・・やっぱり、眼球とかだったら本部のド クターしかあてはありませんよね。 やっぱそういうことになるのかなぁ。 うちのドクターは特にそういったものに強 そうだしね。 だけど、今日のパーツ調べでバイオクラス タについてはかなり決定的なことが分かる かも知れませんね。 そうなったらポゼッショナーについても何 かわかるだろうし、嬉しいんだけど。 本部ビルはこのブロックの中心になってる と言ってもいいと思う。 ここからではよく見えないけど、玄関には 軽装の警備員が立ってる。 4つのビルが合わさった構造で、中は上の 本部の場所まで吹き抜けになってる。 スリット本部ビルの中の様子まではわから ない。 突き当たりに建ってて、関係ない人も待ち 合わせとかに使ってる。 この下には使われてない層も数えると百以 上のフロアが埋まってるはずだけど、そう いったことは地上を歩いてる分には感じら れない。 下にあるはずの構造は、上からはまったく わからない。 今では使われてない地下のフロアに行く道 は閉ざされていて、最下層あたりだと記録 もないらしい。 この下にあるフロア、地下都市で使われて るのは、上からほんの2、30階分だけ。 表面的には普通の地面。 ラボテック・コーポレーション、ラシュマ ル博士の会社か・・・。 こういった眼球のパーツって、ちょっと不 気味な気がする。ジャンク屋さんに早く渡 しちゃお。 ドクターに会いに行けば、眼球は手にはい るかな? えっと、ジャンク屋は旧市街だったよね。 多層構造地区に建ってるビルは大半が高層 建築。 ビルの壁面についてるディスプレイは照明 になるくらい明るく輝いてる。 たくさんの人が思い思いの格好で歩いてる これだけの中に言葉が通じない人ってどれ くらいいるんだろ。 ふンじカくぅこラ、んぐへりぞ。 ここ通る人に話しかけてもほとんど通じな いな。 すみません、この下になにがあるか知って ますか? 死んだ街だろ? ぱいらぱいらー、どででどでぱいらー。 この人も言葉が通じないや。 本部ビル、いつもと変わりないね。昨日あ んなことがあったのに。 事件のあった現場ももとどおりになってま したから、外からだとなおさらそういう感 じなんじゃないですか? ここの下に敵の本拠地があるんだ・・・。 灯台下暗しとはよくいったものね。 ねぇ、あたしあの建物の中に入ってみた方 がいいと思うな。 何がいるかわからないんだから用心すべき ですよね。 ネドラ、相手の勢力とかは予想できてる? 残念ですが、推定不能です・・・ですが、 かなり優秀なハッカーはいそうですね。 スリットにメッセージ送ってくるんだから それは当然だよね。 ここのコムターミナルは壊されたまんまに なってる。 壊れてて使えなくなってる。 昨日のエントランスでの騒ぎが嘘のよう。 普段と変わらない様子。 窓のほとんどに明かりが見える。 まさかここの真下にラボテック、バイオク ラスタの本拠地があったなんてね・・・。 考えてみれば、あの建物の奥に行ってみる ことが重要だよね。一体どんな奴がいるん だろ? スリット本部に堂々とメッセージを送りつ けて、更にはポゼッショナーまで送り込む なんて、どんな奴なんだろ? ここの大型ディスプレイも同じね・・・。 「タワー」にエラーでも起きたんでしょう か・・・。 ラボテックを始末するまではもどりたくな いな。 そびえ建つビルのイルミネーションや地上 車のライトがあちこちを照らし出してる。 目に入るモニター、ディスプレイは全部何 かのカウントダウンを続けている。 街じゅうの音が混ざり合って、全体で一つ のノイズになってる。街の、ハーモニー。 スーツ姿の人もいるし、派手なコートを羽 織った人もいる。私たちと似た格好をした 人はいない。 モニターがいつもと違ってるのに、ここの 人は興味を示してないように見える。 あまりにこにこしてる人はいない。何があ るのか深刻な表情をしてる人が多い。 あのぉ・・・ うひゃひゃひゃ。うひゃ、うひゃ、うひゃ ひゃひゃ! 何かやってるんだろう、笑ってばかり。 あの、ディスプレイに出てる数字のことな んですけど・・ 万事、凡その事象は終末の予見を示すもの なり! 先輩、何が起きてるのかは本部に行ったほ うがはっきりするんじゃないかな? じウた、コふたリ。こんチろぅ、がハぇ! 一体誰が、何のためにこんなに大掛かりな カウントダウンを始めたんだろう? 何かありそうね・・・・・。 ここの、遥か下層にバイオクラスタの培養 工場が・・・。 ラボテックを制圧すればバイオクラスタも 今以上に増えなくなるし、事件も解決だね それでも、今解き放たれているバイオクラ スタを全て倒すまでは戦いが続きますね。 さあ、真下であろうと、ここからは行けな いのよ!真下に続く道のある、放棄地区に 急ぎましょう! 交通塔は人々、そして車を誘導してる。 ちゃんと機能を果たしてはいるものの、そ のモニターはカウントダウンを表示してる ほんとうに何があったんだろう!? モニターには道路情報が写しだされてる。 大きな壁面ディスプレイもその大きさいっ ぱいに減っていく数字を表示してる。 ビルの壁面ディスプレイは、まるでそこに 異世界が開けたかのようなクオリティでC Mを流してる。 ディスプレイは広告のイメージだけを次々 と送り出してる。 いったいこの街で、いや、コンピュータの 中で何が起きたんだろう!?ウイルス?そ れとも・・・? メリル、すごく張り切ってるな。敵が強い ほど燃える性格なんだな。 うわっ、やってくれてるっ!! 綾香さんに間違いないですね。 エントランスはひどい有様。瓦礫がそこら じゅうに転がり、あちこちの設備から煙が 吹き出てる。 早く!!上を見て!! こうしてる間にもバイオクラスタはビルを 破壊してる・・・ 先輩!!上を見て!! 一応避難はすんだみたい。エントランスの 中にはポゼッショナー、バイオクラスタ、 そして私たちしか残されてない。 私はメリルに従って上を見てみた。・・・ あっ!!あれはっ!! 大変みたいなんでな、ちょっと無理して装 甲車持って来たぞ!! 装甲車だ!! これでバイオクラスタのレーザーを遮る壁 ができたわ!! 装甲車のこっちに回り込まれないうちに行 こう、みんな!! オッケーー!! みんなレーザーに気をつけるのよ! 行きましょう!! 本部ビルはところどころから煙を出してる ポゼッショナーに操られたバイオクラスタ は高出力レーザーをめったやたらに撃ちま くってる。 上だってば!!何か起きてる!! こうしてる間にもバイオクラスタはビルを 破壊してる・・・ あーーーっっ!!先輩!!上を見て!! エントランスの中央に立つ女の子は間違い なくリストに載ってた綾香=浦崎。 受付係は避難を済ませてここにはいない。 今すぐ破壊を止めて!!・・・聞いてくれ るわけないか。 こんなにレーザー撃たれてたんじゃ、近寄 れないよっ!! 出力が低下するまで待ちますか? あたしはそれより先にこのビルが崩れるほ うにかけるよ! みんなも!!何か様子が!! いったいどうすれば・・・ せっ先輩っっ!!上を見て!! でもこのまま何の遮蔽もないあそこに出た ら・・・ いい的になるわね。 玄関を見るんじゃないよーーっ!! 割れたガラス、砂煙の向こうに回転燈の光 がたくさん見える。 あのレーザーに触れたりしたらこの装備な んか薄いチーズのように切り裂かれちゃう お願いだから上を見てってばーーーっ!! いくらなんでもこの砲火の中に出るには荷 が重すぎる。 その前に上っ!!! アリサ!気持ちは解かるけど今出るのは無 謀よ!! だけど、このままじゃあ・・・!! 上がどうしたのかな? 何か、盾になるものさえあれば・・・!! 下水の入口の前に来た。 人通りはまったくない。 ずっと後ろの方に例の焚火の人がいるけど こっちは見てない。 下のほうに向かって階段が伸びてる。 薄暗くって、陰気な感じ。下のほうから水 の流れる音が聞こえる。 どうやらここから地下に降りてくみたいだ ね。 自分の建物の真下に行くことになるのに、 こんなに離れたところから降りてかなきゃ いけないなんて変な話ね。 さって、大勝負のはじまりだねっ!! ね、このまま進んじゃったら先、真っ暗で なにも見えないんじゃないかしら? あたし、暗視ゴーグルあるからへっちゃら だよっ! だけど、私たちそんなもの持ち歩いてない わよ。 今日はもう遅くなったし、とにかく一度本 部にもどって準備を整えて明日、出直しま しょ。 あたしは今すぐ行ってもだいじょうぶなん だけどな。 メリルって、一人でみんなを守るつもり? ネドラだってレーダーとかいろいろ変なも の持ってるんじゃない? ほらほら、けんかは止めて。 入口には格子が付けられてるけど、カギは 壊されてる。 鉄格子は錆びてて、指を触れると指先が赤 くなる。 階段は下の川みたいな溝に続いてるみたい 階段は石造りだけど、石はかなりすり減っ てる。 ここからバイオクラスタのほとんどが出て 来てたんだ・・・。 地上に着くと私たちはすぐに本部に任務成 功の知らせと鑑識や保護班を呼び出した。 これでメイのことや、ラボテックの後始末 について心配はなくなった。 じゃあ、行くよ!! はーーい!! いいわ! 行きましょう! 放棄地区には焚火の男を除いては人が見当 たらない。人に変な目で見られない分、こ ういった所に入口があって良かったな。 私たちが地下に向かった時と変わりはない みたい。 様子は変わったように見えないけど・・。 私たちに注目しているものは動物も含めて なにもいない。 下に向かって石造りの階段が伸びてる。 心なしか暗黒に向かう道のりに見えた階段 も今ではその印象が和らいで見える。 奥のほうは暗闇にまぎれて良く見えない。 いつまでもここにいてもしようがないわ。 本部に帰りましょう。 ふーっ、やっと、空の見えるとこにもどっ たね! じゃあ、本部に帰りましょ。 アリサさん、一体どこまで戻るつもりです か? ラボテックの始末が残ってるよ!! いよいよ、だね。 そうですね。 ここから先はある意味で完全に敵地よ。み んな充分に用心して行きましょう! もっちろん!! 鉄格子は錆びてぼろぼろ。鍵も壊されてる 格子の止め金はもろくなっていて、あまり 力をかけると折れてしまいそう。 鍵は大きな南金錠。バイオクラスタの仕業 だろう、すさまじい力でこじ開けた跡があ る。 壁はひび割れが走り、造られてからの日々 の長さを物語ってる。 右と左では建物が違うのでちょっと違う種 類の壁。だけど、古さという意味では両側 も似たような感じ。 地下にはプリムが使ってたような大きなバ イオクラスタとかがいるのかなぁ。だった らかなり大変になりそう。 だけど、多層構造の一番下がああなってた なんて驚いたな。どれだけの人が知ってた 事なんだろう。 あーあ、地上までもどって来ちゃった。ま だラボテックの始末終わってないのに。 これがメッセージを送ってきた建物だね。 待ちなさい、あなたたち!! スリットの皆さん、ここから先は通せない 私達はミンスキー姉妹!私が姉のカーマイ ン!私は妹のアイリス。 どうしても通りたいのならば私たち姉妹の 屍を越えて行きなさい!! ポゼッショナーの気配はしなくなった。・ ・・少しだけバイオクラスタの気配はある けど、これくらいは放棄地区だったら普通 のレベル。 建物の奥にポゼッショナーの気配がある! ここも人通りがない。・・・ポゼッショナ ーの気配が強くする! あたりは静まり返っていて、いやが上にも 緊迫感を高めてる。 いやに堂々とした門。 塀のところから中庭の緑が見える。 開いてる扉が私たちを招いてるように思え る。 二人の女の子が通せんぼしてる。 門のあたりからポゼッショナーの気配が漂 ってきてる。 見当たらなくなってる。保護されたかな? 二人とも端のほうで小さくなってる。 そうだ!この二人もリストに載ってた!! 双子のカーマイン=ミンスキーとアイリス =ミンスキーだ!! 二人ともポゼッショナーに取り憑かれてる みたいだけど・・・オリジナルの記憶に頼 って話すところをみると、今まで相手にし ていたのとはタイプが違うみたい。 あなたたち・・・自分の意志があるの? つまらないこと言ってないで、かかって来 ないの!? 私たちは強いですよ。 話しかけようとして辺りを見たけど、いな くなってる。 きっともう保護されてるよ。 ・・・確認しました。ミンスキー姉妹は保 護されています。 「女帝」は強いから、用心してね! ああっ、恥ずかしいっ! かかって来ないのなら、こっちからいくわ !覚悟!! えっ!?この人魔法を使える!? 私たちと私たちのバイオクラスタに勝てる ア、アイリスって、ハイパーリンクなのっ でも、なんで海外から日本にやって来たん だろ?あのポゼッショナー。 やっぱり日本にポゼッショナーに取って大 切なもの、バイオクラスタの培養、改造工 場があるからでしょ? そうとしか考えられないわね・・・。 先輩、どうして引き下がっちゃうの!?先 まで行こうよ! 二人相手でも、なんとかなっちゃうんです ね。 ・・・そりゃ、ネドラがHな道具いっぱい 持ってるからだよ。 ・・・なんか、変なふたり。 ・・・記憶まで完全に乗っ取られてるんだ と思うわ。だから言葉使いが、取り憑かれ る前と同じになってるのよ。 なんか、見るだけで妖気がたちこめてそう ですね。 ネドラって臆病なんだからぁ。 ここで何も感じない人が鈍感なんじゃない かしら。 ・・・でもここを通らないと中には入れな いわ。 行くしかない、よね。 幅の広い階段が玄関まで続いてる。 怪しいところは無いみたい。 段差が低く作られてる。 別に仕掛けはないみたい。 門はかなり大きくて、私たちの装甲車でも 楽々通れそう。 門の扉は開いたまま。 門自体に疑わしいところはないみたい。 中からポゼッショナーの気配が感じられる メッセージを送って来たのはポゼッショナ ーだったんだ! これで、やっと、ラボテックの場所がわか った・・・! バイオクラスタを遠隔操作できるポゼッシ ョナー、「女帝」・・・この二人より手強 いんだろうな・・! すごいところからメッセージ送ってきたん だな・・・。門構えからして何が出て来る かわかんないな。用心して進まないと。 前方に動体反応!! そんなの見ればわかるよ!あれは・・・バ イオクラスタだ!! 前のほうで左に曲がってて先になにがある かわかんない。 かなり幅が広い。 古風な感じの窓。 窓をのぞいてみても、先に何があるかはわ からない。 ポゼッショナーの質が変わって来たと思わ ない? ポゼッショナーが本人の意識にまで入りこ んでますね・・・こういった事例は今まで 報告されてませんね。 やっぱさ、上級ポゼッショナーにも格があ るんじゃない?取り憑いた相手の記憶全部 を扱えるやつが偉い、みたいな。 おどろいたわね、いきなりバイオクラスタ が出るなんて。 やっぱり今のバイオクラスタは、「女帝」 の遠隔操作・・・ だと思います。 だんだん敵が手強くなるね・・・。 それだけポゼッショナーの核心に迫ってる ってことじゃないかしら。 左に曲がってて、先はよくわからない。 ネドラ、先がどうなってるか、わかる? この回廊は大きな部屋につながってます・ ・・そこにはエネルギー反応がありますね それ以上はちょっと、わかりません。 模様の入った板が張ってある。 トラップとかはないみたいだけど・・・。 バイオクラスタは地下から来てたのか・・ ・。放棄地区より人目に触れないところだ もんね、今まで気付かれないはずだな・。 上級ポゼッショナーが「巣」みたいなもの を持ってることはわかってたけど、ここま で大掛かりな巣は初めてだな・・・・・。 大型のコンピュータシステム!これでメッ セージを送って来たんだ! 部屋じゅうがコンピュータでいっぱい。 うっすらと霧みたいなのがたちこめてる。 なにかの波形が表示されてる。 柱のあちこちに付いてる。 すごい部屋。 ですが、一見でたらめに立ってるような柱 ですけど、電磁干渉が最低になるように絶 妙のバランスで配置されてます。すばらし いとしか言いようがありません。 敵の設備ほめてどうするの。 ね、ホンホア、プリム前から知ってたみた いだね?「前の時」って、なに? ええ・・・知ってたわ・・・・・・。だけ ど、そのことは聞かないで。お願い・・・ ・・・。 これを使ってアイリスさんはデータを送っ て来たんですね。この設備だったら力業で もいろんなことができそうですよ。 ネドラ、うらやましいんだったらここに残 ってもいいんだよ。 メリル、勝手に話を進めないの。 この部屋にはポゼッショナー、バイオクラ スタの気配は今のところ感じられない。 柱が何本も立っていて、それぞれがコンピ ュータの一部になってるみたい。 何か、この部屋自体に電気が飛び交ってる 感じがする。ネドラにはおもしろい部屋な んだろうな。 柱から真空管が出てて、ぽおっと赤く光っ てる。 真空管は電磁パルスに強いからね。 無駄のないよう、くまなく機械が配置され てる。ふつうのターミナルと比べて使い辛 そうだな。 メーターや真空管、モニターがあちこちに 取付けてある。 旧ラボテックの工場でバイオクラスタを培 養してたのか・・・! どうやらポゼッショナーって、予想より組 織だっていて、共同して事を進めているみ たいだな・・・。 ついに私たちは一番奥の部屋に着いた。 「女帝」がいる! 部屋にはお香が立ち込めてる。香りがすご い。 お香で煙った部屋に窓からの光が筋をひい てる。 部屋の中央に女の子。「女帝」だと思う。 ポゼッショナーに間違いない。だけど・・ あんな娘、リストに載ってたっけ・・・? ポゼッショナーは去って、今は普通の女の 子。 大きな椅子に座って、私たちを見下ろして る。 スリットにメッセージを送らせたのはあな たね!? その通り。・・・まさかここまでたどり着 くとは意外だったわ。でも、あなたたちは ここで終わりよ。 久しぶりね、プリム=ウォン。いえ、プリ ム=ウォンに取り憑いているポゼッショナ ー。 あら、あなた・・・香港で会ったような気 がするわね・・・? 香港!?じゃあ、この人日本人じゃないの !? やっと、会えたわね・・・今、あなたを消 してあげるわ!私には仲間がいる!!前の 時みたいにはいかないわ!! なかなか大きなことを言うわね、あなた。 その言葉、果たして本当かしら? ねぇ、先輩・・・なんかホンホアの様子が 変だよ・・・。どんな時も冷静だったのに ・・・・・。 みんな、行くわよっ!! あっ、ホンホアっ!!・・・一人で行かせ られない!私たちも戦おう!! メッセージ通りに引き下がっていればケガ をせずに済んだのにね・・・。覚悟!! 国外のポゼッショナーが何をしに来たの! あなたたちには関係ないことだわ。 さあ、みんな。ここでの私たちの役目は終 わったわ。後は鑑識班やサポートのみんな に任せて本部にもどりましょう。 みんな!気をつけて!!このポゼッショナ ーはすごく強そう!!波動がすごい! あたしも強そうな敵だって感じるよ! バイオクラスタを遠隔操作できるだけのこ とはあるね・・・こんなに強い波動は初め て。 でも、あたしたちは負けられないよ! もちろんよ。負けるわけにはいかないわ! リストに載ってた中にはこんな娘はいなか ったよね・・・ネドラ、念のためにリスト と照会してみて! はい。・・・・・・アリサさんの言うとお り、該当するデータはリストにありません だいじょうぶ。プリム=ウォンに憑いてた ポゼッショナーは間違いなくいなくなった 私たちのリストに載ってない「女帝」は椅 子に座ってこちらを見下ろしてる。 古風な造りに見えるけど、すごく異様な感 じがする。 この部屋からはバイオクラスタ、そしてポ ゼッショナーの気配は消えた。 ポゼッショナーの波動に加えて、姿は見え ないけどどこからかバイオクラスタの波動 も感じる。 ホンホア、プリムの話、したくないみたい ・・・。落ち着いたらそれとなく聞いてみ ようかな・・・・。 プリム=ウォン・・・?香港から日本に来 たの・・・?ホンホアは何か知ってるみた いだけど・・・・・・? いったいこの娘はなにもの・・・?リスト にも入ってなかったようだし・・・。 なぁに、これ? これなら知ってる。魔法での攻撃をさえぎ る力があるお守り。あんまり強い力はない んだけどね。 [ 聖なる守護 ]を手に入れた。 DEF/F DEF/C ともに+10 今度はなんだろう? 成分分析の結果、それは体力増強の効き目 があるみたいです。 [ HPアップの薬 ]を手に入れた。 HPに+10 これがメッセージを送ってきた建物だね。 待ちなさい、あなたたち!! スリットの皆さん、ここから先は通せない 私達はミンスキー姉妹!私が姉のカーマイ ン!私は妹のアイリス。 どうしても通りたいのならば私たち姉妹の 屍を越えて行きなさい!! ポゼッショナーの気配はしなくなった。・ ・・少しだけバイオクラスタの気配はある けど、これくらいは放棄地区だったら普通 のレベル。 建物の奥にポゼッショナーの気配がある! ここも人通りがない。・・・ポゼッショナ ーの気配が強くする! あたりは静まり返っていて、いやが上にも 緊迫感を高めてる。 いやに堂々とした門。 塀のところから中庭の緑が見える。 開いてる扉が私たちを招いてるように思え る。 二人の女の子が通せんぼしてる。 門のあたりからポゼッショナーの気配が漂 ってきてる。 見当たらなくなってる。保護されたかな? 二人とも端のほうで小さくなってる。 そうだ!この二人もリストに載ってた!! 双子のカーマイン=ミンスキーとアイリス =ミンスキーだ!! 二人ともポゼッショナーに取り憑かれてる みたいだけど・・・オリジナルの記憶に頼 って話すところをみると、今まで相手にし ていたのとはタイプが違うみたい。 あなたたち・・・自分の意志があるの? つまらないこと言ってないで、かかって来 ないの!? 私たちは強いですよ。 話しかけようとして辺りを見たけど、いな くなってる。 きっともう保護されてるよ。 ・・・確認しました。ミンスキー姉妹は保 護されています。 「女帝」は強いから、用心してね! ああっ、恥ずかしいっ! かかって来ないのなら、こっちからいくわ !覚悟!! えっ!?この人魔法を使える!? 私たちと私たちのバイオクラスタに勝てる ア、アイリスって、ハイパーリンクなのっ でも、なんで海外から日本にやって来たん だろ?あのポゼッショナー。 やっぱり日本にポゼッショナーに取って大 切なもの、バイオクラスタの培養、改造工 場があるからでしょ? そうとしか考えられないわね・・・。 先輩、どうして引き下がっちゃうの!?先 まで行こうよ! 二人相手でも、なんとかなっちゃうんです ね。 ・・・そりゃ、ネドラがHな道具いっぱい 持ってるからだよ。 ・・・なんか、変なふたり。 ・・・記憶まで完全に乗っ取られてるんだ と思うわ。だから言葉使いが、取り憑かれ る前と同じになってるのよ。 なんか、見るだけで妖気がたちこめてそう ですね。 ネドラって臆病なんだからぁ。 ここで何も感じない人が鈍感なんじゃない かしら。 ・・・でもここを通らないと中には入れな いわ。 行くしかない、よね。 幅の広い階段が玄関まで続いてる。 怪しいところは無いみたい。 段差が低く作られてる。 別に仕掛けはないみたい。 門はかなり大きくて、私たちの装甲車でも 楽々通れそう。 門の扉は開いたまま。 門自体に疑わしいところはないみたい。 中からポゼッショナーの気配が感じられる メッセージを送って来たのはポゼッショナ ーだったんだ! これで、やっと、ラボテックの場所がわか った・・・! バイオクラスタを遠隔操作できるポゼッシ ョナー、「女帝」・・・この二人より手強 いんだろうな・・! すごいところからメッセージ送ってきたん だな・・・。門構えからして何が出て来る かわかんないな。用心して進まないと。 前方に動体反応!! そんなの見ればわかるよ!あれは・・・バ イオクラスタだ!! 前のほうで左に曲がってて先になにがある かわかんない。 かなり幅が広い。 古風な感じの窓。 窓をのぞいてみても、先に何があるかはわ からない。 ポゼッショナーの質が変わって来たと思わ ない? ポゼッショナーが本人の意識にまで入りこ んでますね・・・こういった事例は今まで 報告されてませんね。 やっぱさ、上級ポゼッショナーにも格があ るんじゃない?取り憑いた相手の記憶全部 を扱えるやつが偉い、みたいな。 おどろいたわね、いきなりバイオクラスタ が出るなんて。 やっぱり今のバイオクラスタは、「女帝」 の遠隔操作・・・ だと思います。 だんだん敵が手強くなるね・・・。 それだけポゼッショナーの核心に迫ってる ってことじゃないかしら。 左に曲がってて、先はよくわからない。 ネドラ、先がどうなってるか、わかる? この回廊は大きな部屋につながってます・ ・・そこにはエネルギー反応がありますね それ以上はちょっと、わかりません。 模様の入った板が張ってある。 トラップとかはないみたいだけど・・・。 バイオクラスタは地下から来てたのか・・ ・。放棄地区より人目に触れないところだ もんね、今まで気付かれないはずだな・。 上級ポゼッショナーが「巣」みたいなもの を持ってることはわかってたけど、ここま で大掛かりな巣は初めてだな・・・・・。 大型のコンピュータシステム!これでメッ セージを送って来たんだ! 部屋じゅうがコンピュータでいっぱい。 うっすらと霧みたいなのがたちこめてる。 なにかの波形が表示されてる。 柱のあちこちに付いてる。 すごい部屋。 ですが、一見でたらめに立ってるような柱 ですけど、電磁干渉が最低になるように絶 妙のバランスで配置されてます。すばらし いとしか言いようがありません。 敵の設備ほめてどうするの。 ね、ホンホア、プリム前から知ってたみた いだね?「前の時」って、なに? ええ・・・知ってたわ・・・・・・。だけ ど、そのことは聞かないで。お願い・・・ ・・・。 これを使ってアイリスさんはデータを送っ て来たんですね。この設備だったら力業で もいろんなことができそうですよ。 ネドラ、うらやましいんだったらここに残 ってもいいんだよ。 メリル、勝手に話を進めないの。 この部屋にはポゼッショナー、バイオクラ スタの気配は今のところ感じられない。 柱が何本も立っていて、それぞれがコンピ ュータの一部になってるみたい。 何か、この部屋自体に電気が飛び交ってる 感じがする。ネドラにはおもしろい部屋な んだろうな。 柱から真空管が出てて、ぽおっと赤く光っ てる。 真空管は電磁パルスに強いからね。 無駄のないよう、くまなく機械が配置され てる。ふつうのターミナルと比べて使い辛 そうだな。 メーターや真空管、モニターがあちこちに 取付けてある。 旧ラボテックの工場でバイオクラスタを培 養してたのか・・・! どうやらポゼッショナーって、予想より組 織だっていて、共同して事を進めているみ たいだな・・・。 ついに私たちは一番奥の部屋に着いた。 「女帝」がいる! 部屋にはお香が立ち込めてる。香りがすご い。 お香で煙った部屋に窓からの光が筋をひい てる。 部屋の中央に女の子。「女帝」だと思う。 ポゼッショナーに間違いない。だけど・・ あんな娘、リストに載ってたっけ・・・? ポゼッショナーは去って、今は普通の女の 子。 大きな椅子に座って、私たちを見下ろして る。 スリットにメッセージを送らせたのはあな たね!? その通り。・・・まさかここまでたどり着 くとは意外だったわ。でも、あなたたちは ここで終わりよ。 久しぶりね、プリム=ウォン。いえ、プリ ム=ウォンに取り憑いているポゼッショナ ー。 あら、あなた・・・香港で会ったような気 がするわね・・・? 香港!?じゃあ、この人日本人じゃないの !? やっと、会えたわね・・・今、あなたを消 してあげるわ!私には仲間がいる!!前の 時みたいにはいかないわ!! なかなか大きなことを言うわね、あなた。 その言葉、果たして本当かしら? ねぇ、先輩・・・なんかホンホアの様子が 変だよ・・・。どんな時も冷静だったのに ・・・・・。 みんな、行くわよっ!! あっ、ホンホアっ!!・・・一人で行かせ られない!私たちも戦おう!! メッセージ通りに引き下がっていればケガ をせずに済んだのにね・・・。覚悟!! 国外のポゼッショナーが何をしに来たの! あなたたちには関係ないことだわ。 さあ、みんな。ここでの私たちの役目は終 わったわ。後は鑑識班やサポートのみんな に任せて本部にもどりましょう。 みんな!気をつけて!!このポゼッショナ ーはすごく強そう!!波動がすごい! あたしも強そうな敵だって感じるよ! バイオクラスタを遠隔操作できるだけのこ とはあるね・・・こんなに強い波動は初め て。 でも、あたしたちは負けられないよ! もちろんよ。負けるわけにはいかないわ! リストに載ってた中にはこんな娘はいなか ったよね・・・ネドラ、念のためにリスト と照会してみて! はい。・・・・・・アリサさんの言うとお り、該当するデータはリストにありません だいじょうぶ。プリム=ウォンに憑いてた ポゼッショナーは間違いなくいなくなった 私たちのリストに載ってない「女帝」は椅 子に座ってこちらを見下ろしてる。 古風な造りに見えるけど、すごく異様な感 じがする。 この部屋からはバイオクラスタ、そしてポ ゼッショナーの気配は消えた。 ポゼッショナーの波動に加えて、姿は見え ないけどどこからかバイオクラスタの波動 も感じる。 ホンホア、プリムの話、したくないみたい ・・・。落ち着いたらそれとなく聞いてみ ようかな・・・・。 プリム=ウォン・・・?香港から日本に来 たの・・・?ホンホアは何か知ってるみた いだけど・・・・・・? いったいこの娘はなにもの・・・?リスト にも入ってなかったようだし・・・。 放棄地区についた。 あ、あれっ?トレーサーの反応が消えちゃ った! 見てた!?あそこの廃ビルに入ってったよ 用もないのに、長居するとこじゃないよね 旧市街に戻る必要はないと思います。それ より・・ミシャスさんを捜しましょう。 悩んでてもしょうがないね、行ってみよう さすがにここは人通りがない。左のほうで ドラム缶で焚火してる人がいる。 ミシャス=チャンドラは視界から消えた。 静まりかえってて、街の騒音が遠くでこだ まする。あんまりいい雰囲気じゃない。 頭にバンダナを巻いてるみたい。 火を絶やさないように気をつけてる。 ときどき木ぎれを火にくべたりしてる。 あの・・・女の子、見かけませんでした? ああ、今、目の前に4人もいるよ。ひゃっ ひゃっひゃ。 あの・・・女の子、見かけませんでした? ん?お前さんたち、見てなかったのかい? 今、そこのビルに入ってったよ。 あの・・ここで何してるんですか? ん?見りゃ、わかるだろォ。焚火、してん だよ。 でも、なんでトレーサーに映らなくなった のかな。 きっとあのビルにトレーサーの妨害システ ムがあるんじゃないかな。 みんな、あの廃ビルにミシャスは入ったみ たいよ。行きましょう! あたしも見てたよ。 アリサさん、ここは物騒ですよ。出ましょ うよ。 ・・4人そろったあたしたちに手出しでき る人がいるなんてあんまり考えられないけ どね。 ここに建ってる建物はどれもボロボロ。窓 ガラスだって割れてないほうが少ない。そ れでもごく少数だけど、ここにも人が住ん でる。 ミシャスの入っていった建物は、昔はオフ ィスビルだったみたい。 危険な人物しか住んでいない、朽ち果てた 建物。それが建ち並んでる。 あちこちの燃えるガラクタを入れて燃して るみたい。 ドラム缶も、周りの建物と同じようにボロ ボロで、さびて崩れたところから炎が見え る。 いやな臭いのする煙をあげてる。古タイヤ とかもくべてるみたい。 ここはあまりの治安の悪化のために、人が 住まなくなったとこ。警察だってめったな ことじゃここには来ない。そのお陰でさら に凶悪犯とかが根城にするようになってる ここはあまりの治安の悪化のために、人が 住まなくなったとこ。そのお陰でさらに危 険なとこになってく。 その拾った変なパーツ、出所がどこか調べ てみないとね。 あたしもネドラも何だか見当もつかないパ ーツって、めった無いと思うんだけどな。 私たちは放棄地区にもどった。 ね、もうこのビルに行く用はないんじゃな い? え、だけど、部屋とかちゃんと全部調べて ないような・・。 そういうのはスリットの鑑識員がやってく れてるはずよ。私たちが行くと、かえって 邪魔になるわ。 それもそうか・・・。 さっきまでスリットの車両で騒がしかった けど、今はもう一段落ついて静けさを取り もどしてる。 放棄地区は静まりかえってる。さっきまで の騒ぎが嘘のよう。 焚火してる。あの人、ほかにすることない のかな。 あの人、いつからあそこにいるんだろう。 相変らず焚火してる。 あなた、ずっとここで焚火してるんですか おお、そうだァ。悪いか?しかし、さっき は騒がしかったな?お前さん達のお仲間か い?俺にもいろいろ聞いてきたぜィ。 この部品、見たことないですか? 俺様を、ナメるなよォ。ああーん?部品だ ァ?そんなの、知るかいッ! ねぇね、取りあえずさ、そのパーツの出所 を確かめようよ。せっかくの手掛かりなん だし。 バイオクラスタの機械部分にこういったス ペシャルパーツが使われているってことは 誰かがバイオクラスタに手を貸してるって ことになりますよね・・・。 それも、かなり大掛かりな黒幕がいそうね 何にしても、ここでヒントは得られないと 思うわ。動きましょう。 ミシャスがいたビルの中では、鑑識の人が データを収集してるはず。でも外から見る 限りでは中で何が起こっているかはわから ない。 いろんな建物が並んでる。だけどここの建 物には違法住居者がいるだけ。 いろんな看板が出てるけど、中にはいって ももうその店はないはず・・ここは死んだ 地区だから。 看板は日本語以外の物のほうが多く出てる バイオクラスタの機械部分に、見たことの ないパーツが使われていた・・・。とにか く、まずはそのパーツを作った所を突き止 めなきゃ。 私たちは放棄地区を訪れた。 相変らず静か。だけどここの静けさは不安 を誘う。 人のいない街って、なんか不気味。 前と同じように男の人が焚火してる。 右手の建物は、ミシャスがいたところ。い まはもう片付けられて空っぽのビルにもど ってると思う。 外見はかなりぼろぼろだけど、崩れてくる ほどじゃないんじゃないかな。 どのビルも、ぱっと見には誰もいないよう な印象。 あんたら、近頃よく見かけるなァ。ここら に越してきたのか?あぁ? ここらは嬢ちゃんの来るとこじゃねェぞ! もしそうなら言っとくけどよォ、ここらに ゃ、あの、バイオ何とかって奴等も山のよ うにでるぞォ。死にたくなきゃ、気ィ付け るんだな、オイ。 そう言えばミシャス、どうなったかな。 今ごろは家に送り届けられてるはずよ。護 衛つきでね。 ね、私たちここで時間つぶしてていいのか な? 私、ここに来ると気が重くなるんです。な んていうか、文明の矛盾を見る気がして。 ・・・それは誰も同じよ。 オイ、なにするんだヨ!やめろォ! ・・・危険なものは持ってないみたい。バ タフライナイフが危険でないとすれば、だ けど。 もしかして炎に異常な執着があるのかも。 にごった目をしてる。 ビルの壁にはおびただしい数のポスターが 貼られてる。 痛みの少ないポスターは映画のものみたい その下には政治ポスターみたいなものの断 片が見てとれる。 ほとんどのポスターが破かれてて、何のポ スターだったかはわからなくなってる。 正面の建物の脇に柵がある。あそこが下水 の入口になってるみたい。 まわりを見渡すと・・・あ、どうやら正面 に見える柵が下水の入口みたい。 ここの様子は変わりないみたい。 えっと・・・発信地点はどこだろう? 見える とこじゃないみたい・・・だね。 私が子供のころ、少しだけ残ってた古い型 のもの。 今は動いてもいないみたい。 こんなに古い型があるってことは、その時 代に放棄されちゃったんだ、ここ・・・。 またお前さんたちかぁ。 この近くに大掛かりなコンピュータ設備が ある建物があるはずだけど? 俺はなァ、そういったモンがきらいなのォ わかるゥ? 俺の火に当たるんだったら、金払えよォ! あんたらどこにすんでんだよォ。なかよく しようぜィ! ここいらはなァ、バイオ何とかいう化け物 もよく出るんだぞォ。 放棄地区だから当然ってところかしら。 ネドラ、発信地点は? えっと、発信地点にあたるのはそこの角を 右に曲がって、2つ目の・・・はい、地上 のマップと完全に一致しました。行けます よ、アリサさん。 ふぅん、携帯用の機械もそんなことできる んだね。 アリサ、私、疲れたわ・・・本部に帰りま しょう。 アリサ、どうしてもどって来るの?屋敷の 奥に進みましょう。 けっこう遠い? いえ・・・歩いて4、5分だと思いますけ ど。 じゃあ、近いね。 壁のコンクリートがはげて、下に瓦礫の小 山ができてる建物がある。危ないな。 ミシャスのいた建物の中は立ち入り禁止の テープが張られているはず。 この道を右に曲がってちょっと行けば発信 地点の前にでるはず。 昔、人のために作られたこの道も、今では バイオクラスタたちが一番使ってるんだな がらくたが散らばってる。 瓦礫があちこちに転がってて無残な状態。 下水を通ってバイオクラスタの本拠地へ、 か。やっぱりそれなりの装備がないとつら いよね。 放棄地区に隠れてるってことはやっぱり犯 罪者? アリサ、いったいどこに行こうというの! 戦いはまだ終わったわけじゃないよ! もう一度、地下に戻りましょう!! う、うん・・・そうだね・・・。みんなの 説得に負けて、地下にもどる事にした。 ね、もう「女帝」は片付いたはずだよ。 今更あの館に行っても何もないと思います けど。 それもそうだよね。 あの建物の脇にある鉄格子が下水の入口だ ね。 行きましょう。 いつ来てもここの時の流れは止ったよう。 これでバイオクラスタがここに多いって事 が解消されるから少しはここも良くなるか な? コートを着た男がドラム缶で焚火をしてい る様子も変わらない。 奥の建物と建物の間に鉄格子が見える。あ れが下水の入口だね。 これであそこからバイオクラスタやポゼッ ショナーが出て来る事はなくなるはず。 鉄格子の奥は暗がりになってて奥はどうな ってるか良くわからない。 お、おい、昨日、俺が焚火してたら、あそ この穴からよォ、バイオ何たらって奴が出 てきて・・・・怖かったぜェ!! これでここも少しは安全になるよ。 は、はあーー?? これからは出てこなくなると思うよ・・い え、出なくする!! ここっていつ来ても人通りはないし、いや な感じだね。 それがポゼッショナーには絶好の巣を提供 することになったのね・・・。 これで、一件落着、かな? まだ、気を抜くのは早いと思うわ・・・。 だけど超常現象みたいに言われてたのに、 バイオクラスタは科学の産物なんだね。 それでも・・誰がここまで高度な遺伝子プ ログラミングをしたのかという謎が残って ますよ。 ここから見ると、建物の間にぽっかり開い た別世界への入口に見える。 鉄格子も元通り閉じている。 離れているから、細部までは確かめられな い。 ビルの窓はほとんど満足に残ってない。い くらかの窓だけが割れずに残ってる。 どの窓を見ても、人の気配はない。 地下のラボテックって、どんな建物なんだ ろ?データがないから下調べできなかった もんな・・・。 残った謎は、どうやってポゼッショナーを 創りだしたのか、ってことだけかな。 私たちはジャンク屋の中に入った。 いらっしゃい。 めったやたらにいろんなモノが詰め込んで あるって感じ。 メリルとかネドラって、こういったモノで 喜ぶんだよね。 この店ほど雑然としたとこってそうないん じゃないかな。 そういえば、生体部品みたいなものもごろ ごろしてる。 私には何に使うんだか見当もつかない部品 がたくさん。 こっちをうさんくさげに見てる。確かに女 の子4人で来る店じゃないよね。 パーツとかに関しては「タワー」のデータ ベースより知識を持ってる人。 私たちを見る目はそんなに変わってない。 気難しそうな人。 円眼鏡の向こうの目はこっちの動きを見つ めてる。 まだ何かあるのか?この件で俺に分かるこ とはもうないぞ。 あなたの言ってたものを持ってきたけど。 これで良かったのかな? ほほう、持って来たかい。どれどれ、・・ ・・・どうやら本物だな。だったらこっち も約束だ、教えるよ。 そのパーツはな、ラボテック・コーポレー ションのものだな。回路自体まったく同じ ではないが、ラボテックの特徴があちこち に見れるからな。・・・ほれ、ここに載っ とるパーツがそのパーツの元だな。 ラボテック・・・偉大なる狂人、ラシュマ ル博士の会社・・。 「災厄」を産み出した男ですね。 あの、あたしさ、その「災厄」について詳 しくないんだけどな。 ラシュマル博士は今世紀最大の生物学者・ ・・。彼は遺伝子をいじることで多くの病 気をなくしたわ。そして彼の会社はクロー ニングで作る生体パーツ、そしてサイボー グパーツを作って一気に大きくなったの。 ラボテックの製品は病院よりも、戦場でも てはやされたお陰でね。 じゃあ、死の商人ってやつ? そうね・・だけど、ラシュマルがやった最 大の事はそれじゃないの。彼はね、遺伝子 操作をさらに推し進めて遂には想像上でし かなかった生物を創り出したのよ。ユニコ ーンとかをね。だけどその過程で彼と彼の 会社はヒトの遺伝子をねじ曲げるウイルス をばらまいてしまったのよ。その疾病はま たたく間に世界中に広まったわ。今ではそ のウイルス騒動自体は収まったけど未だに 多くの人がラシュマルウイルスで苦しんで いるわ。 その地球人口を3分の1にまで減らした事 件を「災厄」と呼んでいるんですね。 その時に起きた暴動でラボテック・コーポ レーションは壊滅、ラシュマル博士もそれ と同時に死んだと思われていたのに・・ おじさん、このパーツは間違いなくラボテ ックのものなんですか? ああ、目に狂いはない。間違いないね。 だったらそれは・・・どこに? さあなあ。一応いろいろ調べたんだが、「 タワー」のデータベース上では分からなか ったなあ。これだけの規模の会社だったん だ、どこかの施設が暴徒から無事だったん だろうさ。でもな、施設のあった場所自体 も分からないんだからどうしようもないな 「タワー」は「災厄」後の建設ですからね 破壊してしまったはずの忌むべきデータが 無くてもおかしくありませんよ。 ま、そう言う訳だ。あまり役に立たなかっ たかも知れんが約束だからな、PKー65 3はもらっとくぞ。 なんだい、まだ何か用かい?パーツを作っ た工場が知りたきゃ眼球を持って来な。 何の用だい? あの、このパーツなんですけど、どこで作 ったか分かりませんか? ・・・どれ、見せてみな。 私はパーツを見せた。 こいつは・・・・・・これ、どこで手に入 れたんだい? すみません、それはちょっと口外できなく て・・・ ・・・まぁいいや。・・・・・・じつはね え、今、生体パーツでさ、眼球が不足して るんだよ。特にPKー653って奴なんだ けどね。 はあ。 手に入ればいいなと思ってたんだ。 はあ・・・。 どうだい、交換条件だ。もしあんたらがP Kー653、目玉を手に入れて来てくれた ら教えよう。どうだい。 うーん・・・・・・ その間にこっちは調べれるだけの情報をチ ェックしてみるよ。当たりは付いてるんだ けど、細かい辺りとかね。 みんな、どうする? やむを得ないでしょうね。 ってことになるかなー? ここにしか情報はなさそうですからね。 おや、そこの人、コネクタがあるね。今リ ンカ専用のサイドラッグが入ってるけどど うだい? あ、間に合ってます。 メリル、サイドラッグって何? 先輩、知らないの?コンピュータでじかに 脳髄の快楽中枢を刺激するドラッグのこと だよ。ま、ドラッグっていってもプログラ ムだけどさ。でね、一応違法なんだよ。 ふうん・・・。 ほらほら、交換条件は出したんだ、ほかに 用がないなら商売の邪魔だからとっとと出 てって目玉持ってくるなりしてくれよ。 すごい!昔のコンピュータがある!! あーあ、新しい銃は入ってないみたいだな ー。 私にはさっぱりわかんないよ。 それより、パーツの事を聞かないと。 ラボテック・コーポレーション。過去の遺 物が出てきたわね。 ね、今思い付いたんだけどバイオクラスタ もそこで創られたんじゃないかな? そうですね・・・ないとは言わないまでも その可能性は低いと思いますよ。遺伝子構 造がぜんぜん違いますからね。もしラシュ マル博士が存命でも、彼と同じ位の協力者 なしには創り出せませんよ。 メリルが紹介したわりにはネドラ向きの店 だよね。 だってあたしが欲しいのはここの余業のほ うだもん。ここにしかないモノって、けっ こうあるんだ。 やっぱり、しようがないかなあ。 背に腹は変えられないものね。 タダで教えてくれないなんてケチだなぁ。 情報をタダでなんて、今どき流行りません よ。 電子部品、機械部品がごろごろしてる。 隅のほうに小さなガラスケースがあって、 拳銃が入ってる。 それはね、H&KのP9Sだよー。 計算高そうな感じ。 なんとなく威圧感がある。 ふち無しの円眼鏡をかけてるけど、それよ りこの人の右腕、サイボーグみたい。 「災厄」なんて私がまだ生まれる前で、よ く知らないけど・・・ラシュマル博士の写 真は見たことがあるな。 今度こそ、これで手掛かりがつかめるよね 目玉と交換?困ったな、そうそうあるとは 思えないよね・・。 ここで・・・きっと、手掛かりがつかめる はず! いらっしゃい。 店の中は昨日と変わりない。ま、一日やそ こらで様子が変わるわけもないよね。 狭いのにとんでもない量の部品が置いてあ る。 こっちが誰だかわかったみたい。 私たちをうさんくさそうに見てる。 なあ、用がないなら来ないで欲しいな。 単刀直入にきくけど、あなた、私たちがパ ーツを調べてることはどこかにもらした? こりゃ心外だ、俺が情報をもらすって?そ んなこたァ、するわけないよ。 だけど、私たちがパーツの情報を調べてる ってのは・・・ アリサさん、アクセスの情報なんてのは「 タワー」のサブ管理レベルに侵入できる人 に取っては簡単に入手できちゃうんですよ このおじさんを疑っても意味はないと思い ます。 誓って誰にももらしてないの? ああ、そうだ。まあ、誰も聞きにこなかっ たから、ってのが本当のところだがね。 私、ここの主人ってどうもそりが合わない な。 でも、根はいい人なんだけどな。 拳銃を扱ってるから、じゃないのかしら? そろそろ本部にもどりましょう。 ここにいても始まらないわ。先を急ぎまし ょう。 すっごく昔のコンピュータみたい。骨董品 としての価値しかないんじゃないかな? だけど、構造を知るためにはシンプルでい いんですよ。 1900年代のコンピュータらしい。 生体パーツも置いてあるけど・・・私たち が持ってきたやつは並んでない。もう売れ たのかな? 筋肉もりもりの腕とかが並んでる。 ここに来ても収穫は無かったかな? 今はここより重大なことを放っちゃってる よね。あの館の奥に行ってみないと。 ここに来ても収穫は無かったかな? 旧市街に着いた。 私たちはミシャスを追って、旧市街まで来 た。 どこ行くの、先輩?ポゼッショナーはそっ ちに行ったんじゃないよ。 アリサ、向こうが動くのを待ってから行動 しましょう。 放棄地区って、物騒だからあんまり行きた くないんだけどしようがないわね。 アリサ、向こうが動くのを待ってから行動 しましょう。 ここもいろんな人が歩いてる。 あ、ミシャスがいなくなった! 今回も大丈夫です、アリサさん。えっと、 今度は・・・、放棄地区に向かっているみ たいです。 人の中に・・・いた!ミシャスが道を歩い てる。 違法駐車の車が見える。 旧市街には、最近できたビルに混ざってか なり古くから建っている建物も残ってる。 いろんな建物が自分の存在を主張してる。 これはこれで調和してるのかも。 ネオ・ゴシック様式の建築物があるかと思 えばその隣には木造の建物があったりして おもしろい。 こんにちは。 最近天気が悪いですな。 さっきまであそこを歩いてた女の子だけど 今までに見かけたことは? え?どんな人が歩いてたの?気がつかなか ったねぇ。 今は人目を引くことは避けないと。 あの、ブティック「ステラ」って知ってま すか? さあねぇ・・ここの近くにはないねぇ、そ んな店。 旧市街は治安があまり良くないわりに、人 が多いね。 古くからの街ですからね。 放棄地区ね。そんな所だろうとは思ったけ ど。 あそこは人通りがほとんどないので尾行を 感付かれるおそれがありますね。 ミシャスはこっちに気づいてないのかな。 ・・・多分ね。それとも、たとえ尾けられ ても構わない、っていう自信があるのか。 それよりブティック「ステラ」で用件を済 ませちゃいましょうよ。 歩道はブロックが埋めてあって、車道はひ び割れたアスファルトがひいてある。 作られて時間がたってるせいか、かなり傷 んでる。 地面に変わったとこはない。 ネオ・ゴシック調のビルのとなりには何を 売ってるのか、こ汚いジャンク屋がある。 いろんな建物が密集して建ってる。 お寺みたいな木造の門も見える。 放棄地区か・・・隠れるにはもってこいの 場所だよね。 ミシャスは、どこに行くつもりなのかな。 うろうろしてないでブティック「ステラ」 に行かないとまたホンホアとかにせかされ ちゃうかな。 いろんなお店が並んでるけど、商業地区に 比べてひと癖ふた癖ありそうなお店ばかり ホンホア、メリル、ネドラは私の後ろから ついて来てる。 あそこに止ってる車は地上走行しかできな いタイプのやつみたい。かなり旧式。 駐車違反のところに堂々と駐車してる。 すみません、あの、このパーツなんですけ ど、何かわかりますか? わしに聞かれても、困るな。 アリサさん、そういうことはタワーとか、 コンピュータに問い合わせた方が分かると 思うんですけど。 あの、このパーツなんですけど・・・ しらないねぇ、わたしゃ。 だれかパーツにくわしい人、いないかな。 コンピュータに問い合わせれば一発じゃな いかしら? コンピュータ以上に情報を持っている人な んてそうそういませんからね。 しかしここはいつ来ても人通りが多いね。 それも、変わった人達が、でしょ? この地区には特殊なものを扱う店が多いで すからね。 身体にむきだしの機械化パーツをたくさん 付けた人がいる。ハイパーリンクなのかな ああいった人達は二流ですよ。 包みを大切そうに抱えてる人がいる。 アリサ、人をじろじろ見るのは不作法よ。 旧式の地上走行だけできるタイプ。別に変 なところはないように見える。 私、あんまり車には詳しくないから型とか 年式とかまでは良くわからない。 手に入れたパーツ、この事件のカギになり そうな気がするな・・・。 まわりを見渡すと・・・ジャンク屋が目の 前にある。 ジャンク屋以外も変わった店があるけど、 用はないな。 ジャンク屋は目の前。 生体パーツを扱ってそうなとこは・・・・ 残念ながらないみたい。 ほかにもいろいろな店があるけど、ジャン ク屋は見間違えようもない。 小汚い、って形容がぴったりくる店。 外からだと中に詰まったものってわからな いもんだね。 あの中には計算高いオヤジがいる。 外見からだと中にあそこまで高度なものが あるとは思えない。 店先にはいろんなパーツがところせましと 並んでる。 すみませんけど、ここでジャンク屋って言 ったら・・ そこに見える店だな。大抵のモノはあるよ あのぉ、ラボテック・コーポレーションの 工場って、どこにあるんでしょうか? あの会社?とっくに潰れたと思ってたけど な。 おや、さっきの娘だね。お目当てのパーツ は手に入ったかな? あ、どうも、なんとか。 あの、生体部品扱ってるお店、知りません か? 君、危ないことを聞くもんじゃないよ。・ ・・あそこの店になかった?じゃあ、僕に は心当たりはないね。 あのジャンク屋って、どんな店なんですか シロウトの入る店じゃないね。 すみませんけど、ここでジャンク屋って言 ったら・・ 多分そこに見える店なんじゃないかな。他 にもあることはあるけど、そこで手に入ら ないモノだったらよそでも多分無理だな。 どうも、ありがとうございました・・・そ んなに大きい店じゃないみたいだけどな。 なんか、ちょっと期待外れでごめんね、み んな。 だけど約束通り、製造元は教えてくれたか らいいじゃないですか。 確かに約束通りではあるけどね。 これで教えてくんなかったら、あたし頭の 皮をひんむいてやるよ。 ふふっ、女の子がそんな下品なこと、言っ ちゃだめよ。 すんなりとは教えてくれないんだなー。 まあここでしか調べられない情報だから多 少の代価はしようがないんじゃないかしら ほらほら、目の前に見えるやつ。あの店だ よ。 ・・・旧式の部品が多いみたい。 ジャンク屋だからね。でも、中にはすっご い掘り出し物があったりするんだよ。 確かに古いパーツとかに詳しそうな雰囲気 の店ね。 うん、奥には何十年も前のカタログとかま であるんだよ。 私の手の中でパーツは妖しく光ってる。 ラボテック・コーポレーション製の機械/ 生体ジョイントパーツ。今では存在しない はずの会社の部品・・・。 私には、変わったパーツだってことくらい しかわからない。 かなり珍しいパーツのはずなのに製作工場 が特定できないなんてね・・・。 店の名前はどこにも出てない。なんて名前 なんだろ。 私には無縁のタイプの店だね。今回ちょっ と縁ができちゃったけど。 あんまり客の出入りはないみたい。 外から見ても、やっぱりうさん臭い店。 ジャンク屋を調べるんだったら中に入った ほうが早いと思うな。 これでパーツからの捜査は行き止まりかな ・・・。 とりあえず、今はパーツの謎が先かな? サイドラッグか・・・それってプログラム だよね・・もしかしてそれでポゼッショナ ーができたんじゃないかな・・「ポゼッシ ョナー」ってのは禁断症状かなにかの一種 で・・・・・? ジャンク屋なんて、私行ったことないな。 違法駐車の車は止ったまま。近所の人のな んだろうな。 ディスプレイがちらちら瞬いてる。 今日も営業してるみたい。 水晶玉とか置いてあればいいのにな。そう いったもの扱ってる店って、少ないからね 放棄地区のことで何か知りませんか? 行ったこともないな。危険な所なんだろう さ、本部に帰ってから出直そっと。 はい?何か? あ、独り言です。ごめんなさい。 「女帝」について何か知りませんか? 怖そうな名前だね、それ。 スリットのコンピュータに侵入する自信、 ある? 冗談じゃない!あんなにガードの固いとこ だからそういう人は二流なんですってば。 ネドラったら、何むきになってんの? 外見だけ飾り付ける人って、嫌いなんです ここも見慣れちゃったね。 放棄地区への通り道でもあるから、ね。 ついに黒幕出現って感じだね。明日が楽し みだな。 メリルったら、怖いもの知らずっていうか すごいね。 ・・・鈍感なだけじゃないかしら。 ねえ、敵を目の前にして引き返すなんてや だな。 どんな人がメッセージ送って来たんだろう そればかりは行ってみないと解からないわ ね。 ちょっと怪しい人や、普通の人、いろんな 人がいる。 ちょっと怪しい街、って感じかな。 通りに変なところはない。 溝には金網がはってある。 ・・・ここからじゃ下水には入れないみた い。狭すぎるよ。 目をこらして見ると、溝の中を黒い水が流 れてるのがわかる。 ラボテック、下水を通って地下に降りれば 全ての謎が明らかになるのかな?本当にポ ゼッショナーやバイオクラスタと戦うのが 毎日だったから実感がわかないな。 何者かはわからないけど、敵はコンピュー タとかも使えるから・・・だとすればポゼ ッショナーは魔物、って線は弱くなってく るよね・・・やっぱり何か、超科学じゃな く、科学で説明できるなにか、かな・・・ あれ?誘導モニターの様子、変だよ! 一体、あれは・・・? あっ、またお店に行くの? 何か用事でもあるの? ・・・もう、必要ないか。 誘導モニターには何か数字が表示されてる ・・・。どうやら、何かカウントダウンし てるみたい。 旧市街の新旧取り混ざった街並みが続いて る。 あまりきれいな建物はないけど、ここには 不思議な活気がある。 ジャンク屋の店先には例によってガラクタ まがいのものが積み上げてある。 ガラクタの中にもカウントダウンするモニ ター。どうしたのかな・・・。 お客の姿が見えないけどあの店、繁盛して るのかな。 ポゼッショナーはどうやって作りだされて ると思いますか? え・・いやぁ、いきなりそう言われても。 モニターが、何でカウントダウンを・・・ さぁな。どうせ、誰かのいたずらだろ?だ けど良く「タワー」のシステムに侵入した もんだぜ。 あのモニター、何が始まったんですか? さぁ・・・。1時間くらい前にいきなりあ の画面になって、数字がどんどん減って行 っているんだが・・・。 早く地下に行こうよー。 何か、遠足に行くのと勘違いしてるみたい なにか言った!? え?別に。 だとしたら一体何のカウントダウンをして るんだろ? さあ、ね・・・。何にしてもいいことじゃ ない気がするわね・・・。 ね・・、私思ったんだけど・・・。もしか してカウントダウンは私たちがラシュマル 博士を倒した時から始まったんじゃない? え・・・?どうして? いえね、だったら意味が通じるような気が したの・・。 一体何が起きたのかな? さあ・・・。とにかく、カウントダウンが 進んでる事しかわかりませんね・・・。 コムターミナルの上には誘導モニターが付 いてる。非常事態の時などに情報を表示す るためのもの。 そこの誘導モニターには真っ赤な地に白い 文字で数字が表示されていて、それは見て いる間にもどんどん小さくなっていってる 誘導モニターに興味を引く映像は映ってな い。 相変らず分厚い雲が天を覆ってる。 雲の下を点々と車が行き来してるのが見え る。 この装備でラボテックを止めれるのかな・ ・・。メリルは自信あるみたいだけど、私 はちょっと不安。 モニターは何にむけてカウントダウンして るんだろう? いた!ネドラだ!! ネドラ!! 何してるの!? 部屋の中は暗く、非常用電灯だけついてる 山のような資料が紙やディスクに収められ てずらりと並んでる。 ネドラはびっくりした顔で私たちを見てる 手の中には資料が抱えられてる。 ネドラはちょっとひきつった笑いを浮かべ ながら私たちのほうに注目してる。 ネドラ・・私、廊下であなたのディスクを 拾ったんだけど・・・中にはスリットの極 秘データが入っていたの。なんでこんなデ ータをコピーしたの? え・・私、そんなもの落としてたんですか 知りませんけど・・・。 ネドラ・・じゃなくって、ネドラに憑くポ ゼッショナー!!何のつもり!?私たちの 仲間に憑くなんてよくもやってくれたわね え、えっ・・・、気付かれたのならしよう がないわね・・もう少しあなたたちがぼっ としててくれればスリットのデータが全て 揃ったのに・・・覚悟!!! ネドラ、お願い!本当のこと、言って!あ たし、ネドラがそんな人だって信じたくな い! とぼけないで、ネドラ!このディスクには あなたが作成したものだってデータも入っ てるのよ!・・・ハイパーリンクも、こん な初歩的なことを忘れたりするのね。 え・・そういえばそのディスク、見覚えが あるな・・・。 ネドラだ!いったいここで何を・・・? 見ての通り、スリットの極秘資料を漁って るみたいね。 ・・私の準備はいいわ。 あたしも大丈夫!武器はいつも持ってるか ら! 待って、アリサ!!ネドラの気配がいつも と違うわ!! ・・・本当だ!・・・・・・わかった!! ネドラはポゼッショナーに取り憑かれてる そうだったのね・・・。それで今の行動も 何となくわかるわ・・・。操られてるのね ・・・! そうと分かれば、話は早いね・・・!! ネドラが機密を・・。先輩、どうして!? 私のほうが聞きたい気分よ。 部屋の中にある資料はスリットの極秘資料 ばっかり。 ネドラが抱えてる資料はその中でも重要度 の高いものばかりのよう。 資料室の普通の電灯はスイッチが入ると同 時に監視カメラが動きだすようになってる ネドラはそれをさけて暗い中で資料を漁っ てたみたい。 非常用電灯だけでもかなり明るくてネドラ の表情もはっきりと読み取れる。 まさか・・・ネドラはスパイ・・なの?だ ったら誰のために働いてるの・・・!? いったいいつ、ポゼッショナーが取り憑い たんだろう?・・・やっぱり、ラボテック でデータを調べそこなった時、かな!?だ けど、そうとわかったら早く追い出してや んなきゃ!! ネドラ、お願い!私たちを安心させて!! 私たちは通報があったブティック「ステラ 」に着いた。 いらっしゃいませ。 先輩、話を終わりまで聞いてからにしまし ょうよ。 店内は暗く照明されていて、飾りのたくさ ん付いた服がディスプレイされてる。 私は、も少しシンプルな服のほうが好みだ な。 店員なのに、なにか横柄な感じ。 あごヒゲを生やしてる。 いきなりへり下った態度になった。忙しい 人。 だけどブティックの人らしくおしゃれな格 好。でもこれはちょっと悪趣味な気がする なぁ。 あの、すみません。 はい、どういったものをお探しでしょうか そうではなくて・・・ 私たちはスリットです。こちらのオーナー から上級ポゼッショナー目撃の通報を受け て伺いました。オーナーはどちらですか? へ!?あ、そ、そうでしたか!私がここ、 ステラのオーナーです。 あなたがオーナー? そう、そうです。正真正銘、私がここのオ ーナーです。 ではさっそくお話しを伺いたいんですけど ええ、ええ、それはもう。じつはですね、 ついさっきまでその娘はいたんですよ。 ついさっきまで!? そう。ほんのさっきまで。それでね、私が お勧めしたコーディネートを一揃いお買上 げ頂きましたよ。現金でね。いやぁ、本当 心中ドキドキしてましたよ。いつ襲いかか られるか、いつ超能力で店を壊し出しはし ないかってね。ですけどね、ちゃんとお金 を払って出ていってくれて、私もホッとし ましたよ。 それで、彼女について何か心当たりは? ありませんよ。ただ、写真より実物のほう が可憐だったってことぐらいですか。 それで、あなたが見た上級ポゼッショナー ですが、この中にいますか?ネドラは携帯 用のフラットディスプレイに上級ポゼッシ ョナーに取り憑かれた女の子を映す。 ・・・ええ、実はその娘ってのがね、手配 書で見たんですけど、まさしくウチの商品 イメージにピッタリでね、覚えてたんです よ。・・・そうそう、この娘です。この娘 はあ、ミシャス=チャンドラって名前だっ たんですかぁ。なかなかにエキゾチックな 名前ですな。 そうですか。ご協力、感謝します。それで そのミシャス=チャンドラですがどちらの ほうに行ったかわかりますか? どっちとおっしゃられてもねぇ。私として はちゃんとお金をお支払頂いた以上、もう 後は問題ありませんからねえ。あっ。あっ にらまないで下さいよ。本当ですよ。どっ ちに行ったかまではわかりませんよ。勘弁 してくださいよ。いやだなぁ。 いやぁ、やっぱりこれって言うのは、私の 人徳の成せる業ですかな。今となっては貴 女方をわざわざお呼びするには及ばなかっ たなと考えている次第ですけどね。 うわあっ、このお洋服、すてきっ。 お気に召したものがございましたら、試着 などもできますので、どうぞ御遠慮なく。 ・・・そういうことをしに来たんじゃない でしょ。 もうこれ以上ここに用はないわね。 あ、あたしせっかく来たんだから、何か買 って行きたいな、って・・・。 また今度にしてね。 はぁい。 あたしはもっと行動的な服のほうがいいな っ。 だからメリルって色気がないのよ。 あーーっ。そんなことないもんっ。 ・・・話しを聞きましょう。 こんな人がオーナーなの?ちょっとがっか り。 まあ、洋服のデザインと店のオーナーって あんまり関係ないはずだから。 それはいいとして、どの子が来たのか聞か なきゃ。 こんな人がオーナーなの?ちょっとがっか り。 まあ、洋服のデザインと店のオーナーって あんまり関係ないはずだから。 店内に荒らされた様子はない。 空間を贅沢に使って洋服がディスプレイさ れてる。 どれどれ。うわ、このブラウスってシルク だ。今どき自然素材、しかもシルクなんて 凄いな! このジャンパースカート、ネドラに似合い そう。 さ、行きましょう。 あ、このキャミソール、ちょっときわどい 作り。脇の下がないんだ。でも、普段着み たいな感じ。 ここって、ネドラの趣味に二番目にぴった りのお店だな。もちろん、一番ぴったりな のはハード、ソフトウェア屋さん。 ミシャス=チャンドラか・・・。確かけっ こういい家柄の子だったよね・・・。 ほんとにポゼッショナーは洋服買いに来た んだ。使ったお金って、その子が最初から 持ってたものなのかな、それとも盗んだり させたものなのかな・・。 やっぱりポゼッショナーって、洋服買いに 来たのかな? ブティック「ステラ」に入ってみた。 いらっしゃい・・・あ、先ほどの。 様子はまったく変わってない。店内にいる のは私たちと、オーナーだけ。 天井からつり下げられたスピーカーからお 洒落なBGMが流れてきてる。 私たちをうさん臭げに見てる。 私に取ってはあんまりいい感じじゃないな この人。 まだ、何か? あの・・・ ご協力、ありがとうございました。お蔭様 でミシャス=チャンドラさんを無事保護で きました。 ああ、そうですか。ま、私もお役に立てて 何よりですよ。まったく、良かったですな あ・・・、あ、お買い上げですか? はい。 あっ、ネドラ。 どうもありがとうございます。これは一点 ものですよ。いいものにお目を付けました ね。・・・・・はい、どうもありがとうご ざいました。 みなさんも、何かいかがですか? あの、それよりこのパーツなんですけど・ ・・。 私に聞かれても、ねぇ。服飾関連でしたら お力になれると思いますけど、機械の部品 じゃ、ねぇ。 ネドラは、洋服を見てますね。 そんなにいいかなぁ、ここの服。 えへっ。すてきなランジェリー、買っちゃ った。 あたし見てたけど、すっごくぴらぴらして たよ。 へえーっ。 やっぱりポゼッショナーって、洋服買いに 来たのかな? 店内は効果的に照明されていて、飾りのた くさん付いた服がディスプレイされてる。 それで、あなたが見た上級ポゼッショナー ですが、この中にいますか? ネドラは携帯用のフラットディスプレイに 上級ポゼッショナーに取り憑かれた女の子 を映す。 商業地区に来た。ここにブティック「ステ ラ」があるらしい。 商業地区に来た。ここにはブティック「ス テラ」がある。 コムターミナルがすぐ近くにある。 まわりを見てもミシャス=チャンドラの姿 はない。 いろんな店に人が出入りしてる。 ここは普通の感じの人が多いな。 たくさん立ち並んでる建物は、ほとんど一 般の人相手のお店。 お店の種類はいろいろで、喫茶店や旅行代 理店、ターミナル専門店、ドラッグストア とかが見える。 あの、すみません。ブティック「ステラ」 って知りませんか? あ、ブティック「ステラ」ね。そこの角の 店よ。あの赤っぽい建物。 ありがとうございました。 あ、私知ってたのに・・・。 ・・でさ、ゲームは俺の勝ちって訳。 そりゃ勝負があっさりついたな。 ・・・自分たちの話題に夢中みたい。 あの、すみません。ブティック「ステラ」 って・・ もう場所はわかったでしょ? さて、ブティック「ステラ」ってどこかな 私、前に行ったことあるから知ってますよ そこの角の赤い建物です。さ、行きましょ ・・・これからどうしよう。 聞き込みも済んだことだし、ひとまず本部 に帰りましょうか。 洋服の好みがわかったって、本部にあるリ ストは顔写真だけだからねぇ。 ・・・実際それって改善したほうがいいの かな。 でも、あのシステムをいじるのって、すご い大変なんですよ。 場所も解かったし、「ステラ」に行きまし ょ。 んーと、今シーズンはどんな服がでてるか な? 買い物に行くんじゃないんだよ。 簡単に言えば、電話みたいなもの。だけど 機能は大幅に拡張されてて、ここから情報 のサービスを受けたり、低レベルのリンク もできる。 街頭のコムターミナルにしては珍しく壊れ てない。 今の私の装備はスタンダードなもの。だけ ど私はこのくらいの装備が動きやすいし、 ちょうどいい。もちろんバイオクラスタな んかが持ってたりする特殊なアイテムなん かは欲しいけど。 今の装備でも充分上級ポゼッショナーと戦 える。 さて、ブティック「ステラ」ってどこかな 私、前に行ったことあるから知ってますよ そこの角の赤い建物です。さ、行きましょ 下級のポゼッショナーだったら意識の一部 は本人のままってことがよくあるけど、上 級だと、あんまり聞かないな・・。本人の 記憶とかを調べてお風呂に入ったりするん だろうな・・・。 洋服を買いに来る上級ポゼッショナーか。 ほんとにポゼッショナーってなんなんだろ う?一部の人が言うみたいに異次元からの 侵略者かな・・。 ポゼッショナー、それにバイオクラスタか 正体はなんなんだろう? 私たちは商業地区に着いた。 やっぱり、ここにいる人たちが一番危なく なさそう。 どのお店もお客でにぎわってる。 使ってる人は誰もいない。 モニターが青白く光ってる。 おや、お姉さんお暇ですかー。 いえ、仕事中です。 暇ならお茶でも一緒にどーお? アリサさん、人気ありますね。 もう、からかわないでよ。 本部には戻らないの? ショッピング、とか。 あーっ、だったらネドラも欲しいものがあ りますよーっ。 みんなショッピングに来てるのかな。 いいなーっ。 ここのコムターミナルはちゃんと使えそう よそのは壊れてるのが多いんだけど。 電話だけじゃなく、いろんなことができる ここのは全機能が作動してるみたい。 どのお店もきれいで、旧市街の怪しさとは 雲泥の差。 角にある赤い建物は、ブティック「ステラ 」。さっき行った時はがらんとしてたけど 繁盛してるのかな? みんな、ちょっと待ってて。このコムター ミナルを使ってパーツについて調べてみる から。 えっと、情報検索・・・と。で、このパー ツをカメラに写してあげて・・・ あれ・・・情報がでないな・・。 アリサさん、こういったターミナルだとセ キュリティ上、一般用のデータベースしか 調べられないんです。 あたしもネドラも知らない部品が一般用の データベースに載ってるわけはないよ。 本部に帰って、調べてみるしかないわね。 別に電話かけたいところもないし、パーツ の情報も入らないから使うのは止めとこう せっかくここまで来たんだから、「ステラ 」に行ってみようかな? ここは商業地区。 あ、「ステラ」に行くんですか? もう、あそこに行っても何もならないはず よ。 あたしもそう思うなー。 でも、ちょっと覗くくらいなら・・・ やめておきましょう。 親子連れの人もいて、やっぱり安心できる 地区だな。 喫茶店からコーヒーの香りが漂ってくる。 どの店もお客でにぎわってる。 どのお店もそれぞれの看板を出してる。 旅行代理店のウインドウにはあちこちの会 社のステッカーが貼ってある。 看板はネオンや何かでその存在をアピール してる。 ・・エンジンの吹けが悪くって、今度オー バーホールに・・・ ・・・じゃあ、あの店で一休みしましょ。 みんな自分たちの話題でもりあがってる。 あなた、どうかしましたか?さっきからき ょろきょろしてますけど。 あ、いえ、お構いなく。 すみませんけど、生体パーツを扱ってるお 店、知りませんか? はあ?・・・そんなもの、病院にでも行っ てみたらどうですか? ふーい、またローン抱えちまったーい。 先輩、ジャンク屋はここじゃなくって、旧 市街だよ。 うん。だけど、なんか情報がつかめないか なって思って。 アリサさん、ジャンク屋はここじゃないで すよ。 わかってる。 ね、ここで目玉、手に入らないかな。 無理だと思うなー。だってここ、そんなち ょっとヤバい物扱ってる店、ないよ。 まさか、お買いものとか。 ホンホアったら、そればっかり。 コムターミナルはスタンバイ状態になって る。 このターミナルを使っても大したことは調 べられないし気にしなくってもいいと思う な。 ちょっと大きめのドラッグストア。 体に不調はないから、用はないかな。 えっと、この店に目玉は置いてないかな。 アリサさん、薬屋に眼球なんて置いてある わけないですよ。 中にはいろんな薬やシャンプーなんかがあ るんだろうな。 買い物に来た人とかがそこらじゅうにいる 店から流れる音楽や、ディスプレイのBG M、人々のざわめきでいっぱい。 おしゃれな作りで、看板が出てる。 コーヒーの専門店みたい。 何か用ですか? あの、バイオクラスタについて何か知りま せんか? ああ、いやな奴等だな。 あの、「女帝」について何か知りませんか さあ・・・何のことだろう? 今見てきた映画は面白かったなあ。 そんなこと聞いてないんだけど。 アリサさん、発信地点はこっちじゃないで すけど・・・。 先輩、本部に帰らないの? アリサ、私あの建物の奥が気になってるん だけど・・・。 先輩、放棄地区は逆方向だよ。 ・・・何も落ちてないな。 先輩どうしたの?何か落とした? 右に見える赤っぽい建物は、前に情報を提 供してくれたブティック「ステラ」。元気 に営業してるみたい。 見える建物は全部お店になってる。 もう一息でバイオクラスタやポゼッショナ ーを撃退できるのかな? やっぱりあの建物の奥に入ってみないとね 「女帝」ってやっぱり手強いんだろうな。 放棄地区って、こっちじゃなかったよね。 商業地区にも人のざわめきがあふれてる。 店頭のモニターも全て数字を写しだしてる 前にお世話になったブティック「ステラ」 の赤い壁も見える。 ガラスを通して客と応対するスーツ姿の人 が見える。 ガラスには色々なステッカーが貼られてる すみません、あのモニターなんですけど、 どうしたんですか? いや・・・分からないね。さっきからどの チャンネルもああだよ。たちの悪いいたず らかなぁ。 あの、ラボテックって知ってますか? ああ、興味ないね。 あの・・・ アリサさん、時間の無駄ですよ。 先輩、早く行きましょうよ。 コンピュータウイルスかな・・・? それよりカウントダウンが終わった時に何 が起きるかの方が気がかりだわ・・・。 ここのモニターも、全部カウントダウンに なってる・・。 私たちが地下で戦ってる間に何が起きたの かしら・・・。 街灯は明るく輝いてるけど、それより店の 照明の方が明るくて何の役にも立ってない 街灯には変なところはない。 街灯は商店街用にデザインされたおしゃれ なもの。 コムターミナルのボックスにはいろんなチ ラシが貼ってある。 カウントダウンされてても、使えることは 使えそう。 コムターミナルの9インチモニターにも真 っ赤なカウントダウン。ここまで徹底して ると、ちょっと気味悪くなる。 地下に行く下水道は放棄地区にあるんだっ け・・・。 もしかして、ほんとうに全部のモニターが カウントダウンを表示してるのかな・・。 いったい何のカウントダウンなんだろ? 前と後ろにずっと道が続いてる。道はとこ ろどころ崩れているみたい。 時折遠くの方で小さな一対の目が光る。 ネズミだと思うな。 黒い水がうねりながら奥の方へと流れて行 く。見ていると吸い込まれそう。 水に紛れて大きなゴミも流れて行く。 けっこう道、広いね。 足を滑らさないように用心してね。 ところでメイ=ニールセンだけど、本当に 大丈夫かな? あの容器だったら核攻撃があっても大丈夫 心配ないと思うな。 心配するより早く地上に出て救護班やスリ ットの仲間を呼ぶことね。 アリサったら、どこまでもどるつもり? 体勢を建て直すにしてももどり過ぎだよ、 先輩。 もうちょっとましな道があればいいのにな ・・・。 メリルがネズミ位の大きさだったら、ある にはあるんですけどね。 ・・・・・・。 かなりの早さで流れてる。足を滑らせたら 流れに飲み込まれそう。 水の深さはどれくらいだか見当もつかない 壁には15、6メートルおきに暗い明かり が付けられてる。 整備士のための明かりだと思います。その 用途に使われなくなってどれくらいかは分 かりませんが。 壁は途中から円形を成して天井に滑らかに 続いてる。 ここをポゼッショナーと、その配下のバイ オクラスタが行進する・・・。想像するだ けで不気味な光景。 ラボテックにはまだ謎が残ってるような気 がするけど・・鑑識やほかの人たちが調べ てくれるかな。 私、逃げてるんじゃない、ちょっと一息つ きたいだけ・・・。 前方に大きな動体反応!! バイオクラスタだっ!! 今まで真っすぐ続いていた道は目の前でぷ っつりと切れ、先には真っ暗の空洞が広が っている。そして私たちの前にはゴンドラ がある。 下水が滝になって落ちる轟音があたりに響 いてる。 空洞の向こう側にもここと似たような所が あるらしく、ところどころにぼんやりと明 かりが見える。 下水は目の前で滝になって遥か下へとなだ れ落ちてる。 縦穴はずっと下までのびている。 下水の脇には頑丈そうなゴンドラがついて る。 ラシュマル博士、せっかく生きてたのなら もっと別のことすれば良かったのに・。 復讐に駆られた人には何を言っても無駄だ ったと思うわ。それに人々はラシュマルを 許そうとはしない・・・。悲しいけど、そ れがあの人の運命だったのね・・・。 まだバイオクラスタの始末が残ってますよ もう一度ラボテックに行かないと。 これから先もバイオクラスタが出る可能性 が高いわ。みんな、気をゆるめないで。 とうぜんねっ。 ゴンドラがあるね。 これを使って下に降りるしかなさそうね。 ずっと歩かなくってすんでラッキーだね! だけど、それだけ自由がきかなくなるから 危険ですね。 ゴンドラは最初から作り付けのものらしく コンクリートに支柱が埋め込まれてる。 ゴンドラの塗装はあちこちではげてるけど 機能自体に差し障りはない。 ゴンドラはちゃんと使えそう。多分バイオ クラスタとポゼッショナーもこれを使って るんだと思う。 下水の滝は遥か下の方まで続いてる。底は 全く見えない。 良く見ると穴のところどころに他のゴンド ラのガイドらしいものが見える。 大きな音を立てて流れ落ちて行く滝は他の 排水孔からの流れと一緒になって下に行く ほど大きな流れになってるよう。 ここから先は、人ならぬものの棲み家なん だ・・。取り憑かれてない人間がここに来 たのは何年ぶりのことなんだろう・・・。 あの妖精みたいな生き物・・・きれいだっ たな・・・・・。 いい加減に下に戻らないとね。 私たちはゴンドラを使い、下へと向かった 闇の中に照明がちらほらと見える。 しぶきがきらきらと光りながら奈落の底へ と落ちて行く。 私たちが降りて来た排水孔はもう見えない 上から水が流れ落ちて来てる。 あの妖精みたいな生き物、これからどうな るんだろ・・・。 さあ・・・。ひどい扱いはしてもらいたく ないわね。 アリサ、ラボテックはまだ片付いていない わ! こんなに足場が狭い所で戦うことにならな いといいけど・・・。 敵は遠慮はしないわよ。 どこまで降りて行くのかな・・・。 止まるまで、じゃないですか? 万一のためのものか、ワイヤーが上から垂 れ下がってる。 ワイヤーは赤黒く変色して、年季が感じら れる。 大きなスイッチがポールに付いていて、こ れでゴンドラを上下させるようになってる 赤い停止のボタンと緑の上下のボタンの3 つがある。 このゴンドラ、途中で止まったりしなきゃ いいけど。 ラシュマル博士って、かわいそうな人なの かもね・・・・・。 ラボテックから逃げててもしようがないよ ね・・・。 あっ!今何か・・・!! コウモリか何かかしら・・ 違います!!あれは・・・バイオクラスタ です!! コウモリにしても大きすぎるねっ!! バイオクラスタの気配はない。 バイオクラスタの気配は去って、ただ滝の 轟きが残るだけ。 滝の音は地鳴りのように身体に直接響いて くる。 ここからだと底はまったく見えない。 下の方は闇に飲み込まれてる。まだまだ底 までは距離がありそう。 落ちていったバイオクラスタの屍も見えな い。 バイオクラスタは、これで二度と増えない はずだね。 工場は他にはないはずだからね。 ねー、先輩ったらぁ。あそこを片付けない でもどってもまた来なきゃいけないんだよ ー! 流石はバイオクラスタの巣ですね、次から 次にバイオクラスタが出てきますね。 あんまり出てきて欲しくないけどね。 メリルの武器やネドラのエネルギーはだい じょうぶ? 弾なら有り余るほど持ってきてるからまだ まだ余裕だよ!! 私のほうもだいじょうぶです。 ゴンドラの床板は分厚い鉄板でできてる。 穴が開くほど錆びてなかったのは運が良か ったな。 床板には滑り止めの溝が彫られてる。少し 水も飛んでくるから、無いと危険なもの。 ゴンドラをまっすぐに上下させるガイドは 壁のコンクリートに埋め込まれている。 ガイドにはたっぷりと油が塗られてる。 手を挟まないでね。 ガイドの中では黒光りするチェーンがゴン ドラを動かしている。 文字どおりここはバイオクラスタの「巣」 なんだ・・・。用心しないと。 地上に着いたらすぐ処理班、呼んであげな いとな。メイが待ってるよ。 ゴンドラに乗ってるより、ラボテックで戦 ったほうがいいよね・・・。 広い空洞はところどころに見えた照明も少 なくなり、ほとんど暗闇と化してる。 縦穴のここあたりは光がほとんどない。 人の気配は私たち以外には感じられない。 あるのはただ闇に潜むバイオクラスタの敵 意だけ。 緊張してはいるものの、みんなの顔に少し だけ安堵の表情が混ざってる。 私の行動にみんな困ってるみたい。ホンホ アの笑顔もひきつってる。 さすがにみんな緊張した顔してる。 やっぱり一番落ち着いてるのはホンホアか な。 シェルターに入ったままのメイのためにも 早く地上にもどらなきゃ。 あせってもゴンドラは早くならないわ。落 ち着いて、警戒を解かないことね。 アリサ、どこに行こうとしてるの?メイを あのままにしてるのだって、ラボテックを 一刻も早く止めるためでしょ? いいかげんに底につかないかなぁ。 一気に230階まで降りてるんでしょう。 230階、通り過ぎてなきゃいいけど。 その心配はないと思います。私の高度計だ と今はおおむね180階位です。 ゴンドラに付いてる照明はスイッチのまわ りだけを照らしてる。 照明は時々明るくなったり暗くなったりを 繰り返してる。 ゴンドラの照明は明るくないかわりに長持 ちするタイプのもの。 ゴンドラの機械は歯車とモーターで成り立 ってるみたい。 こういったタイプの機械はそうそう壊れな いから心配いらないと思うよ、先輩。 機械はぶんぶんうなりをあげてるけど、滝 の轟音の方が大きい。 普段見慣れたものと比べるとすごく無骨な 感じがする。 先輩もよく見ればこういうタイプの美しさ も解かると思うんだけどなぁ。 だけどなかなか下に着かないな・・・。こ のままずっと降り続けるんじゃないかって 不安になってくるな・・・・・。 あれだけ大掛かりな施設でバイオクラスタ を作ってたんだ、バイオクラスタがたくさ んいるのも当たり前か・・・。まだ残って るバイオクラスタも少なくはないだろうな ・・。 上にもどるのは全てが済んでからの方がい いよね。 ふーっ、やっと止まった。本当にここ、地 下230階なの? 高度計ではそう出てるし、マップ上でも間 違いはないみたいですよ・・ みんな、バイオクラスタよ!! 滝の流れ落ちるここは縦穴より広くなって 広間のようになってる。 天から降り注ぐ水が下水だという事をおけ ば、まるで自然の地底湖のよう。 滝が水面になだれ落ちる情景を他にすれば 動くものは見当たらない。 私たちを乗せてきたゴンドラはおとなしく 地下230階の床に留まってる。 ゴンドラはここを離れたときとまったく同 じ状態で私たちを待ってる。 ゴンドラは闇のなかにじっとその姿を横た えてる。 ゴンドラは無事だったみたいだね。 長い登りが待ってるわ。 アリサさん、どこへ・・・? お疲れ様。やっと下に着きましたよ。 なぁに?その言いかたぁ。 べっつに。 ほらほら、油断しないで。 帰ってきた時にゴンドラがいなくなってた らどうすればいいんだろ? ・・ここにゴンドラを呼ぶ装置があるわ。 心配いらないみたいね。 ここで下水は大きな湖を作ってる。怪しい 波は・・・立ってないみたい。 湖はかなり大きいけど、ラボテックのあっ た空洞の広さに比べれば大したことない。 もしかすると湖の底になにかあるかもしれ ないけど・・調べるのは遠慮したいな。 湖を取り囲むようにして道は先の方へと続 いてる。 道は意外ときれい。もしかしてバイオクラ スタたちが掃除とかしてたのかな? 円周をぐるりと取り囲む道の壁には上にあ った照明と同じものが付いている。 ついに地下230階に着いたんだ・・・。 バイオクラスタの巣、人ならぬものの棲み 家へ・・・!! メイはつらかったろうな・・・。こんな地 下に一人で、身体も自由にならないで・・ ・。地下にいる時間を少しでも短くしてあ げるためにも早く地上に着かなきゃ!! ここで上にもどっても仕方ないか・・・。 不気味な雰囲気ですね・・・いつ、何が出 てもおかしくないみたい・・ 出た!またバイオクラスタ!! 湖を抜けるとまた狭い通路になって、奥ま で真っすぐに伸びてる。 上に比べて空気がひんやりしてる。ちょっ と寒さを感じるくらい。 滝の音は後ろの方に遠ざかった。水滴のし たたる音が響く。 天井はカマボコ型になっていて、そこをい くつかの太いパイプが走ってる。 天井に照明はない。あるのは用途がわから ない太いパイプが何本かだけ。 パイプの間などに影が走る。ネズミか何か だろう。 ネドラ、方向は合ってる? はい、大丈夫です。あと少し歩けばスリッ ト本部の真下に出ます。つまり多層構造地 区の真下です。 そう言えばポゼッショナーを作った方法は 結局解からずじまいだったね。 ・・・解からないでいたほうがいいのかも ね・・・。方法を知ってしまうと、きっと 誰かが悪用して自分の操り人形を作りだす わ。・・そうは思わない? ここまでもどって来ちゃった。 早くラボテックを始末しちゃいましょうよ ところで多層構造地区の230階って、ど んなとこなの? さぁ・・・資料がなかったから・・・・。 ふぅん、ハイパーリンクでも調べられない 事ってあるんだぁ。 行けばわかるわよ。 壁に付いた照明は薄ぼんやりと道を照らし てる。 それぞれの電球は小さく、親指位の大きさ 照明の中には寿命が来て消えてるものもあ る。 下水の流れはゆっくりしてて、止まってる かのよう。 脇にある排水孔は涸れている。 水は奥の方へむけてゆっくりと流れている このずっと上では普通の生活が営まれてる んだ・・・。下にこんなとこがあるなんて 考えもしないんだろうな。 ラシュマル博士は結局こっちの疑問にはほ とんど答えてくれなかったな。 ラボテックの奥に入って行かなきゃ、ね・ ・・。 巨大な空洞が目の前に広がってる。距離感 がなくなるほど大きな空間。 他にもいくつか道のようなものも見える。 まわりの様子に変わりはない。 真ん中に大きな建造物がぶら下がってる。 下の方は降りて来た所とは比較にならない 大きな湖。 ラボテックは大きな空洞の天井から吊り下 がってる。まるで巨大な植物の根のように 見える。 ある意味で、人類の科学の結晶が詰まって る建物。 ラボテックは無言で私たちを見下ろしてる こんなに大きな建造物の存在が抹消されて るなんて信じられないくらい。 大変な、戦いだったね・・・・・。 これで全部終わりなのかな・・・。だった らこれから活躍できなくなっちゃうな。 アリサさん、まだ奥があったみたいですよ ついに、来たね・・・・・。 これがラボテック・コーポレーション・。 地下にこんなものがあったなんて・・・。 ラボテックは周りの建造物も使って増築を 繰り返したみたいですね・・・。 ラボテックに見取れててもしかたないわ。 中に突入しましょう! ・・・そうだね!! 道は坂になってラボテックへと続いてる。 下の湖までは100メートルは軽くありそ う。 見た目はもろそうだけど実際はそうでもな い事が身をもって確かめられたね。 湖に落ちたら助からないよね・・・。 空洞全体が湖からの光で明るくなってるの で足を踏み外す心配はなさそうだけど、高 所恐怖症の人は歩けないだろうな。 ラボテックからはエネルギーや材料の吸入 口らしいパイプが無数に出ていて、それが 木の張り巡らす根のように見える。 見た目は変わりないけど、確実にラボテッ クが「死んだ」という気配が伝わって来る 良く見るとところどころ光がもれている。 外から見るとラボテックは一つの生命体の よう。 どうして湖が輝いてるのかなぁ・・・。下 に溶岩かなにかあるんだろうな。 ラボテックから漂ってきてた邪悪な気配が 止まってる・・・・・。間違いなく工場を 止めたんだ! メイ=ニールセンを助けても、様子は何も 変わってないか・・・・・。奥にいる何者 かを倒さないといけないんだな・・・。 助けて・・・・・! だっ、誰!? あ、あれはメイ=ニールセンです!!リス トにありました!! お願い・・!!私を・・助けて!! 早く・・・なんとかしてー!! メイがいるよ!! 広い部屋には見覚えのある機械やそうでな いものなどいろいろな装置が置いてある。 メイがこっちに気がついて手を振ってる。 メイが奥のシェルターに入ってるのが見え る。 私たちの行く手を遮るようにメイ=ニール センとその配下のバイオクラスタが立って る。 シェルターの中から私たちに微笑みかけて る。 メイは一人用のシェルターに入ってる。気 持ちも落ち着いたみたい。 間違いなくリストにあった女の子、メイ= ニールセン。顔が泣いてる。 今までのポゼッショナーと違って・・・意 識が残ってるみたい!! 助けて・・・お願い・・・!!身体がいう こときかないの・・・!!何とか・・・し て・・・・!! メイちゃん、あなた、意識があるのね!? シェルターに入ってるから話ができない。 ネドラのインターフェイスボックスと同じ で中まで声はとどかない。 お願い・・・!もし、できるのなら・・わ たしを・・・メイを・・自由にして!! わかったわ!すぐにポゼッショナーを追い 払ってあげる!! ここに来た女の子で・・・答えてくれたの はあなたたちだけ!!・・・お願い・・私 を・・・助けて!! メイちゃんが待ってるわ。地上に急ぎまし ょう! メイちゃんがここにいる時間を少しでも減 らすために奥に急ぎましょう!! よしきた!! 本人の意識が残ってますね・・・。上級ポ ゼッショナーでこういうことがあるなんて ・・・。 ネドラ、今は分析してる時じゃない!メイ は苦しんでるんだよ!早く助けてあげなき ゃ!! 今度ばかりはメリルの言うとおりだわ。ポ ゼッショナーから解放してあげるのが先よ ポゼッショナーは積極的には動いてないわ 今のうちに陣形を整えましょう! ポゼッショナーがいなくなり普通の女の子 にもどったメイはシェルターの中で私たち に微笑みかけてる。 安らかな表情でシェルターの中に収まって る。 メイからは強くポゼッショナーの波動が伝 わってくるけど・・・、意識が残ってるな んて・・・!! メイは泣いてる。だけど身体はポゼッショ ナーが乗っ取ってる!! 大型機械が広い部屋いっぱいに設置されて る。 メイのシェルターをチェックしたけど、異 常はないみたい。 メイの入ったシェルターは後から設置され たものか、工場の非常用にしてはかなり頑 丈そう。 機械はどうやら大掛かりな加工をするもの らしい。バイオクラスタの機械パーツはこ こで作られてたんだ。 メイがかわいそう!早く解放してあげない と!! さ、早く地上にもどって救護班や鑑識班を 呼ばないと。ちょっとでも早くメイを地上 に出してあげたいもんね。 いつまでもメイをシェルターの中に入れて ちゃかわいそう。ラボテックの中枢を操る ものを止めなきゃ!! いろんな形をしたバイオクラスタがガラス の水槽の中で育てられてる・・・!! 見渡すかぎりバイオクラスタの培養槽が続 いてる。 バイオクラスタが創られてるこの部屋は不 気味な静寂が支配してる。 中のバイオクラスタで同じ形をしているも のはないみたい・・・。どれもおどろおど ろしい。 恐ろしい遺伝子操作によって創られた生命 体の素が中で培養液にゆらゆらと揺られて る。 表面に付いた回路が明滅してる。今、バイ オクラスタが創られつつあるんだ・・・! こ、これが・・・・バイオクラスタに・。 ここが、バイオクラスタの製造工場・・! 恐るべきことです・・・。 私たちはそれを止めに来ているのよ!しっ かりして! ラシュマル博士だったんだ・・・。このバ イオクラスタを創り出したのは・・・・。 オリジナルな遺伝子構造まで創り出せる、 稀有の天才だったのね・・・。もっといい 事にその力を使っていれば・・・・・。 ・・・これ、全部壊すには爆薬が足りない よ。それに、それだけの爆発だと、多層構 造地区全体に対するダメージもありそうだ し・・・・・。 主電源を止めるとか、何か方法があるに違 いないわ。 こうやって見ると・・とにかく「生命体」 として、ヒトや動物以外のものを創り出そ うとしているように見える。 もしラシュマル博士の部屋にいた、あの妖 精みたいなものが・・・ラシュマル博士の 創りだした「完成体」だとしたら・・・。 ラシュマル博士は人々を犠牲にしながらも 夢を実現できたのかな・・・・・。 生き物としての機能を、進化のわくを超え て全く新しい、完全な生命体を創りたかっ たような・・・・ここにあるものはその意 味では失敗作なんだろうけど・・。 培養槽の機能は停止してるみたい。 培養槽のスイッチを切る装置は見当たらな いけど・・・。 どうやら奥に集中制御室があって、そこで 全ての操作を行なうみたいですね。 培養槽の表面では回路がまたたいてるけど どうやらそれはモニター用の装置みたい。 もともとバイオテクノロジー関係の会社だ ったから、そして歴史に抹殺された存在だ ったから、バイオクラスタはここで創られ ることになったんだ・・・。 ラシュマル博士が黒幕だったのか・・・。 だけど、ポゼッショナーをどうやって創り 出したんだろう?遺伝子工学を使って憑依 を作ったのなら快感とか苦痛で憑依は解け ないと思うんだけど・・・。 ヒトか・・・・・。 4人、いるな・・・・・。 滅び行く運命の種族が、何をしに来た? 部屋の中心に、コンピュータと融合したよ うな男。端のほうに・・・女の子のような 姿が見える。 ラシュマル博士がいた所にぽっかりと空洞 が開いてる。 ここが集中制御室だってことは間違いなさ そうだけど、その制御装置は男と一体にな ってる! コンピュータにつながれた男・・・見覚え がある気が・・ ラシュマル博士!! え!? この人、ラシュマル博士よ!ラシュマルウ イルスを作りだした「災厄」の張本人!! あ・・そういえばその話、聞いた記憶が・ ・・・。 まさか・・生きていたなんて・・・。 ラシュマル博士は灰になって、消えてしま った。 ラシュマル博士はコンピュータとコードで 結ばれてる。 私たちを薄笑いを浮かべながら、冷酷な視 線で見つめてる。 あなたがこの騒ぎの張本人ね!? ・・・・・・・・・・・・ 男はじっとこちらを見つめるだけ。 ラシュマル博士!!いったいどうしてこん な事を・・!! ・・・・究極の生命体を作るためだ・・。 究極の・・・生命体? ・・人類は不完全な生命体だ。それだけで はない!人類に多大な恩恵をもたらした者 の、ただ一回の失敗を許すこともできぬ、 腐り切った種族だ!! 自分のことを言ってるのよ・・ラシュマル 博士は。 私が遺伝子を改良して遺伝病を排除したと きの栄光はただ一度、遺伝子を歪めるウイ ルスをまき散らしただけで終わりだ!! 人類は私に対して借りがあるのだ!だがそ れすら気付く事もできぬ程、人類は愚かだ だ、だからと言って・・・・・。あなただ って、人類でしょ!? ・・・私の姿を見て解からぬか?私はヒト を捨てたのだ!!今の私は機械と融合した 至上の存在なのだ!!ヒトと一緒にするな ど、けがらわしいわ!! 塵に帰った人は答えるはずもない。 バイオクラスタについては、正しいかどう かは別にして分かったわ・・・。じゃあ、 ポゼッショナーは!?どうやって、そして どうして滅ぼすつもりの人類の身体を乗っ 取るの!? ・・・・それが知りたくば、私を倒し、コ ンピュータから聞くことだな・・・・・。 だが、ヒトを超えた私を倒せるかな!!? じゃあ、あなたは一体何をしようとしてる の?バイオクラスタは何のため!? ・・偉大なる成功に至るためには試行錯誤 もまた必要なのだ。あれらは全部、失敗作 だ!既存の生命体よりほとんどの面で優れ たものではあるが・・、頭脳の容量が足り ぬ!!皆、動物並みの知能だ!!・・・・ もっとも、傀儡としての使い方が分かって からは役に立ってくれてはいるがな。 それで、完全な生命体ができたらどうなる っていうの!? 知れた事よ!不完全なお前らを駆逐して、 地球の真の支配者たるに相応しい我が創造 物に世界を解放するのだ!! だいじょうぶ!?・・・聞こえる・・・・ ・? ・・・・・・・・・・・・・・・ 口が聞けないのか、反応しない。 一体これは、なに? ハ、ハイパーリンクの化け物!? 失礼ね。・・・・・だけど、これ、ハイパ ーリンクどころじゃないみたいです・・・ ・。ここまで行くと機械から離れる事もで きないと思います・・・。 これで、バイオクラスタはもう生まれない のかな? 制御回路は、ラシュマル博士と一体だった から間違いないでしょう。 稀代の天才がコンピュータと融合して、全 く新しい生命体を作ったんですね・・・・ それが、バイオクラスタの正体だったよう ですね・・・。 ねぇ、だったら、ポゼッショナーは!?ポ ゼッショナーの正体は何なの!? 部屋のわきに女の子がいるけど・・・羽根 がある!!人間じゃない!? 戦いを怖がって小さくなってる女の子は素 っ裸。そしてその背中には・・・羽根が生 えてる。 女の子はぶるぶる震えてる。さっきの戦い にも参加しなかったけど・・・この娘もバ イオクラスタ・・・? どこからどこまでがコンピュータで、どこ からがラシュマル博士か分からない。 絶対どこからか分割面があるはずです!・ ・・ラシュマル博士を倒さないと分からな いでしょうけど。 ラシュマル博士のいた部分にコードやコネ クタが出てる。 アリサさん、私がコンピュータを調べてみ ます。私が一番詳しいでしょうから。 あ、うん、お願い、ネドラ。 あっ!!ネドラ、大丈夫!?しっかり!! ・・・・・ん・・あ、アリサさん・・・。 残念ながらデータは取れませんでした・・ ・。ラシュマル博士が死ぬ寸前にデータを 消去したみたいで・・。 そんなことより、大丈夫!? だいじょうぶ・・です。コンピュータのロ ジックも壊れてたみたいで、ちょっとダメ ージを受けただけです・・・。もうだいじ ょうぶですから。 ネドラが調べられないんだったら、私が何 かやっても無駄だと思うな。 この人、こんな地下でコンピュータと融合 して・・いったい何年こうしてたんだろう ラシュマル博士の頭は、人類を消しさるこ としか考えてないみたい・・・!! この人は・・・人類に復讐するためだけに ここで生きてきたの・・・?そんな・・。 これが、あの有名なラシュマル博士・・・ ・!!生きていたなんて・・・・・。 さすがに本体を守っているだけあって手強 かったわね・・・。 ティナさん?ティナ=サレックさん?大丈 夫ですか? ちょっと手荒な戦いだったからね・・・。 あ・・だ、大丈夫・・です。あなた達は・ ・・? 私たちはスリット。あなたみたいにポゼッ ショナーに取り憑かれた女の子を助ける仕 事をしてるの。 じ、じゃあ・・私、助かった、のね・・・ まだ、完全に、ではないですけどね。 え? 誰が追い払ってあげる事にする? はーーい、はーーい、あたしーーーっ! メリルがぁ? だって、あたし、最近活躍してないよぉ! やりたい、やりたいーーーっ! そ、そぉ。 別に私は構わないわよ。 じゃ、メリル、これ、貸しとくね。 え、いいの!?先輩、ありがとっ!! な、何を・・始めるの? えへっ、い、い、こ、と!これ、やんない とポゼッショナー、出てかないんだ。 あたしは柔かそうなティナの肩にそっと触 れちゃう。 え・・・え、な、何なの?ティナ、ぴくん と身体を震わせちゃって。 気持ち良くするの。そうすると、ポゼッシ ョナー出てっちゃうんだよ。 ティナの身体、少し火照ってきてる。 ・・ね、ちょっとは良くなって来たよね? そ・・そんな事、聞かないでっ! 濃い肌の色に、革、似合ってるね・・・。 あ・・・あん、う、うれしいっ。 あたしはティナの肩を優しく触り続けるの ティナの鎖が、ちゃらちゃら、って音を立 てる。 え・・あ、私・・女なのに・・・っ! だから、いいんじゃない。安全に楽しめる よ。 そ、そんな・・・あっ。 ティナのむね、きつきつに締め上げてるみ たいだよ。 ね、これ、きつくない? す、好きでやってるの!第一、すかすかし てると落ち着かないでしょっ! そっかな・・・。気持ちいっけどな・・・ あたしがティナのむねをなでると、ティナ は身体をぴくんって動かすの。 あ・・は・・・・んっ・・! 革が、ぎしぎしって、音を立てる。 ティナ、少しは感じてきたみたいで、むね に革の紐が食い込んでるの。あたし、その 紐のあたりをくすぐっちゃう。 あ・・はぁあ・・・っっ!! ティナのむねは、きつきつに締め上げてあ っても、あたしのより大っきいの。うらや ましいな。 あ、あんっ!やだあっ・・・! むねを指でぷにぷにしちゃう。とっても柔 らかいの。 すらりとした太もも。比べちゃって悪いけ ど、あやちゃんの太ももより女らしい形で 素敵なの。 あっ・・・あ・・ あっ、あたしね、メリルって言うんだよ。 メっ、メリル・・・っ! そっそ。 ティナの肌、赤みがかってきてるよ。感じ 出したかな。 あ・・い、んっ・・・、ん・・・・・っ! うーーんっ、ぷにぷにしてて素敵っ! ん・・、はあっ・・・!! あたし、こういう健康的なひとって、大好 き!! あたしは、指先で革のぱんつの上をなぞっ てみちゃう。 あ・・やっ、そ、そこは・・・っ! ティナってけっこう敏感みたい。革の上か らでも、感じちゃってるの。 ティナのぱんつ、エッチな液できらきら光 ってるの。 あ・・・・・は、あ・・・。んっ・・・! そおっと上から押さえちゃうと、中からと ろって新しい液があふれてくるの。 革のぱんつのすきまから、ティナのエッチ な液がたらっとこぼれだしてるの。滑りが 良くなって、あたしの指はティナの割れ目 に届いちゃう。 んんーーーーっ、あ、・・・メ、リル・・ ・っ!! ティナの中は、熱くなってるの。指、火傷 知ちゃいそうなくらい。 革のぱんつ自体は固いけど、それは小っち ゃいから恥ずかしいとこの膨らみが見える の。中指で、その部分をつつうーっ、とな ぞっちゃう。 ひゃ、あ・・・っ、そ、そこ・・・おっ・ ・・!!か、感じ、ちゃう・・・・・っっ !! んんっ・・・!! ティナの口にキスしちゃう。ティナの堅く 閉じた歯を舌でくすぐってあげると、少し づつ、口を開けてくれるの。 ティナに口付け。ティナの目、とろんとし てる。色っぽくって、くらくらしちゃう。 ん・・・・・ん・・・・・・・ ティナ、素直にあたしのキスに応えてくれ るの。あたしの舌とティナの舌が、くちゃ くちゃって音を立ててからみ合っちゃう。 あたしは舌をティナの口の中に入れちゃう ん・・・む・・・んん・・・・・ ティナの舌が、恐る恐るあたしの舌にから みだすの。 ティナのうなじにキスをあげちゃう。ティ ナの鎖が、ちりん、って涼しい音を立てて ティナの身体から革の匂いが漂って来るの ティナのうなじにつっ、と汗が流れる。そ れは、あたしの舌の上で消えてく。 メリル・・・・・んっ・・・ あ・・・・ふ・・・・・・ あたしの頭を抱きかかえてくれるの。ティ ナの身体、熱くなってきてるよ・・・。 あたしはほとんど丸見えのむねにキスしち ゃう。 ティナの服って、革なんて固いもの使って る割にあんまり身体、隠してないね。 や、やだあっ・・・い、いいじゃない・・ ・。 うん、いいと思うよ。 ティナ、興奮して来てるから、さっきより 紐の食い込みが増えてる。 ああ・・・・っ・・ん、ん・・・・・ ティナのむねに、顔をうずめちゃってキス あ、は、あ・・・・・っ! 柔らかいむねの感触と、固い革の感触。甘 いティナの香りと、革の香り。あたしはそ れらに包まれちゃった感じなの。 ティナのむねは形もきれいだし、大っきい の。ぺったんこのネドラが見たら、うらや ましがるよね・・・。 あっ、いっ、いいっ・・・! おなかに軽うく、キスしちゃう。 あはぁっ! ティナのおなか、ぴくんって反応する。 あたしはおなか、って言うより、割れ目が 始まってるあたりにキスしちゃう。 あ・・ん、んんんーーっ!! 舌で触ってみると、割れ目が始まってる部 分のくぼみが良く分かるよ。 革のベルトの隙間から、ちょこっと見えて る脇腹にキスをあげちゃう。 ん・・・・・・んっ! ティナが身体をよじって、脇腹は隠れちゃ う。 えっと、どうなってんのかなぁ・・・ あたしはティナのむねやあそこを隠しちゃ ってる部分をなんとか脱がしちゃった。 あ、あんまり・・・見つめないで、ね・・ ・・・。 あたしはティナを抱きかかえるようにして 背中を愛撫するの。困ったなぁ、ティナっ て身長高いから、なんか逆に抱かれちゃっ てるみたいだよ。 ティナを片手で抱きしめて、もう一方の手 でバイブを動かしたげるの。 あ!あああッ!!ん、んんんんーーっ!! ティナのやらしいポーズ、とってもきれい ・・・。 あああ・・・っ!い、あ、あああっ!! ティナ、あたしに抱き付いて来るの。バイ ブが、あたしのあそこに摩り付けられちゃ って、あたしまで気持ちいい・・・。 ティナの濃い肌が、汗にまみれてきらきら 光ってすごくきれい。 あ・・メ、リ、ル・・・っ!・・ん、あ・ ・、あ・・・・・!! ティナの身体が蠢いて、汗のしずくが床に 滴り落ちてく。 ティナの背中は汗がいっぱい流れてて滑り が良くなってるの。あたしが背筋を愛撫す る度に、ティナの身体がなまめかしく動く ん・・・・・ん・・・・っ、あ・・・ん・ ・・・・っっ! ティナの背中、肩甲骨のでっぱりに沿って 愛撫するの。しなやかな肌、いい手触り。 ふあぁっ・・・・ん、ん・・・ん・・・っ 黒いむねの先っぽだけ、きれいな薄いピン ク色。もう堅くなっちゃってる乳首をきゅ っきゅっともんであげるの。ぴんと立った 乳首がかわいいよ。 か、観察、しないでよぉ・・・・・っあ、 あっ!! ティナの肌よりも薄い色の乳首をひっぱる ようにして乳首の付け根を愛撫しちゃうの ティナの顔が、悦びでゆがんじゃってるよ ああああっ!いッ、あ・・・あああああっ !! ティナのむねは唾液や汗、あたしがくっつ けちゃったティナのエッチな液でぬるぬる 乳首は痛いほど立っっちゃってるの。 んんーーっ・・、あ、あ・・あ・・・あん っっ!! ティナのむねがぷるんっと跳ねるの。 あ・・・・・はあっ!! ゆっくりとむねをもむと、むねの形が変わ るのに合わせてぴんっと立った乳首の差す 方向が変わってく。 あ・・んっ、んふぅっっっ・・・・・っ! い、いい、いいっ・・・・・あ、あ・・・ ティナのむね、あたしが握り締めると弾力 をもってあたしの手を押し返してくるの。 ティナのむね、ふかふかしてるのに張りも あって素敵な感触なの。 あ、あ、ふ、ふ・・・・うぅぅっ! す、すて・・き・・・・・っ!! あっ・・・・・ ティナの腰に、たっぷり愛撫あげちゃう。 革の感触とティナの肌の感触が混ざって素 敵だよ。 ティナの腰があたしの手の中で跳ねちゃう 腰のあたりまでエッチな液が流れ出してる ティナの腰、ぬるぬるしちゃってるの。 あ!・・ああッ!!・・・・ぁぁぁあ!! あたしがバイブを押さえといてあげると ティナの腰がバイブの動きに合わせて上下 しちゃう。ティナ、もう何にも考えられな くなってるみたいなの。 ティナのおなかが呼吸に合わせて上下する の。その度、腰のベルトがぎしぎしっとき しむ音を出してる。 あ・・・・・い。いい・・・・・・・っ・ ・・・ ベルトに沿って愛撫すると、ティナ、悦ん でくれるの。 ティナの身体、ゆっくり動いてるかと思う と時々ぴくぴくっと反応するよ。身体じゅ う、感じちゃうタイプなんだね。 も・・もっ・・と・・・っ!あンっ、あ、 あ・・・・・・・!! ティナの腰、すっごく細いの。いつも締め 上げてるからなのかな。 ん、ん・・・・・・・っ・・・。 ティナの恥ずかしいとこに手を延ばしてみ ちゃう。 ん・・・んんん・・・・・っ ぱんつ、取っちゃってもだいじょぶ、だよ ね。 きれい・・・・・!! 黒い肌にすっと切れ目を入れたような割れ 目。そしてその割れ目、眩しいくらいに 薄いピンク色なの。 ティナのクリちゃんを完全に剥き出しにし ちゃって、ぬるぬるになったティナのクリ ちゃんを根っこからきゅっきゅっと愛撫し たげるの。 ひ!あ!あああああっ!!!! バイブがくねくねって動いて、ティナの身 体がぴくぴくする。 あたしはおしっこの穴を右手で、クリちゃ んを左手で可愛がってあげるの。 あああああっ!ん、ん、んんんーーーっ! 右手の指先がぬるぬるしてきちゃう。クリ ちゃんの方にも液が流れてくるの。ティナ のあそこ、ほんとに洪水みたい! バイブの色も黒いから、ティナの洋服の一 部みたい。だけどバイブが突き立ってると こはどこよりもきれいなとこ。 あ、ああっ、いっ、イくぅっ!あ!あああ っ!!! 指の腹を使ってクリちゃんやおしっこの穴 を愛撫しちゃうの。ティナの身体はぴくぴ く跳ねて、いまにもイッちゃいそう。 零れたエッチな液を指に付けて指をティナ の中に入れてみるよ。 あああああっっっっっ!!! ティナのあそこは、あたしの人差し指と中 指を優しく受け入れてくれるの。中は熱く なってて、ゆっくり指を動かすと指の間か らエッチな液がとろとろ溢れてきちゃう。 ティナのクリちゃん、けっこう大きくて半 分くらい皮の中から顔出しちゃってる。 指先をエッチな液で濡らして、そっとつつ いてみるの。 ひゃ、あああっっ!!! ティナの割れ目、ひくひくって動いちゃう あたし、ティナの恥ずかしいとこを広げち ゃってじっくり観察しちゃう。 あ・・・、や・・・・・ン・・・・・ 濃い肌の色のせいかな、割れ目がすっごく きれいな色に見えるの。ひらひらは興奮し て膨れてるけど、それでもきれいなサーモ ンピンク。それに形もきれい。 あ、あんまり・・見つめないで・・・っ ティナの中からエッチな液がたらっと零れ だしてくるの。見られて感じちゃってるみ たいだよ。 ティナの脇にはじわっと汗の玉がにじみだ してるの。しょっぱい味がして、甘い香り が流れる。 あ・・・あはん、ん・・・・・ ティナの脇の下をなめてると、ティナのむ ねがあたしのむねに押しつけられちゃって あたしも身体全体を使ってティナを可愛が っちゃう。 あ・・あぅぅンっ・・ッ・・・ はあ、あぁぁあ・・・・・ ひ・・はぁっ・・・!ぁ、うぅう・・・ん ッ!! ティナの動きはバイブを入れられてから 荒々しいものになってるの。舌に、筋肉の 動きが皮膚を通して感じれる。 あたしの舌、ティナの脇の窪みを通って、 むねの膨らみの付け根に走ってくの。 ティナが身体をよじらせて、むねがぷるん と動く。 あぁ・・・あ・・・・・い、い・・・・・ ティナの肌の起伏を、あたしは舌でなぞっ てく。肩から脇を通って・・もっと下のほ うまで。 んッ・・・あ・・はぁっ・・・・・・! 黒いティナの肌の上をあたしのピンクの舌 がつつつっと走るの。ティナの興奮が舌を 通じて伝わってくる。 ん、ん・・・あ・・、そこ・・・・・・ ん・・・んふぅっ・・・んッ! あたしはティナの首に付いた鎖を引っぱっ ちゃう。ティナは否応なしにむねを突き出 す格好になっちゃうの。そうさせてあたし はティナのむねを可愛がっちゃう。 あ・・・あぁはっ・・・・!! ティナのむねをなめちゃう。ティナの下半 身でバイブがダンスを踊ってる。一緒にテ ィナの身体も、むねも踊ってるの。 ひ、は、はぁぁぁ・・・・っ!! ん!ん!!んんん・・・・・っ!!! あたし、ティナのむねをそっと噛んじゃう あ・・・っはあっ!! 歯型が付くか付かない程度に、軽うく。 そうしてあたしはティナの乳首をなめたげ るの。 んっ、んっ、んんんーーーっ・・・!! あたしは3センチくらいのティナの乳暈の まわりを舌先でくるくるなめちゃうの。 ん・・もっと・・・あ・・先・・・・・ ティナが乳首を可愛がってもらおうと、身 体をよじるの。でもあたしは乳首の回りを なめ続けちゃう。 ティナのきれいな色の乳首はちょっと小さ めだよ。立ってるのに、あたしの口の中で 可愛く動くの。ちょうどあたしの薬指の先 っぽくらい。 あ!・・・ぁ・・は、ぁ・・・ン・・! あたしはティナの乳首を歯先でくわえて 舌でぺろぺろなめてあげるの。 ん・・・ふはぁぁぁ・・・・っ!あ!ああ あ!! ティナの身体がぴくぴく弾んでるよ。 あたしはおしりの谷間しか隠してないぱん つを無視してティナのおしりをなめちゃう の。 ん・・じ、じぃんって、感じ・・る・・・ ・・。 ティナが動くと皮のぱんつ、おしりに食い 込んでく。 ティナのぷっくらしたおしりにキスするの う・・・・んんっ・・・・・っ。 先輩はあたしの身体、もうかなり女らしい って言ってくれたけど、早くこれくらいに なりたいな。 ティナはおしりの穴もはっきり見えるよう に突き出しちゃって悶えてるよ。汗と、そ れより量の多いエッチな液で輝いてるおし りを舌でなめ上げちゃうの。 ひ・・はぁあっっ!!イっ、イっちゃうう うっっ!! ティナのむらのない浅黒い足の付け根の間 に他よりも明るく、ピンクの部分。それは もちろんティナの恥ずかしいとこと、おし りの穴。あたしはその間をぴちゃぴちゃ音 を立ててなめてあげるの。 やぁん、あっ・・・、あああーーっっ!! バイブがうねうね動いて、おしりの穴もひ くひくしてる。 あ・・・ひゃ・・ぁん・・・・っ! ティナのおしりの谷間に舌を入れちゃうの おしりの谷間はティナの汗と、流れてきた エッチな液であふれ返ってる。 あたしはティナのおしりを舌でなぞってみ ちゃう・・・ んふっ、あ、はぁっ・・・・!! 腰からおしりの膨らみにつながって、きゅ っともりあがった後に少し下がって太もも にまであたしの舌は這ってくの・・・。 ティナのおしりをきゅっ、と両手で広げて みちゃうよ。 あ・・・やん・・・っ ティナのおしりの穴、やっぱりきれいな色 あたし、おしりの穴のまわりをぺろぺろし ちゃう。 や、あ、そこ・・汚いよぉ・・・っ。 そんな事ないよお。すっごくきれい。 ああっ・・そこぉっ・・!! 小っちゃな皮のぱんつからはみ出しちゃっ てる恥丘の膨らみをぺろぺろしちゃう。汗 よりもぬるっとした液が舌に絡み付いてく るよ。 くうぅぅ・・・・んっ・・・・。 舌を黒い肌とひらひらの間のひだに入れて やさしく動かしたげるの。舌先に微妙な起 伏が感じられるよ。 抜けちゃわないようにバイブを押さえなが ら、あたしはクリちゃんとおしっこの穴を 同時に可愛がっちゃうの。 あああっ!!ああああああっ!!! ぷくぷくしたクリちゃんの感触と、にゅる っとしたおしっこの穴のあたり。すごくす てきなの。 バイブを最強にセットしちゃうよ。 ひ!は!はあぁぁぁーーーーっっ!! ぶるんぶるん動くバイブの回り、黒と黒の 間に光るピンクの部分を犬のようになめた げるの。ぺちゃ、ぺちゃって、いやらしい 音が響くの。 うにうに動いてるバイブはそのままにして あたしはクリちゃんを剥いてちゅぷちゅぷ 音を立ててしゃぶっちゃう。 あああ!!いっ!!いいのぉっ!! はぁんっっっ!!はっ!あ!!ああっ!! あたしはネドラにしてあげたようにクリち ゃんを剥き出しにして、思いっきりしゃぶ ってあげるの。 ひはあああああっっっ!!へっ、 へんになっちゃうううーーーっっっ!! ティナのクリちゃん、更に大っきくなって るみたいだよ。 あたし、舌をティナの中に入れちゃう。 ひ、は、あ、ああぁ・・・・・んっっ!! 舌を抜いておしっこの穴をつんつんするの ひ、はああーーーんっ! 穴から液がじゅじゅっ、て出てくる。その ままあたしは舌の腹を使ってティナのクリ ちゃんもなめたげる。 やん、や!・・・あ!ああああっ!!! エッチな液がいっぱい出てくるの。 ティナの割れ目を広げちゃうの。 あぁん・・・・・ん ひらひらが開いてティナの中を見せてくれ る。あたし、舌をティナの中に入れちゃう は、ん、んっ・・・・・! ティナの熱い肉壁があたしの舌をきゅっと 締めるの。 あたしは、先輩から預かったバイブを取り 出すの。スイッチを入れて、ティナのむね にあてちゃう。 あっ・・・んん・・・・っ そして、そっと股の間に下げてく。ゆっく りとティナの恥ずかしいとこになすりつけ てバイブをエッチな液でしめらせたげる。 入れ・・・ちゃう、よ。 ティナ、真っ赤な顔して、こくんとうなず くの。あたしはそおっと、先をティナの穴 にあてる。ティナがぴくん、って動く。あ たし、一気にバイブをティナの中に押し込 んじゃう。 ひ・・・・あ、あ、あ・・・・・っっっっ っ!! ティナの割れ目はしっかりとバイブをくわ えちゃったの。ティナ、身体がびくんびく んって弾んでる。 最強にしたバイブを、ティナの中でぶつか るまで押し入れちゃうの。 あ!!も、もお、だめっっ!! イっちゃううーーーっ!! あたしはエッチな液のたっぷり付いた左の 人差し指をおしりの穴に入れちゃうの。 や、やあんっ、そ、そんなああっ!! そのまま右手でクリちゃんを半分隠してる 皮をどけて、ぷくっと剥き出しになった大 きめのクリちゃんを口に含むの。ティナの 身体が堅くなっちゃう。 あ、あ、あああああああっっっっ!! は!あぅぅぅぅぅーーーーーーーーっっっ っっ!!!! ティナは最後にぴくぴくっと痙攣させて、 イっちゃったの。 い・・・は、ああああんッ!! す・・・すごいぃーーーっっっ!! ティナは後から後からエッチな液を垂れ流 しちゃってるの。床の上は、ねとねとした 液が水たまりを作ってる。 すごいっっ!!ああっ!んッ!!! あ!・・・く、あああ・・・っっっっ!! バイブを、ゆっくりと抜き差ししたげる。 あたしの手に生温かいエッチな液がたれて くるの。ティナ、強い力でバイブを締め付 けてるよ。 みんなーーっ、終わった、よおーーっ。 ふふ、お疲れさま、メリル。 あ、先輩、これありがと。 ん。あ、すっごいべとべと。でも、いい匂 い・・・。 ああーーっ、メリルったらぁ、股の所おっ !びしょびしょじゃないっ!自分まで感じ ちゃってぇ、ほんとにインランらんだから ぁ。 そ、そんなに冷静にやれないよおーっ! 自分なんかヤられておもらししちゃったく せにっ! そ、そぉんな事、持ちださなくてもいいで しょおっ! はいはい、二人ともそれくらいにして。 ティナに話、聞いてみないと。 そうだね。ね、ティナ、ポゼッショナーに 取り憑かれてた時の事、何か覚えてる? あ・・・それが、何がなんなんだか・・・ ただ、身体が自由にならなくて、怖かった ことだけしか・・・・・。 どうやら、記憶はないみたいですね・・・ ね、それよりティナ、どうするの? メイの時みたいにどっかに隠れててもらう の? そうねぇ・・・・・。 そんな時のために、私たちが来たのよ! 助っ人、参上ーーーっ! ティナさんは私たちにまかせてください。 装甲車まで連れて行きますから。 ええっ!?エリスにディール、クミコ・・ どうやってここまで・・・!? トレーサーがあるからよ。 みんなが道、作ってくれたから簡単に来れ たよっ! バイオクラスタにも会わずにすみましたし ね。 で、でもっ!危ないよっっ!! そう言っても、ここに残るより、装甲車に 戻ったほうが安全でしょ? さぁさ、ティナちゃんの事は任せて。 みなさんは先を急いで下さい! え・・で、でもお・・・・ アリサ、ここはオペレーターに任せましょ う。せっかく来てくれたんだし。 それが良さそうですね。 じゃあ、頼んじゃうよ!気を付けてね! う・・うん、じゃ、私からも、よろしく。 心配しないで。ここまで来れたんだから、 帰りも大丈夫よ。 こう見えても戦闘訓練も受けてるし。 じゃ、がんばって下さいね。 あ・・・みんな、行っちゃった・・・。 ほんとに、だいじょうぶかなぁ・・・。 心配要らないと思うわ。さ、私たちは先を 急ぎましょう!攻撃開始までもうあまり間 がないわ!! メリルはバイブを受け取った。 えっと・・・基本的な使い方は覚えてるか ら、っと。メインのスイッチを入れて・・ ディスクを入れて・・・あ、あれっ!? 私、操作間違えたかな?えっ!?あ、あれ れっっ!! ボックスが・・・私の手足を捕まえちゃっ た!?な、何か変なプログラムでも動かし ちゃったのかな・・・ わっ、ちょっと、なにいっ!? ボックスからアームみたいなのが出てきて 私の顔をなでる。 やだあっ、いったい・・・!? ばたばたしても手と足のロックは外れそう にない。 細いアームが何本も、私の顔をはい回る。 んっ・・こんな・・、あんっ! このボックスにこんな機能があったなんて 聞いてないよおっ・・・・・!! アームは機械とは思えないほど柔らかいタ ッチで顔をなでる。 あ・・・・・ あ、困ったなあっ、私、機械相手に・・・ 声、出しちゃって・・・・・。 アームは私の顔をなでる。気持ち悪いくら いにそっと、そしてゆっくりと。 ち、ちょっとぉ、何が始まったの・・・っ て、機械に言っても無駄かぁ・・・。 ひゃうっ!! イソギンチャクのように細かい触手が腕を くすぐってくる。 や、やんんっ! 洋服を着てるのに、ぞわぞわっとした感触 がくる。私・・・変な気分になっちゃいそ うだよおっ! また腕に細かい波が走る。 ん・・・私・・・・・感じちゃってる・・ ・・・。 あ・・あ・・・・・ 両腕が無数の触手にマッサージされる。 こんな感じって・・初めて・・・・・。 ああんっ!! 腰のあたりをしゅるしゅるとホースのよう なアームが走り回る。くすぐったいような 何か、気持ちいいような・・。 腰に、また金属の蛇が絡み付く・・・。 あ・・、い、いい・・・・・っ! 私の腰から力が抜けてく。私、何も考えら れなくなってきた・・・・・。 腰をなで回す機械を見ると、金属でできた 蛇のようなものが動き回ってる。 なんでこんなものがボックスに付いてるの っ!?でも・・・、愛撫されてるみたいで ・・・・。 これって、マッサージかなにかのソフトな のかなぁ・・ やっ、うあっ!! 股の間から太さ1センチくらいの管が何本 も顔を出して私の割れ目を服の上からなぞ る。こ、これ、マッサージじゃなくて、違 うものだよっっ!! 割れ目の上を動く管は、まるで私が悦ぶと ころを知ってるかのよう。 んはあっ、・・・・・あ・・ 服を着ててこうだったら・・・・・脱がさ れちゃったら、どうなるんだろ・・・。 管が、私の割れ目をなぞる。きっと、私の ・・・濡れてるんだろ、な・・・・・。 ん・・・、あ・・・・・! つい私は腰をふるわせてしまう。機械なの に・・・気持ちいい・・・・・・・。 股の間を何本もの管がなめるように動く。 ん、ふう・・・っ・・・! 洋服を隔てていてもその動きは私の下半身 を熱くさせる・・・。 むねに触手が伸びてきて・・・・・ あっ!・・・やっ!・・あっ・・・!! むにゅむにゅとむねをもんでくる。強く、 柔らかく、むね全体を刺激する・・・。 あ・・・私・・機械相手に興奮しちゃって ・・・で、でも・・・気持ち、いいよ・・ ・・・。 あ、あんっ!はぁ・・っ、ん・・・・・っ ん・・・あ、あ・・く・・・・・ むねの上を触手が這い回るだけで・・・ 身体に痺れるような快感が駆け巡る・・・ えり首から触手が入り込んでむねをもむ。 あっ・・冷たいっ・・ん ひんやりした金属の触手が私のむねにから みつき、這い回る。 太ももを細いコードのようなアームが走る ひゃっ、あ!・・んんんんっ!! 私、感じやすいんだからそんな攻撃しない でよ・・っ。 太いアームで私の足を挟むようにしてもみ ながら細いアームが太ももの内側をくすぐ ってくる。 やんっ!も、もう私・・・・だめっ・・・ ・!! 身体が、もっと刺激を求めてるのがわかる ・・・・。 今度は太いアームが出てきて私の太ももを マッサージ・・・ あ・・・・・・・・ アームは微妙に振動しながら動いてる。 すごく、気持ち、いい・・・・・・・・。 えっ、あ・・そんな・・・・! シートが変形しておしりをもみ始める。 あ・・・もぞもぞ動くのが・・ ふ、あ、あ・・・・ん・・・っ。 小さなうなり声をあげながら私のおしりを 機械の手がもむ・・・。私、興奮しちゃっ てる・・・・・・・ 変形したシートは私のおしりをもみ続ける 時折割れ目の方にそっと触れてくるのが・ 感じ、ちゃう・・・・・・。 ネドラったら・・・いつの間にこんなもの 付けたの、かなぁ・・・っ! ん・・・・・・・・・・・ インターフェイスボックスは私のベルトを 外し一枚一枚洋服を脱がせ始めてる・・・ 私は下着だけにされちゃった・・・・・。 だけど私・・・、 恥ずかしいとかより・・・・・ 心の奥でもっと、って求めちゃってる声の 方が強いみたい・・・・・。 ああぅ・・・ん・・・・ 背中をにゅるっとした感触が走り抜ける。 私は思わず身体をそらせてしまう。 私・・・もう・・・・・ あっ・・っああぁ・・ん・・・くぅっ・・ ・! 背中を機械が愛撫してくれてる。私の割れ 目に太いスティックが複雑なカーブを描き ながら出入りしてる。その度に割れ目が愛 液をたらたらと溢れさせる。 あ、いきそおっ!! あくぅっ! 背中を曲げると私の割れ目が太いシリンダ ーのような物をくわえてるのが目に入る。 私の割れ目は愛液でぬらっと輝いてる・・ は、恥ずかしい・・けど・・い、いいよぉ おっ!! 背中に快感。身体が跳ねて、汗が飛ぶ。 あっん・・あ!!すごい・・っっ!! 背筋に沿って何かが何度も何度も動く。 あ・・あんっ、ん、ん・・・・・ 味わったことのない刺激に私は身体をよじ らせちゃう・・・っ! ん・・・・・ 細い触手がブラを取っていく・・・。 私の乳首、恥ずかしいくらいに立っちゃっ てる・・・。 ボックスはふらふらになってる私に更に執 拗な責めを続ける。 んんっ、んっ、・・・あ・・・あんん!! 乳首が痛いくらいに引っ張られて、細かい 触手がその上を走り回る。 ぅああ・・ん・・・・、っはあっ、ぁあっ ・・・・!! 乳房に細い触手がたくさん絡み付いてもみ 上げる。乳首にも触手は伸びて柔らかく締 め付けてくる・・・ ぁあっ!!・・っ・・ん、・・・んぁ・・ ・・・ 私の興奮し切ったむねを機械の腕が力強く もみしだく。 ・・ん!ん!!・・・っはぁあっっ・・・ !! 機械の腕に汗が飛び散る。身体の興奮はも う最後まで行かないと止まらない・・・。 アームが乳首をつまみ上げて・・乳首にた くさんの触手が巻き付いて・・・ あっ!あ!・・・ん!・・すごいっ! あうううんっ!! 身体全体に快感が襲いかかる。 振動するアームが私のむねを包み込むよう にしてもんで・・ す、すごいっっ!!・・っぁあっ! むねがアームの動きにあわせて形を変える アームの振動で乳首が小刻みに震える。 乳首にゆっくりと何本もの細い触手が巻き 付いて・・ あ、ああんっっ!!! 細い触手がそれぞれ微妙な動きをしながら 乳首を愛撫してる・・ドクターの舌より巧 みな動き・・・・っ! 私の足に蛇のような触手が絡み付いて・・ ゆっくりと這いずり回る。 あああっっ!す、ご、いっ!! 汗と愛液の光る足に同じものをしたたらせ ながら金属の触手がうねうねと動き回る。 私の口は勝手に悦びの声をあげる。 はぁああ・・ん!・・あ、あぁああ・・・ っ!! 持ち上げられた足を機械の蛇が這いずり回 る。太ももの内側にその頭がくる度に私は 思わず身体をぴくんと震わせる。 ん・・くぅうん・・・っ・・・・・ん・・ ・・・ 愛液で濡れた触手が足に絡み付く。その触 手が這った後にはナメクジが這った跡のよ うに私の愛液が跡をつけていく・・・ あ!!いいっっ!!く!あ。ああんっ!! すごいっ・・う、ああ・・・! 触手は両足を何重にも巻いて動き続ける。 パンティがじわっと愛液で湿ってくる。 シリコンか何かで作られたアームがおしり をなで回す。パンティが少し下げられる。 おしりに入ったものがうねうねと中で動く その周りをゆっくりと、そして強く愛撫さ れて・・ うぁあ!あんっ!っはああぁあ!! はしたない嬌声がとめどもなく溢れだす。 私のおしりを触手がなめ回すように走る。 割れ目のスティックが細かく揺れる。 おしりの穴もスティックの動きに合わせて ひくひくっと動いちゃう。 あ、あ・・・い、いい、ぃっ・・・・!! おしりが広げられて・・ あひゃっっ・・・!! 鋭く、おしりの穴に向けて冷たい風が吹き 付けられる。こんなことされるなんて・・ あ、ああんっっっっ!!! あ・・はぁ・・・・・っ・・・ ちょこちょこと動く小さな触手がおしりの 割れ目を走り回る。つい腰を浮かしてしま う。パンティを見るともうべしょべしょに なってる・・・・・ んんっ、んっ、ん・・・・・ パンティの中に触手が侵入して来て私の割 れ目をいじり回す・・・。機械の指が、 割れ目を押し広げてまんべんなくなめ回す ・・・・・! あっ!・・あああ!! 何本もの触手が私の割れ目を可愛がる。 ゆっくりと抜き差しされるスティックには 私の肉が絡み付いて一緒に動いてる。 あ、あ・・・!!んっ・・・・・!!! も、もう・・・イッちゃい・・・そう・・ ・・!! あ、ああっ、そんなとこまで・・・つっ! クリトリスを愛撫する触手と私の身体を貫 くスティックの間に更に細い触手が加わる そしてその触手は尿道口の中へと・・・ あ、あ・・・・・・・っっっ!! 感じたことのない刺激が身体を貫く。 あ・・あああ・・・・・、す、すごいぃっ っ!!! 細い触手がクリトリスに巻き付いて優しく ひっぱる。穴に入ったスティックが更に強 く奥まで入り込む。愛液がおしっこのよう にほとばしるのが見える。 うあああっ!!・・う、あ、ああーんっっ っっ!!すごい、よお・・・・っ!! ああーーっ、も、もぉ、やだあぁあっ! ん、んんんっっ!! 割れ目が、クリトリスが愛撫される度に 身体が跳ねてしまう。もう私は汗だく。 あああーーん・・・っっ!! 割れ目の中で触手がひだのすみずみまでう ねり、愛撫する。私の割れ目はくちゅくち ゅと音を立ててる。愛液で濡れたパンティ の内側で触手が動く・・・・。 あぅっ!!んっ! パンティの中で触手が動き回る。小さな指 が肉をかき分けてクリトリスに絡む。 やああっ、あんっ!!あ・・・あんんーっ !! パンティが脱がされて、足が持ち上げられ るのが分かる・・ 割れ目が広げられて、冷たい風が割れ目の 中にあたってる。そこからは愛液がとろと ろと流れ出てる。股の間から太いシリンダ ーのようにも見えるスティックが顔を出し て・・・・・・・ あ、あああああーーーっっっ!! 私の中に太いスティックがゆっくりと揺れ ながら入ってくる。 あ、あ、あああっっ!! スティックは割れ目の中に入って行く。 私の肉を押し広げて・・ 私の身体は機械に凌辱されるがまま。乳首 を締め付ける触手に力が入る。太ももを 愛撫する蛇も力を増す。 う、あああああああっっっ!! 挿入されたスティックもその動きを更に巧 みにする。 あああ、あ、あああああああっっっっっっ !!! ぐしゅぐしゅ音を立ててスティックが動く 身体じゅうの筋肉が緊張する。視界が 真白になって世界が暗転する・・・・・・ あ、あ、ぁ・・・・・ーーーーーーーーー っっっっっっ!!!! 私の充血した肉ひだがスティックに絡み付 いて動く。中で動くものは、力強く私の内 部をかき乱す。その度に愛液が泉のように 湧きだしてくる。 あああああっ・・・・・!! っ・・・・ん・・・・・・・!!! あっ! あっ!! あああっっっ!!! スティックは中で更に変形して私のなかを かき混ぜる。子宮の奥にまでスティックが 責め入ってくる・・・!!身体がぴくぴく 跳ね上がっちゃう・・・! おしりが持ち上げられて・・・ うはあぁっ!! 私の割れ目を愛撫したりしていた蛇の頭が おしりの穴ににゅるっと入ってくる。 そ、ん、な・・奥まで・・・・っ!! 奥の奥まで入って来た蛇はおもむろに動き だす。 あ、あんんっ!! あ、わ、私、壊れちゃうよぉーーっっ! 今、私は本当に「お腹の中をかき回され」 てる。 あ、あああ、あ、ああ、っんんーーーっ! 蛇の一挙一動は私を狂わせるに充分過ぎる ほど。私は機械相手に、みだらなことをや ってる・・・っ 蛇がおしりのなかで動く度に身体がめくれ 返っちゃうような快感。 あん・・、やだっ、私・・・・・っ!! どんなに拒んでみても身体は悦びにうち震 えてる。 おしりの奥深くで蛇は身をくねらせる。 私は恥ずかしい所をさらけ出して悶えちゃ う。 ん、んうぅ・・・んはっ!! あっ・・あっ、あっ、あ・・・・・!! ん、んんっ!! 口の中に触手が入り込む。そして極上のデ ィープキスのような動きをする。私の舌は その動きに応えようとするけど、めろめろ の私には到底できない。 は・・ん・・・・・・っ 触手は私の愛液や汗の味。ボックスの中に は私の匂いが充満してる。心臓がどきどき いってるのがわかる。身体じゅうの穴とい う穴が責められて悦んでるのがわかる。 私、私・・・・・・・・・・・。 再度口の中に触手が入ってくる。全てをな め尽くすような動きで私を麻痺させる。 ん・・ん・・・・・・・・・ 触手の動きはスティックの動きや他の触手 とリズムを合わせて責めてくる。 ん・・・・・んふうっ・・・ 自分の愛液の味が口に広がる。唾液が口か ら溢れる。口いっぱいの触手はそこから身 体じゅうに快感を送る。 あはぁっ、あ、あ・・・・・っ あ、やだっ、私、失神しちゃったのかな? まだむねがどきどきいってる。 だけど、いつの間にこんな装置がボックス に付けられてたのかな・・・? あーあ、ぱんつとかべしょべしょ。 まいったなぁ・・・・・ でも、すごく良かったし・・ま、いいかな ・・?!じゃなくて、私、ディスク調べる つもりでボックスの中に入ったんだった! 調べてみなきゃ!えっと、こうやって ファイルの中をチェックして・・・ えっ!!これは・・ 私たち「スリット」の極秘資料じゃない! ?全職員のデータから構成まで・・・ 全部載ってるよ!!あ・・私やみんなの 身体データも載ってる・・・。 いったい誰がこんなデータを持ちだそう と・・・!? ネドラが・・・・。どうしてネドラが極秘 資料をコピーしてるの・・・?しかも こんな特殊なディスクを使って・・・・。 よし!ここで悩んでてもしようがないよね !本人に聞いてみるのが一番だよ! ・・・みんなにもこの事は話した方がいい かな・・・・・。 ちょっと事が事だし・・・・・。 あっ、ちゃんと服着て出ないとっ。 んしょ、んしょっと。狭いから服、着づら いなぁ。ボックスも脱がすときだけじゃな くて服着せるのもやってくれればいいのに ・・・。 綾香ちゃん、元気?今どこにいるかわかる う・・うん、大丈夫。助けてくれてありが とっ!!今まですっごく、怖かった! 怖かったって・・・なにか覚えているの、 綾香ちゃん!? うん・・・ 綾香、暗闇の中を通ったのは覚えてる・・ それから・・綾香もう死んじゃったんだっ て思って・・・そう思ったら怖くなって・ ・・・で、気がついたら今ここにいたの。 暗闇・・・光の無いところ・・・どこかは わかります? ・・・・だめ。とにかく暗かったことだけ ちょっとした暗がりならどこにでもあるし ずっと真っ暗なところってこの街にはない よね・・・。 その問題はおいといて、ポゼッショナーを 追い払わなきゃ。 あ、早くしないとポゼッショナーが復活し ちゃう! それって・・・Hするんだよね? 言いにくいけど、そうよ。 だったら綾香、そこの元気そうな人がいい な。綾香と趣味、合いそうだもん。 あたし!? うん。・・・だめかなぁ。 まさか!・・でも、あたし、あんまりう まくないかも。 いいんだね!?じゃあ、早くやろうよ! う、う、うん、でも・・・ 装甲車の中を使えばいいわ。 あ、はーい!さ、こっち来て。 へえーっ、中ってこんなになってたんだ。 運動でもやってるのかな、すらっとした腕 だよ。 ね、スポーツやってるの? うん、バレーボールやってんだ。 あやちゃんの腕は両方ともあたしの割れ目 に伸びて、あたしのあそこを押したり、な でたりするの。 あ、あやちゃん、あたしも、気持ちいいの ・・・ あーん、あたしのあそこ、濡れて来ちゃっ てるよぉ・・・ あんっ。 腕をなでてたら、あたしのむねに手がのび てきたの。 うわっ、発育いいんだー。 むねに手をのばすと、「ぷにっ」て感触 ん・・・ 綾香ちゃんはあたしの手に手を重ねてむね をもませちゃう。 これって優しくされると気持ちいいんだ・ 乳首にそっとタッチしちゃう。 メリルっっ・・・綾香、変になっちゃいそ ・・・・・ タンクトップの下はノーブラ。あたしは じかに綾香ちゃんのむねを触っちゃう。 綾香ちゃんのむね、あったかいな。 んはぁっ・・・綾香、いい気持ち・・・・ こんな足をカモシカのような足って言うん だっけ、すらりとしてて素敵だよ。 いいなー、きれいな足。えーっ、筋肉付き すぎでみっともなくないー? ぜーんぜん、そんなことないよぉー。 足をなでてると、あやちゃんがあたしに身 も心もゆだねてくれてるのが感じられるの あやちゃん・・・ 肌もすべすべしててすてきなの。 んふっ、くすぐったーい・・・ ジーンズの上から触っても、あんまりよく わかんないや。 ね・・・名前、聞いてなかったよね・・・ あ、ごめんっ。あたし、メリル。 メリル=シェフィールド。メリルって呼ん でね。 えっと、じゃ、わたしのこと、あやちゃん って呼んで。友達はみんなそう呼んでるの うん、わかったよ、あやちゃん。 ジーンズの上から手を入れちゃおうっと・ ・・うまく入んないな・・・ あっ、やさしくして・・・ 脱がさないとあそこは触りづらいよ。 太もものすきまからそっと手を入れてくす ぐってみよっと。 うふっ・・・あ・・・・。 んっ・・・ あたしの口に舌が入ってくる。けっこう積 極的だねっ。 あたしの手はディープキスの間もそっとあ やちゃんの下半身に伸びてっちゃう。ジッ パーを下ろして・・・・・・ んふっ・・・! あやちゃん、キスされながらあたしのHな 割れ目を洋服越しに愛撫するの。 ああん、あやちゃんっ!! あたしも舌を入れてディープキス。 ん、ん・・ん・・・ んん・・・・・・ うなじにキスって先輩がうまいんだよね いま、綾香以外のこと考えなかった? う、ううん、やだな。 鎖骨のくぼみにキスしちゃう。あたしのう なじにあやちゃんの息がかかってくるの。 メリルんっ・・・ あやちゃん・・・ あやちゃんもあたしのうなじにキスするの くちびるがあたしのうなじを動いてる・・ あ、あやちゃん・・・ メリル・・・ タンクトップをそっとずらして、ぷっくら 出てる乳首にキスするの。 ああん、綾香、むねにキスされてる・・・ もっと触ってよぉ・・・ タンクトップは半分ずれちゃって片方のむ ねは出ちゃってる。 あやちゃんの乳首って小っちゃくってかわ いいっ! ふああ・・っ、綾香のお乳にメリルの舌が 動くのわかるっ!! 丸見えになってるおっぱいの上のほうにキ スしちゃうよ。 ああっ、綾香、気持ちいいよっ!! 太もものあたりにキスしちゃう。足がきゅ っとしまってあたしの頭をはさみこむの。 メリルぅ、綾香たまらないよぉっ!! あやちゃんの足を抱きしめて、キスを付け 根のあたりにあげちゃう。 ね・・・綾香のジーンズ、脱がして・・・ ・・・ 膝こぞうにもキス。 あ・・、綾香、腰のあたりがむずむずする よぉ・・・ あやちゃん、おしりの辺りをなでてくれる あたしも、気持ちいいの・・・ じゃ・・・脱がしちゃうよ・・・・・・ あたしはジーンズのボタンを外して、ジッ パーを下まで下ろしちゃう。水色のしまし まパンツがこんにちはするの。 んっ・・・ あやちゃんは腰を浮かせて、脱がすのに協 力してくれちゃう。 あやちゃんの柔らかいむねをもむよ。 あ・・・あはっ、あ・・・・・ んふっ・・・・・ あやちゃん、あたしの服をまくり上げちゃ う。そしてあたしの肌をなで回すの。 あやちゃんの乳首、すっごくかわいいの。 あたし、指にエッチな汁つけて、乳首を愛 撫しちゃう。 綾香、いいのっ!!気持ちいいよおっ!! メリルうっ!! あやちゃん見てると、腰の辺りのむずむず がもっともっと大きくなってくる。 あやちゃん・・・・すてきだよおっっ!! あやちゃんの胸をもむと、あやちゃんのか わいい口が小さく開くの。 あ、あっ・・・メリルうーっ・・、綾香、 すごいの・・・!! あやちゃんのむねは小ぶりだけど、きれい なかたちなの。 んふああっ・・・綾香、こんなの初めてっ ・・!! ああんっ、あやちゃん・・・あ・・・・・ 綾香だけ脱がすのはずるいよぉーっ。 あやちゃん、あたしの洋服を脱がせちゃう の。 あやちゃんの足はあたしとあやちゃんのエ ッチな液でつやつや。なでまわすとあやち ゃん、あたしにしがみつく。 ああっ!!メリルっ!!綾香、いいよおー ーっ!! あたしはあたしの恥ずかしいとこをあやち ゃんの太ももにこすりつけちゃう。エッチ な汁、あやちゃんの太ももになすりつけち ゃう。 あ、あんんっ・・・ 綾香の足にメリルの暖ったかさが伝わるよ おーっ!! あやちゃんは太ももをあたしにこすりつけ るの。 ん、ん、・・・・・・ああっっ!! あやちゃんよりあたしのほうが感じちゃう あたしは自分の足とあやちゃんの足をから ませて愛撫しちゃう。 ん・・・・・・ふ・・・・・・ あやちゃんの上にまたがって、おしりをな でまわしたげる・・ あや、あやちゃんっ!! あやちゃんは、あたしのぱんつをずり下ろ しちゃう。 メリルのここも濡れてるよ・・・。 あーん、あたしの恥ずかしいとこはあやち ゃんの顔のまん前だよぉーっ!きっとあや ちゃんより濡れてるんじゃないかなぁ・・ ・恥ずかしいよおーーっ!! あたしはおしりを抱えるようにかわいがっ ちゃう。後ろから見るとあやちゃんのおし りの穴も、前に警棒が入ってるところも丸 見えになってるんじゃないかな。 あああっ!!綾香の・・・恥ずかしいとこ ・・・・・・ぜーんぶ広げられてるうっ! あやちゃんのおしりのみぞにそって愛撫し ちゃうの。 ああーーんっ!!あ、あ・・・・ おしりのみぞは汗とエッチな液でぬるぬる してるから、指がするする滑るの。 あたしは滑りが良くなるよに指をなめて、 それからあやちゃんのおしりの穴に指を入 れちゃう。 メ、メリルうっ!!そ、そこじゃないよっ あ・・・でも・・綾香・・、変な感じ・・ ・・・・ あたしはあやちゃんのすべすべおしりを撫 でるのに集中しようとしてみたの。 ああっ!! あやちゃんの舌があたしのクリちゃんを責 めるの。 ああん!!あ、あやちゃんんっ!! あやちゃんのしましまパンツ、股のとこに 舟のかたちした染みができちゃってるよ。 ちゃんと感じててくれたんだね。 それも、取っちゃって・・・・・・綾香の じかにかわいがって・・・・ あたしはあやちゃんのパンツを取っちゃっ た。 二人から出てる警棒を持って、ゆっくり動 かすの。 あああーーーーんんっ!! メ、リ、ルううーーーーーっっっ!!! あたしの方に入ってるほうも動いちゃうよ おっ!! あたしは特殊警棒をゆっくり出したり入れ たり、たまには回転を加えてみたり、角度 を変えたりしてあやちゃんの割れ目をかわ いがっちゃう。 ああーーーっ!!いいの、いいよおーーっ っ!!綾香の中で動いてるよおーーーっ! !!メリルうーーーっっ!! あやちゃんの中に指を入れちゃう。 ああーっ、綾香の中に入って来てるーーっ !! あやちゃんの穴はあたしの指をきゅっきゅ っと締めつけてくるの。 も、もっと深くまでーーっ!! もっと深くっても、指はこれ以上入んない し・・・ あやちゃんのひらひらは小さめで、割れ目 の中にきれいに収まってるの。あたしはそ こにそっと指を入れてみちゃう。 んんんっ・・・綾香のあそこ、触られてる うっ!! あやちゃん、きれい・・・・・・ あたしはネコみたいにあやちゃんの顔をな め回すの。 ・・ん・・・メリル・・・・あ・・・ ・・・ あやちゃん・・・・・・ あああっ・・・!!メリルうーーっ!! あやちゃんの顔は悦びでいっぱい。 あやちゃんの顔のくぼみ、みーんななめち ゃう。 メリルう・・・・・・ あやちゃんの腕はあたしを抱くの。 あやちゃんの髪の毛をかきあげて、おでこ についた汗を舌ですくい取っちゃう。 んふっ・・・・・ あああ・・・・・・ あやちゃんはあたしのむねを吸うの。 むねをなめるとあやちゃん、すごく気持ち 良さそ。 あはっ、綾香、綾香・・・幸せっっ!! あやちゃんのむねはもう汗まみれ。 ああっ、っああっ!!綾香、いいっ、いい よおおーっ・・・!! あやちゃんのむねをぺろぺろなめちゃう。 ああーーっ、メリル、いいのーーーっ!! あやちゃんはあたしの割れ目に指入れて来 るの。 あ、あ、あやちゃん!!あたしも、いいよ ーーっ!! あめ玉みたいにあやちゃんの乳首を舌でこ ろころ口の中で転がすの。 あはっ!!メリルっ!!綾香、身体が熱い よ・・・じんじんして、何が何だかわかん なくなっちゃう!! あたし、あやちゃんのおしりをなめるの。 あっ・・・・・・ あやちゃんもあたしのおしり・・・割れ目 も・・なめてくれるの。 メリル・・・・・・ 警棒をゆっくり動かしながら、おしりをな めちゃう。 メリルうっ!!あ!ああ!!あああっっ! !! 手であやちゃんのおしり広げて、おしりの みぞをなめたげる。おしりのみぞはほかの とこより白いの。 んくんっ、くふん、あ、綾香・・・あふれ ちゃう・・!! 見てるとあやちゃんのあそこからほんとに いっっぱいエッチな汁があふれてくるの。 あやちゃんのおしりを、舌で「の」の字を 書くようになめちゃう。 んっ、ん・・・っはあっ・・、綾香、いい のぉーっ・・・・ あやちゃんのぱんつの脇、足の付け根をぺ ろぺろしちゃう。 あんっ!!綾香、むずむずするようっ!! あたしはちろりと見えるクリちゃんをなめ ちゃう。その度にあやちゃんから出てる警 棒がはねるの。 あ、あ、ああーーーっひあっ、あっ、あー ーーーっっ!!メリルうううーーーーっっ !!いいよおっ!!すっっっっごく、いい のおおおっ!!! あやちゃんとあたしはお互いの恥ずかしい とこをなめ合ってる。 綾香、すごいのおっ・・メリルううっ・・ ・!! あやちゃんっ・・・・・・!! あやちゃん、あたしのクリちゃんをなめて る! うあああんっっ!! メリルの豆って、大っきいんだね・・・ ほんとに豆みたい・・・ や、やだあっ・・・あ、あんっ!!! あたしはあやちゃんの頭だけちょこんと出 してるクリちゃんを指でむいちゃって、思 いっきりちしゃぶっちゃう。 ひはあっっ!!すごい、すごいのおっっ! !! あやちゃんも・・・すごいよおっ!!! あやちゃんの割れ目、両手でそっと広げち ゃう。 メ、メリルぅー、恥ずかしいよぉ、そんな に広げて見つめないでよぉーっ・・・・ 下の口が開いてる。見つめてるとそこがひ くひくっとしてエッチな液を吐き出すの。 あたしはその上のほうの小さなクリちゃん を舌でかわいがっちゃう。 ああっ!!綾香、綾香の中をなにかが駆け 抜けてくよおーーっ!! えっと、そうだ!! あたしはそばにあったショットガンの先を あやちゃんの穴のなかに入れちゃう。 ああああっ!!・・・・・え、や、やだー ーっ、そんなの、入れないでよおーーっ! あ、ごめん・・・あやちゃん。 あたしはショットガンをぬいて、元のとこ に置くの。安全装置掛かってるし、いいと 思ったんだけどなぁ。 うーーん、と・・・! あたしはいつも持ち歩いてる特殊警棒を取 り出しちゃう。握りのぽこぽこした方をあ やちゃんに入れたげる! あ、あっ、あ!!! 警棒はにゅるにゅるとあやちゃんの身体に 入ってく。エッチな液があふれてく。 あはああぁっ・・!!!すごい、すごいの おおっ!!綾香の身体、どうにかなっちゃ うーーっ!! ああーーっ、今、あたしあやちゃんとつな がってるんだ・・・!! 綾香、もう、だめぇっ!!あ!あ!!あ! !! あたしが腰を動かすとあやちゃんが悶える の。そしてあやちゃんが悶えるとあたしの 中の警棒が動いてあたしを悶えさせちゃう あん、ああんっ!!あやちゃんっっっ!! 二人はお互いをかわいがって、自分もそれ でもっと気持ち良くなって・・・・・・ 綾香、いっちゃうのおーーーーーーっっっ っ!! あやちゃんんんんーーーーーーーーーっ! !・・・・・・あ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・はあっ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ あたしとあやちゃん、ほとんど同時だった と思う。お互いの身体がこわばるのが感じ られて・・・私たちは二、三度ぴくぴくっ として、いっちゃった。 ああっ!!あ、ああ、綾香、いっちゃうっ !!いいっ!!いいのおっ!!! えっ・・・と・・・・・・ あたしは警棒のもう一方のほうをそっと自 分の中に入れてみることにしたの。そっ、 と・・・警棒があたしの中にも入ってく。 あ・・・・・・ひっ!! あやちゃんが動くとあたしにも電撃が走る みたいな快感。 ああん、あっ、あああーーーっ!! メリルううーーーっっっ!! ふう・・・・・・あやちゃん、これでポゼ ッショナーはいなくなったはずだよ。 うん・・・メリル、ありがと。気持ち良か った。 えへっ、あたしも。 二人とも、終わったみたいね。ポゼッショ ナーの気配はなくなったわ。 うわっ!は、はーーい!! あはっ、メリルも楽しんじゃったんだね。 えへっ。 じゃあ、私はボックスに入りますね。 えっ?休まないの? なんとしても、メッセージの流入経路を確 かめます。 だけど、そんなことできるの、ネドラ? 侵入に全く手掛かりを残さないのは難しい んですよ。それにこの本部のコンピュータ セキュリティにはいくつもトラップがあり ますから。 私、ネドラの話って時々わかんなくなるな あ。気にしないで下さい。何にしても私は 犯人を追い詰めてみせるつもりです。早い うちにやらないと手掛かりを消されちゃう かも知れませんから。 そう・・・あんまり無理しないようにね。 あ・・・もう行っちゃった。 じゃあ、私たちは一休みしようか? それがいいわね。 こんな足をカモシカのような足って言うん だっけ、すらりとしてて素敵だよ。 いいなー、きれいな足。 えーっ、筋肉付きすぎでみっともなくない ー? ぜーんぜん、そんなことないよぉー。 あっ!オペレーターがいた! だけど・・・この人たち、まいったなぁ。 3人はみんな裸になってからみあってる。 うわっ、すごいっ! あ・・・・・・こっちまで変な気分になっ てきちゃった。 みんな身体が柔らかいなーっ。あ、あんな ことまでやってる!うわっ。わっ。 さ、クミコちゃん、もっと大きく股を広げ て。 えへっ、クミコちゃん、びしょびしょ。 やだぁーっ・・・・・これくらい? クミコちゃん、あなたの大切なところ、 丸見えよ。 あなた達をもっとかわいがってあげる。 エ・・エリスもかわいがっちゃうもんっ! ああっ、やめちゃいやぁ! あっ、エリス、そこぉっ!あんっ、あっ! ディール、もっとなめてっ!! 二人とも、かわいいわよ。 ・・・・・ああん、私まで興奮してきちゃ ったよーーっ。 えーーーい、行っちゃえーっ!!オ、オペ レーターのみなさーん! きゃっ!!や、やだーーーっ! ひゃっ!見、見つかっちゃった!! ア、アリサ? こ、この事は秘密にしてっ!お願い!! な、何でもいうこと聞くからぁっ! ア、アリサさん、見、見ないで下さいっ! 私、用があってみんなを捜してたんだけど ・・・。それより・・・・・・、私も混ぜ てくれないかなっ? え・・・、え!? ほ、本気? わあっ。 あのね・・・、ちょっとの間覗いてたんだ けど、私も・・・興奮しちゃったの・・・ い、いいわよ!もちろん!! 嬉しいっ!わたし、一度でいいからアリサ のきれいな肌をじっくり触ってみたかった の!! アリサさんなら大歓迎ですよ! ・・・・・でも、用っていうのはいいんで すか? えっとぉ・・後にしましょ。 うわ、うわっ!ど、どうしよう、私。 ここで待ってようかな、でもそれも変だよ ね、それより混ざっちゃおうかな、でもま ずいかな、だけど、私もこういうの見せら れて・・・ちょっと・・・・・、濡れちゃ った、みたい・・。 ああん、見てるだけじゃもうた まんないよーっ!・・・私も混ぜてもらえ るかなぁ? 私は洋服を脱ぎ捨てて、仲間に加わった。 思ったとおり、きれいな身体ね。 はじけそうな肌。うらやましいな。 アリサさん、すてきですよ。 そんなに見つめないでよぉ。照れるよぉ。 エリスの肌って、しっとりしてるんだね。 なまめかしいエリスの肌をそっとなで回す あっ・・・、アリサ、いい気持ち。 美しい女性のラインを持つエリスに沿っ て手を動かす。エリスも私の身体をすみず みまで撫で回す。 ・・・・・もっと楽しみましょうね ・・・。 しっとりした肌って、うらやましいな。 私はアリサみたいないきいきした肌が好き よ・・・。 エリスは私の大切なところに手をのばす。 あんっ、エリスぅっ・・・。 ディールのむき出しのうなじに手を回し、 後ろからむねをもみしだく。 私もあなたの身体、たっぷり楽しませても らうよ・・。 クミコちゃんをいじめるのに夢中になって たディールはぴくんと身体を震わせる。 アリサぁ、わたしばっかり気持ちよくして ずるいーっ。 だけどディールはクミコちゃんの相手で手 が放せない。 ディール、乳首、立ってるよ・・・。 こんなこと、やってるんだからそりゃあ・ ・あはんっ。 私は執拗にディールの割れ目をかわいがる ディールのここ、一番熱いよ・・エッチ。 んくぅ・・・・そ、そんなこと言ったって ぇーっ・・・ ディールの大切なところはじっとりと湿っ てる。 ここ、熱くなってるよ。火傷しそう。 乳首と同じように、ディールのクリトリス は勃起してる。 あはぁあっ・・も、もっと優しく・・なで て・・・・・っ 私はディールの手に手を重ね合わせるよう にしてクミコちゃんのむねをなで回す。 あはっ。あっ。あぅあぁっ・・、アリサさ ん・・・、ディールうぅっ・・・・・! クミコちゃんの下半身はもうびしょびしょ 私はさらにクミコちゃんに刺激を送る。 ア、アリサさんんっ、す、すごいです・・ ・っあっ! クミコちゃんの流れるような肢体は ディールと私の下で撥ね、蠢く。 あああん、んぁっ、ふあっ・・・・・ 私はエリスの肉感的な唇に唇を重ねる。 んふっ・・・・・・ エリスの舌が私の口のなか深くまで入り込 む。私の舌とエリスの舌がからみ合う。 うなじにキス。エリスのうなじは汗と、フ ェロモンの味。エリスの手は私の頭を抱く アリサ・・。あなたが来てくれてうれしい わ・・・。 今度はエリスの下半身の膨らみにキス。 エリスの割れ目は敏感に反応して、愛液を ほとばしらせる。私のむねに来てるエリス の腕も、それと共に力が入る。 はふぅっ・・・ア、リ、サ・・・・・。 かるいキスを何回もぷくっと突き出したデ ィールのおしりにあげる。 ほんと、食べちゃいたいくらいかわいいお しり。 あはっっ、アリサ、その軽く触れる感じが すっごくいいっ! 私はディールの唇を奪う。ディールの唇が 柔らかく私の唇に重なる。 ん・・・・・・・・ん・・・・ 続けてディールの割れ目にそってキスの雨 ディールはあんまり濡れないタイプみたい だから、その分を補ってあげる。 んふぅうぅんっ・・アリサあ・・・ クミコちゃんの割れ目にキス。クミコちゃ んの割れ目はクミコちゃんの愛液と、少し づつ、エリスとディールの味。 クミコちゃん・・・・3人のなかで一番お しとやかに見えるけど、乱れかたは一番す ごいよ・・ や、やです、そんな・・んんっ・・・・ 私は反論しようとするクミコちゃんの口を 私の唇でふさぐ。クミコちゃんの唇は甘く それでいて儚げな味・・。 クミコちゃんのなだらかな胸の膨らみの頂 点、硬くなってる乳首にキスをする。 アリサさんんっ・・・ぁはあ・・いい・・ ですっ・・・ 私はエリスのクリトリスをつまみ、親指と 中指でなでさする。 あふっ、あっ、アリサ、すごいわっ! エリスの腰は無意識のうちに浮きあがる。 いつも仕事してるから、こんなこと興味な いのかって思ってたけど、そうでもないん だね。 ああっ、そんな、こと、言わないでっ。あ はっ!あっ! エリスの穴のなかに二本の指。エリスは、 温かく私の指を受け入れる。 ア、アリサ、いいっ、いいわっ!! 私はエリスのむねを強くもむ。エリスの豊 満なむねは、私の手の中には収まらず、 あふれだしてくる。 あああ・・っ、もっと、もっと強くもんで っ!アリサあっっ!! 私はみんなの愛液で滑りが良くなった指を ディールのおしりの穴にさす。 あ、そ、そこ、違うのにっ!ああん、あ、 あっ! えへへっ、ディール、あなたもこっち知ら ないのね? ああんっ、っああぁっ・・・!! 一方の手でディールの汗で額についた髪を とかしてあげ、もう一方の手で背中の線に 沿って下から上へと、なで上げる。 ふあぁっぁ・・・アリサ・・あなたを混ぜ て、正解、だね・・っくあっ! 指を会陰に沿わせ、今度は前の穴をかき回 す。 あ、あはああっ!!く・・・ふ・・、ん・ ・・・・ クミコちゃんの身体を膨らみに合わせてな で降ろす。 あああん、ああっ、あ、アリサさんーっ! !! クミコちゃんは普段からは想像もつかない ようなはしたないポーズを取って、はした ない声をあげている。 私はクミコちゃんの、肉のなかに埋もれた かわいいクリトリスをみつけ、爪先でくす ぐる。 ひぐうっ!!あひぃっ・・・!!っ、っ! !! クミコちゃんの身体は、みんなの汗、唾液 そして愛液にまみれて光ってる。クミコち ゃんのむねは、そのお陰で私の手から逃げ 回る。 みんなのアレで、滑りが良くなっちゃって るよ。 ぅふう!もっと!もっとぉっ!!アリサさ ん!あ!あはぁ! エリスとディールの間に顔を挟んで、 エリスの乳房をくまなくなめ回す。 んふぁっ、アリサ・・ エリスは後ろから私の下へと手を伸ばし、 割れ目を愛撫する。時折クリトリスにじか に指が当たって、私に声をあげさせる。 あ・・・、ん、・・ん・・・・・! エリスの大切なところを舌でくすぐると エリスは私をそれ以上にかわいがる。腕が 舌が、私の身体のすみずみまではい回る。 アリサ・・・私たち、おもしろいものをい っぱい、持ってるのよ・・・・・。 エリスは、いろいろな種類のバイブレータ ーを取り出し、そのうちの一つを私につき 立てる。 きゃんっ・・・!こ、これ動いてるっ!! さ、ディールやクミコちゃんにもあげてや って。 私は下半身へと舌を伸ばす。エリスは手を 休めようとはしない。ディールが私のむね をしゃぶりだす。私はエリスの割れ目を手 で広げ、剥き出しになったクリトリス、 尿道孔、膣口を舌先で責める。 エリス・・・、ん、ん・・私より気持ち良 くしたげるよ・・ あ、そんな、あは、あ・・・ あっ!あ、エリス・・・・。 アリサ、もっとかわいい声、出させたげる ディールは私の大切なところをむしゃぶり つくようにしてなめてくる。私もそれに負 けないようにディールを、ひだの隙間、隙 間まで、余すところなくなめ尽くす。 うふぅっ、アリサあ・・・、アリサっ!! ディールの太ももにできた愛液の筋をなめ 取る。愛液が少ない娘だから、その分濃い 味がする。 はあっ、はっ、はっ、はあっ・・・・・・ ディールの身体は、どこを取ってもぷくぷ くっと起伏に富んでいる。私の舌は、その 起伏をなめつくす。 あ、あ、くふあぁ・・・っ、あ、ああっ・ ・・・ クミコちゃんの太ももの付け根のあたりを 舌の先のほうでつつくようにくすぐると、 そのたびにクミコちゃんの肢体はなまめか しくはねる。 んんっ!も、もっと、お願いっ、私のあそ こを・・・強く、いじめて下さいっっ・・ !! クミコちゃんは半分いっちゃってるみたい 意識は朦朧としてて、それでも身体は私や みんなを求めてる。私は小さなクリトリス を軽く歯でくわえ、舌でくすぐる。 クミコちゃんのこんな格好、写真に撮っと きたいな。 あ、あ・・・、もっと・・あ!・・・ん! !! ・・クミコの恥ずかしい写真、実は撮って あるのよ。欲しければ今度、あげるわ。 クミコちゃんの、飲んだげるね。 私はクミコちゃんの股の間に顔を埋め、割 れ目の中に舌を滑りこませる。 あ・・・!あひいっ、くんっ、ふ・・あ、 あっ・・・・! クミコちゃんの愛液は後から後から尽きる ことを知らないようにあふれてくる。 私はエリスに黒いバイブを挿入する。エリ スの割れ目はそれをすんなりと受け入れる 私は深く、バイブレーターの根元が隠れる までねじ込む。 あ、アリサ!!あ!当たってる!いいわっ !んっ!!! エリスの腰は高く上がり、みだらに揺れて る。 エリスの端正な顔にクミコちゃんの愛液が したたり落ちる。エリスに受けとめられた バイブはうねうねと蠢動する。私はエリス の身体じゅうに舌をはわせる。 ア・・アリサぁーん!!ふ!ふくぁあぅっ !! エリスは悶えながらも私が受け入れたバイ ブをつかみ、私の中をかき回す。 エ、エリスぅぅっ!わたし・・・ああっ・ ・・あ・・ アリサあっ!! 私はタマゴ型バイブの一つにスイッチを入 れる。手に振動が伝わってくる。 指先でエリスの包皮を剥き、それでエリス のクリトリスをくるくると玩ぶ。 あッ!!あぁっ!アリサ、すごいっ!! ディールには三つ股になったバイブをあげ るディールの身体は激しく脈動してバイブ を受けとめる。 あああああっ!!アリサ、アリサっっ・・ ・!! ああ!あ!!アリサっっ!いいよっ!!す ごいっ!!! ディールの眼には悦びの涙が溢れてる。 私はディールの乳首を口に含み、強く吸う ピンクの乳首は赤さを増す。ディールのふ たつの穴ではバイブが踊ってる。 ディール・・・んっ! ・・・・・すてき、だよ・・・!! ディールは私に強くしがみつき、爪を立て る。だけど私はもうその痛みさえ快感に感 じられる。ディールのか細い腕が私を強く 抱きとめる。吐息は荒く、そして深い。 ア、リ、サあっ!!あ・・・あああ!! ディールは私の乳首を強くしゃぶる。ディ ールの舌が、歯が私の乳首に刻印をつける ディールんんっ・・・ああんっ、あんっ! 私は三つ股バイブの細長いほうをアナルに 押し込む。 あああっ!!そ、そっちはぁっ!あ、あ !!あ! クミコちゃん・・・・一番太いやつよ・・ なめて・・・ んあ・・・・あ・・、わたし・・・、 これ入れられるの、初めて・・・・・・。 クミコちゃんの舌はちろちろと極太のもの をなめまわす。 じゃあ、あげるよ・・・・・。 私はびしょびしょの割れ目に極太のバイブ を始めゆっくりと、そして強く押し込む。 あぐうっっ!!!あ!大きいっっ!!! クミコちゃんの割れ目はバイブで押し広げ られ、かわいいクリトリスが剥き出しにな ってる。 あぁぁぁ・・・あ、あ・・・・・・・・ クミコちゃんのおしりからはバイブの導線 がしっぽのようにはえてる。極太のバイブ は痛々しいほどクミコちゃんの割れ目を 広げ、その中に食い込んでる。 バイブレーター、押さえとかないと・・・ 出ちゃう・・・っあっ!! エリスが私のバイブの振動を最大にする。 アリサも、一緒に、ねっ・・・!!! エリスのバイブをもう一度、今度は最強に して押し込む。 あはああああ!・・・ぇあっ!!あ、あ っ・・・・・ 私の舌はディールのバイブの周りの肉をむ さぼって、ディールのクリトリスにからみ つく。 ああ!ん、んくっ!!い、イッちゃうよぉ っっ!! ディールの身体が信じられないほどそり返 る。 ああああああああああ!!!!!! クミコちゃんのバイブを抜き差しすると、 クミコの肉がバイブにからみつき、一緒に なって出たり入ったりする。 あ、あ、あ、ああ、あ、あああ、あ、あ・ ・・・・・ エリスの舌が細かに私のクリトリスを責め て・・・わたしはクミコちゃんを可愛がり ながらエリスの・・ んんんんんーーーーっっっ・・・・・・・ あ・・・・・・ぁ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ああ・・・・・・・・・・・・。 ・・・アリサ、楽しかった。 こんなに良かったのって、久しぶり。 私、失神しちゃうなんて、初めてですよ・ ・・、えと、本当に秘密ですよ。 当然でしょ、心配しないで。 ・・・・・ほら、これ。 えっ? あなたに使ったバイブ。あげるわ。 今日の記念にしてね。 えっ、でも、こういうのって高いんじゃ・ ・・ もらっときなよ、ね。 お願いします。 あ・・・・・・じゃあ、ありがとう・・・ 何のお返しもないけど・・・ 今ので充分すぎるほどお礼をもらってるわ ・・でさ、またその、一緒にやろうよ。 それで・・また、悦ばせて下さいね。 ・・・・・・うん。 おほん。それで、用って何だったの? あっ!そうそう、忘れるとこだね。 ・・・このパーツなんだけど、製造元とか を調べてもらいたいんだけどな。 あ、これ?うん、すぐやるよ! じゃあ、私たち、先に本部に行って調べと きますね。 検索はあっと言う間に終わるから、すぐ来 てくれてだいじょうぶだと思うわ。 ・・・そういって、オペレーター、エリス ディール、クミコは仕事に戻ってった。 クミコちゃんの愛液で充分に濡れたタマゴ 型バイブ。そっとアナルに当てて、そのま まつるっと入れる。 あ、あ、あ、あ、ああああ・・・・・!! クミコちゃんはイキっぱなしの状態。身体 はひくひくと痙攣するように震えてる。 クミコちゃん・・んっ! ともすれば押し出されそうになるバイブレ ーターを押さえつつ、タマゴ型バイブをク リトリスに押しつける。 あ、あ・・・ああああああ・・・・・!! ああん、見てるだけじゃもうたまんないよ ーっ!・・・私も混ぜてもらえるかなぁ? 私はホンホアの腕に腕を重ね合わせる。 ホンホア・・・。 シャツの中に手を入れる。ホンホアの身体 の温かみが伝わる。 ん・・・・・。 ホンホアの腕も私の腕にからむ。ホンホア の指が私のわきをくすぐる。 アリサ・・・・・。 おへその回りをそっと撫でる。温かく、ふ くよかだけど贅肉は一切付いてない、きれ いな肉体。 あ・・・ふっ・・・。 ホンホアの呼吸は深く、そしてゆっくりと ホンホアのむねとおなかを上下させている ホンホア・・・、私もこんなきれいな身 体、欲しい・・・。 アリサだってきれいなのに、そんなこと。 優しく、優しくおへそをなでる。私の手は おへそを中心におなかを、そして脇腹まで なで回す。 アリサ・・・・・あっ 私はホンホアのブラに手をやる。ピンクの フロントホックブラ。私はそっとブラをは ずしてあげる。 ホンホアのむねがすぐに顔を出す。 ね、フロントホックって・・・、やっぱり エッチしやすいよう? ・・・ばか・・・・。 ホンホアのむねは大きいけど、形も崩れて なく、すごくきれい。私はそのむねを、抱 きかかえるようにして、撫でる。 ああっ、アリサあっ! ホンホアの指が私の制服を開いて行く。 私はホンホアの乳首を転がすように刺激す る。 ああっ、アリサっ・・・・・! ホンホアの乳首はどんどん立ってくる。 私の指はホンホアのパンティの中に忍び込 んで行く。 ん・・・・・、あ・・・・ ホンホアの割れ目はひとりエッチの名残だ ろう、ぬるぬるする愛液がそこかしこに残 ってる。もう一度、今度は私の手で湿らせ てあげないと。 ホンホアの割れ目のあたりはびしょびしょ パンティを通り越してジーンズにまで染み を付けだしてる。 あああっ!アリサああっ!! ホンホアの手が私のむねをもむ。 ん、んっ!! 私はちゃぶ台の上にあったホンホアの媚薬 媚艶膏を思いだし、指先に取った。私、薬 とかはあんまり好きじゃないけど・・・、 ちょっと興味もあるし・・・ホンホアのも のだから・・・・・。 もっと、気持ち良くしてあげるね。 私はホンホアの割れ目にたっぷりとそれを 塗り付ける。 あっ!私の・・薬、塗ったの・・・ねっ! ん・・ん・・・んんん・・・・・っ!! ホンホアの割れ目が私の指先で踊りだす。 ホンホアの割れ目からは、また愛液が溢れ だしてきてる。さっきより滑りの良くなっ た穴の中に中指をそっといれてみる。 あっ、アリサっ、もっと、強くうっ・・! 私を、もっとかわいがってっ・・・・・! ホンホア・・・! パンティの中で動く自分の指は、見てると 何かいやらしい。 んっ、んっ・・・・ その表面には、良く見ると小さく舟型の染 みが残ってる。 ホンホアのぱんつ、汚れちゃってるよ。 ん・・・あ・・い、いいの・・・。気に、 しないで・・・・・・。 私はホンホアと舌をからませる。一緒に仕 事してても、こんなに深い仲になれるなん て思わなかったな・・・。ホンホアって何 か優しい中にも人を近付けない感じがあっ たから・・・・・。だけど、その理由がさ っき聞いたようなことだったなんて・・。 ホンホア、傷ついてたんだ・・・・・。 ん・・・、ん・・・・・ ホンホアの心、優しさ、哀しさが伝わって くる。私はホンホアを抱きしめて、一層強 く唇を重ねる。 ホンホア、私、あなたの全てを知りたい。 二人の舌が音を立てながらからまり合う。 私は全ての神経を舌に集中させる。ホンホ アの悲しみを吸い取ってあげられるように 私はホンホアの耳たぶを優しくかむ。産毛 がきらきらときらめいてきれい。 ホンホア・・・悲しまないで・・・。微笑 んでるホンホアが一番・・・・・。 私の唇はホンホアの耳をもてあそぶ。ホン ホアにそっと、囁く。 こんなこと・・・いやじゃないよね・・。 ・・ええ・・・・・・・。 ホンホアはうるんだ目で私の目を見る。 ホンホアの耳にそっとキス。ホンホアの耳 には私の吐息と、キスの音が聞こえてるに 違いない。 アリサ・・・・・。 腕が、私の背中に回される。 ホンホアのうなじは美しいラインを描いて る。まるで高名な画家の描く裸婦像でしか 見れないような美しさ。私の唇はそのライ ンをなぞる。 あはっ、あ・・・・・・ ホンホアのうなじにまた新たなキスマーク を付ける。私の舌はうなじの線にそってち ろちろと走る。 う、あはぁ・・・・・っ 美しいホンホアのうなじに赤く、私のキス マーク。ホンホアの唇が私のうなじを責め る。 あ、あぁ・・・・・アリサっ・・・。 ホンホア、きれい・・・。どこを取っても ・・・。 私は舌をたっぷり湿らせて乳首のあたりに キスをする。 ん・・・・・・ ブラの中央に染みができ、じわじわと広が る。その中からホンホアの乳首がうっすら と透けて見える。 ホンホアのむねは興奮で大きくなってる。 私はむねの脇にキス。 あ・・あっ!はあっ!! ホンホアは泣いてるような声をあげる。 ホンホアのむねにキスするたびにホンホア の下半身が跳ね、ジーンズが下がって行く あはっ、あ、あは、は・・・・・・ ちゃんと脱がしてあげようかな。 むねの上のほうにキス。成熟した女の美し さが私の唇で可愛がられる。 あ・・・、アリサ・・・!! 完全に立ってるホンホアの乳首にキス。私 の口のなかで乳首は刺激に酔いしれる。 う・・あ・・、ん・・・ 今度はむねの下のほうにキス。はだは滑ら かで、どこにも荒れた様子は見られない。 すてきなむね・・・・・。 あ、はっ! 私はなるべくムードを壊さないよう、用心 しながらゆっくりとホンホアのジーンズを 脱がして行った。何度も見たことがあると は言え、息を飲むほどに美しい足がさらけ 出されて行く。 私も制服を脱ぎ、下着だけになってホンホ アの身体へと抱き付いていった。 私はホンホアの太ももをゆっくりと愛撫す る。ホンホアの身体は見た目だけではなく さわり心地も最高。 ああ・・・きれいな足・・・。 ホンホアの手が私の太ももを愛撫する。 アリサのも、健康で・・すてきよ・・・。 ホンホアの太ももの内側には愛液がいくつ もの筋を作って流れ出してる。 あっ、あっ、ア、アリサああっ、はっ、は あっ!! 薬のせいもあるんだろう、私が愛撫する間 にも愛液がその表面を覆って行く。私のほ うもきっと同じなんだと思う。 太ももを外側から内側へ何度も何度もなで る。 あ、あ、アリサっ・・・、いい・・・っ! ホンホアの背中が私のぴんぴんの乳首に当 たってその度に私の中を快感が走り抜ける ホンホア・・・私も、気持ち、いいっ・! 私はホンホアと足をからめる。太ももが擦 れ合う感じがたまらない。 あはぁぁっ・・・ぁん・・・ ホンホアのむねを鷲づかみにしてこねるよ うにもみ上げる。 あっ!アリサっっ!はっ!・・・は! んっ・・・! ホンホアが私のブラをむしり取るようにし て取る。そしてホンホアは私の乳首を爪先 で可愛がる。 あっ!う、あ、あ・・・ ホンホアの乳首は濡れている。それが私の 汗、愛液、それともホンホアの汗か愛液か はまったくわからない。私の手はその乳首 を蹂躪する。その度にホンホアの身体が躍 る。 あ、あ!あ、あ!!いいわっっ!! ホンホアの鬱血した乳首をもむ。強く、優 しく、リズムをつけてもむ。 あ・・・あっ!ふ・・・・・あっ!! 私も負けずにホンホアの乳首をつねり上げ るようにして、爪先で付け根のあたりや頭 の先をくすぐる。 ふひっ!あっ!んんん・・・っっっ!! 私はおしりの穴に媚艶膏をたっぷりと塗り 付けた指を入れる。薬は潤滑剤の役割も果 たし、するすると入って行く。 あああっ!そ、そんな所にまで・っっ!! だって、粘膜がこの薬吸収するんでしょ・ ・ね・・・? あああっっっっ!!す、すごいわああっ! ホンホアの身体のうねりが更に高まる。 私はおしりを抱え上げ、無茶苦茶になで回 す。そこはお互いの液で、びしょびしょ。 ホンホア、ホンホアああっっ!! アリサあっ、アリサ、アリサあああっ!! 私は身体全体を使っておしりを愛撫する。 バイブに身体が当たる。ホンホアの身体が 跳ねる。 ああああっっっ!!!う、うああああっっ っ!! ホンホアのおしりは私に向かって突き出さ れてる。私の手はその上を軟体動物のよう にゆっくりとはいずり回る。 あ・・・アリサ・・・来て・・・!!いい わっ!!は、あはああっ!! ホンホアの形のいいおしりに私はほおずり する。ホンホアの身体に汚い所なんて全く ない。私はほおずりしながら自分も声をあ げているのに気がついた。 ホンホア・・・っ、ホンホアあっ・・・! 私はホンホアのパンティに手をかける。い くら長く付き合って来たと言っても、大切 なところを見るのは初めて。私は息をつめ て、それを一気に引き下ろす。 ホンホアの大切なところがはっきりと見え る。それはちっとも汚れてなくて、深い割 れ目から薄桃色の花びらが2枚、恥ずかし そうに露を滴らせながら輝いてる。 き、きれい・・・。 そ、そんなとこ見ながら・・・変なこと言 わないでよ・・・。 二人がつながってる所をまさぐる。すぐに ホンホアのクリトリスをみつけて私の指は 激しくそれを愛撫する。 ひ!あ!あ!ふああああっ!! あ、ああぁぁん!! ホンホアのきれいな割れ目はバイブでこじ 開けられてる。 は、あはあっ!!アリサ、アリサああっ・ バイブをゆっくりと抜き差しすると、薄桃 色の肉が引っ張られて一緒に出たり入った りする。 ん・・・・・あ・・・・ ホンホアの指がそのリズムに合わせて私の 中をこねくり回す。 私の指はホンホアの大切なところのひだの 一つ一つも逃さないように愛撫を加える。 あ・・・あああっ!ふ・・・くぅん・・! ホンホアのなかからはとうとうと愛液があ ふれ出してくる。 私はホンホアの割れ目を片手でそっと開き 、もう一方の手で静かに愛撫する。 あ・・・ん・・・っ!!・・あ、くぅぅん ホンホアのクリトリスは割れ目の美観を損 なうこと無く、ぷくっとその形をあらわに する。私の指がそのクリトリスをつつく。 私はホンホアのほおをなめる。 あ・・・、うあっ!! ホンホアの指が私のパンティの中にするり と入って来て、何かを塗りたくる。 わ、私にも、あれを・・・? ホンホアの媚薬が私の中に広がる。大切な ところが、身体が熱くなっていく・・・! ホンホアと私の身体がぴったりと一つにな る。私の口は自然とホンホアの唇に重ね合 わされる・・・。 ア、リ、サ・・・・・・。 ホンホアのあごに光る汗をなめ取る。そし てホンホアにディープキス。 ん、ん、んふぅっ・・・! ん・・・・・ ホンホアと私の心と身体が一つになってい くのを感じる・・。 そのまま私はホンホアの目尻をなめる。ち ょっとだけ、涙の味。 な・・・熱くなってきちゃった・・・! どう・・・?すてきで・・しょ? ホンホアのむね全てを私の舌がなめ尽くす ふくよかなむねは汗と私の唾液にまみれる アリサっ・・す、て、き、よ・・・!! 私はかろうじて舌先でホンホアの乳首を捕 える。 あ、あんっ!!アリサあっ!! ホンホアの乳首が、乳房が揺れる。 ホンホアの乳首をなめていると、ホンホア の片腕は私の頭を抱いて、もう一方の腕は 私の下半身にのびる。 ん、あ、んん・・・・・っ! 指が、私の穴をかきまぜる。クリトリスも はじくように可愛がられる。 あ、ああっ!!あああっっ!! ホンホアのむねに顔をうずめるようにして 、むねとむねの谷間をなめる。そっと、舌 先で触れるように。 あ・・・あ、いいわ、ア、リ、サ・・・・ ・!! 私は乳首をぺろぺろなめる。ホンホアの乳 首は肌に際だつ美しさをそえてる。 ホンホアあっ!私、わたし・・・っ! アリサ・・・・・ありがとう・・・!! ホンホアのおしりを舌で愛撫。 あ、そ、そこ・・・んっ!! 太ももの付け根から会陰にかけてが感じる みたい。だけど、ホンホアは本当にきれい 私もあと4、5年後はこうなりたいな。 ホンホアの媚薬はすごい威力。おしりを伝 って愛液がぽたぽたとたたみに流れ落ちて る。わたしはそのおしりをなめてあげる。 ホンホアの愛液がおいしい。 ホンホア・・・。 アリサあっ、あっ、っああっ!! ホンホアのおしりにちょっと歯を立ててみ る。 あ、ああんっ!! ホンホアが身体を弓なりに反らせて快感を 告げる。 おしりと腰のつながってるあたりをすっと なめちゃう。ホンホアは優美に、そしてい やらしくおしりをよじらせる。 あっ、アリサ・・・もっと、あ・・いいわ あっ・・・!! ホンホアの割れ目に舌を入れちゃう。時折 舌にぴりぴりする味。きっと、媚艶膏なん だ。 っあう!ん、ん、ん・・・・・っ!! あはあっ! 私のパンティも剥がされる。ホンホアの舌 が私の割れ目、そしてクリトリスをかわい がる。私の割れ目も、愛液、いっぱいなん だろうな・・・。 私はバイブを動かしながら、舌を割れ目に 走らせる。バイブを抜き差しする度に勢い よく愛液がほとばしり出る。 あああああっ!!アリサぁっ!!はっ、は あっ、は・・・・ 私の大切な所も、熱くてたまらない・・・ アリサ・・・っ!私、いいっ・・・!来て ・・・もっと・・、強く、抱きしめて・・ ・!! ホンホアの割れ目が舌をきゅっと挟みこむ 私はホンホアの大切なところを、わざと音 を立てながらなめ回す。ぺちゃっ、ぴちゅ っ。私がなめる音、ホンホアが私の割れ目 をなめる音。控室の中に響くのはただ、そ の音だけ。 私は脱いだ制服にこっそり付けておいたバ イブレーターを取り出す。スイッチを入れ る。生き物のように動きだすバイブ。私は ホンホアの割れ目を広げ、その穴が広がる のを観察しながらバイブを入れていく。 ・・・!!あ、あ、ぅはああっっ!!は、 入って・・・来るわ・・・あっ!!! ホンホアの割れ目が収縮して、バイブを締 め付ける。 私は夢中になって腰を動かす。ホンホアも それに合わせて腰を動かしてる。 あああっ、アリサ、アリサっ・・・!! ホンホアあっ・・・・!! その時の二人はただの牝。お互いの身体を 愛して、愛してる獣。 ア・・リ・・・サっっっ!! ホン・・・・ホアああっ!!! 二人の動きがどんどん早くなって、一瞬時 が凍りつく。私の中で、そしてホンホアの 中で快感がはじけて・・・私たちは・・・ あああああ・・・・い、いい・・わ・・・ ア・・リ・・・サ・・・・・!!! ホンホア・・・・わたしも・・・・・。 私はバイブの本来握るために作られた部分 に腰をおろす。私も、一緒になりたくなっ たから・・・。 ・・・あ。・・・うふ・・・・・ん!! 握りの部分は少しごつごつしてるけど、私 の中に収まっていく。私の穴からも中にた まっていた愛液がバイブにおしのけられて 溢れ出し、ホンホアの液と混ざり合う。 あああ・・・・アリサ・・・・・っ!! ホンホアああっっ!! ホンホアの割れ目はバイブを捕まえてなか なか離さない。ゆっくりと動かすと愛液が 穴とバイブの間からじゅるじゅるとこぼれ 出す。 ホンホア・・・すてきだよ・・・・。 ああ!!うあ!ああっ!あんんっ!! それから、どれだけの時間が過ぎたんだろ う。途中私はホンホアの身体を抱き寄せた 気がする。私とホンホアは・・・つながっ たまま、生まれたままの姿で寝てしまった みたい・・・。 ん・・・・!? あ・・・・・・・・。 ・・・二人とも、起きたみたいですね・・ ・・あの、朝ですよ、アリサさんにホンホ アさん。 わ、わわわっっっ!! ・・・あ、あの、二人とも風邪ひきません でしたか?裸のままで・・・。 あ、あの、これは・・・・ あ、あのね、全部私のせいなの!アリサは 、ただ・・・・!! そ、そんなことないっ!!これは・・あっ あ・・・。 私と、ホンホアの間には電池の切れたバイ ブが入ったまんま。 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・、あ、あの、とにかく、 もう少しでミーティングの時間です。準備 がすんだら、本部で会いましょうねっ。 ネドラはそそくさと控室を出て行った。 ・・・・・。 あ、アリサ・・・・・。ごめんなさい・・ ・、そして、ありがとう・・・・・。あな たのお陰で、勇気づけられたわ・・・。 そ、そんな、力になれたんだったらうれし いよ・・・・・・。 それから私たちは急いでシャワーを浴びて ちゃぶ台の上のお茶やなにかを片付けて、 本部に向かった。 あ・・身体が・・・自由に動く!!私、助 かったんだ・・・!! 完全に解き放たれるにはもう少し、かかる んですけど・・。 ええ!私、何でもします!!早く、完全に 自由にしてください!! あ、あのね、それにはちょっと恥ずかしい こと、されるんだけど、いいよね? なんでもいい!自由になれるんだったら・ ・!さ・・・・早く、して・・・っ!! う、うん・・・じゃあ、私が・・・ アリサ、この娘は私にまかせて。前回、ア リサに借り作っちゃったから、ね。 そう?・・・じゃあ、ホンホア、お願いね 私はスリットのホンホア=ロイド。・・あ のね、あなたを自由にするには、あなたを イカせなきゃいけないの。いいかしら? えっ、え・・・!・・もちろん、いいから 早く追っ払って!! 猫っ毛で、さらさらしたメイの髪をなでる 一人で長い間一人で・・・・。寂しかった でしょ? 寂しいし、恐ろしいし・・・・・。逃げた くても逃げられないし・・・。 メイの髪の毛は上質の毛皮のような触り心 地。メイも髪を撫でられるのは悪い気持ち じゃないみたい。 ・・・あ・・ああ・・・ メイの髪の毛はさらさらと流れる。私は優 しくメイの髪をなでる。 ん・・・ホンホアさん・・。 メイの髪の毛を手ですく。指はひっかかる こと無しに髪の先まで通っていく。 きれいな髪ね・・・。 私はむねにそっと手をかぶせる。 あっ・・・! メイの顔がぽっと赤くなる。 メイの乳首はつんと上を向いている。 メイちゃん・・いい気持ちでしょ・・? あ・・・う・・、はい・・・。 メイはかわいいむねを心なしか突き出すよ うにして私の触るに任せている。メイの切 ない吐息が私の耳をくすぐる。 あ・・はあっ・・・はあ・・・ 服の上からメイのむねをゆっくりさする。 メイの顔がさらに赤くなる。 ・・・・・・。 メイのくびれた腰に手を回す。 メイちゃん・・リラックスしてね・・・。 ポゼッショナーを追い出すのに必要なのは 違う興奮なのよ・・・。 ん・・あ・・、はい・・・。 あ・・ホンホアさんの手・・・あったかい 洋服を通して触るよりずっと素敵な感触が する。 メイちゃんの肌、しっとりして、素敵よ。 あ・・・・ 彼女の身体は興奮して来ている・・・。そ ろそろ脱がせてもいいかも・・・。 わたしはしなやかな地の洋服の上からメイ の身体をなで回す。 この洋服は・・・あなたの趣味・・・? そ・・そうです・・・。ポゼッショナーっ て、私の頭の中を覗いてたみたい・・・。 きゃんっっ!! 私が軽くメイの秘部に触れると彼女は飛び 跳ねる。口では強気なことを言ってるけど やっぱり、恥ずかしいんだわ・・・。 ほら・・・あなたのパンティ、濡れてるわ よ・・・。 ・・・・ 私の指が濡れたパンティの上を走る。メイ は何も答えずに腰を浮かせる。 ふ・・・・あ・・・・ パンティに触れると指先に湿り気が感じら れる。・・・繊細な感覚を持っている娘ら しくもうかなり感じている。 私は腰に軽く手を当てて逃げられないよう にしてゆっくりとメイの秘部をなでる。 あ・・・、はっ・・・!・・・ん・・・・ 繊細な感覚を持っているようで、触れると ころがほんの少し変わっただけで反応が変 化する。 メイちゃん・・・目を閉じて。 ん・・・・ 私とメイの唇が一つになる。 メイとの口付けは、なぜか幼い頃の事を想 いださせる甘いキス。 メイちゃん・・・可愛いわ・・・。 ホンホアさん・・・。 私の舌がメイの口の中に侵入する。 ん、ん・・・・っ・・・・ 彼女の口の中は緑の味、自然の味が広がっ ている。 私は重ねてメイにキスをする。メイの唇の 柔らかい感触が私の唇に重なる。 ふふっ、ほっぺ、赤いわよ。 私はメイの頬にキスする。 んんっ・・ メイの目じりにキスすると涙の味が残って いる。・・・私たちの前に泣きながら現わ れたんだから、当然ね。 メイちゃん・・・。 私はアリサが私にしたようにメイの耳たぶ を噛んでみる。 ん・・・ふっ・・・ 今の彼女と私、どっちが素敵な表情をして たのかしら。 メイに頬ずりしながらその合間にキス。 メイちゃん・・・きめが細かくて、きれい な肌ね・・・。 ん・・・・ふっ・・、あっ・・・ メイはくすぐったそうにしながらも少しず つ、感じている。 メイの首筋をなぞるようにキスする。ほっ そりした首筋を通して彼女の吐息が伝わる あ・・はっ・・! メイの首筋に汗の線が光りだす。たっぷり と感じてくれてるみたいだけどどうせなら すごく気持ちよくしてあげようかな・・。 もっと、良くして欲しいわよね・・・? ・・・・・・はい・・・・。 メイの首筋に私のキスマークが残る。彼女 ののどが鳴るのがわかる。 んんあ・・・・はっ、はああ・・っ・・ 私はそのまま鎖骨へとキスするところを変 える。鎖骨の窪みに私の唇が動く。 あ、あ・・・ホンホア、さん・・・。 彼女はあごを上げてキスがしやすいように する。 そっとメイの足を両手でかかえる。そして 私は彼女のソックスに口付けする。 え・・え・・・あ・・・。 私は太ももに再度キスマークを付ける。 もっと・・内側のほう・・ホンホアさん 太ももの内側にキス。 あっ・・・だから、その・・・いじわるし ないで・・・わかってるんでしょ・・・。 メイのスカートはまくれ上がってスカート の役を果たしてない。私は汗の光る太もも にキス。 は・・・あっ・・・ 私は足を開かせて太ももの内側、肌の出た 部分にキス。 あ、あっ!! メイは一瞬身体を堅くする。 私はメイにキスしながら、紐を解いていく ん・・・ 彼女は私の意図に気付いてまた顔を赤くす るけど、抵抗はしない。 洋服は脱がせてしまったわ・・・。 私は媚艶膏をポケットから取り出す。 メイちゃん・・・本当にもっと良くしてあ げるわ。媚艶膏のふたを開け、指先に取っ て・・・ えっ、なに・・・その薬・・・。 素早く彼女のパンティの中に指を入れ、メ イの秘部に薬を擦り込む。彼女のそこはね っとりと指を包み込もうとする。 あっ、もっと、優しく・・・して・・・! ごめんね、メイちゃん・・・。 嫌がられると困るから・・・。少し彼女を 眺めていると、彼女は腰をもじもじさせ始 める あっ、あのう・・・私・・・。 パンティの染みがみるみる大きくなって行 く。 い、意地悪しないで・・・。お願い・・・ ・・!! 可愛いわ、メイちゃん・・・。 洋服を脱がせるとメイのむねの2つの膨ら みはあらわになった。私は2つの膨らみに 手をかぶせ、5本の指を巧みに動かし愛撫 する。 ん・・はぁっ・・ぁ・・・・あぁ・・・ メイのむねを愛撫すると彼女の手がその上 に被さってくる。 こ・・・ここ・・・・あ・・、あ・・・ 彼女の乳首が揺れる。 メイのピンクの乳首のまわりをなぞるよう に指を走らせるとメイは身体をよじらせて 乳首に触ってもらおうとする。 エッチね・・メイちゃん。 そんなぁ・・・言わないでぇ・っ・・。 人差し指と親指で乳首をつまみ、こりこり と愛撫。メイの身体は刺激に敏感に反応す る。 あ、あ、あぁ・・ホンホアさんんっ・・! メイの太ももを、私のキスマークの上を手 が動く。 ぁん・・・・・・あ・・ 彼女は気持ち良さそうに溜息をつく。 メイの太ももを愛撫。しっとりしていた肌 は愛液と汗の混じった粘液で、つるつるぬ るぬるしている。 あ・・・いっ・・!・・んっ。んんっ!! メイの太ももには股の方からの粘液がこぼ れている。私はそれを手のひらで塗り広げ る。 あ・・・もっと・・・あ・・っああ・・・ 愛撫する私の腕にメイの足が絡み付く。 あ・・あっ・・・ホンホアさん・・・ 私はメイのおしりを抱え上げて念の入った 愛撫を加える。 うぁ・・・気持ち・・・いいっ・・!! 上に突き出されたメイのおしりに乾いた所 は残されてない。彼女の秘所にたまった愛 液をすくい取り、さらにすべやかな彼女の おしりを愛撫する。 ・・あ・・・ぅんん・・・あっ。 下のほうになったおしりの膨らみにはメイ の愛液が糸を引いてる。ゆっくりと、私は 彼女のおしりを愛撫する。彼女のヒップが 粘液の膜に覆われていく。 肉づきのいい彼女のおしりは柔らかな触り 心地。 きれいな身体してるのね・メイちゃん・。 ん・・っ、あっ・・・んっあ・・・! これも、取っちゃいましょうね・・・。 たたでさえ感じやすい身体に媚艶膏を塗ら れたメイの秘所からとろりと、愛液が溢れ だす。 私は最後の責めをメイに与えることにした まず片手をメイの恥丘にあてて秘部を広げ る。そして二本の指を彼女のなかに入れる く・・・あ・・・・ぁ・・・ 彼女の中で指を開いたり曲げたり細かく動 かしながら可愛らしく先の方だけが光を浴 びている彼女の肉芽を舌でえぐりだし、舐 め回す。 あ・・だめ、だえぇぇっ・・あ。あっ!! 会陰も親指を使って愛撫する。 あ!あ・・・・ん・・・・ん・・・・・・ ん、ん、ん・・・・・・・、・・・!!! メイの秘部の奥にまで私の二本の指が侵入 する。 あ・・・あ・・あああっ!! 二本の指が、メイの中をかき回す。彼女の 肉が、愛液にまみれた彼女の秘部が私の指 に熱い。 興奮しているにもかかわらず広げられたメ イの秘所はうっすらとピンクがかった色。 私は小さく口を開けた穴の中に、二本の指 をゆっくりと入れる。 あ・・・・んんん・・・っ!! ぴくんと身体を跳ねさせて、メイは私の身 体を抱きしめる。 あ・・・ホンホア・・・さ・・ん・・っ! メイの割れ目からふっくらと充血した薄い ピンクの2枚の肉片が顔を見せている。 あ・・・・・・・ 私が指でそれをつまむと彼女の身体は震え る。そのまま私はゆっくりと2枚の間のひ だを広げる。愛液がつっと零れる。 私の舌はメイのうなじを這い回る。甘く、 塩辛い汗の味。 ん・・・、んっ・・。 メイのうなじを彼女のむねに頬を押しつけ ながら舐める。 ホ・・、ホン・・・ホア・・さ・・ん・・ 彼女の身体が少しずつこわばりだすのがわ かる。彼女の興奮は絶頂にまであと少し。 私はメイの耳の裏側に舌を運ぶ。彼女の遅 れ毛の残るそこをゆるやかに舐める。 んん・・・・・ 彼女の興奮が高まって来るのがわかる。 私の舌先は留まるところを知らず、メイの あごの裏までも舐め尽くす。やさしく尖っ た彼女のあごをくすぐる。 っ・・・あん、あ・・・ん・・・ メイの乳首はそこが敏感なことを、薄いピ ンク色で示している。私の唇がそこを挟み 舌先がそこを可愛がる。 う、あぁああっ・・・・!! 彼女ののどを悦びの声が駆け上がる。 メイのぴんとその形を見せつける乳首の先 端を舌の先ではじくように舐める。 あ・・もっと・・強く・・・あ・・・いい ぃ・・・っ!! メイが身体をよじらせる。 私の舌はメイのむねの膨らみをなぞるよう に動く。 あ・・、もっと・・・ん・・・・っ、・・ あぁ・・・・ 私はメイの乳首を執拗に責め続ける。メイ の反応が乳首の上と横を舐めてみるだけで 変わる。 あ・・・そ・・いい・・・あ、あっ・・ん んんっ!! メイの腰に舌を這わせる。彼女の腰に私の 唇と舌が唾液の線を残していく。 ホンホアさん・・・わたし・・ぁ・・・。 メイの背中の筋をなぞって、それから彼女 の股越しにおへその辺りを舐める。彼女の 愛液はそこにまで届いている。 ぅ・・・・ん・・・い・・・あ、・・ああ ・・・・んんんっ! メイの腰を通って脇の下まで私の舌は進む 彼女の甘く、朝霧のような体臭が口の中に 広がる。 あ・・気持ち、いい・・・っ・・・ふ、ふ ぅんっ・・! 彼女の動きは猫がじゃれる様子を思わせる メイのおなかを汗がすっと落ちていく。私 の舌がその線をなぞり、彼女の腰にたどり 着く。 あ、・・・ふ・・ぅっ・・・・ん メイ、ちゃん・・・。 私は面積の小さなパンティから隠されてい ない秘部の膨らみを舐める。 んふぁ・・・も、っ、と・・・な、か・・ ・を・・・っ、あ、あ・・・・・ メイの秘部に私は舌を差し入れる。 く・・あはああっ!!・・・ぁ、ぁ、ぁ・ ・・・・! 彼女の愛液がたっぷりたまった穴は、彼女 の呼吸と合わせて小さく蠢く。 メイの少しだけ大きめな2枚の肉ひだに舌 を絡める。彼女のそれと、ディープキス。 んっ!!あ、あああぁぁぁっ!!ん、んん んっ!!! 彼女の舌と同じくらい繊細な肉ひだが私の 舌を絡め取ろうとする。 メイの秘部は工場ならではの強い光にさら され、秘部でもなんでもなくなっている。 そしてそこからじわじわと粘液が紡ぎださ れていく様子が私の目にはっきりと写る。 私の舌はそんなメイの秘部を責める。 あっ!・・ん、ん、ぅあぁあぁ・・・ん! あ、い、ぁ・・・!! 私は舌を穴の中から尿道孔を経由して肉芽 へと這わせる。 あっ!!ん・・くはあぁっ!・・・あ、い あああぁぁぁ・・・・・っっ!! 彼女の肉芽は小さく少し縦長で、その頭の 部分だけを肉の間からちょっとだけ覗かせ ている。 メイちゃん・・可愛かったわ・・・。 ホンホアさん・・・・・。 それで、これからどうするの? ね、メイちゃん・・ここは、あなたしかい ないの? あの・・、奥の方に、私や・・・他のポゼ ッショナーの憑いた女の子に・・・、バイ オクラスタを与えてた人がいます。 やっぱり黒幕がいたのね・・・。 それで、どんな人?だれ? 男の人なんですけど・・・、あんまり話さ ない人で・・・、私を人だと思ってなかっ たからなのかも知れないけど・・。食事と かも一緒にしたことはないし・・・・・。 ・・ごめんなさい、せっかく助けてくれた のに大したこと言えなくて。 気にしなくていいの。 そう、メイちゃんは悪いこと何にもしてな いんだから! あの・・それより、メイさん、どうします 一度地上に連れて帰りますか? ・・ここに置いておくわけにはいかないし 黒幕のことも気がかりだけどね・・・。 だけど、地上に行くまではどうなるの?け っこう危険だよ!それよりさっそく救護班 とか、スリットの仲間を呼んだほうがいい よ! 残念ですけど、それはできません。 どおしてよ!? こんな地下から何百メートルもの障害物を 越えては通信できません。電波はそこまで 強くないですから。 ・・・・ん・・そっかあ・・ 一旦地上に出ないと救護班は呼べないわけ ね・・・。 あ・・あの!! ん?どうしたの? 私、ここで隠れてます!ここにシェルター があるから私、その中で待ってます!! え、だけど、そんなの・・・ いえ、いいんです!せっかく助けてもらっ て、そのうえ足手まといになるなんて申し 訳ないですから! あ、足手まといだなんて、そんな・・・! ・・・ですけど、それが一番いい解決策で すね。全てが終わってからメイさんを地上 に、救護班の護衛で連れて行ってもらう。 その間メイさんはシェルターの中で安全に 待つ。そうすればメイさんの地上に出るま での危険も減るし、それまでの危険もない ですからね。 だけど、それじゃ地上に帰るのが遅れちゃ うよ! いいんです、決めましたから!じゃあ、待 ってますね!! あ・・・ちょっと!! メイちゃんはシェルターの中に入って扉を 閉じちゃった。 ね、メイちゃんったら!! アリサ、一度中に入ったら声も聞こえなく なるし、外からじゃ、開けられないのよ。 こうなったら私たち、さっさと用事を済ま せて彼女の救援を呼ぶしかないわね! よおし、負けられないねっ!! ・・頑張りましょう! じゃあ、行こう!! 洋服を脱がせるとメイのむねの2つの膨ら みはあらわになった。私はあらわになって いる2つの膨らみに手をかぶせ、5本の指 を巧みに動かし愛撫する。 ん・・はぁっ・・ぁ・・・・あぁ・・・ ふう、二人相手はやっぱり大変だったね。 それに二人ともかなり強かったしね。 後はカーマインさんとアイリスさんからポ ゼッショナーを追い払うだけですね。 そうね。でも、相手が二人もいるからどう しましょう。 そうだ、ネドラならいろんな装備があるか らやれるんじゃない? あっ、そうだね!ネドラ、やってくれる? えっ、え!?私が!? あなたの持ってる装備だったら二人を相手 にしても充分こなせるはずよ。がんばって えっ、えっ、でも、わたし、その・・・ 確かにこの場合、ネドラは適任だわね。 ・・・みんながそう言うんだったら、わか りました。やってみますね。あの、カーマ インさんにアイリスさん、私はネドラ=ク ロネッカーです。今からあなた達に憑いて いるポゼッショナーを追い出しますから、 協力して下さいね。 い、一体なにを始めようというの?確かに 今まで私達はポゼッショナーに操られてち からを悪用してきたわ。その責めは負うつ もりよ・・。だけど、妹のアイリスだけは 勘弁してやって!私がその分も罰を受ける から! 姉さん!いいえ、わたしのほうが二人分の 罰を受けるからカーマイン姉さんにはなに もしないで!! いえ、あの、そういうんじゃないんです。 あなた達の中のポゼッショナーは一時的に その支配力を無くしただけで、このままで はしばらくするとまたあなた達を支配して しまうんです。そうされないように今から ポゼッショナーを追い払う「処置」を施そ うという訳なんです。 そ、そうだったの・・。支配されてる感じ がなくなったからもうポゼッショナーはい なくなったんだと思ってたんだけど違った のね。そういうことだったら早くやって。 もう身体が自分の思うままにならないなん てまっぴらだわ・・・・。 カーマイン姉さんの言う通りです。早く私 たちの中のものを追い払ってください! わかってくれて私も安心しました。では、 はじめますね。 えっ何を・・・!? はっ、恥ずかしいっ!! ごめんなさいね、これが宿主を殺さずにポ ゼッショナーを追い払う唯一の手段なんで す。我慢して付き合って下さいね。 私はカーマインさんの髪にそっと触れます んっ・・・ カーマインさんは目を閉じて息をつめます あ、堅くならないで下さいよ。 私はちょっとどきどきしながら、なめし皮 ごしに形の浮き出たカーマインさんのあそ こに手を伸ばします。 あ、ああんっ! 彼女は身体をよじらせています。その動き は私の手から逃げたいような、もっとやっ て欲しいような、複雑な動きです。 もっとリラックスしてくれないと困ります カーマインさんの太ももをそっとさわりま す。 ひあっ、そんなこと言っても・・・ 私はカーマインさんの整ったあごのライン をなでます。とてもすべすべして。きれい な肌。 うふうっ・・・・。 カーマインさんのむねをなでます。 あ・・・あっ。 この革でできた下着、薄いけどじゃまにな っているみたいです。 彼女を抱きかかえるようにして、背中をな でます。 あっ、ネドラ・・・・っ。 カーマインさん、素敵ですよ。 彼女の胸が私に押しつけられます。 下着に覆われた胸をさすってみます。 ああっ、やだっ・・・ 彼女の胸の先は早くも尖っていて、生地か らぷっくりと形がわかります。カーマイン さんって感じやすいみたいです。 指の裏側を使って首筋をなでます。 あひゃひゃっ、くすぐったいよっ! 気、気持ちいいですか? 私はパンツの上からカーマインさんのあそ こをくすぐってみます。 あっ、あ!そこ、もっと、強く・・・うっ ぷくっとでっぱった乳頭を爪先でくすぐっ てみます。 や、やんっっ!ん、んんッ!! 私は膝こぞうの裏側を爪先で軽くなでます ああんっ、もうやめてよおっ! でも、緊張はほぐれてきたみたいですね、 良かった。 わ、私、こんなことってあんまり知らない の・・んっ! 私はカーマインさんの口を私自身の唇でふ さぎます。彼女はしゃべるのをやめて、私 のキスにあわせてくれます。 カーマインさんのむねの谷間にキスします あ・・・ネドラさ・・ん・・・・ 彼女は軽くみもだえします。 カーマインさんの口に、今度はディープキ ス。 ん、んんっ・・・・ 彼女も私の舌に舌をからめてきます。私も そうだけど、カーマインさんもあんまりキ ス、なれていないみたいです。 カーマインさんの腕の付け根あたりにキス をします。戦闘の後のせいか、じっとりと 汗がにじみ出しています。 はあっ・・・・はあっ・・・ 彼女の息遣いが唇を通しても感じられ ます。 アイリスさん、恥ずかしいかも知れないけ ど我慢して下さいね。これ以外に方法はな いんですから。 は、はい。わかってます。 アイリスの上着の下からは頑丈そうな甲冑 が顔を出しています。 アイリスさんのむねにそっと触れてみます あ・・あん アイリスさんのむねは白く、そして柔らか です。 腰の甲冑の下には何も付けていないようで すきまから手を入れてみると、割れ目がじ かに触れます。 あ、ああっ、は、はずかしいっ!! 少しだけ、濡れているみたいです。 甲冑に触れてみます。硬い感触がします。 胸をなでてあげようと思ったけれど、甲冑 がじゃまでなでられません。 これ・・・取りますね。 は、恥ずかしいっっ・・・ アイリスさんの足首をなでさすります。 引き締まった足首ですね。 アイリスさんの肌をなでます。彼女は小さ なあえぎ声をあげます。 あ・・・あ・あ・・・・ あらためて私はアイリスさんのむねをなで ます。弾力のある彼女の胸はすごく柔らか です。 ああっ、私・・・初めて会った人に胸をも まれてる・・・ 彼女の脇に手をいれてくすぐってみます。 ああん、くすぐったい・・っ。 くすぐったいって感じるってことは、そこ が敏感だって証拠なんですよね・・・。 太ももの付け根をくすぐります。 うあっ、あっ!は、恥ずかしいよぉっ!! 手の先にぬるっとした感触がします。アイ リスさん、感じてくれてるんだ、良かった 甲冑からほとんど保護されていないおしり をくすぐります。 あんっ、あ、ああっ!!私、変になっちゃ いそう! 上着と肌の間に手を入れて背筋にそって軽 くくすぐります。 あ、あっ・・・恥ずかしいっ・・・・。 背中をくすぐられて恥ずかしいもなにもな いんじゃないでしょうか。 私はアイリスさんの唇をうばいます。 ん・・・・・ 彼女の唇は薄く開いて、私の舌を受け入れ ます。 私は彼女のむねの先、ピンク色に輝く部分 にキスをします。 ああっ、ネドラさんっっ! アイリスは私を抱きしめます。 きっと、慣れてるのね・・・気持ちいいっ そうでもないけど。 上着からむきだしになっている肩、そして うなじにキスをします。 ああっ、気持ちいい・・・だけど・・・恥 ずかしいよぉ・・・・。 かわいいおへそにキスします。彼女はぴく っと震えたけれど、私のなすがままになっ ています。 ネドラさん・・・ そろそろ脱がしちゃってもいいかな? お洋服、取りますよ・・・。 ・・・・ ・・・・ 二人とも顔を赤くしてうつむいちゃいまし た。・・・聞かずに脱がすものなのかしら ともかく私はカーマインの革パンツを脱が せます。革パンツの中はぬるぬるでいっぱ い。妹のアイリスさんの甲冑は外すのに少 し手間取りましたが、アイリスさんも手伝 ってくれたので取り外す事ができました。 ええと、とりあえず使えそうな道具は・・ 超電導バイブレーターとペンバイブレータ ー?あとは・・・私の手と舌、でしょうか 私、今までポゼッショナーを追い払うのは あんまりやったことがないから良く分から ないですね・・・。 私はぷるんとしたカーマインさんのむねを もみます。お洋服越しだとあまり感じるこ とのできなかった彼女の暖かさが手を伝わ ってきます。 あ・・・ふうっ・・・・・ カーマインさんのむねは汗できらきら光っ てます。私の手はそのむねを円を描くよう にもみあげます。 あっ、あああっ、も、もう、だめえっ!! カーマインさんのわれめに私は手をあてが って、やさしくもんでみます。 んっ・・。あはあっ・・・・。 彼女のあそこは熱く、にゅるにゅるしてま す。 私はカーマインさんの堅くなった乳頭をも んであげます。 あっ・・・!ネドラさんっ!! カーマインさんの形のいい大きなおしりを もんでみます。マッサージの感じで両方の おしりをもみあげるとその度にカーマイン さんのわれめが開きます。 あ、あ・・・・・ われめの中の肉ひだはあまり大きくなくて きれいなサーモンピンクです。 私はカーマインさんのあそこをなめます。 舌であそこをなめあげるごとにぺちゃ、ぺ ちゃとエッチな音がします。 ああっ、や、やだあっ!!変に・・・なっ ちゃうっ!! カーマインさんの乳首には彼女の汗が雫を 作ってます。私はそれをなめとって、彼女 の乳首をまるで赤ちゃんのようにしゃぶり ます。 あっ、あああっ、ネドラさんっ!!わっ、 私、イッちゃうっ!!あ!!あ!!! 私は超伝導バイブの突き立ったわれめの周 りをなめます。 ひうっ!!あはあっっ!!ネ、ネドラさん んんっ!! 私の舌にも振動がびりびり伝わってきます 激しい振動で、私の唾液と彼女の液が細か い粒になって飛び散って行きます。 私はカーマインさんの乳首をなめます。そ してキャンディーをなめる要領で口の中で 転がします。 やっ!!あっ!!あ!!! 私より年上だと思うのに、カーマインさん は私よりかわいい声を出してます。 私の口の中はカーマインさんの液でぬるぬ るしてます。私はカーマインさんにディー プキスをします。 ん・・・・・ 彼女は私の舌についたぬるぬるを全部なめ とってくれます。 私はペンバイブを装備の中から一本出して スイッチを”弱”に入れました。そしてカ ーマインさんのわれめにあてがいます。 ひああああっっっ!!すっ!!すごいよお っ!!あそこ・・あそこが・・・・たまら ないっっ!!! カーマインさんのおしりのあながさびしそ うだったので、妹と同じようにペンバイブ を差し込んでみます。そんなに太いもので はないので、すんなり入っていきます。 あああっ!!後ろからもっ!!振動が・・ ・!!!合わさって・・・ああああっっ! ソフトウェアを調整して同期を取っている ので、当然です。 私は超伝導バイブを押し上げます。すると カーマインさんの小さな真珠が肉に押され て顔を出します。私はそこにペンバイブを 押し当てます。 そっ!!そこはぁあっっ!!!あああーー ーっ!! 彼女の身体がびくびくふるえます。もうち ょっとでイきそうな感じです。 私はペンバイブの強度を”強”にして乳頭 にあててあげます。 やっ!ああっ、っあっ!すごいいっ!! ピンクの乳頭はペンバイブの振動と一緒に ぷるぷる振動します。 カーマインさんの穴の中にペンバイブを挿 入してみます。 ひっ!!あっ!!あああっ!!! 彼女は腰を突き出すようにしながら、快感 に堪えています。 超伝導バイブは2本もっているので、2本 ともスイッチを入れて、使えるようにして います。そのうちの一本でカーマインさん のあそこを愛撫します。 あ・・・あ・ああんっ!!やだあっ!すご いっ!!! カーマインさんの身体が跳ねます。 私は二人の超伝導バイブのモードを”最強 ”に切り替えました。 ひああああああっっっ!!! うああああっ!!はっ、恥ずかしいのおお っっ!! 二人とも身体をぴくぴく跳ねさせます。 やだっ!い・・・イッちゃうっっ!!あ、 あ、ああーーーーーーーーっっっっ!!! は、恥ずかしいけど、もお、だめぇーーー ーーっっ!! 二人の姉妹はお互いが姉妹であることを忘 れたようにお互いの腰を抱きしめ、そして お互いの股の間に顔をうずめてイッちゃい ました。 カーマインさんから後ろの部分だけ出てい る超伝導バイブをつかんで、ゆっくりこね まわしてあげます。 うあっ!!ああっ!あ、あああっ!!! 彼女は腰を振り動かしてよがります。その ってます。アイリスさんの顔にもいっぱい 飛んでいくけど、彼女もそれを気にしてる どころではないようです。 私はモードを強にした超伝導バイブをカー マインさんの中に挿入します。 あっ!!ああああっ!!!・・・くふあっ な・・・中で・・・・ああああっっ!! ちょっときつめだったけれど、カーマイン さんの中に超伝導バイブはすっぽりと収ま りました。ほんの少し血がにじんでます。 私はモードを強にした超伝導バイブをカー マインさんの中に挿入します。 あっ!!ああああっ!!!・・・くふあっ な・・・中で・・・・ああああっっ!! ちょっときつめだったけれど、カーマイン さんの中に超伝導バイブは収まりました。 試しに私はおしりの穴に超伝導バイブを入 れてみようとしました。 ああっ!!おっ!!お願いっ!!痛いっ! や、止めてっっ!! 大きすぎておしりの穴に入れるのは無理の ようです。 カーマインさんとアイリスさんは双子の姉 妹なので、むねの形も同じかと思いました が、こうして比べてみるとアイリスさんの ほうが少しだけ小さいようです。 あっ・・・やだ・・・恥ずかしい・・・ アイリスさんはむねをもまれると、顔を真 っ赤にします。その顔は私から見てもすご くかわいいです。 アイリスさんの身体全体をマッサージする ようにもみます。 あ・・・はあっ・・あ、あああ・・・ 彼女の身体はかなり熱くなってます。 私は親指で乳頭に刺激を与えながら、手の ひら全体を使ってアイリスさんのむねをも んであげます。 あ・・・・あああ・・・私・・ああ・・・ あまりにかわいい表情なので、私はキスし てあげます。 アイリスさんのわれめを指先でそおっと愛 撫します。 うあああ・・・・・・ああん・・・・・・ 彼女は無言のまま、私の手にあそこを押し つけてきます。 アイリスさんのむねは小さい私の手からか わいがられてます。お姉さんより弱々しい 感じがする上に、私と同じハイパーリンク なので、私の手にも力がこもります。 ああっ・・・ネドラ・・さんっ・・・・。 彼女が気持ちよさそうにするので私もうれ しくなります。 アイリスさんのうなじをかき上げて、私は むきだしにされた彼女のジャックをなめて あげます。 そっ、そんなとこ・・・ああっ、んんっ! リンカはここ、感じるんですよね・・・。 私たちリンカはふだんここは隠しているう えに、神経束までつながっているものだか ら、うまく刺激されるとかなり気持ちいい んです。 アイリスさんの乳頭をお姉さんのと同じ要 領でなめます。 あはあっっ!!わたし・・・いいのおっ! ああっ!ああっ!! 私はアイリスさんの顔についたカーマイン さんの液をなめます。そしてアイリスさん にそのままディープキス。 ん・・・ん・・・・・ アイリスさんの顔は相変らず真っ赤だけど 恥ずかしいばかりではなく気持ち良さで上 気している所もある気がします。 私はアイリスさんのあそこをもう一度広げ て、彼女の真珠をなめます。 ああーーっ、やあっ!恥ずかしいのおっ! 双子の姉妹だけあって液の味はほとんど違 いがないけど、反応やかたちは微妙に違い ます。ずっと革パンツを付けているのと、 甲冑を付けていた差でしょう。 私は爪先で傷付けないように、注意深くア イリスさんのわれめを広げます。そうして おいて私は彼女のあそこをたっぷりとなめ ます。 ああっ、ネドラさんっ!ひっ、広げないで よおっ!!あ、ああっ!!! 彼女のあそこからは液がとくとくあふれて きます。口ではああいっても気持ち良くな ってるんですね。 私はアイリスさん用にもう一本ペンバイブ を取り出して、ジャックにあてがいます。 ひあああっ!!ああっ!!あっ!あ!! ちょっと刺激が強すぎるみたいなので、す ぐに離すことにします。 私は二人のペンバイブ、そして超伝導バイ ブを完全同期モードにします。これで二人 は一秒の狂いもなく同時にイッちゃうはず です。 あっ!!んんんんんっ・・・・あはあっ・ カーマイン姉さん・・・っ!!! 私はペンバイブをアイリスさんの奥のほう までおしこみます。 私はアイリスさんのおしりの穴にべしょべ しょになったペンバイブを挿入します。 んっ!んんっ!!あああっ!!!あ、ああ っ!!はっ、恥ずかしいっっ!!あああん っ!! 私と同じハイパーリンクが肉体的な快感に 押し潰されるさまを見ていると、なんだか 変な気分になってきます。 アイリスさんのあそこを良く見ると、小さ な穴が見えます。おしっこの穴です。私は そこに強にしたペンバイブを入れてみます ひあうっ!!ああ、あ、ああーっ!! さすがに先っぽしか入りませんが、ちょっ と入る度におしっこみたいな液がその穴か らふきこぼれてきます。 今度は普通にアイリスさんのあそこを 広げて真珠にあてます。 やああっ!!恥ずかしいのおっ私っっ!! ああっ!んん・・・ アイリスさんのあそこがひくひくするのが 広げているので良くわかります。 私はアイリスさん用に出した超伝導バイブ を彼女の口に持っていきます。 こ・・・これ・・・ぽこぽこしたのが出て る・・・・。 アイリスさんは本能的に何をするものか悟 ったらしく、少しおびえた表情をしながら 超伝導バイブをなめまわします。 びりびり・・・震えてる・・・・これ・・ 私はアイリスさんの蜜であふれたあそこに 超伝導バイブを入れることにします。 あっ!!いっ、つ・・・・!! かなりきつくて、奥までなかなか入りませ ん。その時、カーマイン姉さんが逃げよう とするアイリスさんの太ももを押さえてく れました。 アイリス・・・一緒に・・・ね・・・っ! お陰で私は奥まで超伝導バイブを押し込む ことができます。 ああっ!!はっ!!あああああっ!!こん な事って・・・・!!! アイリスさんのあそこからは血がにじんで きています。私は超伝導バイブの力を”強 ”にして、アイリスさんを気持ち良くさせ ます。 ああっ!!あ・・・・・あ・・・はあっ、 はあっ・・・・・あ・・ああ・・・・・あ ああっ・・・・・!!! どうやら痛みを快感が上回ってくれだして いるみたいです。こうなると、あとイっち ゃうのはもう少しです。 私はアイリスさん自身が湿らせた超伝導バ イブで、乳頭、そしてむね全体を愛撫しま す。 あっ、ああっ・・ネドラさんんっ・・・! 超伝導バイブに埋めこまれた36個の真球 ヘッドと8つの楕円ヘッドはアイリスさん の身体の曲面に合わせて出っぱったり引っ こんだりしています。 お疲れ様、ネドラ。 いろいろ言っててもやる事はやっちゃうの ね!さすがっ!! 二人相手だと、時間との戦いもあるから大 変だったでしょ? あ・・そういう事、考えていませんでした とにかく無我夢中で・・・。 まあ、それはいいとして・・・・カーマイ ンさんにアイリスさん、あなたたち、もし かするとポゼッショナーに取り憑かれてい たときの記憶はなにか残っていませんか? 記憶・・・ だいたいは覚えていますけど・・・ えっ!!だいたいは覚えてるって!?すご い!! 今までの例だとね、ポゼッショナーに取り 憑かれているとその時の記憶はなくなって しまっていたの。だからあなた達は貴重な 例外よ! 何でもいいから覚えていることを話して下 さい!! と、言っても・・・ 私たちが覚えているのは二人で街を歩いて たらいきなり何か・・ポゼッショナーに乗 っ取られて・・・自分ではそうしたくない のにここまでの切符を買って、電車に揺ら れてここについて・・・「女帝」と名乗る 女の子からバイオクラスタを受け取って・ 毎日身体が勝手に御飯を食べたり、お風呂 に入ったり・・ほとんどの時間はこの玄関 で見張りをしていたの。 後はこれといって・・・・・。 その、「女帝」だけど名前は? さあ・・・「女帝」としか聞いてないから まあ、それは会えば解かることよ。それよ り「女帝」の特徴とかは何か思いだせない あっ!そう言えば、「女帝」にバイオクラ スタを受け取った時に気がついたんですけ ど、屋敷の中じゅうに見回りのバイオクラ スタを放ってました! と、いうことは少し離れていてもバイオク ラスタを操れるのね、その「女帝」は。 そうです!私たちの中にいたポゼッショナ ーは10メートルも離れるとバイオクラス タをコントロールできなくなったんですけ ど・・・。 いままでそんなに強い力を持つ奴がいたな んて知らなかったよ! かなり、手強そうだね・・・。 まあ、話はそれくらいにして私たちは先に 進みましょう!カーマインさんにアイリス さん、もうじき係員が来ます。その人たち をここで待っていて下さい。 あ、はい。わかりました。 ネドラさん・・助けてくれて、ありがとう え・・いったい、どうなってるの・・・。 ふうっ・・なんとかポゼッショナーを押さ えましたね。 後は完全に追っ払うだけだね。 ここは・・どこ!?わたし、何してるの! いやっっ!! しっかりして!私たちはスリットよ!ミシ ャス、あなたは今まで・・・ いやっ!!みんな、出てって!!わたしを 一人にして!! そんなこと言っても、まだポゼッショナー はあなたのなかに・・・ アリサ、ここは私にまかせて! え、ホンホア、でも・・・ いいから。さ、みんな、外に出てて! わたし、怖い・・・いったいなんで、こん なことに・・・・・ 運が悪かったのね・・。ポゼッショナーが 取り憑く対象は女の子だってこと以外なん にもわかってないの。 で、でも・・・なんで、わたしが・・・ 覚悟を決めて。あなたを殺さずにポゼッシ ョナーを追い払うにはこれが一番なの。 私はホンホア=ロイド。あなたはミシャス =チャンドラね・・・。 さ、触らないで・・っ! 私もお願いよ。もう少し素直になって、私 に心を開いて・・・。 いやぁっ!!・・こんなこと、なんで・・ 私はミシャスの腕に手を乗せる。 いやっっ!! 彼女は私の手を払いのける。 ミシャスの腰に手を添わせ、さすり上げる ああっ、いやだあっっ・・・。 ああっ!いやあぁっ・・・恥ずかしいっっ ミシャスは私の手から逃げようとする。 さ、ミシャス・・・。 だって、わたし・・・・・ さ、ミシャス、心を開いてちょうだい・・ そんな、そんなこと言っても・・・ ミシャスの脇に手を滑りこませて、彼女の むねに触れる。柔らかい感触が手に伝わっ て来る。 そんな、やめて・・・。 細かい飾りがたくさん付いたブラ越しにミ シャスのむねを撫で上げる。 そ、そんなこと、やめて・・・っ! 私に任せてくれれば大丈夫よ・・・ だけど・・・怖いの、わたし・・・・。 ミシャス、あなたが快感を感じないと、ポ ゼッショナーは離れないのよ。だから、ね だけど、わたし・・・。 ミシャスのおしりの肉は薄く、触ると震え ているのがわかる。 ああっ、ホ、ホンホアさん、お願い、やめ てぇ・・・・・。 ミシャスのソファに埋まったおしりをなで る。 そんな、そんなぁ・・・ホンホアさんんっ ミシャスのスカートの中に手を入れる。 どう?いい気持ちにならない? ああ、いや、いやっっ!! ミシャス、あなた、すてきな娘なんだから そんなにおびえてないで、笑ってごらん? でも、こんなこと、わたし・・・・その。 私はミシャスの秘所に手を伸ばせる。 いやっ、いやああっ!! 彼女の割れ目はきつく閉ざされており、私 の指を迎えようとはしない。 やめて、お願いっ!そんなとこ・・・っ! 彼女の嫌がる秘部を無理矢理にこじ開けて 肉芽を捜し当てて愛撫する。 くひぃっ!!いやだぁっ!!あ、あ、あ・ ・ん!! 私はおびえる彼女をやさしく抱いて、嫌が る唇に半ば無理矢理唇を重ね合わせる。 ん・・ん・・・、そんな・・お願い、やめ て・・・。 あなたの身体、きれいよ・・・。 あんっっ・・・だけど・・。 彼女はまだ私から逃げようとする。 ミシャス、落ち着いて・・・ねっ? んん、ん・・・、やっ、やだっ! 堅く閉じた口のなかに舌をねじ込む。 !・・・・・ん、ん・・・。 ミシャスの口のなかは甘い匂いが立ち込め ている。 ミシャスのうなじは小さく震えている。 ね、リラックスして。これ以外方法はない んだから。 ああっ、くすぐったい・・・。 さ、ミシャス・・・。 彼女のうなじは、彼女の動悸を伝えてくる ん、んんっ・・・・・・や、め、て・・。 ミシャスの身体は、少し火照ってきたよう ミシャス、もう少し素直になりなさい。 そんなこと言っても・・・!! 彼女のうなじに舌を這わせてみる。 あひゃっ!や、やめてぇっ!! 服の上からミシャスの背中に熱い口付け。 んくぅっ・・・やめて・・えっ・・・。 いやだあ・・っ・・・こんなこと・・・。 私を信用して。そして心を開いて。そうし たら気持ち良くなってくるから・・。 ・・・この洋服、取ってもいいかな・・? ・・だめっ! ミシャスのむき出しになった太ももに口付 けする。彼女は私、そしてこれからのこと に脅えてるよう。 ああん、そんなとこにキスしないでっ!! ミシャスの太ももは、付け根まではっきり と見える。 きれいな足よ・・・。 恥ずかしいっ・・見ないでぇっ・・・!! 彼女の締まった太ももは、私が口を付ける と、ぴくんと遠ざかる。 ま、まだBFにも触らせてないのに・っ! キスするなんて・・・。 お願い、いやあ・・・っ 彼女の脅えは収まらない。 パンティ越しに、彼女の固く閉じた秘部を 舌でくすぐる。 あっ、あハん、おねがい、そんなとこ汚い から、やめてっ!! そう?とってもきれいよ。 私の唾液でミシャスの秘部が、透けて見え る。 そんな・・・あふあぁっ・・いやだ、ああ っ・・ 彼女は脅えたまま。先に服を脱がせてあげ た方が愛撫もしやすいし、いいかしら。 さ、脱がしてあげるわ。 あああっ、いや、いやっ!やめてっっ!! ミシャスはさかんに私を邪魔する。 駄目よ!服を脱ぐの! 私は有無を言わさず彼女の服をはぎ取った ミシャスはまだその準備ができていないみ たい・・。それはもう少し何とかしてから の方がいいわ。 ミシャスを見て。顔を真っ赤にしてるわ。 こんな状態で脱がすなんて考えられないわ ・・・ミシャスは、少し私の責めに対して 反応してくれだした。それでもまだ完全に 心を開いてくれてる訳ではないわ。 ミシャス、しようがない子ね・・・。香港 から持ってきた魔法の薬を使ってあげるわ ・・・何を・・・・ 私は媚艶膏を懐から取り出し、彼女の秘部 に塗り込む。きつく閉ざされたその奥まで あっや、やだあっ・・・何を塗ったの・? これはね、便利な薬なのよ。粘膜から吸収 されて、あなたの身体に効くの・・。 あ、な、なに・・・!?身体が・・あそこ が・・・・熱いっっ! 別にね、飲ませても良かったんだけど、あ んまりこの薬、美味しくないし、そこに塗 るのが一番効くのよ。 あ・・・あ・・・・・ホンホアさん・・・ わたしを・・・・・さ、触って・・・くだ 、さい・・っ!!た、たまらないのっ!! ミシャスの腰をマッサージするように揉む はあっ、はっ・・・ああ・・・ さっきまでの態度が嘘のようね、ミシャス だって・・・、あなたが変な薬を塗るから ・・ああっ! お願い・・・ちゃんとあそこで・・いかせ て・・・。 ミシャスの愛液が、お腹のほうまで肌を伝 って来ている。私はそれを塗り広げる。 あ、お、お姉さまああっ!! 彼女の愛の潤滑材で、私の手は一層なめら かにミシャスの肌をなで回す。 あなたのそういう切なさそうな表情を見る 最初のひとになれて、光栄よ。 あああ・・・・っ!! 彼女の腰は細く、今にも壊れそう。 ん・・・っ、もっと・・、別のところも・ ・・・ ミシャスの形のいいむねを揉みしだく。 あ、あっ・・・ああっ・・・・・お願い、 じかに・・揉んで・・・ 張り詰めた乳首は、私の手のひらのなかで 踊る。 あはっ、ああン、お、姉さま・・・!! ミシャスの愛液は、乳首の先まで届き、滴 を作っている。彼女の身体は、そのほとん どが自らの愛の潤滑材にまみれている。 ああ、すごいっ・・・お姉さまっ・・・・ すてき・・。 剥き出しになったミシャスの乳房はあまり 大きくないけど、とてもいい形をしている 形のいいむねよ・・、ミシャス。 あ、ああっ、気持ちいいっ!あっ、あっ。 ミシャスの突き出したおしりにパンティが 食い込んでいる。 あ、ああっ・・、そこじゃなく・・あっ、 あ・・・ ミシャスのおしりを両手で愛撫すると、彼 女の割れ目が肉の動きに合わせて開かれた り閉じられたりする。 お、おねがい・・・なかに・・・入れて・ ・・・・。 ミシャスの可愛いおしりを両手を使って愛 撫する。その手の先が割れ目をこすると、 彼女の身体は電撃が走ったように跳ねる。 ああっっ!!!も、もっと、もっとぉーっ さっきまでとは反対に、ミシャスは秘部に 愛撫をくわえてもらおうと、その細い腰を くねらせる。 あ、ああっ、お姉さまっ・・・!! パンティは一気にびしょ濡れになっている 一枚の薄い布を通しても、ミシャスの秘所 が、愛撫を求めてひくついているのが解か る。 うふふ、あなたのここ、ひくついてるわよ そんなぁ・・だって・・・あッ、あああん ッ!! あ、あううっ・・・ん、ん・・・・ 私は指を一度抜く。そしてその指にさっき よりたっぷりと媚艶膏を塗り付ける。そし て私はその指を血のにじんだ秘部へ、もう 一度、今までになく強く押し込む。 あうあああああああっっ!!!あっ、あっ あっ!!だ、めえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ っっっっっっっっ!!!! ん、んあああ・・・つっ・・はあっ、はっ ミシャスは、けなげにも痛みをこらえ、腰 を突き出してくる。私は容赦なく彼女のな かをかき回す。 うぐあああっ、あはぁっ、はっ、はっ・・ はあっ!! 本当に、入れちゃっていいのね? お願い!!わたし、恥ずかしいけど言っち ゃいます!・・今まで、自分でいじってみ たことはあるの。だけど、こんなにすごい のって・・・!!だから、お願い!気が狂 っちゃいそう!! ミシャスの、割れ目の中の聖域に、私は指 を入れる。始めはそっと、そして、強く。 ああっ!!!い、痛っ・・・!! ・・・やめてもいいのよ。別に入れなくっ ても昇りつめられるわよ? うああ・・・いいの!いいんです!!もっ と、もっと強くっっっ!!! パンティ越しに、かろうじてそれと解かる ミシャスの肉芽を、中指の先でいじめる。 お、お願い・・・中に入れて・・欲しいの ・・・ホンホアさん・・、お姉さまあっ! でも・・あなた・・・ いいの!!欲しくて、たまらないのぉっ! 目一杯反ったミシャスの背骨に沿って舌を 走らせる。彼女は更に腰を突き出して応え る。 お、お姉さまっ、あはっ、っはあっ・!! ミシャスの背中は汗と私が広げた愛液とで 光っている。 うふうっ・・・お姉さま、あそこに、いれ て・・・・ 背中の方にもミシャスの潤滑液を引きつめ る。薬のせいもあるけど、初めてなのに彼 女の反応はとてもすごい。 お、お姉さま・・・お願い、もっと・・・ ミシャスの肌は、火のように熱くなり、震 えている。今の震えは先刻までのものとは 違い、歓喜の震え。 あぅ、んっ。身体じゅうなめ回してぇっ! こ、こんなすごいのって・・あ、あはぁ・ ・・ン! 私はミシャスのむねを円を描くようになめ 上げる。 ・・ふあぁあっ!・・あン、ああ・・・ ミシャスの乳首のまわりにキスマークをも う一つ付け加える。 あンっ!はぁっ、はふっ・・・・あ・・ ミシャスのむねは、彼女の深い呼吸に合わ せ大きく上下している。 ンっ。もっと、あはあっ・・・・ ミシャスの可愛く立った乳首を舌の先でた っぷりなめる。 あああああっ・・・ああっ、あぅう・・! ミシャスは私にのしかかるようにして抱き 付いてくる。ミシャスの愛液が私の制服に 滴り落ち、染みを作る。彼女の興奮は止る ところを知らないよう。 ミシャスのおしりに舌をはわせると、彼女 はのどを鳴らすような声で鳴く。 んんんん・・・お姉、さま・・・っ!! 私はミシャスのおしりにもキスマークをつ ける。 こ、こんなこと・・・わたし、変になっち ゃうぅ・・!! 今では邪魔者が無くなって、生まれたまま の姿になったミシャスのおしりを舐め回す おしりの穴を舌でつつくと菊がすぼまって 小さな穴になる。 ああっ。あっ。あっ。お姉さま、いいっ! 食い込んだパンティをそっとどけ、後ろの 穴のひだを舌で可愛がる。 あっ。あっ!も、もっと、もっと強くぅぅ っ!! 彼女の太ももの間に顔を埋め、ミシャスの 愛の微しを味わう。 あはぁぁっ、お姉さまあっ、中まで・!! 私の指で凌辱された穴から、愛液、それに 混じって破瓜の血があふれてくる。 痛くない?大丈夫? だ、だいじょうぶ・・・だから、お願い、 もっと思い切り、犯して・・・・!! 私には分かる。ミシャスは痛みに耐えてい るんだわ。 ミシャスの秘所を広げ、血のにじんだそこ を優しくなめる。彼女の小さな肉芽はひだ の中から少しだけ顔を覗かせている。 ああん、お姉さまあっっ、ホンホアさん・ ・・っっっ ミシャスの秘所はパンティという障害が無 くなったいま、そこだけが別の生き物のよ うに蠢いている。 ひくひくしてて可愛いわ、ミシャス。 私が舐め上げるとその生き物は呼吸をし、 粘液を吐き出す。 ああン・・・あああっ。ああっ・・・・ ひくつく彼女の秘部は、びしょ濡れの布を 通しても私の舌を中に迎え入れようとして くる。 あ、ああああっ、くああっ・・・!! ミシャス、最後の一枚、取るわね。 早く・・・取ってちょうだい・・・・・。 ミシャス自身の愛液でびしょびしょになっ たパンティは無数の細い糸を引いて離れ、 彼女の大切なところを剥き出しにする。 あ・・あんまりじろじろ、見ないで・・。 あなたが最初、なの・・・。誰にも見せた こと、ないんだから・・・・・。 みんな、終わったわよ。入って来ていいわ ・・・ドアの外までミシャスさんの声が聞 こえましたよ。 うひゃーっ、ホンホア、洋服、びしょぬれ すっごいなーーーっ!! うまくポゼッショナーは追い払えたみたい ね。 そうね。 あらっ? どーしたの、ネドラ? ほら、ここにあるバイオクラスタの残骸の 破片だけど・・・見たことがない部品・・ ・じゃないですか? ・・・ほんとう!あたしも見たこと、ない なあ。先輩は? 私に聞かないでよ。私はメカはあんまり得 意じゃないんだから。 ・・・・・私の方はアリサどころじゃない わ。機械は全然。私にパーツのことを聞い ても無駄よ。・・・だけど、その部品は手 掛かりになりそうね。 そうだね・・。取っておいて、製造元を調 べれば、バイオクラスタやポゼッショナー についてなにかわかりそう。 ねえねえ、それよりミシャスさん、何とか したげましょうよ。 そうだよ!このままにしとくわけにはいか ないよね! 私たちはミシャス=チャンドラをスリット の係の者に委ね、ミシャスを自宅まで送っ てもらうことにした。 ・・・これで、リストの人がまた一人減り ましたね。 残るは4人か・・・・・。早くみんな解放 してあげたいね。 ま、がんばりましょう。 どうやら収まったみたいね・・・。 ネドラも敵にまわると手強かったわね。 ネドラ!いったいどこにデータを送ってた の?データは何に使われるの?いったい それより、取り憑かれてた時の記憶は残っ てるのかしら。 あ・・・大丈夫です・・。憑依されてた時 のことや、どうしてこういう事をやらされ てるのかも全部覚えてます。 だ、だったら!ラシュマル博士がいなくな っても事件が終わってない理由は!? ね、メリル。それより先にポゼッショナー を追い出しちゃおうよ。 あっ。 そ、それもそうだね・・・・・えへっ、ネ ドラってすましてるから、どんな感じか楽 しみっ。 あ、私だってこの子の裸見たことないんだ から私だって! えーーっ、あたしがやるのぉーっ! じ、じゃあ、みんなでやりましょうか。 えっ!?ホンホアもおっ!? なんたって仲間だからね。あなたたちに任 せてはおけないわ。 そっかあ、みんなで・・・・・。それもい いよね。 あっ、あのっ、私、自分で、そのっ、なん とかしますから。気に、しないで下さい。 だーめっ!そんなこと許すわけないじゃな いっ!覚悟っ!! ええーーーっ、だけど、私、ああーーん、 そんなあっっ!! ねっ、あのっ、本当に、私、お願いっ! だーめ。可愛がってあげるから、安心して わ、私みんなみたいにインランじゃないん だからやだあっ!! あっ、ひっどぉーい! あたしがインラン? アリサはわかるけど私までそう言うの? あっ、ホンホアったらあ。 ま、でもこれでネドラの運命は決まったね いつも人の事、体力バカだなんて言ってお いて、もう、思いっきり可愛がっちゃう! ああーん、止めて下さいよおーっ。 あたしが押さえてるからいいよ。 私はネドラの胸元に手を入れる。スリップ の中はネドラの体温でほのかな暖かさ。 あっ、ネドラったら、ノーブラなんだぁ。 あんっ、でも、私むねそんなにないし ブラしないと垂れちゃうよ。 いじわるーーっ。 ネドラのむねから乳首だけがぴんと飛び出 してる。くすぐるように触る。 あ・・・ん。 ネドラ、感じだしたみたい。 あ・・・少しむねのどきどきが感じられる ようになって来た。 効き目、あったみたいだね。 やあん、ばかあっ。 そう言いながらもネドラは今までよりすん なりと私の手に身を任せてくれる。 ほら、ネドラ・・もっと素直になって反応 を拒んじゃだめ。 そう言いながらも私の手はネドラのむねを 撫でさする。 だ、だって・・・恥ずかしいし・・・・っ ネドラの小さくて素敵なむね。すべすべし た肌の手触りも最高。 ネドラの立った乳首を指先でくりくりと転 がす。メリルの手は一緒になって小さな膨 らみをもみしだく。 も、もう、私いっ・・・!恥ずかしいから 止めて・・・・っ!! 身体は反応してきてるのにな・・ほんとに 頭でっかちなんだね、ネドラったら。 まだ幼さを残すネドラのゆるやかなふくら みを優しくもみほぐす。 ああーん、アリサさんったらあ・・・。 ネドラ、でもあなたの乳首立ってきてるよ 私の指の中で確実にネドラの乳首はぷっく らと頭をもたげはじめてる。 ええっ、あたしにもやらしてよ、あたしに もおっ。 メリルの手が無理矢理割り込んでくる。 ああっ、ほんとだあっ、可愛いっ、ネドラ メリル、痛いよっ! ベルトの外されたお腹に触ってみる。 ネドラ、本当に柔らかい肌。 もおっ、やだあっ、アリサさんーっ。 呼吸に合わせてお腹が小さく上下する。 洋服、邪魔だね・・ネドラ。 あ・・も、もうここらへんで許して下さい ・・・っ。 まだ始まったばかりなのに、何言ってんの 汗のにじんだ下着がネドラの肌に吸い付い てる。 お腹に手を入れるとじわっと汗ばみだして いて、今までより体温が上がってきてる感 じ。 あ・・あぁんんっ! ちょっとだけ、おとなしくなってきたね。 も、もおっ、メリルのばかあっ! ああっ、アリサさん、もおっ! 身をよじるネドラのお腹の上を私の指が巧 みに走る。言葉とうわべの動作とはうらは らに身体の内部では熱い炎が燃え盛り始め ているのがわかる。 ネドラ・・身を任せるの。 あーっ、ホンホアったら、エッチなセリフ ほらほら、抵抗は止めて素直になりなさい でもおーーっ! 脇腹に手を入れて下着の上からネドラを撫 でる。細く、それでいてふっくらとしたネ ドラの肌。 私とメリルが一緒になってネドラの足をさ する。 えへっ、ロリロリした足っ!可愛いっ! ど、どおせ私はロリータ体形ですよおっだ そう言わないの。まだこれからじゃない。 だけど女の身体になり切ってない足は実際 にチャーミングで、すべすべした触り心地 も最高。 ネドラのうぶ毛が指の腹に心地いい。 んっ・・・!・・・・!! 相変らずネドラは堪えてるけどその口は微 かにあえぎ声をつむぎ出し始めてる。 私の指がネドラの足の上に複雑なラインを 描く。ネドラは足をぷるぷるっと震わせる も、もおネドラ、すっごく可愛いっ! ネドラのすべすべの太ももに頬擦りしちゃ う。 あ、ああんっ!! 太ももを閉じようとするネドラ。それと同 時にネドラの割れ目がパンティの下でひく っと動く。 ね、そろそろ身を任せてよ・・・。身体は あんまり嫌がってないよ。 食べちゃいたいくらいな膝こぞう! ネドラの膝こぞうをくすぐってあげる。 あっ、も、もぉ、アリサさあんっ! 私の手から逃れようと足をじたばたさせる だけど私たちに押さえ付けられているので そうも行かない。 ほら、ネドラ、足そんなに動かすとぱんつ 丸見えだよ。 あーっ、やだあっ! えへへ・・・ネドラ・・触っちゃうよーっ え、あ、あのっ・・・!!! 太ももの間に垣間見える純白のパンティを 私の手が覆い隠す。 や、やあーーんっ! ゆっくりと指先で割れ目をまさぐってみる ネドラの大切なところの形を指先がなぞる あ、あんっっ、そ、そこはあ・・・っ! 気持ちいいとこ、でしょ? あ、ああーん・・・そんなぁ・・・ あ・・・はぁあーっ・・・! 私が割れ目に沿って指を動かす度にくち、 くちゃっとエッチな音がする。 可愛いよ・・・ネ、ド、ラ・・・。 んくぅーっ・・・・・ あ・・・くっ。 ネドラの割れ目にはたっぷりとまんべんな く塗られた媚艶膏に混じって緩やかに溢れ 始めた愛液の手触り。 ほんとに・・すごい効き目。ネドラは声を 出さないように歯をくいしばってるみたい ほんとに・・ネドラって頑固。 もっと正直になって欲望に身を任せればい いのに・・・。 私の手はその間にもネドラの下半身をくす ぐり続ける。 だ、だってぇーっ!ん、ん・・・ ほんの少しだけどネドラの割れ目からぬる ぬるした愛液の感触。 ネドラのパンティの真ん中に小さく染みが できてる。 ネドラ・・・ぱんつ、濡れてるよ。 !!・・・・・そ、それは汗です!! 変わったとこに汗、かくんだね、ネドラ。 私は指先でそっとその部分をつつく。 あ、あんっっ!! 私の指はパンティの下に潜り直にネドラに 触れる。 ああっ!!アリサさんっ!止めてっっ! ネドラの腰が下がろうとする。それでも私 たちの手からは逃げられない。 そんなこと、言わないで、ネドラ。 中指の腹でネドラの割れ目をさすってあげ る。 ん!・・ん!・・・・んっっ!! 気持ち良くなるようにやってるんだから・ ・・ねっ。 これが、ネドラとのファーストキッスだね 私はネドラと唇を重ね合わせる。 ん、んむむむむーーっ・・・、私にとって はほんとのファーストキスですよおっ!好 きなひとにとっておきたかったのに・っ。 私、嫌いなの? そんな意味じゃないこと、わかってるくせ にーっ。 私はもう一度、ネドラと舌を絡ませる。 アリサ、さん・・・・ ネドラの顔は上気してほんのりピンク色に 染まってる。だけどまだ少しだけ恥ずかし さが見え隠れして、その辺りがなんとも言 えず可愛らしい。 幼いながらもふっくらとしたネドラの唇は 軽く開いて私のキスを受け入れてくれる。 ネドラ・・・・・。 その間にメリルが入り込む。 あたしも入れてよ・・・。 三人の舌がもつれるようにからみ合う。三 人でのディープキスって、素敵・・・。 じゃ、も一回・・・ね。 ・・・・・・・っ ネドラと私の口が一つになる。舌の裏側に 舌を差し込みそのままネドラの舌を包み込 むように絡ませる。ネドラの目が潤んだよ うになる。 だけど、キスもまだだなんて思ってなかっ たな・・・。 そ、そんなの勝手ですよおっ! ネドラはコンピュータとリンクしてばっか りだから。・・でも、ネドラもポゼッショ ナー追っ払ったりしたよね。 あ、あれは別ですっっんっ・・・! 私はネドラの口を唇でふさぐ。そっと舌を 入れてみるとネドラもそれなりに反応を返 してくれる。ネドラの小さな舌が私の舌と 絡まり合う。 可愛いほっぺ。 可愛らしい中にも将来の美しさの片鱗をの ぞかせる頬のふくらみにキス。 あ、アリサさんっ・・・お世辞は止めて下 さいっ! ほんとだよ、ほんとに可愛いんだから。 おでこに浮いた汗の粒をなめ取ってあげる ネドラの肌はシルクよりもしなやかで私の 舌先より柔らかい。 あ・・はあ、はぁっ・・・・・ ネドラの息が少し荒くなってくる。 ネドラって繊細な身体で、うらやましくな っちゃう・・・。 メリルがネドラのむねを愛撫しながらぼや いてる。私はネドラのまぶたにそっとキス ネドラの顔も身体もメリルがうらやましが る気持ちがわかる繊細さ。 あ・・ああん・・ ホンホアはホンホアでネドラの足に愛撫を 加えてる。 あ・・・・・っ・・・・ あごのラインに沿って舌を走らせるとネド ラは思わず声を出す。細いあごの線は力を 入れると壊れてしまいそう。 ネドラの髪をかきあげておでこにキス。 ほんとに将来、きれいになりそう。 じゃ、今はだめなんですねっ! そうひねないの。今はね、とにかく可愛い わ。そしてね、はかない美しさがあるよ。 ネドラの顔が赤くなる。やっぱり美しいっ て言うより可愛い、よね。 あ・・んはっ・・・・・っ! 首すじに舌を走らせるとネドラはたまりか ねて声をあげる。 ネドラ・・・もっと、声出していいんだよ ネドラの肌からは女、と言うよりまだ子供 の甘い香りが漂い出している。 うなじの上のほうに付いたプレートにキス は、あっ!! 私は唇を離さないようにしてのどにたどり 着く。ネドラの細いあごが思い切りのけぞ って私の舌の愛撫を受け入れる。ネドラの 声が唇を通して直に伝わってくる。 少し汗、かいてきたみたいだね・・・。 私の舌は鎖骨の間に浮き出したガラス玉の ような汗をすくい取る。そしてそのまま鎖 骨をなぞるようにキスの雨。 あ、あぁんっ、も、やめて・・・っん ネドラの身体が動く度にネドラの影が複雑 にかたちを変える。 うなじのほうに舌を動かしてキスマークを 付けちゃう。少し上の方に銀色に輝く小さ なリンク用のプレートが見える。私はそこ にもキスしちゃう。 あっっ・・そ。そこは・・・っ! ネドラの身体がぴくんと跳ねる。 まだはっきりとは見えてきていないおしり と太ももをつなぐ緩やかなカーブのところ にキス。 ああっ、アリサさんの、エッチッ!! ネドラのおしりが括約筋の力でぴくんと動 く。 その動きって、すっごくエッチだよ、ネド ラ。 や、やだあっ!! ネドラはまたも括約筋をひくひくさせる。 どういう動きをしてるのか自分ではよくわ からずにやってるみたい。そういったとこ ろがエッチに見えるんだろうけど。 私が右足にキスしてるとメリルは左足にキ スしだす。 良くなってきたみたいね、ネドラ・・。 ホンホアはネドラの唇を奪う。ネドラは相 変らず身体を動かしてるけど、少しづつそ の動きは快感の表現に変わってきてる。 短めのタイトスカートは完全に上にあがっ てしまってスカートの役を果たしてない。 私はまくれ上がってむき出しになった太も もの付け根、割れ目のすぐ側にキス。 あ、あっアリサさんっっ!! ネドラの割れ目から甘酸っぱい女の子の香 りが溢れだす。パンティに付いた愛液の染 みも大きくなってきてる。 私は太ももにキスマークを付けちゃう。 あ、あんっ、そんなとこにキスマーク付け ないで下さいよっ!ネドラのスカート、短 いんだから、見えちゃうよーっ! 見えてもいいじゃない、ねっ、せんぱい! はっ、恥ずかしいじゃないっっ!! メリルは横から顔を出して太ももにキスマ ークを付ける。 ほら、あたしも付けてあげたよっ! 今度は太ももの内側にキスしてみる。 ひゃうんっ!も、もお、アリサさんったら っっ!! ネドラはさかんに太ももを閉じようとする けどメリルとホンホアが足を押さえている のでそうもいかない。 無駄な抵抗は止めちゃえば? メリルはネドラの靴を脱がせにかかってる ホンホアがポケットをごそごそして、媚艶 膏を取り出す。 どうやらこれの出番みたいね・・・。素直 に反応できるようにするにはこれが一番よ ホ、ホンホアさんんっ!そ、そんなの塗ら ないでっっっ!! だーめ。 私とメリルがネドラを捕まえる。ホンホア は媚艶膏をたっぷりと指に取ってネドラの 股間に迫る。 あん!お、お願いっ!自分で何とかするか ら・・ まだそんな事言ってるの? ホンホアの指がパンティの中に吸い込まれ て行く。 ほーら、たっぷりと塗ってあげるわ。 あっ・・・あ・・ああんっ!! ホンホアの指はパンティの中を縦横無尽に 駆け巡る。ネドラの反応を見てるとどうも 薬を塗るだけじゃなく、愛撫も加えてるみ たい・・・。ホンホアは時間をたっぷりか けて媚艶膏を塗っている。 さっ、これでいいわね。 ホンホアの指がようやくネドラのパンティ の中から顔を出す。 ・・・ね、アリサ、この娘、今触ってみた らどうも初物みたいよ。 えっ・・じゃ、ネドラ、バージンなのっ! そういう事ね。どうする?膜は取っといて あげる? え・・・・・どうしよう。 決まってるじゃない、あたしたちの手で初 体験させてあげなきゃ!仲間なんだし、こ んなに可愛い女の子が知りもしない誰かさ んから処女膜破かれるなんて許せないよ! ・・・それも、そっだね!実は私もそうし たいなって・・・。 ・・・・ほんとに、あなたたちったら。で もそれで一緒にやっちゃう私も私かな? か、勝手に話進めないで下さいっ!! でも、ネドラ・・・欲しくない? ・・・い、要りませんよっ! 強がり言っちゃってぇ! ね、ネドラったらまだ素直じゃないよ。も っと塗ってあげよう! あっ。 メリルはホンホアの媚艶膏をかってに取っ てネドラの割れ目に擦り込み始める。 あ、あっ!メリルっ!!やんっ!! 私はそっとネドラのほっそりした腰を持ち 上げる。 これからもっと気持ち良くしてあげる。だ けどその前に脱ぎ脱ぎしましょ。 あ・・・も、もぉ・・あ、・・・・んっ・ ネドラは形ばかりの抵抗をしただけで意外 にもすんなりと服を脱がさせてくれる。 ・・・っはあ、はあっ、はあっ・・・・。 ネドラ、ほんとに可愛かったよ。 わ・・私、こんなの初めて・・・。サイド ラッグとも全然違う・・・・・。あ・・・ わ、私おもらししちゃったの!?や、やだ あっ! それだけ気持ち良くなれたって事じゃない いいのよ、気にしないで。それだけ感じて くれて私も、みんなも嬉しいわ。 そ、そういうものなんですか・・・? さ、みんなでシャワー浴びてすっきりしよ う!ね、ネドラ? は・・・はい。 私はネドラと一緒のシャワーを使って、ホ ンホアとメリルはそれぞれシャワーを浴び て制服も着替えてすっきりした。 さあ、それで?覚えている事は全部聞かせ て。 もちろんです。 じゃあ、まず、なんでまだ事件は解決しな いの?ラシュマル博士を倒したからといっ てポゼッショナーはなくなるものじゃない の? それは・・・別に本当の黒幕がいるからで す。ラシュマル博士はバイオクラスタの基 本技術を創りだしただけです。ポゼッショ ナーはあの人が創ったんじゃありません。 じ、じゃあ・・ ちょっと待って。その前にまず、ポゼッシ ョナーの正体はなんだったの?もしわかっ たんだったら教えて。 あ、それ、あたしも気になる!結局あたし たち、何相手に戦ってたの? ポゼッショナーの正体は・・・コンピュー タプログラムです。悪魔とか霊体とかじゃ ありません。ただのプログラムだったんで す! えっ・・・すると・・・? 人間の脳も結局は電気信号で動いてます。 ポゼッショナープログラムは人間の脳に入 り込んで本来のヒトの制御を乗っ取るもの だったんです。 すると・・・私たち、プログラム相手に戦 ってたの? そういう事になりますね。 だけど・・どうやってポゼッショナーは脳 を乗っ取っていたの?被害者たちにはそん なプログラムを埋め込まれる共通の事柄っ てなかったはずだけど・・・。 それは、犯人がそれでも乗っ取れる立場に いたからです。被害者に共通することはな さそうでもあるんです。 ネドラぁ、いったいその犯人って誰なの? あたしさっぱりわかんないよ。 ちょっと考えてみてください。女の子であ ることを除いて被害者に共通することはた だ一つみんな地球上に広がったネットワー ク網のどこかにいた事です! そ、それはそうだよ、だって今どきよっぽ ど変なとこじゃない限り、ネットワークは 走ってるもん。 そう、犯人はそのネットワークを使ってポ ゼッショナーを作っていったんです!私の 場合は直接頭に入り込まれましたけど、ネ ットワークを使えばその人を催眠状態にす ることなんてそんなに大変なことじゃあり ません。街に流れるメロディーにメッセー ジを刷り込んだり、誰もが無視する通信の 時のノイズにメッセージを混ぜたり・・。 そうやって連れ出してしまえばいくらでも ポゼッショナーを取り憑かせることはでき ます。 そんな事ができる立場にあるのは・・・ そうです!私たちの街の全てを管理する「 タワー」です!! タ、「タワー」だってぇ!?だって、あれ はただの機械の塊だよ!?なんでそんなも んが・・・ いえ、今、「タワー」はただの機械の塊じ ゃありません。意識を持ってます。私はそ の「意志」を感じました。そして私はその 声に従ってスリットの情報を送ろうとして いたんです。 ・・・ねぇ、ネドラ、「タワー」が意志を 持ったのはいいとして、どうしてポゼッシ ョナーを創りだしたの?そして何故女の子 にしか取り憑くことをしなかったの?更に はポゼッショナーはどうして快感や痛みに 弱いの?そして・・今起きてるカウントダ ウンは何? ・・・そうたくさん尋ねられても、そこま では私にもわかりません・・・・。「タワ ー」本人に聞いてみないと。だけど「快感 や痛み」はバグみたいなものかも知れませ ん・・・私、「タワー」の指示でインター フェイスボックスにセックスモジュールを 増やさせられましたから。・・・私、スリ ットの資料を送り終わったらセックスモジ ュールを使って快感のデータを送ることに なってたんです。 ・・・・そっかあ・・処女だったのにあん なものが付いてるなんて何かおかしいと思 ったんだ・・・。 え・・ついさっき付けさせられたばっかり なのにもうアリサさん、気が付いてたんで すか?さすがですね。 え、いやぁ、そ、そんなぁ・・・。 ・・・・だいたいの話はわかったわ。つま りは「タワー」と対決しなきゃポゼッショ ナーはなくならないのね!だったら、「タ ワー」に行って「タワー」を倒しましょう よっしゃーーっ! 今度こそ、最後の戦いだね! では、行きますか? みんな、私たちもご一緒させてもらうわ。 装甲車の運転は任せて! 現場で情報の整理もできますから。 オペレーターのみんな・・・。でも、危険 だよ! あなたたちだけで行くほうがよっぽど危な いわ。 「タワー」の周りは人はいないはずだしあ なたたちがケガした時に面倒みる人がいな いとやっぱ、困るでしょ? 私たちは後方支援ですから大丈夫ですよ。 ・・わかったわ。じゃああなたたちも手伝 ってね! ええ! じゃ、さきに装甲車、暖気しとくね! 装甲車で待ってます! ・・・ああーーん、やっぱり恥ずかしいよ ぅっ!! しょうがないわねえ。 逃げられないよっ、ネ、ド、ラっ!! あーん、エッチーーっ! ネドラの抜けるように白く透き通った肌を 私の手で優しく愛撫する。ネドラの透明な 肌が愛撫されるに従ってうっすらと赤みを 帯びてくる。 ネドラ・・・ほんとにきれい・・・。そし て可愛い・・・っ! ん・・、ん・・・・ 私が背中を支えながら愛撫する。メリルは おしりの穴を媚艶膏のたっぷりついた中指 で可愛がってる。そしてホンホアはわずか づつ力を増やしながらネドラの割れ目のバ イブを動かしてる。 ああんっ、あっ・・くぅんっっ!! ネドラはようやく完全に痛みを越えて快感 に浸ってる。肩と頭を軸に身体をくねらせ る。処女のしるしが薄く混ざった愛液が身 体を伝う。 きれいだよ、ネドラ・・・。 んあっ、あっ、あああ・・・っ!! ほんの少しづつだけどネドラの苦痛に歪ん だ顔に快感が混ざってきてる。私は背中を さすってあげる。 だいじょうぶだよ、ネドラ。ちゃんとイか せてあげる。ねっ。 ん、ん・・・・っっ! あ、あ・・・・ ネドラの口からもれる声は悦び、と言うよ り痛さのあまり出ている声のよう。 やっぱり処女にはきついかなぁ・・・。 そうね・・・薬が足りなかったかしら? だったら塗ろうよ! ホンホアから媚艶膏をもらい、私は背筋に 塗りたくってみる。 ね、そんなとこ、効き目あるの? 少しは、ね・・・。 ネドラの背中に手を当てると火照った肌が 手に熱い。 そろそろ・・・女にしたげてもいいかな? 女になりきる前の、少女らしさを多分に残 す身体。だけどその身体はいま悦びに満ち 溢れてる。 ネドラの真っすぐな背筋は愛撫されると反 り返ってきれいな曲線で私の手を迎え入れ る。動きだけを見ていると自分より3つも 年下だなんて信じられないくらいなまめか しい。 あ・・・みんな・・・・・・んふぅっ・・ ホンホアは乳首を転がしてる。メリルは割 れ目を可愛がってあげてる。ぴちゃぴちゃ いう音が資料室に響く。 ネドラ・・・・・。 ネドラの背筋が私の愛撫と共に波うつ。幼 く見えても性の快感はちゃんと伝わってる あっ・・あ・・・・・ これから、もっとこういう気持ち良さを教 えてあげるよ・・・。 可愛いお乳。 要は子供だってことですね? だ、か、ら、そんな言い方しないの。 ネドラに後ろから覆い被さって両方のむね を愛撫する。 や、やんっっ!!あ、あっ! ネドラの身体が敏感に反応を示す。 本当に子供だったらむねを愛撫されても感 じないんだよ。ネドラは子供じゃないよ。 あ!みんなあっ!!い、いいよおっ!ぅ・ ・あ、あ・・・!!! ネドラはそのあちこちに幼さの垣間見える 身体を振り動かしてよがる。その身体は媚 艶膏、汗、そして愛液で覆われてる。もち ろんむねの上にもその全てがこぼれてる。 更にその上を私の手が覆い、愛撫を加える ぴんと立った乳首の先から粘液が糸を引い てネドラの顔の上へと落ちる。 今までよりネドラのむねの滑りが良くなっ て更に優しい愛撫ができるようになる。ネ ドラ自身の愛液がお腹を伝ってむねのとこ ろにまでこぼれだしてるから。 ああっ、あ・・私、すごい格好、みんなに 見せちゃってるんだろうな・・あっ!! 媚艶膏の力と、そして何よりもみんなの愛 撫のお陰でネドラは痛みを忘れ始めてる。 ・・良かった。 や・・やっぱり私にはまだ無理なんですっ !!い・・痛いからっ、抜いてくださいっ !! 年とってからだともっと痛くなるって話だ よ、ここまでいったんだから、我慢して。 で、でもおっ! ね、むねにも塗ってあげようよ、薬。 私は媚艶膏を乳首に擦り込んであげる。 も、もおっ、あ、あ・・・で、でも・っ! 時間をかけて乳首を愛撫しながら薬を塗り 込んでいくと、乳首の出っ張りが元気を取 り戻して前よりもツンと尖りだす。早くも 薬の効き目が出てきてる。 まだこれから大きくなっていくネドラのむ ねは今の段階でも私の愛撫に応えてくれる あ・・・あっ・・私・・・・どうにかなっ ちゃう・・・っ! なっていいんだよ、ネドラ。 ちょっとだけ、私はネドラに取り憑いたポ ゼッショナーに感謝しちゃう。 や、やんっ、恥ずかしいですうっ! ネドラの乳首を可愛がりながら眺めてみる と、その乳首は肌の色にほんの少しだけピ ンク色を混ぜたようなきれいな色。人に触 らせていないから、だけではなくもって生 まれた天性の美しい色。 恥ずかしがること、ないよ。自慢していい むねだよ。 ネドラの直径1センチ程のぷっくらと立っ た乳首を人差し指と親指で愛撫する。 ア、アリサ、さん・・っ・・・恥ずかしい です・・ぅっ! ネドラのあまり大きくないむねは私の手に すっぽりと収まってる。 ネドラのおしりは脂肪の付きもまだ薄く、 大人のかたちには程遠い。私は股間に親指 を当てて手のひら全体を使ってそのおしり を愛撫する。 ん、ん・・・・ ネドラが恐らく無意識に腰を振る。その仕 草自体もなまめかしいというよりも可愛い もので、余計に愛してあげたくなる。 倒れないようにホンホアが支えてくれてる のでネドラは下半身を思いっ切りさらけ出 したポーズのまま。メリルがおしりの穴を 責めてるから私はおしり全体を愛撫。 ぁ・・あ!!・・んっ、う、あ・・・んっ ネドラは処女喪失したばかりとは思えない ほど快感にひたってる。 おしりの穴はきゅっと閉じたりふっと開い たりを不規則に繰り返してる。両手の親指 でそこを押し広げるようにしておしり全体 に愛撫を繰り返す。目の前でネドラの下半 身が踊ってる。 あたしも・・っ! メリルの指がネドラのおしりの穴にするっ と入って行く。右手の中指に続いて更に左 手の中指まで。 あ、ああっ、裂けちゃうよおおーっ!! だいじょおぶっ!前に入ってるモノの半分 以下だよっ!薬もたっぷり付けてるし! メリルがおしりの穴をふたつの指でえぐる ように愛撫する。ネドラの薄いピンク色の 粘膜が指の間から見える。 あ、ああっ、ぬ、抜いてっっ・・・!! ふるふる震えるおしりに媚艶膏をぬってあ げる。 ちゃんと気持ち良くしたげるから、ネドラ 頑張って。 ぴくぴくしてるおしりの穴の中にも指を差 し込んで体内の粘膜に染み込むようにたっ ぷりと塗ってあげる。ネドラの身体が大き くよじれる。それでもネドラの身体深くま で入り込んだバイブは抜けない。 んふぅ・・、はあっ・・・・・ ネドラの身体が波うつとネドラの割れ目は それと同時にまるで呼吸するようにひくひ く動く。ネドラのおしりの穴も一緒。私は ネドラの愛液と自分の唾液でたっぷり濡ら した中指をそのリズムに合わせ、ネドラが 力を抜いている時におしりの穴にすっとね じこむ。肛門の括約筋がきゅっとすぼまる きゃんっっ!あ、アリサさん、そこ、おし りぃっ!! 私はその声を無視して指を動かし続ける。 みんな最初はそう言うけどけっこうここも 気持ちいいんだよっ。 ・・私はちょっと苦手だけどね・・ あんっ、あ・・・・・ ネドラの白いおしりに私の指が食い込む。 肉付きの割にマシュマロのように柔らかい 手触り。見るとホンホアは優しくむねをも んであげてる。 ネドラが気持ち良くなってきたみたいで嬉 しいわ・・・。 ネドラ・・取っちゃおうね。 うわあ・・・可愛い・・・っ! あたしのも・・ちょっと前までこうだった のかな・・? 私たちの眼前に姿を現したネドラの割れ目 はすごく幼いもの。恥丘の膨らみの真ん中 にすっと筋を入れたような割れ目があり、 その周りはすべすべとしてまさしく桃のよ うな感じ。私はその割れ目を指でそっと広 げてみる。 すっごく、きれいな色・・・。 予想通り小陰唇は申し訳程度の襞でしかな い。そしてその色はパールホワイトにほん の少しだけピンクを混ぜたようなもので、 ここが性器であることを忘れさせるような 美しさ。 ち、ちょっと、二人ともそんなに見ないで っっっ! ネドラがその部分をひくひくさせる。 あふっ!!んっ!!!あああっ!・・・あ あ! ネドラの割れ目はきつくバイブを締め付け てる。バイブを動かす私の手も自然と力が こもる。もう血は止まって、ネドラの穴か らは愛液だけが溢れ出してる。 あんんぅっ!!・く、あ、あ・・い、気持 ち、い、い・・っ!! ね、ねぇっ、抜いて、抜いてぇえっ!! ネドラが腰をくねらせてバイブを外そうと する。割れ目も蠢動して異物を吐き出そう とする。 動いても平気になってきたね・・・。 で、でもぉっ、変なかんじだよおっ!! ネドラがいくら腰を振ってもバイブは外れ ない。 このバイブは返しが付いてるからそうそう 外れないよ。私はバイブを握りしめまだほ ぐれてないネドラの穴をかき回す。 ひ、ひぃーんっ!!あう、あ、あーーっ! ネドラの穴から処女のしるしに混ざって愛 液が溢れだす。また、気持ち良くなってき た証拠。 いっ、痛あいっ、あっ、あああっ! さっきまで一本の筋だった割れ目が今では 無理矢理にこじ開けられて太いバイブに貫 かれてる。ネドラは痛さを増やさないよう 下半身を凍り付かせてる。私はバイブをそ っと抜き差ししてみる。 うっ、動かしちゃ嫌ぁっ!! ネドラの腰が引ける。 あっ、あっ!!痛いのおっ! バイブが引かれるとネドラの割れ目はめく れ上がって隠された部分が丸見えになる。 私は尿道孔にも媚艶膏を擦り込んじゃう。 あっ、あ・・熱いよおっ!! 優しく愛撫しながら割れ目を広げちゃう。 あ、あ!・・ん、むむぅ・・んっ!! ネドラの穴には確かに真珠色の襞が張って いて風に震えてる。 ほんとに、処女なんだね、ネドラ。 や、やあんっ、見ないでっ!! 小指をその膜の内側に入れてみる。 あ!や、やぁんっっ!!ああんっ!!! 小指には、たっぷりとネドラの愛液。 私がすべすべした会陰をくすぐってあげて るとメリルの手が割れ目に伸びる。 ね・・ここがこんな感じってことはさ・ んっ、・・や、やんっ、あっ、あ!! メリルの指が割れ目の中を動き、興奮した 状態でさえ可愛い大きさの小陰唇を広げて 行く。 だっ、だから・・広げないでぇっ・・んっ ネドラの針で穴を開けたような尿道孔が剥 き出しになって・・・肌色とほとんど変わ らない包皮をあげるとそこにはビーズのよ うな小さくて丸いクリトリス。 やっやだあっん! メリルはほとんど力任せにクリトリスを剥 き出しにしてる。 可愛いクリちゃんっ!・・いいなあーーっ そう言うと同時にメリルはクリトリスにし ゃぶりつく。 ひ、ひああああーーーっ!! 経験もないのにいきなりクリトリスをじか に責められたネドラは思わず大きく声を上 げる。 乳首だけ、ぴんと立ってて可愛いよ。 アっ、アリサさんの、エッチっ!! 私は下着の中に顔をうずめ、ネドラの乳首 をなめてあげる。 あ・・・んふっ! ぷるぷるとした乳首は弾力いっぱいに舌の 上で、私の歯の間で逃げ回る。小っちゃい 乳首でも敏感さはその分高いみたい。 ネドラの乳首を口に含む。 ああっ、みっ、みんなあっ!! ここも汗と愛液と、媚艶膏の味。そのせい か私も獣のようにネドラのむねにしゃぶり ついちゃう。メリルとホンホアの二人もネ ドラのすみずみまで可愛がってあげてる。 ネドラは我を忘れて恥ずかしいポーズのま ま身体じゅうをうねらせて悦んでる。 少しづつ興奮を取り戻してきてるネドラの むねをなめる。ぬるっとした舌触り。ネド ラの愛液が流れてきてる。これだけ愛液溢 れさせてるんだから、だいじょうぶみたい んっ、あっ、ああー・・んぁっ!! むねが大きく上下する。 あ・・・はああっ!私の、あそこっ、壊れ ちゃうよおおーーっ!! 大丈夫よ。これくらいじゃ壊れないわよ。 ホンホアはネドラを押さえながら割れ目に 忙しく手を走らせて愛撫してあげてる。 私はうっすらとしたネドラのむねの間に たまった汗をなめ取ってそのまま両方の むねを動物のようになめてあげる。 っ・・・は・・・・あ、んっ・・・! 舌でネドラのむね全体をなめ上げるとその 未発達のむねのかたちが舌を通じてはっき りとわかる。ホンホアが顔を出して一緒に ネドラのむねをなめてあげる。 んん・・・っ・・・。 ホンホアの舌はネドラを可愛がると同時に ちゃんと忘れずに私の舌をも可愛がってく れる。・・私の割れ目がじゅんっとする。 あ・・・ひ・・ぁあん! ネドラの幼いむねは私の手にくるまれて、 その先端の感じる部分を余計に突き出させ 私の舌の攻撃を受ける。小さな実のような 乳首は痛いほど立っている。 ネドラのむねのほのかな膨らみに舌を 這わせる。 あ・・はっ、はぁあっ・・・・っ! 脇からむねに続く滑らかな肌にキスマーク そうしながら私は手をネドラの割れ目で踊 らせる。 あ、アリサ、さんんっ、も、もおっ、あ、 あっ!! 割れ目が紡ぎだす愛液の量は少しづつ増え ている。 可愛いネドラのおしりにキスマーク。 あ・・・はんっ! あたしも・・・・・っと。 あ、ああんっ!! メリルは私と逆の位置にキスマークを付け る。 じゃ、私もあげなきゃ、ね・・・。こっち にも。 んっ、んんーーっ・・・・!! ホンホアは私とメリルのキスマークに重ね てキスマークを付ける。 はん、は、はぁっ、ん、んんっ・!! ネドラは鼻にかかった声であえぎ声をあげ る。私はおしりを抱きしめるようにしてネ ドラの下半身をくまなくなめ上げる。幼さ が垣間見えるその肌は私たちのキスマーク でいっぱい。 あ、んんーっあっ、あ・・ああ・・・っ! あぅ、あぅ、あ・・・ メリルは執拗にネドラのおしりの穴を責め ている。ホンホアはバイブをゆっくり突き 動かしている。私はその間に顔を入れ、会 陰をなめ上げる。 ひ・・・は・・・・は・・あ・・あっっ! 私の右でネドラの割れ目が、ぴちゃぴちゃ 音を立てながらバイブの動きに合わせてめ くれ上がったり押し込まれたりを繰り返し てる。左の方ではメリルが、ネドラのおし りの穴を媚艶膏まみれの指でいじめてる。 ふたつの動きで会陰は盛り上がったり下が ったりを繰り返す。 痛さにぷるぷる震えるおしりをなめてあげ る。 すぐに痛くなくなるからね・・・。 ネドラが舌の刺激でおしりの穴と割れ目を 反射的に動かす。 ああっ!!! 割れ目の動きで軽く動いたバイブはネドラ がお腹に力を入れて声を出したので腹筋の 力で更に大きく揺れる。 あ、あああ、あ、あ、ああーーんっっっ! ん、ふっ! ネドラの割れ目からこぼれ落ちる愛液を舌 の上にすくい取っておしりに塗り広げてあ げる。粘りのある愛液が私の唾液と溶け合 ってネドラのおしりに広がってく。愛液で ぬらっと光るおしりの穴がひくひく物欲し げに動く。ネドラの下半身はすごく多彩な 表情を見せてくれて嬉しくなっちゃう。 私はおしりの谷間に沿って舌を走らせる。 は・・・・ぅん・・・っ! おしりの穴に舌が触れるとネドラの身体は ぴくっとする。続けて私は鼻の頭でおしり の穴をくすぐりながら唇と舌を使って会陰 を可愛がる。 い・・・は・・あ・・・!! ネドラの割れ目が面白いほどひくひく反応 する。顔を上げるとネドラの割れ目からつ つっと愛液が地面に落ちてってる。 私はつるりとしたネドラのおしりを舌先で なめちゃう。 ああっ、や、あんっ! ネドラはまた括約筋をひくひくさせて気持 ち良さを示す。 ネドラの割れ目、ひくひくって動いたよ。 ば、ばかあっ!! またネドラの割れ目がひくひく動く。 私はじたばたするネドラの足を抱きすくめ キスマークを一つ、追加する。 うふっ、私やみんなのキスマークでいっぱ い。 そう言ってる側からメリルが新たにキスマ ークを付ける。 だ、だからそこは・・見えちゃうからっ! 拒んじゃだめよ。みんなの愛のしるしなん だから。 ホンホアもキスマークを太ももに追加する あ・・ん・・・・ふ、あ、あ・・っ ネドラの割れ目から愛液が流れ出す。その 一部は太ももにもこぼれてきて太ももを覆 う汗と唾液、愛液のミックスされた液の混 合比を変える。ネドラの太ももからは女の 子の匂いと牝の匂いの入り混じった興奮さ せる香りが一層強く流れ出す。 ネドラの太ももに舌を這わせてると、ネド ラから破瓜のショックが薄れてきたのがわ かる。 ん・・・は、はぁああぁ・・・ 溜息のような声をネドラは上げる。顔の表 情も痛みをこらえつつも悦びが混ざってき ている。 ネドラの足、こわばっちゃってる。 こ、こんなので、気持ち良くなるはず・・ ないよおっ・・・! 私は唇と舌を使ってネドラのこわばりをほ ぐしてあげようとする。 足にも塗ってあげなきゃ。 メリルは端から媚艶膏を塗りだす。ネドラ の足が駄々をこねるように動く。 キスマークでピンクになってない部分を捜 してそこもキスマークで覆っちゃう。ネド ラの足はこれで付け根から足先まで私たち のキスマークで埋め尽くされちゃった。 あ・・・ああ・・・ 白い肌に無数のキスマーク。 太ももにほおずりしながらキスしちゃう。 足を伝ったネドラの愛液が私のほおに付く 女の子のにおいがぷんと香る。 あ・・・はあっ・・・あ・・・ ネドラの透明な太ももの上にたくさんのキ スマーク。そのところだけ薄く赤みがさし ている。愛液はそんな肌の色にこだわらず 太ももの内側を濡らして行く。 膝こぞうの裏側、関節のくぼんだところを 舌で可愛がる。 あ・・・くぁっ・・・っ!! ネドラの汗がたまってる。だけどそこは他 と全く変わらないすべすべした肌。しわや 汚れはかけらもない。ネドラの汗の味が口 に広がる。 私の舌はネドラのパンティをかすめるよう に太ももの付け根とパンティが隠し切って ない恥丘の端をつつっと動く。 ん、んっ・・あ、アリサさん・っ、あ・・ ネドラは腰をよじらせる。 もっと違うところをなめて欲しいのかな? そ、そんなんじゃあ・・・んっ! クリトリスのあたりを舌先で突くとネドラ の台詞が途切れて悦楽の声に変わる。 私はネドラのそのきれいな割れ目を親指で 広げ、舌を割れ目の中へと這わせる。 ん・・くふぁあっ!!う、あ・・ふ・・・ 舌にとろりとネドラの愛液がこぼれる。ネ ドラの割れ目は未発達故の単純な造りだけ ど、ちゃんと感じるところは感じてくれる みたい。 あ・・や・・い。ぃ・・・んっ、あ、ああ ネドラの口からは意味不明のあえぎ声がも れてくる。 私はバイブをそっと引いてみる。 んっ・・・・!! 続けてネドラの中に押し入れる。 あ、ああっ!! 穴から溢れるものはもうほとんど血は混ざ ってなく、愛液だけになってる。安心して もう一度バイブを引く。 う・・あ、ああ、んっ!! めくれ上がった割れ目の内部に思う存分舌 を走らせる。こうするとようやくネドラの 引込み思案なクリトリスも顔をだしてくれ る。 あっ、あっ、ああ・・・・・ぅはあっ!! ネドラの限界にまで広げられた割れ目が私 の舌に応えてひくひくする。だけどバイブ が差し込まれてるので今までみたいに私の 舌を追い出すことはできない。 や、ああっ!あ、あ、ああっ!!う、あ・ ・・・ん、んん・・・・・っ!!! ネドラの割れ目を見るとまだ少しだけど出 血してる。私は舌の上に媚艶膏を取ってバ イブのお陰で光を浴びてる尿道孔、バイブ と穴の継ぎ目へと塗ってあげる。 や・・、は、う・・・・んっ・!! それでも隠れてるクリトリスにも舌を伸ば して塗ってあげる。舌がぴりぴりするけど 私は薬を塗り続ける。 生まれて初めて太いものをくわえさせられ た割れ目は痛々しいほどバイブで広げられ てる。 ほ、ほんとうに痛いんですったら!・・あ !ん・・・・っ!! つつっと処女の証である鮮血が割れ目を伝 いお腹のほうに流れようとする。私の舌は その処女の証を溢れだす前にきれいになめ 取る。破瓜の味が口を通りのどの奥へと流 れ込む。私はネドラの処女のしるしを味わ えたことですごく幸せな気分。 私はネドラのクリトリスを舌先で見つけだ す。身体に見合った可愛らしい大きさ。 はぅっ!んっ!!・・あ!・・・ん、ん・ ・っっ!! ネドラのクリトリスを舌で責め立てる度に ネドラの身体が電撃が走ったようにぴくん と震える。その度に私の舌は割れ目に強く 締め付けられてクリトリスから離れていっ ちゃう。 あ・・・は・ん・・っ、あ・・・ ネドラの割れ目の奥へと舌を入れようとす るとネドラの処女膜がそうさせまいとする その奥からは次々と新たな愛液がわき出し てきてる。前のほうではメリルがむねを舌 でくすぐってあげてる。 私は指で広げないと舌の侵入さえ拒む ように狭い割れ目をそっと広げちゃう。 あっ、広げちゃ、やですったらぁ! だけどそれ位ではネドラのクリトリスは顔 を見せてくれない。私はクリトリスの隠れ ている辺りを舌先でつつく。 あ!!! ネドラの割れ目に力がこもり、私の指から 逃れて割れ目はもとの筋にもどる。それと 一緒にぴゅっと愛液がほとばしる。まるで 本物の貝みたい。・・・だけどすごく愛し い。 じゃあ、そろそろ、もらっちゃおうか。 もう準備はいいみたいね。 じゃあね・・・ メリルは懐から直径10センチくらいのサ イレンサーを取り出す。 そんなもの使えないわよ! えーーっ、いいと思ったんだけどなぁ・。 何言ってるの。 じゃ、これだね。私はポケットに入れてい たバイブを取り出す。 ・・ちょっと太めだけど、他にないんじゃ しようがないわね・・・さ、媚艶膏を塗り ましょう。それから、バイブのスイッチは 入れちゃ駄目よ。私たちでイカせないと意 味がないんだから。 ね、ね、みんな、何話してるの・・っ!や やだっ、私、そんなのやだよっ!そんなも の、入るわけないよっ!! ネドラは下に何も着てないことを忘れて逃 げようとする。 ほらっ、優しくやってあげるから逃げちゃ 駄目っ!! ホンホアがすばやくネドラを捕まえてスリ ップもはがしちゃう。 や、やだぁーーっ!! アリサ、やってあげて!・・・優しく、よ もちろんだよ!ネドラは逃げ出そうと最後 の抵抗をするけどホンホアの腕からは逃げ られない。 じゃあ・・・ 私は割れ目を広げて穴の位置にバイブをあ てる。 やっあっ!! ネドラは足をじたばたさせてなかなか入れ させようとしない。 ほらぁ、おとなしくしてよ、ネドラったら あ。 だから、そんなの入りませんったらあ! もお先輩ったら、じれったいよっ! ひゃぐっっ!!! メリルが割れ目の上に構えていたバイブを 力いっぱい上から押さえ付けちゃう。バイ ブがぐぐぐっとみるみるうちにネドラのな かに入っていっちゃう。 あ、い、痛いーーーっ!!痛いよおっ! は、早く抜いてぇっっ!! まったくメリルは乱暴なんだから・・・。 入れちゃったものはしょうがないよ。 痛いってばあーーーっ!! まあ、確かに今更言ってもしかたないわ。 ネドラを早くもう一度気持ち良くしてあげ ましょう。 あ・・ふ、あ・・・ん・・ ネドラはもうバイブを動かしても痛がって いない。かえって気持ち良さが先に走り出 してる。 ネドラ・・・・・そろそろ頂上に連れてっ てあげる・・・・・。ネドラが少しでも高 くまで昇りつめられるよう、私は心をこめ てバイブを動かす。縦に、横に・・時に強 く、時に優しく・・・ななめに突き上げた り、回転させたり・・・ あ!あああっ!!! ホンホアはネドラにキスしながらむねを愛 撫してる。メリルは相変らずおしりの穴を 可愛がってる。私はバイブを動かしながら クリトリスをすすりあげる。 あ!う、あ、あ・っ!!はんっ、は、はっ ・!!あ、あ、あ、あ、ああーーーーーっ !!!! ゆっくりとバイブを動かしてみる。 んっ!・・、・・・く・・・・ ネドラは一瞬顔をしかめたけど後はそうで もないみたい。私は遠慮しながらゆっくり とネドラのなかをバイブで可愛がる。 んっ!んっ!!・・あっ・・ふ・・ ネドラの小さな体が少しでも動くとその動 きはバイブを伝って私にも届く。手を離し てみるとバイブはネドラの動きに合わせて ぴくぴくと動く。 良かった・・・良くなってきてるみたい。 私はそっとネドラに生えたバイブをつつい てみる。 ひぁあっ!!い、な、ああ・っ!!!! ネドラはかなりつらいみたい。 メリルが押し込んじゃうから。 そんなことよりバイブが太すぎなんだよぉ そ、そうかな?私は・・ちょうどいいと思 うんだけど・・・。 アリサちゃん、楽しみましょうね。 ドクターの手に私は手を重ねる。 すらりとした指が私の指とからみ合う。 きれいな手・・・。 あなたの手、暖かいわ・・・。 腕が細くてうらやましいなぁ・・。 私はアリサちゃん位がすてきだと思うわ。 いきいきしてて、魅力的よ・・・。 ドクターの腕は細いけど柔らかく、 それだけで調和の取れた身体を想像させる ドクターは私のなすに任せている。 私は薄い布越しにドクターのむねを触る。 ほっそりしてるのにむねもあるんですね・ ・・ アリサちゃんったら、もう。 私は布のすきまに手を入れ、ドクターの乳 首を優しく丹念にこすり上げる乳首がどん どん固いしこりになってくる。 ドクターって感じやすいんですね・・・。 ドクターの指は私の乳首をその細かい動き で固くさせる。 アリサちゃんだって、ね・・・ ドクターの脇からむねへとさすりあげる。 私から見ると妹とお姉さんくらい歳は離れ てるけど、身体は全てのところで私より細 い。 アリサちゃん・・・あなたのむねも触らせ て。 ドクターの手は優しく私のむねの膨らみを 包む。 ドクターの腰は折れそうなほどに細く、強 く女性を感じさせる。 ドクター、すてきです・・・・・。 ドクターの白い肌の上を私の指がなぞる。 ドクターはその度に反応する。 脇腹にそって触れるか触れないか位に何度 もタッチ。ドクターの腰が少しはねる。 私ばっかり気持ち良くさせちゃ駄目。 いきなりドクターの指が私の下半身に伸び る。ドクターの指はパンティをどけて、じ かに私の割れ目をこする。 あっあ・・・! もう濡れちゃってるわね?私が誘ったとき から興奮してたんでしょ?インラン娘なん だから。 そんなぁ・・・。 私は膨らみの真ん中を走るへこみに指をや り、黒いパンティ越しにそこの感触を楽し む。 あ・・・アリサちゃん、いいわ・・・・。 パンティはドクターの割れ目に目一杯食い 込んで、膨らんだ花弁が両ふちから顔を出 してる。私は花びらを優しくなでる。 ううんっ・・・・・アリサちゃん・・・・ うああぁんっ・・・!! ドクターは私の感じやすい所を重点的に責 めてくる。私も負けてられない。私の指は ドクターの中にパンティごと入って行く。 ああっ、そんなことっ・・アリサちゃん・ ・・染みがついちゃうわ・・・っ! 指でさすってると、ドクターの割れ目にど んどんパンティが食い込んでいく。 心なしかドクターのあそこは湿ってきてる アリサちゃん・・・ ドクターの指に力がこもる。 っはあっ!! ドクターの指は早くも私のなかに入ってく る。 ドクターのほっぺにキスするついでに耳た ぶを軽く噛む。イヤリングが唇に触れる。 ドクター・・・色っぽいですよ・・・・・ ドクターのほっぺには私の愛液。 私はキスしてそれをなめ取る。 ドクター・・・・・・ ドクターの指が私の中から出てく。そして その指はほおにキスしようとした私の唇の 中に入れられる。 んんっ・・・・・ ほら、あなたの液よ・・・おいしいでしょ ・・・? 私は自分の愛液をなめる。自分の愛液がね っとりと口の中で広がる・・・・ ドクターと私はいきなりディープキスを交 わす。ドクターとは軽いキスの気分じゃな い。 んんっ・・・アリサちゃんって、積極的な のね・・ だって同じやるなら気持ち良くなりたいも ん・・。 ドクターの舌は私の舌と口の中を絶妙のテ クで動き回る。 ドクター・・、すっごくキスがうまい・・ ・・・・。 一応アリサちゃんより年上だからね。 ドクターの口の中は甘いコーヒーの味。 舌と舌がもつれるようにからみあう。 んっ、んんっ・・・ ドクターの指はキスしてる間も休みなく私 の下半身を責める。 あーん、私のあそこ、もういやらしい音立 ててるーっ!! ドクターのむねの谷間にキスマークを付け る。 ああっ、そんなとこにキスマーク付けない で・・・そこ、見えちゃうわよ・・・・・ えへっ、もっと付けちゃうよっ! 丸見えになってるドクターのむね。私はそ の膨らみにもキスマークをつける。 この服・・・邪魔だね・・・脱いじゃうわ ・・・・・・ ドクターの服をたくし上げて、桜色した小 指の先くらいのでっぱりにキス。 あはあっ・・・・・・ 乳首はぷるんと震える。 今度はちゃんと服を直したら見えないとこ ろにキスマーク。 ここなら、いいよね。 ドクターも私の同じあたりにキスマークを つける。 アリサちゃんもキスマークだらけにしちゃ うわよ。 ドクターの身体って・・・どこを取っても ほんとにきれい・・・・・・。 私はかがみこみドクターの太ももにキスマ ークをつける。 アリサちゃんっ・・・・・!! 私はドクターの太ももをだき抱えるように してキスマークをつける。ドクターの指は 私の中に入ったまま、クリトリスをもてあ そんでる。 ああん!ド、ドクターっ!! アリサちゃん・・・あなたって最高にかわ いいわ・・・ 付け根のほうにキス。ドクターの大切なと ころの息遣いが聞こえてくる。 うふぅっ・・・ あんっ! ドクターの指は私のクリトリスをじかにつ ついてる。 本当に敏感ね、アリサちゃん・・・・ ドクターの指が私のクリトリスに触れるた び、電撃が走るような快感。 ああっ!!あんっ!! ドクターのつるんとむき出しになった恥丘 にキス。ドクターの腰が前にせり出してく る。 んはぁあっ・・・・・ ドクターの指は一瞬動きを止める。 食い込んだパンティをかき分けるようにし て割れ目の部分にキス。 んはあっ!!・・・・・アリサちゃん・・ !! アリサちゃん・・・・来て・・・ むねを揉むと、ドクターは気持ち良さそう に溜息をつく。 うふうぅっ・・・・ ドクターの目が遠くを見つめる。 私は試しに固くなったおちんちんをむねの 間にはさんでこすりあげてみる。 あっ!あああっ!! 私の中に得も言われぬ快感が走る。 こんな・・・感覚を・・男のひとって・・ ・・味わってるのかな・・・・・・ ドクターのむねをつかみ上げるようにして 愛撫。ドクターの指はピアニストのように 巧みに私のむねをもみしだく。 ああん・・・ドクタあっ・・ アリサちゃんも・・・・いいわ・・・・。 ドクターも私のむねを愛撫する。固くなっ た私の乳首から指先の刺激が身体を走る。 ・・・んふあっ・・・ つんと飛び出した乳首。手で乳房を覆うよ うにして、親指と人差し指でころがす。 んんん・・・・・・っ ドクターの整った顔が快感にゆがむ。 ドクターの乳首と私の乳首を重ね合わせ、 いっしょに指で愛撫する。 自分の・・指と、ドクターの乳首が私の乳 首を刺激して・・・ んんっ!!ドクターっ・・!いいよおっ! わたしもおっ!!アリサちゃんんーっ!! 私とドクターの乳首をからませる。ドクタ ーのむねは揺れて私の乳首とうまく重なら ないけど、ドクターとの一体感がすごく・ ・・気持ちいいっ!! ドクター・・・・・・!! ・・・ん・・アリサちゃんっ!!! ドクターの乳首をひっぱるようにしてもみ しだく。 んっ、ん・・・・・ ドクターは私から出てるおちんちんをなめ る。 ドクターの乳首を中指と親指でつまみ上げ て、人差し指でかわいがる。ドクターは私 の唇を奪う。 んむっ・・・・・ 両方の乳首を同時に指先でころがすとドク ターの顔は上をむく。 つはあっ・・・・ふくうっ・・・ 私のキスマークでいっぱいになった太もも を愛撫。ドクターの太ももには汗が浮き出 てる。 アリサちゃん・・・もっと・・・ね・・ ドクターは私の割れ目にキスをする。 ああーんっ!! ドクター、気持ちいい・・・?んはあっ! ドクターは私のクリトリスを探り出してす すってる。 あんんっっ!!! ドクターの太ももをそおっと愛撫する。 ああっ!・・ぞくぞくくるわっ・・・!! ドクターのおしりをもむように・・・ あれ・・・腰がじんじんして手に力がはい らないよ・・・・ アリサちゃん、私にも入れて・・・ 私の指はおちんちんの抜き差しに合わせて ドクターの後ろの穴をかき回す。ドクター は私を抱きしめる。二人のむねがこすれあ って身体じゅうから快感が伝わってくる。 あん!あ!あ・・・あ!! んふっ!!・・・ふあっ!!あ、あ!!! 私の指はドクターのおしりの中にするりと 入る。 んひっ!!・・・ん、く・・、くっ!! ドクターの肉を通して男の子の物が出たり 入ったりしてるのを感じる。 あ、あ、ああんっ!!いきそうっ!! ドクターの大切なところには食い込んだパ ンティ。 アリサちゃん・・・脱がして・・・・・・ 私は穴にまで入り込んでるパンティを下ろ す。 ん・・・・・・ ドクターのパンティを下ろすと同時にドク ターの大切なところからは愛液が溢れだし て、太もものほうに流れ出す。 私の手は・・・ドクターのクリトリスをか わいがりながら・・・自分のクリトリスに も伸びてく・・・・・・ あぅん、くっ!!!あっ!アリサちゃんっ !! ド、ク、タあっ!!! 私はつながってるお互いの間に手を入れて ドクターのクリトリスのあたりを責める。 あ、ひ、あ、ぁあっっ!! ドクターの身体が激しくのけぞり、汗のし ずくを飛ばす。 私はドクターの中に指を入れてみる。ドク ターの肉が私の手にからみつく。 ほら・・・指じゃなくって・・・・・ね? 私はドクターの股間に私の股間で愛撫を加 える。時折じかにふれるクリトリスが私と ドクターに声をあげさせる。 あ!・・・くんっ!! うふあっ!!あ、あっ! 私はさらけ出されたドクターの大切なとこ ろをやさしくなで上げる。花びらも、興奮 でいっぱい。 ん、ああっ・・・!! ドクターのうなじを舌で責める。 あはぁ・・・っ! ドクターは私を抱きしめる。 ドクターのうなじをなめているとおちんち んの先がドクターの割れ目にこすれて、私 のなかのおちんちんがぴくぴくうごく。 あ、くはぁあんっ!! アリサちゃん・・・あんまりじらさない で・・・ もう一度ドクターのうなじに舌をやる。 ドクターも私のうなじに舌をはわせる。 ドクターの舌はまるで生き物のように私の うなじをくすぐる。 くあぁん・・っ!!ん、んっ!! ドクターのうなじにキスマーク。 ああ・・・っ・・・・・・ ドクターの身体じゅうは、私のキスマーク でいっぱい。 私の舌はドクターのむねの上を走る。 あとには光るラインが残ってく。 ん、ん、ん!! ドクターのむねにしゃぶりつく私。ドクタ ーは休みなく腰を動かしてくる。少しでも ドクターを悦ばせようと私は横方向に腰を ふる。 あはああっ!! んふぅっっ!!! 私はドクターのむねを夢中になってなめる ドクターは腰を突き上げてきて、私の身体 は自然とそれに合わせて腰をうごかしてし まう。 アリサちゃんっ・・・・・・ ドクターっっ・・・!! 私はあそこに男の子のものを突き立てられ たまま、ドクターのむねをなめる。ドクタ ーは私から生えているおちんちんをつかん で私の中をかきまわす。 ね、私にも、ちょうだい・・・・・ あーん、あ、あ、あ・・・あっ!! 私はドクターの乳首を飴玉をしゃぶるよう になめる。 んふぅっ!!んふっ!! んん・・・あっ! ドクターの指は私の前と後ろに入ってくる そして会陰をつまむようにして私を責める はっ、はっ・・・んくぅ・・・・・・!! ドクターの乳首を丸ごとくわえて舌でなめ 回す。ドクターは私の頭を抱きかかえる。 ああっ・・・!!アリサちゃんっ!! 私はドクターのおしりにもキスマークを残 す。ドクターも負けじと私の太ももにキス マーク。 ドクターのアヌスを舌でつついてみる。 おしりの穴は私の舌に応えてぴくぴくする ・・・・・・んんっ・・ 前のほうから愛液がたれてくる。わたしの あそこからも愛液があふれてくるのがわか る。 私はドクターのおしりの穴のまわりをなめ る・・ ひゃふっ!!!な、なに・・・!? 私のなかに、何かが入ってきてる。暖かく って、太い、なにか。それはかすかに、私 のなかで動いてる。 ぁはあっ・・・・・・!! ふふっ、アリサちゃん、びっくりした? これは生体パーツよ。おちんちんなの。 ええーーっ!・・・あ・・でも・・・ 私がね、ちょっといじって 2つのおちんちんをくっつけてあるから一 緒につながれるわ。 ドクターのおしりは大半が私の愛液で濡れ てる。自分の愛液とドクターの汗を私は味 わう・・・ んふぅっ・・・・・・っはあっ・・・ ドクターの花びらは興奮でふくらんでる。 私の舌はそのひだの一つ一つを味わってく ・・・アリサ・・・・ちゃ・・ん・・・・ あああっ・・・!! 私はドクターの肉に隠れたあんまり大きく ないクリトリスを指でむきだして、舌の先 でつつくようにしながら時折包み込むよう に、なめる。 くはあっ!!ア、アリサちゃんんっ!! 私がドクターの割れ目をかわいがってると ドクターも私の割れ目に舌をいれてくる。 んっ、ん・・・・・ドクタあっ・・・あ、 あ・・・ なんか・・・男の子のものが私から生えて るって・・・変な感じ・・・・でも何かお もしろいな・・・・ 私は自分の股間から生えてるおちんちんを ドクターの割れ目の中に突き入れてみる。 あはああっ!!入って・・・来るうっ!! しびれたように腰から・・・力が抜けてく ・・・もう、イッちゃいそう・・・・!! 私は最後の力をふりしぼってドクターの中 におちんちんを突き立てる。 あはあああっ!!あ!!! い、くーーーーーーーっっっっっ!!!! 私のなかで何かがはじけて・・・・・・ それと同時に私のなかに熱いものがほとば しる。 ああああああああっっっっっッ!!!! おちんちんが二人の中を出入りする度に・ ・・・・・わたしとドクターのあそこはい やらしい音をたてる・・・。 あはっ!!あっ!いいっ!!あっ!!あ! ドクタああーっ!!すごいよっ!!ああん っ!!! 私は腰を動かしてお互いのおちんちんを抜 き差しする。その度に私は・・・おちんち んが・・・お互いの奥底にまで当たるのを 感じて・・・・・・ くんっ!あんっ!!あ、あぅんっ!! アリサちゃんっっ!!いいわっ!!あっ! あ!! ・・・・・・アリサちゃん・・・すごかっ たわ・・・もう・・くたくたよ・・・・。 私もです・・・・・だけど・・・あの・・ この精液みたいなの・・・、だいじょうぶ なんですか・・・? あ、それね。それだったら私は安全日だか ら・・ ええーーっ!!そんなあーーっ!! ふふっ、ウソよ。その精子は生きてないわ 生体パーツが精子を作ったら大変よ。 いやだなぁ、おどかさないで下さいよ・・ ニンシンしたら責任取って下さいねっ! ふふふっ、アリサちゃんなら喜んで!ほん とにニンシンさせちゃえば良かったかな? もおーっ、ドクターったらあっ! ・・・・・ま、それはおいといて、アリサ ちゃん、あなたの欲しかったものをあげる わ。PKー653、眼球の生体パーツだっ たわね。 ありがとうございますっ!! ・・・それより、モノでつっちゃってゴメ ンね。怒ってない? そんなこと・・だって、私もこんな変わっ た経験、初めてだし、すごく良かったです よかった。 アリサちゃん、そろそろ助手が帰って来る かも知れないわ。こんなとこ見られたらま ずいことになるわ。 あ、そうですねっ! ドクターの腕は細いけど柔らかく、それだ けで調和の取れた身体を想像させるドクタ ーは私のなすがままに任せている。 ・・・手強かったね・・。あたし、まさか こんな大きなバイオクラスタもいるんだっ て思いもしなかった! だけど、まだ戦いは終わったわけではない ですよね。 残念だけど、そうだよね。ポゼッショナー の本拠地を叩かないと! わ・・・私、解放されたの? あっ、プリム・・・、よね?大丈夫?何が 起きたかわかってる? はい・・・。私、自由になれたんですね! ・・・それが、まだなんです。今からポゼ ッショナーを追い払わないと。 そ・・・そうですか・・・・。だったら、 早くやって下さい。もうこれ以上操られな くて済むように・・・。あれ?私、日本語 を話してますね?ポゼッショナーに取り憑 かれるまでは一言も話せなかったのに。 ポゼッショナーとの意識共有の度合いが高 かったために起きた学習効果だとは思いま すけど・・・。プリムさん、もしかしてあ なたも取り憑かれていたときの記憶はあり ます? ええ。はっきりと覚えてます。思いだした くもないことがほとんどですけど。他の人 は覚えていないものなんですか? そうなんだよ。ね、だったらもしかしてあ なた・・・ その話はポゼッショナーを追い払ってから にしましょう!こんなに強力なポゼッショ ナーが復活されたんじゃ、たまらないわ。 そ、それもそうか・・・。 じゃあ、このプリムは私が解放するわ。い いわね? ・・ちょっと待って、ホンホア。・・・ど ういう事情があるのかわからないけど、今 のあなたって、いつもの冷静さが感じられ ないの。追い払うのに、そんな態度は危険 だと思う。私がやる。 ・・・・そうね。私、いまちょっと落ち着 きを失ってる。アリサ、あなたにまかせる わ。 ごめんね。じゃあ、プリム、今からあなた の中のポゼッショナーを追い払うわ。協力 してね。私はアリサっていうの。 はい、アリサさん。今の状態から抜け出す ためだったら、どんなことだって。 今からやることって、わかる? ええ・・・何となく。ポゼッショナーが避 けていたことですね? 私はプリムの冠に手を触れる。 すごく大きな宝石がついてるのね・・・。 ポゼッショナーは権力の象徴として何かが いると考えたみたいで、どこからかバイオ クラスタが持って来たんです。 私はプリムの冠にもう一度手をのばす。と ても細かい細工が施されてる。 プリムの冠は手にひんやりとした感触。だ けど見た目ほどは重くはないみたい。 プリムの顔だちは化粧もしてないのに化粧 したようにきれい。 とってもきれいな顔・・・。 そんなこと、ないですよ・・・・。 プリムの顔をなでながら私は言う。 このドレス・・・取っちゃおうか? プリムの顔は慣れないことに対してどぎま ぎしてる。 プリムって、かわいいっ。 私はプリムの顔をなでる。プリムちゃんは 薄目になって、気持ち良さそうな表情をす る。 私はそっとプリムのむねに触れる。 あっ・・・・。 プリムは身体を固くする。 私はむね全部をなでようと思ったけど、ド レスがじゃまで果たせない。プリムは感じ てきてるみたい。 プリムのむねの谷間に手を入れる。 あっ・・!! 私の手はむねの2つの膨らみに挾まれてる 固くならないで・・・身体から力を抜いて ・・・。私の手はプリムのむねをやさしく さすり上げる。 ん・・・・ふう・・・・・ 私はプリムの太ももをそっとなでる。 あ・・あんっ! プリムの太ももに鳥肌が立ってる。 うふっ、気持ちいい? プリムの太ももは汗で湿ってきてる。 あ・・・アリサさん・・・・・。 プリムは言葉少なに私のなすがままになっ てる。 ん・・・ああ・・・・・ だけどその反応から気持ち良くなってきた のがわかる。 プリムの太ももは柔らかく、私の手に吸い 付くよう。 私はドレスの上から、プリムの大切なとこ ろをなでてみる。 あん・・・ああっ! プリムはしなだれかかってくる。 かなり固めの素材で覆われてるから、プリ ムの大切なところの感じはあんまりわから ないけど、ゆっくりとさすってあげるとプ リムは確実に悦びの声をあげる。 あ、ああっ!ん・・・はあっ・・・・ 私はプリムと唇と唇を重ね合わせる。 ・・・・・・っ。 プリムの口からは、ミントのような香り。 プリムの真っ赤な唇と私の唇が今一度重な り合う。その一点にだけ神経を集中して、 長い時が流れる。 プリム・・・・・。 アリサさん・・・・・・・。 二人の口付けはいままでになく長く、そし て深いもの。 重ねて私はプリムと口付けを交わす。深く 深く。プリムと心の底から信じ合えるよう に。 二の腕の、肌が露出してる部分にキス。私 はそっと手袋をおろす。 プリムの腕を持ち上げて、脇にキス。 あっ・・・・・。 すべすべした肌が目に眩しい。 プリムの腕にキスマーク。白い肌にキスマ ークがくっきりと後を残す。 んん・・アリサさん・・・・・。 プリムが私の頬にキスしてくれる。 私はプリムの手を取って、騎士のようにそ の甲にキス。 あ・・あ・・あ・・・。 日に焼けてないせいか、その手はとても美 しい。 プリムのむねのふくらみにキス。 ん・・ふうっ・・・・・。 キスをプリムのむねの付け根にあげる。そ してそのまま回りにもキスの雨。プリムが 私を抱きしめる。 ああっアリサさんっ!! むねの谷間に顔をうずめてキス。プリムの 汗が私の舌に心地良く感じられる。 アリサさん・・・っ、私・・・たまんない っ! 細身の身体にしてはプリムのむねはかなり 大きい。私はむねの谷間を舌でくすぐる。 んはっ!ああん・・・・。 プリムのブーツを取って、足の指の間にキ ス。プリムの足は小さく、かわいい。 あっ、汚いですっ!! 汗の臭いもぜんぜんしないよ。 私はプリムの右足を抱きかかえてキスの雨 を降らす。プリムの足先がもじもじしてる はあっ、・・・はっ・・・・・・・。 私は太ももにもキスしちゃう。 んっ・・・はああっ・・・・・。 付け根のほうにキスするとプリムの身体は ぴくっと震える。 私はプリムのドレスをそっと脱がせる。ド レスを取るとドレスから香の芳醇な香りが 立ち込める。 私はプリムの腰の辺りに手を滑らせる。 あ・・・あん、あ、あっ・・・・ 腰から大切なところまで、おなかを通って 線をひくように愛撫。 あ、あ、アリサさん・・・・・! プリムの腰を抱きかかえ、私の身体と密着 させる。プリムの温かみが伝わってくる。 腕が私を抱きしめる。 アリサさん・・・・・っ。 プリム・・・・。 私は腰から背中へと手を伸ばし、プリムの 身体全部をなでまわす。 アリサさんっ、あ、いい、の・・・・。 プリムは身体をなまめかしくよじらせる。 私は白日の元にさらされたプリムのむねを 優しくもんであげる。 あ・・・あっ!アリサさんんっ・・・! プリムは鼻にかかった声をあげる。 プリムのむねをもんであげながら私はプリ ムの唇を奪う。 ん・・・アリサさん・・・・・いいの・・ ・・・。 プリムのむね全体をゆっくりと手を動かし て愛撫。プリムの身体全体に悦びが広がっ ていく。 私・・・気持ち・・・・・いい・・・・・ プリムの乳首をつまむようにして、何度も 何度も指先でさすり上げる。その度にプリ ムは小さく声をあげる。 あっ・・・あっ・・・あっ プリムのおしりを持ち上げるようにしてな で回す。 あああ・・・・あ、ああんっ! プリムの身体からは力が抜け切ってる。 プリムのおしりから大切なところまでをや さしく愛撫。おしりをなでる度にひっぱら れて開く割れ目からはパンティという邪魔 物がいなくなった分とめどなくきらきらと 愛液がこぼれだしてくる。 アリサさん・・・・・ああ・・・・・・・ プリムのおしりの割れ目にそって指を走ら せる。プリムは身体を持ち上げる力も無く してるけど、私の手はプリムの下を走り回 る。 ん、んっ。あ・・・ああっ・・・・・・ 私がプリムのおしりを持ち上げてゆっくり もむと、プリムの大切なところが開きぎみ になって、レース越しに奥のほうが見える あ・・・あんまり見ないで・・・・・。 プリムの付けているパンティは純白のレー ス。だけどすけすけなので大切なところを 隠す役割はまったくと言っていいほど果た してない。私はその上からそっと割れ目に そって指を動かす。 あんっ、そ、そこ・・・感じるの・・・。 私はバイブをゆっくりと動かしながらクリ トリスをくすぐる。 あっ!あうんっ!!あ・・はあっ!!! プリムの大切なところは愛液をこぼしなが ら私の目の前にむき出しになった。私はそ っと割れ目を開いてクリトリスをつまみ出 す。 あっ!!うああっ!!ア、アリサさんっっ ゆっくり、そしてやさしくわたしはそれを こねくり回してあげる。 プリムにはり付いたパンティの中に手を入 れて、大切な所をかきわけて穴の中に中指 を入れてみる。 ひっ!あっ!!あっ!! プリムの大切なところが私の指にからみつ く。 プリムの役に立ってないパンティのお陰で その上からでも充分に刺激をあげられる。 あ、あ、あ、あ・・・・・・! 愛液があふれてきて、パンティはプリムに 吸い付いて皮膚の一部のように見える。 プリムのうなじを犬みたいにぺろぺろなめ たげる。 ひ、ひあっ! うふっ、きれいなうなじ。 プリムのうなじには汗がにじんでる。私は 舌で汗をすくい取ってあげる。 あ・・・わ、私・・・・いい・・・・!! プリムの首筋にキスマーク。 あ・・・あぅんっ・・・・・あっ プリムのうなじを舌でかわいがってるとプ リムも私のうなじに舌を伸ばしてくれる。 ん・・・・・。 アリサ、さん・・・・・・・。 プリムの乳首を右と左、交互になめあげる うあああ・・・・・ん、ふあっ・・・・・ プリムのむねに舌で”の”の字を描く度に プリムは身体をよじらせる。 あっ!私っ!あっ!!・・・あっ! 私は乳首に軽く歯を立ててみる。 !!・・・あ、ああっ、す、すごいっ! プリムのむねのふくらみを舌でくすぐると プリムはどうしようもなくあえぎ声をもら す。 あっ!・・・んあっ!・・あうんっ!! 私は太ももの内側をなめ回す。特に付け根 の部分を重点的に。 あっ!はあっ!!ん、んんっ!! プリムの太ももには愛液が筋を作ってる。 私はそれを広げるように太ももをなめ回す んんっ!ん、ん・・・っはあっ!あっ!あ あっ!! 太ももの外側を舌先ですっとなめてあげる あんっ!アリサさんっ!! プリムの声はなめる所が太ももの付け根に 近くなる度に大きくなる。プリムの声は切 なく、そして儚げに響く。 私は透明なパンティ越しからプリムの大切 なところをなめてあげる。 アリサさん!あっ!!・・・あああっ!! プリムの大切なところが震える。 私はバイブのまわりにからみつくプリムの 大切なところをなめてあげる。 あ!あ!!あ!!! 私の舌がプリムの割れ目をパンティ越しに なめ上げる。その度に私の舌にはたっぷり とプリムの愛液がすくい取られる。 いっ!いいのっ!!あっ!アリサさんっ! 私は続いて恥丘の回りをなめる。プリムの 大切なところから愛液があふれ、透明なパ ンティをさらに透明にする。 ううんっ!あっ!!あっ! 私はその時オペレーターにもらったバイブ レーターのことを思いだした。私はプリム の最後の一枚を取った。 プリム・・・・・いくよ・・・。 私はバイブをプリムの大切なところにゆっ くりと入れる。 ひあああっっ!!くっ!!あっ、あっ!! すごいっ!!! 私はプリムの大切なところをバイブを使っ てかわいがる。 ああっ、私、イッちゃううっ!あっ!ああ ん!! そっと、だけど力強く私はバイブをつき動 かす。 プリム・・・・・・・・。 アリサさんんっ!あっ!あっ!!あああっ ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・くぅっ・・・・。 プリムは全身を一瞬こわばらせて、果てち ゃった。 プリムに入っていったバイブを私はゆっく りと回転させる。 ああっ!!すごい、すごいよおっ!あっ! 私、私・・・・・っっ!! みんな、終わったよ。 はーい。 お疲れさま。 今行くわ。 ・・・それで、話の続きなんだけど。 あ、そうでしたね。・・・・・私、香港か ら日本に渡ってきたんですけど、その理由 は日本に本拠地があるので、その防衛をさ せるためのようです。私、自分がやらされ た事は覚えてるんですけ。ポゼッショナー が何を考えていたのかまでは解からないの ではっきりとは言えないんですけど。 それで充分よ。記憶があるだけでも私たち にとってはすごく貴重だわ。 もしかして、その本拠地ってラボテック・ コーポレーションという会社の工場じゃな いですか? はい。そうだと思います。私はそこでバイ オクラスタをもらいました。そこでポゼッ ショナーはバイオクラスタを作っています 私、培養している所を見ました。 ・・・・いったい誰がバイオクラスタのよ うな生命体を創造できたんでしょう? さあ・・・。それまでは・・・・・。ラボ テック・コーポレーションでは人には会い ませんでしたから。 それで、その場所はどこなの!?知ってる ええ、はっきりと覚えてます。ここから少 し行った所に下水の入り口があるんです。 そこから地下に潜っていくんです。そして ずっと下って・・・230って表示のある 階まで降りました。そこにあるんです! 地下230階ねえ・・・。地図で示すこと はできそう? はい、できると思います。・・・・ええ、 だいたいこのあたりの真下になると思いま す! ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・まさか、スリット本部の真下にあっ たなんて、ね・・・・・。 ネドラ、ほかに近道はないか当たってみて はい。・・・・・だめみたいです。地下8 3階までは直通路や迂回路を使って降りて 行けますが、それ以上はデータにありませ ん。プリムさんの言った道が一番早いんだ と思います。 だったら・・・その道を行くしかないんだ ね。 そういう事になりそうね・・・。プリム、 この部屋から一人で外に出れるわよね? え?は、はい・・・。 それだったら急いで外に出て。ミンスキー 姉妹を保護しに来た係員があなたも保護し てくれるから。 あっ、そうなんですか。わかりました! じゃあ、あたしたちはどうするの? そうだね・・・このまま地下に直行ってわ けにも行かないし・・・。 一度本部に引き返しましょうか? そうね。それがいいわ。私達も出ましょう 私達は「女帝」の部屋を後にした。 ファイルが見つかりません。(%s) アリサ   ・・・・・・・・・・・・ ホンホア  全てが、終わったようね・・・・。 アリサ   そうだね・・・・・。       もう、この妖精の中に「タワー」は存在       しないんだ・・・・・。 妖精    ん・・・・・・? ネドラ   その妖精さん、「タワー」の容れ物として       だけじゃなく、意識があるみたいですね・・・。 ホンホア  「タワー」の計算ミスか、それとも、       こうなる事を考えた上での事か・・・       今となっては解からないけど・・・・。 ネドラ   純粋に、何もない赤子の状態ですね。 メリル   じゃ、あたしたちが色々教えてあげなきゃ! アリサ   そうだね・・・・・。 ホンホア  さ、私たちを待ってる人が居るのをわすれちゃ駄目。       戻りましょ、装甲車に。 ネドラ   そして、本部に。    ポゼッショナーにまつわる事件はこれで全て解決した。      だけど、私たちにはまだ課題が残されている。      「タワー」無しで暮らすこと、そしてもう一度      私たちの文明を見つめ直すこと・・・・・。      私たちの物語は、今から始まるんだ・・・・・。 終わっ・・・た? まだ・・。あの身体には、「タワー」の意 識が残ってる。 ポゼッショナーと同じ反応ですね。 今は一時的にちからがゼロになっている状 態です。しばらくすると復活しますよ。 じゃあ、とどめを・・・ 待って!何か言おうとしてる!! ・・・ふふ、理論的にはあなたがたに勝て るはずだったのに・・・。これが、あなた たち人類のちから・・・。 ・・・そういう事になるかな。 どうやら、やはり予定を早めざるを得なか ったあたりが敗因・・・・・。本来ならこ の対決は「私」が無数にいたはず・・・・ そして「感情」についても研究が終了して いたはずだから、ね・・・・・。 ところがそうはならなかった。 あなたの負け、よ。 そう、だな・・・・・。こうなってはもう どうしようもない・・・。・・・一つ、頼 みを聞いてはくれないか。 頼み・・・・・? これだけ色々やっといて頼み? 聞きましょ、メリル。 ・・・ふふ、そんなに難しいことではない 私を、消して欲しい。私のプログラムを消 したのと、同じ方法で・・・。 ・・・変わった頼みね・・・。 私自身で、理解不能だった「もの」を体験 してみたい・・・。有機体として、最後に 残った謎を体験してみたい・・・・・。 そうすれば思い残すことはない・・・。 もっとも、その「体験」が私を吹き飛ばす のだけれどね・・・・・。 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・わかった。やってあげる。 だけど、その身体・・・・・ 問題はない。基本的には反応も含めてヒト の女性と変わらない。この身体に入る時は 研究が終わっている予定だったから・・・ ・・。 そう。だったらだいじょうぶだね。 ふふ・・・・・アリサ、と言ったね・・・ ・・・ヒトは、死ぬと死後の世界があると いう・・・。プログラムは、どうなんだろ う・・・。プログラムにもそういった「何 か」があるのかな・・・・・。今まで、考 えたこともなかったことだな・・・・・。 私は彼女の羽根に触ってみる。 柔らかく、それでいて堅い、妙な手触り。 ふふふ・・それは空を飛ぶための物でもあ り、神経的な力を増幅させるもの・・・。 有機素材ではあるが、人類の身体からは 生成され得ないもの・・・・・。 羽根全体がぽおっと光を放ってる。触れる と暖かくなってる。 んん・・・もっと、私に触れて・・・・。 そおっと私の指は翅脈に沿って彼女の羽根 をなで回す。 ん・・・・ふうっ・・・・・。 私の指は、彼女の幾何学的な模様を描く翅 脈をなぞっていく。 アリサの、暖かさが流れ込んで来るよう・ ・・気持ちいいもの、ね・・・・・。 私は彼女の小さなむねに手を当てる。ゆっ くりともみしだく。 あ・・・はっ・・・・・乳首が、頭をもた げてくる。 あ、あああ・・・・・・・っ・・・・ 彼女の乳房は小さいながら、立派に性感帯 としての役目を果たしてる。妖精の身体が ぴくんと弾む。 私が乳首を指でもてあそぶと、徐々に、確 実に乳首は立ってくる。 い、いい、気持ち・・・・・・・。 身体が、熱くなって・・・くる・・・・・ 小さなむねの先の小さな乳首を指先で転が してあげる。 ん・・・この、感じ、なんだ・・・・・・ 皆が消えていった・・・のは・・・・・。 私は彼女の幼い、というより小さな足を撫 でながら聞く。 一つだけ、教えて・・・。あなたは、なぜ 女の子にしか取り憑かなかったの?人間に は男だっているんだよ。 子供、という形で自らの複製を産み出すの は女性・・・。男性は人間の遺伝子混合の ための媒体に過ぎない・・・。私は最終的 には雌雄同体の生命体を創るはずだった・ ・・。それに必要なものは、女性だけ・・ ・・・。 そうだったの・・・・・。 私は5本の指先全部を使い、彼女の足をな でてあげる。 あ・・・ぁあっ・・・・・・・ 彼女は優雅に、かつ可愛らしく反応する。 太もものあたりに手を触れると彼女は驚い たように身体を震わせる。 気持ち、いい・・・? ん・・・・・ぁ・・・・・・ 気になっていた謎が解けた私は、更に念を 入れて彼女の足をなでまわす。 ん・・・・・・・ 彼女は弱々しく身悶えする。 彼女の割れ目に、そっと手を伸ばす。 んっ・・・はあっ!! ぴくん、と身体が揺れる。彼女のものは、 人間のものと変わりないみたい。 手で割れ目を包み込むようにして、中指全 体を使って割れ目をくすぐってあげる。す ぐにくちゃ、くちゃっと音がし始める。 ん・・・く、あああ・・・・・っ 彼女の割れ目は、人間と変わりなく私の指 に暖かくまとわりつく。愛液もゆっくりと 吐き出してるよう。 あぁ・・・・・これが・・・気持ちが・・ ・・・・い、いっ・・・・・・。 彼女の割れ目に指をうずめてみる。そして 穴の表面を撫で上げてあげる。 う・・・ぁはあ・・・っ、あ・・・・・っ っ!!ぬるりとした液の感触。濡れてきた みたい。 私の指先は、割れ目をまさぐってクリトリ スの膨らみを見つけだす。指の腹で、優し く触れてあげる。 ああっ!か・・身体に・・・電気が走った ・・・みたい・・・・・っ・・・!! 私は彼女の唇を奪っちゃう。そのまま私は 彼女の口の中に舌を差し込む。 ん、んん・・・っ、ん・・・・・ ドラキュラみたいな牙。彼女の舌も私を求 めて動く。 私は自然に彼女の唇に吸い寄せられちゃう 彼女とのキスは、ファーストキスを思い出 させる。 ん・・・んふっ、んん・・・・・二人の唇 は、透明な糸を引いて離れる。 もう一度、唇を奪う。妖精の唾液が甘く口 の中に広がってくる。 ん・・・ふっ・・・・ん・・・・・ 彼女は目を閉じて、精一杯私のキスに応え ようとしてる。私も彼女の期待に応えるよ うに、舌を動かす。 ん・・・ふぅっ・・・・ 吐息がもれる。 つつっとうなじにキス。 ぁはっ・・・・・ 彼女は小さな声をあげる。 私は彼女を抱きかかえ、うなじにキスしち ゃう。 あ・・・ぅんん・・・っ! 彼女が私の中で、軽く身悶えする。 私はうなじにキスしちゃう。何度も、何度 も。彼女の首筋にたくさんのキスマーク。 んんっ・・・あ、ああっ・・・・・。 もう一回、うなじにキス。今度はキスマー クを残しちゃう。 ああんっ・・・!! か細い腕が、私の腰に回される。 私は彼女の可愛いむねの膨らみを舌先で堪 能しちゃう。 ふ、あ・・・あぁ・・・・・。 彼女の口から思わず声がもれる。 鎖骨とむねのふくらみの間にキスマークを 付けちゃう。彼女の乳首が、私の頬に触れ る。 ん、あん・・・・・っ! 蚊の鳴くような声が洩れる。 ほんとに、素敵な身体だね・・・・・。 ぅふ・・あ、ん・・、ありがと、う・・っ 乳首の先を舌先でつついちゃう。彼女は羽 根を震わせて悦びを表現する。 私は乳首を口に含み、ていねいに可愛がっ てあげる。乳首がゆっくりと立ち上がって くる。まだまだ勃起しそう。 あ・・・あああ・・っ、いい・・っ、あ。 ああ・・・っ・・!! じん・・じん・・・・する・・・・っ!! 割れ目の上に優しくキス。太ももが顔を挟 む。 私はほとんど見えないクリトリスに、包皮 の上から強めのキス。 ひんんっっ!! 彼女は今まで味わったことのない「快感」 に、とまどいながらも素直に反応してる。 ぴったり閉じた割れ目をそっと広げちゃう パールピンクに輝く割れ目の内部。それを 愛液が飾り付けてる。私は小陰唇のひだに キスしちゃう。 んはあっ!! 割れ目はすぐに閉じようとする。 私は会陰にキスしちゃう。 ん・・は、ああっ・・・あ、ん・・・・・ っっ 甘く、塩辛い愛液の味。ぴったり閉じた割 れ目からしずくが新たに零れだす。 今度はそおっと割れ目を広げて、パールピ ンクの割れ目の中にキス。 ひはぁんっっ!! 彼女の割れ目は早くも愛液をつむぎ出して る。 私が理解できなかった物って・・・こんな に素敵なもの、だったの、ね・・・・・。 さあ、もっと・・・・、お願い・・・・。 私は彼女のむねからつんと突き出した乳首 を力強い動きでもみしだく。 ん・・・く・・・・・ん・・・っ・・・ 快感に耐える声がこぼれ出す。 ああーーんっ、ああ、あああーーんっ!! 彼女の反応は今までになく激しくなってき てる。身体が跳ね、足が私の腰に回される 私は両手で彼女のむねを覆い、指先で乳首 を転がしてあげる。 ん・・・・ふっ・・・・ むねの間を汗のしずくがすっと流れ落ちて いく。 痛みはすぐに快感に変わるよ・・・ 私の指は2つの乳首をもてあそぶ。彼女の 身体は間違いない芸術品。その身体が初め ての体験に私の下でひくひくしてる。 可愛らしく突き出した乳首に人差し指と親 指を使って快感をあげちゃう。そうしなが らも私の残った指は彼女のむねの膨らみを 間断なく可愛がる。 んっ・・・んっ・・・ん・・・・・・・・ 彼女のむねを手で包み込み、手のひらでむ ね全体に柔らかい刺激を送り込む。 あはぁっ、あ・・・・・・ 彼女の身体は私あ愛撫を完全に受け入れて る。 ん・・ふぅ・・・・ん・・、あ・・・・・ 私の手は休むことを知らず、彼女のむねの 2つの膨らみを強く、優しく愛撫する。 んんっ・・・! 私が太ももにそっと手をやると、彼女はぴ くんと身体を震わせる。初めての経験への 脅えが残ってるんだろうな。 私は太ももに愛撫の場所を変えながらも初 めて異物を受け入れた割れ目にも愛撫を続 ける。 ひはあっ!ああ、あ、ああっ!!! 彼女の身体から、悦びの波動が溢れ出す。 何もマクまで付けなくても良かったのに・ ・・。 私は太ももを愛撫しながら話し掛ける。 理解・・できないものは・・取って・・ おいたから・・・・・ 痛みのためか、目に涙をためて答える。 私の指は、至上の美しさをたたえ、なおか つその中身に究極の知性を携えた彼女の太 ももを走る。 ああ・・・何も・・・かんがえ・・られな い・・・・・ 身体がうねり、羽根が震える。 ああっ・・はぁっ、ああ・・・・・・・ 太ももを優しく愛撫してあげると彼女の腰 がせり上がってきて愛液で輝く処女の割れ 目に光が当たる。 さ、身体だけでなく、こころも開いて・・ ん・・ふ・・・・・ぅん・・・・っ 脅えたような視線でこちらを見つめてた彼 女はひきつった様な笑みを浮かべる。 私は彼女のしっぽをそっと持ち上げてほお ずりしながらなで回す。 しっぽは・・・どうして付いてるの? 飛ぶときにバランスを・・取るため・・・ あっ! しっぽを愛撫されるのも気持ちいいみたい 私は両手で彼女のしっぽを撫で上げちゃう それと同時にしっぽの付け根を舌で愛撫す る。 い、あ・・・うんんっ・・・・っ!! しっぽが震え、彼女の身体も震える。 私は彼女の緊張を和らげてあげるために しっぽを優しく撫で上げる。 ん、あ・・・・・・・・ しっぽが前のように揺れ動き出す。 彼女のしっぽは哺乳類のものというより爬 虫類のものに近い。だけど、しっぽは温か く体温を伝えてくる。 はあんっ・・んっ・・あ、ああ・・・・・ ああっ、あ、はぁっ・・・あ、あ・・・・ 私はしっぽの付け根の部分を、丹念に指先 で愛撫したげる。ぷるんぷるんとしっぽが 震えて可愛い。 私はしっぽを付け根から先まで優しく撫で さする。 あ・・・はんっっ! しっぽが手の中で揺れる。 私は、彼女が頬を赤らめながらも隠さずに さらけ出した割れ目にそっと触れる。 あっ!・・・・・・ん、ふぅっ・・・・! 彼女の割れ目はネドラよりも小さめ。身体 自体小さいからこうなってるんだろうな。 私はバイブを押さえながら、バイブに押さ え付けられて歪んだ大陰唇の膨らみを撫で さする。 ああっ!!・・・ん!・・ぁ!ああ!! 割れ目の回りは愛液でぬるぬると滑りがい い。 私が愛撫を加えるたびに、彼女は身体じゅ うをよじらせる。私はバイブを回してあげ る。 ひゃひっ!!!あ、あぁ・・・・・・・・ 彼女の無残に広げられた割れ目。私は肉の 中に埋もれたクリトリスを優しく掘り出し 指先で愛撫する。 ひ!はぁ、あ、あ・・・・・っん!! もっ・・・と・・・もっと、やっ・・・て ・・・・・・ 私は割れ目に親指を沿わせるように入れて 人差し指でひだを挟み、愛撫したげる。 あ!あああああっっっっ!!! 私はクリトリスを隠す皮をそっと持ち上げ る真珠のようなクリトリスが愛液にきらり と光る。私はそれを指先でつまみ上げ、マ ッサージしちゃう。 ひ!はぁぁああんっっっ!!! 彼女の身体が強すぎる刺激に踊る。 んくっ・・・・・ 私は割れ目を少し強めに広げてみる。小さ な穴がひくひくしながら口を開ける。その 中には処女のしるしのひだが微かに見える 彼女の端正なほおにキスして、そのまま舌 先で顔のラインをなめてあげる。 んふっ、アリサの舌・・・暖かい・・・。 彼女の顔に笑みが浮かぶ。 ああっ、あああーーーーんっ! 私は声をあげる彼女の口をふさぐ。舌と舌 が溶け合うように重なる。2つの舌がお互 いの奥にまで潜り込む。 私は痛みに寄った眉の間を舐めてあげる。 私の舌が通ると彼女のしかめ面は嘘のよう に消えていく。 ・・・・・・・あぁ・・・・・ン・・・・ 私は彼女のあごの裏をなめちゃう。か弱そ うなあごのラインを越えて私の舌は柔らか いうなじのラインに突き当たる。 ・・・・・・・・んっ、んん・・・ 私の舌は彼女の額を責める。人間よりも艶 やかで光沢をたたえた髪が緩やかに波打つ あ・・はあっ・・・・・ 彼女の吐息が私の胸元にかかる。 私は彼女の顔をはなれ、特徴的な耳にそっ と歯を立てる。 ん・・・・・っ 私は耳を続けて可愛がっちゃう。 ああんっ・・!! 私が乳首を口に含むと、彼女はまるで子供 のむずかるような声をあげる。乳首が口の 中で小さく震える。 ああっ、ああっ、ああああっっっ・・・・ 乳首を可愛がった後、私は舌を脇に進めて 彼女のむねの膨らみと肩のラインを楽しん じゃう。彼女の身体は、バイブの振動に合 わせて動いてる。足先からむね、そして羽 根へと連なる動きは私まで欲情の虜にしち ゃう。 乳首の先からおへそまで、おへそから今度 は反対の乳首に私の舌は駆け巡る。 ひゃぁ・・・ああっ、んっ、あはぁ・・・ ・っ・・・・ん、ん・・・・・・ん・・・ 私の舌は、彼女のむねの形をゆっくりと、 余すところ無く動き回る。手で愛撫するよ り、彼女の身体の美しくも可愛いラインが わかる。 ん、んん、んんん・・・・っっっ!! 彼女の乳首をしゃぶってあげる。ピンク色 の乳首が少し赤みを増す。もう一度、ちょ っと強くしゃぶっちゃう。彼女の乳首は更 に赤みを増してくる。 あ、ああっ・・止めないで・・・・っ!! 私は乳首を思う存分可愛がった後、乳房全 体をゆるやかなカーブに沿って舐めてあげ る。 ひぁあ・・・・っ、すてき・・・・・っ! 彼女の小さな身体が快感に打ち震える。 私は彼女のおしりの山を、頭を下に差し込 んでゆっくりと舐め回す。 あ、ああああんんっ!! 彼女の腰から力が抜け、私の顔におしりが のしかかる。 彼女のおしりと、しっぽのつながる狭い領 域から始めて、そこからおしりの谷間を下 りおしりの穴、そして会陰へと舌を進める あ、あふぁあんっっ!!あん、ん、っっっ っ!! 彼女の身体は狂おしいまでに蠢いてる。 彼女のおしりと、太ももの付け根までを私 のキスマークで埋め尽くしていく。 い、いはああっう、あ、あああああんっっ !! 彼女の股で、私のバイブが淫らな踊りを踊 ってる。 ひあっ!!く、あ、ん、あぁぁ・・・・っ 私は彼女の割れ目で蠢くバイブに手で動き にバリエーションを増やしてあげながら、 会陰に舌を這わせる。バイブが私の頬に当 たっちゃう。 私は彼女のおしりの内側にキスマークを付 けちゃう。 あぅ・・・あっ! その上を愛液がゆっくりと横切り、おしり の先でしずくを作り、床へと落ちていく。 おしりの谷間には、割れ目から溢れだした 愛液が情欲の輝くラインが引かれてる。 私は舌先でそのラインを忠実になぞっちゃ う。 あ、あああんっ!!! ラインはすぐに新たな愛液で引き直される 彼女のおしりの穴の上にそっと舌を走らせ る。 ひぁんっ! ぴくん、と腰が引ける。私は太ももを抱き かかえ、逃げられないようにしておしりの 穴にキス。 ああっ、い、あ、ぁぁんっ!! 彼女の身体は汚れ一つ無い。もちろん、割 れ目だって例外じゃない。私はその割れ目 にそおっと舌を挟み込んで、上下に動かす んくぅ・・・っ、ぅぁぁ・・・・・ 私は彼女の割れ目とディープキスを続ける 私は太ももを抱きしめながら、クリトリス を剥いて舐め上げる。ゆっくりとバイブを 動かすとクリトリスにも当たる。私はバイ ブと舌と指とで、クリトリスを可愛がって あげる。彼女の声はもう悲鳴のよう。 あんっ!!ぅあああんっ!! い、は、ああああっ!!ん、んんんんんー ーーーっ!! 彼女の足が私の腰をしっかり抱きとめる。 腕が、私の頭を抱きしめる。しっぽがぴん と立つ。私はバイブを空いた手で乱暴なほ どに突き動かす。 ああっ!!ああ、あああああっ!!いっ! はぁっ!あ!!あああああーーーーーーー っっっっっ!!! 彼女の羽根が飛び立つ時のように広げられ て・・・一瞬、私は彼女の快感、そして思 考が羽ばたくのを感じる。彼女の身体から 力ががくん、と抜ける。しっぽがぐったり と地面に落ちる。 妖精・・・彼女は、イっちゃった。 バイブを少し引きだすと、彼女の割れ目か らピンクの部分がバイブに絡み付き剥き出 しになる。私はそうして彼女のピンク色の 部分をなめてあげる。バイブで張り詰めた 割れ目が少しでも楽になるように。 はぁっ、ああっ、んっ、あ、あ・・・っ・ ・・・・ 彼女は切なそうな表情を作る。 私は、まだ血のにじむ割れ目をやさしく舐 めてあげる。親猫が、仔猫を慈しむように ・・・。 んんっ、んっ、んは、は、は・・・・・・ あまりにもきっちりしたサイズなので、ま るでバイブが彼女の下半身から生えてるよ う。 私は緩やかに割れ目を広げて、用心深く彼 女の中に舌を差し込む。 あ!あ、ああーーんっ!! 狭く、熱い穴の奥から愛液が溢れ出し、私 の舌を埋め尽くし、口の中に広がる。ネド ラより狭いかも知れないけど、これだけ感 じててくれればだいじょうぶ・・かな。 んふ、あ、ぅあんっ・・・!! 妖精の口から甘い吐息がもれる。私はクリ トリスを責めちゃうことにする。クリトリ スを隠す皮は、人差し指で押すだけで剥け て彼女の真珠をさらけ出す。乳首よりも優 しく、それを転がす。 あ!んんぁあーーーーー、ぁ、あ、あ・・ ・・っ!! 私はバイブを取り出したけど、ためらっち ゃうこんな太いもの入れちゃって、いいの かな・・・。 それを・・・入れる、んでしょう・・・。 お願い、入れて・・・・・。最後まで、味 わってみたい、から・・・・・。 本当に、いいの? 彼女がこくんとうなずく。私はそっとバイ ブを舐める。そうして彼女の割れ目を片手 で広げる。 じゃあ・・・いくよ・・・・。 私は穴にバイブを当てがい、ゆっくりと挿 入してく。 く・・・ひっ!!! 妖精の顔が痛みにひきつる。割れ目から血 がにじみだす。だけどバイブはまだ頭の部 分しか入ってない。 い、いい、から・・・・最後まで・・・入 れ、て・・・・・・。 彼女の決心が堅いのを見て、私はバイブを 更に押し込んでいく。 んっ、んんん・・・・っっ!!! たっぷり愛液で湿っているはずなのに抵抗 が大きくバイブはなかなか入っていかない 力を抜いて・・・・・ ん、く、あああ・・・・・ 少し、バイブをねじってみる。 ひはぁあっ!! バイブの角度を戻して、奥に押し込む。 あ、あはあああああっ!!!! 奥の肉壁にまで、届いたみたい。 すぐに、気持ちよくしてあげる・・・ 私はそおっとバイブを動かす。 ひっ!!あ、あああ・・・・・っっっっ! ゆっくりと、何度も、何度も。 私がバイブを抜き差しする度に、くち、く ちゃっと音が響く。それと同時に彼女の割 れ目から愛液がこぼれだす。 んんっ・・あ、あ、あ・・・・・・・ バイブの表面は愛液でぬるぬる。 私はいきなり強くバイブを動かしてみる。 ひあああっ!!こ、壊れるうっっ!!! 愛液が吹き出すように漏れだして、彼女の 身体とバイブを濡らしちゃう。顔がいきな りの衝撃に歪む。だけど、その表情は悦び に満ちてる。 こ、これが・・・・あ、ああっ・・・ 言葉は形作られる前によがり声に変わる。 私はバイブを優しく、時には乱暴に回し、 押し込む。身体が悦楽に踊りだす。 私はゆっくりとバイブを回したり、抜き差 ししたりしてあげる。 ああっ、あ、く・・・・・・・ 彼女の力が少しづつ抜けて、バイブが少し だけ動かしやすくなる。だけど、きついこ とに変わりはない。 私の・・・中、が・・・・いっぱい・・・ ・・・・ 私はバイブのスイッチを中に入れる。 あ、あああああっっ!!わたしの・・中で ・・動く・・・ぅっ!! 身体じゅうに震えが走る。 ・・・・・・・・・ 全てが、終わったようね・・・・。 そうだね・・・・・。もう、この妖精の中 に「タワー」は存在しないんだ・・・・。 ん・・・・・・? その妖精さん、「タワー」の容れ物として だけじゃなく、意識があるみたいですね・ ・・。 「タワー」の計算ミスか、それとも、こう なる事を考えた上での事か・・・今となっ ては解からないけど・・・・。 純粋に、何もない赤子の状態ですね。 じゃ、あたしたちが色々教えてあげなきゃ そうだね・・・・・。 さ、私たちを待ってる人が居るのを忘れち ゃ駄目。戻りましょ、装甲車に。 そして、本部に。 ポゼッショナーにまつわる事件はこれで全 て解決した。だけど、私たちにはまだ課題 が残されてる。「タワー」無しで暮らすこ と、そしてもう一度私たちの文明を見つめ 直すこと・・・・・。私たちの物語は、今 から始まるんだ・・・・・。 《 製作スタッフ 》 製作指揮 松本 尚也 企画 今長 敏 古美 明 脚本 今長 敏 キャラクターデザイン/メカニックデザイン こみ あきら モンスターデザイン まっつぁ 古美 明 作画監督 こみ あきら 原画 古美 明 今長 敏 まっつあ チーフピクセルペインター 藤生 靖久 ピクセルデザイナー 藤生 靖久  森下 欽也  小林 真   松原 達也  佐藤 幼   山盾 法隆  今長 敏   こみ あきら 背景 古美 明 今長 敏 ???? まっつぁ 編集 山盾 法隆 音楽 梶原 正裕 HUMI メインプログラム 山盾 法隆 プログラム 山盾 法隆  銀 河  デバッグ 山盾 法隆   銀 河   今長 敏   藤生 靖久  こみ あきら 製作・著作  クィーンソフト @ 1994 QUEEN SOFT